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 2017年10月25日、Ryu-SEI GAP(「龍谷大学 政策学部 Glocal Action Program」)3年生成果報告会を開催しました。

 Ryu-SEI GAPとは、地域の課題解決に取り組むプロジェクト(Ryu-SEI GAP 運営委員長 深尾昌峰 准教授)で、伏見いきいき市民活動センターの管理をしている有限責任事業組合まちとしごと総合研究所と政策学部が協定を締結し、政策学部生約100名が正課外活動として取り組んでいます。

 報告会では、4チームの学生が3年間取り組んできた活動成果や今後の課題についてプレゼンを行いました。活動内容の詳細のみならず、どのような思いで取り組んできたのか、どのように地域の方々と関わってきたのか、自分たちの取り組みが地域に変化を与えたのか、さらには伏見区以外でも地域課題の解決モデルになりうるのかなど、これからの展望や今後の課題が報告されました。加えて、これから活動を引き継ぐ1,2年生へ向けて熱い思いを語りました。また、各報告後には、参加した学生から感想や提案、指摘など、発表したチームへのフィードバックが行われました。

 これからは2年生が中心となって、Ryu-SEI GAPの活動をすすめていきます。今年度は、1年生が3チームを発足させて新たな地域課題への取り組みを始め、Ryu-SEI GAPの取り組みは9プロジェクトとなりました。先輩からの思いを引き継いでさらに発展させるべく取り組む学生たちにご期待ください。

【3年生成果報告会 報告チーム】
・伏見わっしょい新党(メンター教員:奥野恒久 教授
  活動目的:伏見の有機無農薬野菜を広め、農家と消費者のつながりをつくること
・Local Activities(メンター教員:大石尚子 准教授
  活動目的:地域の高齢者のつながりを取り戻し、新しいやりがい、生きがい、居場所をつくること
・まなサポ+1(メンター教員:的場信敬 准教授
  活動目的:家庭による子どもの教育格差を解消し、伏見区の貧困の連鎖の解決
・Project.F(メンター教員:深尾昌峰 准教授
  活動目的:伏見のイベントや市民活動の情報発信をサポートすることで、地域の人々に伏見のよさを知ってもらい誇りをもってもらうこと

※政策学部公式Twitter「せいさくん」で、Ryu-SEI GAPをはじめとする政策学部の正課・正課外の活動をタイムリーに発信中です。あわせてご覧ください。


これまでの活動内容などについて3年生がプレゼンした


3年間の活動を通して、行動力やコミュニケーション力だけでなくプレゼン力も大幅に伸びた


和顔館アクティビティホールには卒業生や4年生らも駆けつけ、満席となった


発表後の質疑応答では、メンター教員から、活動の本質に関わる指摘や質問を受けたり、次年度へのアドバイスを受けた


3年生の先輩たちの発表に真剣に耳を傾けるメンバー


感想や指摘を付箋に書き、発表者へのフィードバックが行われた


経済学部では、10月25日(水)のお昼休みに、1年生の授業内ピア・サポーター新規登録者を対象とした「授業内ピア・サポーター研修」を行いました。

今年度の1年生は、前期の入門演習で実際にピア・サポーターによる授業内支援を受けた学生であり、「次は自分が後輩の支援をしたい」という気持ちを持って20名以上が研修に参加しました。

研修では、まず上級生ピア・サポーターと1年生ピア・サポーターがグループを作り、自己PRを行いました。上級生の発表を参考に1年生が発表し、お互いを良く知る機会となりました。

その後、上級生がファシリテーターとなり、「ピア・サポーター制度をより良くするには」、「推薦合格した受験生が入学前に知りたいこととは」といったテーマを中心にブレインストーミングを行い、1年生ピア・サポーターを中心にアイデアを出し合いました。

今回研修に参加した1年生ピア・サポーターは、12月に実施予定の平安高校生を対象とした入学前教育プログラムにおいて初めてピア・サポーターとして活動する予定です。高校生に一番距離が近いピア・サポーターとして、入学前の高校生をしっかりと支援することを期待しています。

経済学部では引き続き、授業内ピア・サポーター制度を活用した学部教育の充実に積極的に取り組んでいきます。





第15回角川財団学芸賞を受賞した松居教授

国際学部国際文化学科の松居竜五教授が『南方熊楠――複眼の学問構想』により、第15回角川財団学芸賞を受賞しました。

角川財団学芸賞は、アカデミズムの成果をひろく一般読書人・読書界につなげ、知の歓びを共有するとともに、研究諸分野の発展に寄与することを目的として平成15年に設立された賞です。文学・歴史・民俗・思想・宗教・言語等とその周辺分野、あるいは、それらを広範・多義的にテーマとし、高レベルの研究水準にありながら、一般読書人にも読まれうる個人の著作が対象となります。

授賞式は12月13日(水)にホテルメトロポリタンエドモンド本館にて行われます。

■松居教授のコメント
この本は様々な研究者と協力しながら、和歌山県田辺市の旧邸を中心におこなってきた約25年間の資料研究の成果をまとめたものです。こうした長い期間にわたる研究を、このような形で評価されたことを大変嬉しく思います。
南方熊楠については、伝説的な逸話や、超人的な活躍がよくとりあげられますが、論文では常に先行文献を明記し、実証的な研究手法を重んじた学者です。その上で、近代科学の限界を乗り超えるための学問構想を作り上げた。だから熊楠の研究も、まずは資料をきちんと読解した上で、実証的な方法に基づかなければならないと考えています。
大学院生の時に熊楠に興味を持ってから約25年。その一つの集大成を今回まとめることができましたが、研究は一つの面がまとまると必ず新たな展開を迎えます。熊楠について、今までは「海外での学問形成」についての研究が中心でしたが「それを日本でどのように活かしてきたのか」という面について関心があります。熊楠は日本だけにおさまらない人物。海外の研究者とも協力して、多面的な研究を進めていきたいと考えています。


受賞作『南方熊楠 複眼の学問構想』(慶應義塾大学出版会、2016年12月刊)

■南方熊楠について
1867年5月18日、和歌山生まれの博物学者、生物学者、民俗学者。
東京大学予備門を中退後、19歳から約14年間、アメリカ、イギリスなどへ海外遊学。英語、フランス語、イタリア語、ドイツ語、ラテン語、スペイン語に長けており、国内外で多くの論文を発表した。漢文の読解力も高く、古今東西の文献を渉猟した。性格が奇抜で人並み外れたものであるため、後世に数々の逸話を残している。

■角川財団学芸賞の詳細はこちら
http://www.kadokawa-zaidan.or.jp/kensyou/gakugei/

■本件に関するお問い合わせ先
龍谷大学国際学部教務課 075-645-7895


10月19日(木)に、本学ボランティア・NPO活動センター主催の「夏季海外体験学習プログラム報告会」が開催されました。

本プログラムは、海外でのボランティア等に関心のある本学学生を対象として実施しており、貧困・福祉・環境問題など様々な課題を抱える国を訪れ、その現状に触れながら現地のNPO・NGOなどと交流を通じて学びを深めることができるプログラムです。

今回は、経済学部の島根良枝准教授によるコーディネートで実施したインドへのスタディツアーについての報告がなされました。

 〇インド「教育NGOの活動事例を通じて、インドの経済成長と社会発展について学ぶ9日間」5名参加

本報告会には島根准教授のゼミ生も参加し、他学部生によるスタディツアー報告に対して興味深く耳を傾けていました。





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