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経済学部では、7月26日(水)の3時限目に、「授業内ピア・サポーター研修」を行いました。

これまで、外部講師を招いた研修はたびたび実施してきましたが、今回は初めて、ピア・サポーター自身が考えたプランに沿って研修を進めました。以下に内容をご紹介していきます。

まずは「アイスブレイク」です。今回の研修は、9月から初めてピア・サポーターに就任する学生を含んでいますので、各班に新人を1人ずつ入れて、まずはお互いの雰囲気をほぐす必要があります。

数人が模範的な自己紹介を行った後、「パスタ・タワー」に取り組みました。これはパスタ数本とテープのみを使って、できるだけ高いタワーを班ごとに作るというゲームです。中にはパスタを天井から吊ろうとするなど、ユニークな試みも出ました(今回は失格としました)。

この「アイスブレイク」は初対面同士の緊張をほぐし、その後の共同学習を円滑に進めるために不可欠な作業です。「ともに学ぶ」雰囲気を醸成することで、思わぬアイデアが飛び出すこともあります。

次に、「入門演習の反省と基礎演習Ⅰへの取り組み」を各班で考察した後、学生の講師による「エクセル講習」も実施しました。

その後の外部講師による研修を含めて、半年間の活動の総括と、今後の抱負を考える機会となりました。

経済学部では引き続き、授業内ピア・サポーター制度を活用した学部教育の充実に積極的に取り組んでいきます。


授業内ピア・サポーターに関する教職員のFD研修会と学生向け研修会を開催

授業内ピア・サポーターが入った授業風景(1)








経済学部では、専攻科目「地域活性化プロジェクト 京都ものづくりⅠ」(担当:松岡憲司経済学部教授)を開設し、龍谷大学、京都老舗の会、京都府が連携して老舗の経営者の方々を特別講師に迎え、毎年度、連続講義を行っています。

今年度は、4月13日(木)から6月1日(木)にかけて、(株)阿以波【京うちわ】、(株)井筒【法衣、神職装束】、西河(株)【京すだれ・京竹工芸】、(株)森本錺金具製作所【宗教用具】、(株)瓢亭【料理】の老舗経営者の方々からご講演をいただきました。その後は、老舗企業のお店や工房を訪問し、京都の老舗企業、伝統産業がなぜ永年にわたり事業を継続してこられたのかを学んできました。

7月27日(木)は、これまでの授業の成果を発表する成果報告会を行いました。
各グループで、老舗企業の直面する課題への解決策を提示するという視点で発表(日本酒製造や京友禅等)を行い、連携している京都府の染織・工芸課の方からもコメントをいただきました。その後、質疑応答や意見交換を行いました。
各グループの研修成果は、最終的に報告書の形にまとめていきます。

「京都老舗の会」とのコラボレーション講義を開催






7月28日(金)3講時目・4講時目に、2年次後期に留学を控えたグローバルスタディーズ学科2年次生を対象に、留学座談会を開催しました。
この企画は、グローバルスタディーズ学科1期生(3年次生)が、自らの留学体験を後輩に伝え、留学生活をより良くしてほしいという思いから提案し、実現したものです。
それぞれの留学先の大学紹介をした後、行き先大学毎に分かれたグループでは、留学のことやゼミでのことまで、学生同士交流を深めました。

グローバルスタディーズ学科では、縦、横の関係だけではなく、ナナメ(上級生)の関係を持ち、お互いに学びの支えとなるよう、メンター制度※を設けています。今回の座談会でもメンター(留学経験者)がメンティー(2年次生)の留学等の相談に乗ったことで、留学への不安や疑問点が解消されたと講評の声がありました。
今後もこのようなナナメの関係を深められる企画をしていく予定です。

※メンター制度とは、グローバルスタディーズ学科が設けている、下級生4名(メンティー)につき、上級生2名(メンター)のペアで学習相談や学生生活相談ができる制度。



 2017年7月21日(金)に、大学院経済学研究科のアフリカからの留学生2名(モザンビーク、ケニア)、中国人留学生1名と経済学部の西川芳昭ゼミ7名による日本語での交流会を開催しました。

 アフリカからの留学生2名は、独立行政法人国際協力機構(JICA)が2014年度から実施している「アフリカの若者のための産業人材育成イニシアティブ(ABEイニシアティブ)」プログラムによる受入留学生3期生で、2016年9月に修士課程へ入学しました。
 同じく9月に入学した中国人留学生1名(博士後期課程)を含む3名は、英語による講義・研究指導を受けるとともに、日本語学習歴がないことから、日本語も一から学んでいます。

 今回の交流会は、留学生3名が入学後4ヵ月間の日本語学習の成果を実践する場として設けられました。
 前半は、留学生がスライドを用いて日本語によるプレゼンを行い、その後、日本語、英語を織り交ぜた質疑応答がなされました。後半は、3名の留学生を中心に3つのグループに分かれて、それぞれのグループにおいて活発な交流が図られました。


留学生3名(左から、ケニア、モザンビーク、中国より)


日本語によるプレゼンの様子


グループでの活発な交流


交流の記念に


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