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2022.05.19

龍大農・短大×不二製油㈱「プラントベース素材の魅力開発プロジェクト」キックオフレクチャー実施!

 2022年5月19日(木)より、企業と連携した製品開発プロジェクト「プラントベース素材の魅力開発プロジェクト」(正課外活動)を始動します。2016年度に始まった本プロジェクトですが、2022年度は、不二製油株式会社様のご協力を得て実施します。プロジェクトでは世界の「食」が抱える問題やプラントベース素材の可能性を学び、新たな製品アイデアや活用方法、販売企画等様々な提案を行いプラントベース素材の魅力を開発していきます。今年度は新たに短期大学部も参画します。
 そのキックオフとして、不二製油株式会社の開発担当者3名にお越しいただき、同社の事業概要や、食料資源をとりまく環境変化と社会課題などについてご講演いただきました。講演の中では、大豆ミートを使用した料理や豆乳のクリームなどプラントベース素材を実際に試食しながら、近年国内に広がりを見せている大豆ミート市場について実例をご紹介いただきました。当日は学科の垣根を超えて、農学部生約80名と短大生6名(オンライン)が参加し、講演終了後も列になって講師の方に質問をしていました。
 
 本プロジェクトの総アドバイザーである金子あき子講師(食料農業システム学科)からは、「今回も学生の皆さんの自由な発想で、ご協力いただく不二製油様に少しでも貢献できるアイデアを提案してほしい」と期待のメッセージが送られました。

 今後学生たちは、自由にチームを組み、企画案を考えます。9月下旬にアイデアや進捗を報告し、12月中旬にポスターセッション形式でその成果を発表する予定です。


■講師
不二製油株式会社
 事業部門管掌(開発)開発企画推進室
   植月 拓真 氏
 開発統括部門
  市場ソリューション第一開発部
   外尾 竜太 氏
  市場ソリューション第二開発部
   田附 裕子 氏

■参加した学生のコメント(一部)
・昔は大豆ミートという言葉さえ珍しかったけど、今はプラントベースが広がっていて、種類も増えていると感じました。50年前から大豆素材の事業をされていて、時代を先駆けていてすごいと思いました。
・プルコギを食べて、牛肉と比べても、おいしく食べることができました。食べ応えがあるし、お年寄りなども食べやすいのではないかと感じました。
・豆乳のバターがパンに合っていて、あんバターが一番美味しかったです。さらに新しいアイデアを考えるのは難しいですが、チームでの活動が始まるのがとても楽しみです。

■過年度のプロジェクト(参考)
・糀の魅力開発プロジェクト(2021年度):マルコメ㈱
・DONBURI!ザワールドプロジェクト(2020年度):㈱すき家・㈱ゼンショーホールディングス
・KANTENプロジェクト(2019年度):伊那食品工業㈱
・新しいお米のカタチプロジェクト(2017~2018年度):㈱ローソン
・スパイスを使用した製品開発プロジェクト(2016年度):ハウス食品㈱