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龍谷大学がホスト校となり、2021年6月18日(金)〜21日(月)の4日間にわたり国際学会「アジア犯罪学会 第12回年次大会(Asian Criminological Society 12th Annual Conference, 通称: ACS2020)」*をオンラインで開催しました。2014年の大阪大会に次いで国内では2回目の開催となる今大会では、アジア・オセアニア地域における犯罪学の興隆と、米国・欧州などの犯罪学の先進地域との学術交流を目的としています。
大会の全体テーマには『アジア文化における罪と罰:犯罪学における伝統と進取の精神(Crime and Punishment under Asian Cultures: Tradition and Innovation in Criminology)』を掲げ、「世界で最も犯罪の少ない国」といわれる日本の犯罪・非行対策と社会制度・文化に対する理解を広めることを目指しました。
【>>関連ニュース】https://www.ryukoku.ac.jp/nc/news/entry-8690.html

LIVEで行われた本大会の基調講演(Keynote Session with Q&A Session)の概要を紹介します。

[KY01] パンデミック期における収容者の釈放と出所者の社会復帰:英国の刑務所から得た知見
(Rehabilitation and Prison Release during the Pandemic: Perspectives from British Prisons)

〔講演者〕シャッド・マルーナ(クイーンズ大学 社会科学・教育・ソーシャルワーク学部 教授,イギリス)
Shadd Maruna (Professor, School of Social Sciences, Education and Social Work, Queen's University Belfast, UK)
〔司 会〕津島 昌弘(龍谷大学 社会学部 教授)
Masahiro Tsushima (Professor, Faculty of Sociology, Ryukoku University, Japan)
〔日 時〕2021年6月18日(金) 17:00-18:30
〔キーワード〕刑務所,コロナ,デジスタンス(離脱)



シャッド・マルーナ(クイーンズ大学 社会科学・教育・ソーシャルワーク学部 教授,イギリス)

シャッド・マルーナ(クイーンズ大学 社会科学・教育・ソーシャルワーク学部 教授,イギリス)

【報告要旨】
 この1年は,すべての社会にとって,壊滅的とも言える1年間でした。しかし,刑務所ほど壊滅的となった場所は他にないでしょう。英国の多くの刑務所では,パンデミックのほぼ全期間にわたって,収容者との対面による更生プログラムは中断されています。今回の報告では,2020年3月にロックダウンが始まって以来,最初に英国の刑務所内で許可された研究プロジェクトの一つを取り上げます。それは自然実験とも言えるでしょう。報告では,現在の悲惨な状況が刑務所の収容者の生活に何をもたらしたのか,現時点での状況証拠について検討します。The User Voice Organisationとの共同によるこの研究では,研究の企画からデータ分析,結果の発信にいたる全ての研究過程において,現収容者と出所者に支援をしてもらっています。本研究の目標は,パンデミック期において,社会で一番にその存在が見落とされ,放置されている人たちの声を代弁することです。

 基調講演の前半では,講演者ならびにデジスタンス(離脱)研究に関する詳細な紹介があり,それに続く後半部分において,上記の研究報告がなされました。講演の後に,参加者との質疑応答に入りました。

【質疑応答(Q&A)要旨】
(問1)基調講演の中で紹介された,現在進行中の,コロナ禍の刑務所調査についての詳細(調査の目的,手法,ならびに予期される結果など)を紹介していただけないでしょうか?
(答1)この調査は,英国経済社会研究会議(ESRC)から,コロナ禍における緊急を要する研究として,助成を受けている研究プロジェクトです。一つの目的は,元収容者の離脱研究において,その調査の企画運営・解釈に出所者が従事するということです。調査に携わる出所者は,調査の基礎を学びます。具体的な調査としては,アンケート,インタヴュー,参与観察,調査日誌(の解読)があげられます。

(問2)上記の質問・回答に関連する質問です。調査の結果を社会運動に,具体的には,刑務所改革につなげようと考えていますか?
(答2)そう考えています。コロナ以前の刑務所内の状況は最悪であった。それが,コロナ感染拡大によって,刑務所はロックダウンされてしまった。しかし,コロナ後の社会の回復過程には,刑務所においても同様に,新たな価値規範の生成の必要性が高まることになり,そこに本調査の成果を活かす余地があると考えます。

(問3)出所者の状況について紹介をしてもらえるでしょうか?
(答3)まずコロナ禍における犯罪発生に関する状況です。強盗を含む犯罪発生率は低下,ドメスティック・バイオレンスを増加している,と言われています。また,元収容者の社会統合に欠かせない,雇用,教育,支援のための会合などはロックダウンのため,サーヴィス提供が困難となっています。

(問4)マルーナ先生が提唱するリハビリテーション・モデルに,1960年代のレイブリング理論が影響しているように思われます。実際のところ,どうなのでしょうか??
(答4)はい,強く影響しています。K.エリクソンが言っていますが,社会でスティグマを一度貼られると容易には剥がせない,という点など,まさにそうです。しかし,J.ブレイスウェイトは,(スティグマではなく)日本の恥の概念に着目し,それを社会的再統合の儀礼(謝罪と包摂)に取り入れることで,元犯罪者の立ち直りに応用することができる,と提唱しました。私の考えは,ブレイスウェイトの理論に大きく依拠しています。

(問5)社会運動,ここでは元収容者の立ち直りのやり方には,大きく2つあると思います。一つは,いわゆる「パワーオーヴァー・タイプ」であり,当事者が社会への敵意を示し,状況を変革させるやり方で,もう一つは,例えば,「回復」のように新たな価値観を示すことで,当事者と社会との間の壁を取り除くやり方です。マルーナ先生は,我々に,どちらのやり方をおすすめしますか?
(答5)後者です。実際に私が採用しているアプローチです。社会と元収容者の壁をなくすことが重要だからです。しかし,必ずしも二択というわけではなく,黒人やLGBTQなどの社会運動史が示すように,当事者も,ときには(不可欠なステージとして)怒りや批判を乗り越えていくことになりますので,前者も否定できません。

(文責:津島 昌弘)

────────────────────────────

◎本大会の成果については、犯罪学研究センターHPにおいて順次公開する予定です。
なお、ゲスト・スピーカーのAbstract(英語演題)はオフィシャルサイト内のPDFリンクを参照のこと。
ACS2020 Program https://acs2020.org/program.html


*アジア犯罪学会(Asian Criminological Society)
マカオに拠点をおくアジア犯罪学会(Asian Criminological Society)は、2009年にマカオ大学のジアンホン・リュウ (Liu, Jianhong) 教授が、中国本土、香港、台湾、オーストラリアなどの主要犯罪学・刑事政策研究者に呼びかけることによって発足しました。その使命は下記の事柄です。
①    アジア全域における犯罪学と刑事司法の研究を推進すること
②    犯罪学と刑事司法の諸分野において、研究者と実務家の協力を拡大すること
③    出版と会合により、アジアと世界の犯罪学者と刑事司法実務家のコミュニケーションを奨励すること
④    学術機関と刑事司法機関において、犯罪学と刑事司法に関する訓練と研究を促進すること
このような使命をもつアジア犯罪学会は、現在、中国・香港・マカオ・台湾・韓国・日本・オーストラリア・マレーシア・フィリピン・シンガポール・アメリカ・スイス・パキスタン・インド・スリランカなどの国・地域の会員が約300名所属しており、日本からは会長(宮澤節生・本学犯罪学研究センター客員研究員)と、理事(石塚伸一・本学法学部教授・犯罪学研究センター長)の2名が選出されています。


本学における新型コロナウイルス感染者の発生状況についてお知らせします。

学 生 3名
教職員 1名

※ 当該学生及び教職員4名は、学内に入構していますが、既に保健所の調査の結果、濃厚接触者は特定されています。
※ 感染が確認された方の一刻も早い回復を念じております。
※ 感染者やそのご家族の人権尊重・個人情報保護にご理解とご配慮をお願いします。
※ 本学では、引き続き感染予防の啓発と全学的な感染防止対策を講じてまいります。


2021年6月21日(月)、犯罪学研究センター「龍谷コングレス「龍谷・刑事政策構想」発表 市民のための刑事政策構想〜人に優しい刑事政策をめざして〜」をオンライン上で開催しました。
当イベントは、本学がホスト校をつとめる「アジア犯罪学会第12回年次大会(ACS2020)」開催を記念し企画されたサイドイベントの一つで、これまでに「犯罪学教育のICT化」、「テロとの戦いと国際人権」、「多様な生き方と薬物政策」など、幅広いテーマをとりあげました。最終日となる今回は、3部構成となっており、1.研究部門からの報告、2.本年3月に開催された第14回国連犯罪防止刑事司法会議(京都コングレス)の振り返り、3.「人に優しい犯罪学とは何か?」をテーマに、参加者約50名とともに課題や疑問を共有するラウンドテーブルディスカッションを行いました。
>>イベント概要:【龍谷コングレス2021】龍谷コングレス「龍谷・刑事政策構想」発表 市民のための刑事政策構想〜人に優しい刑事政策をめざして〜/犯罪学研究センター主催
関連NEWS>>
- 【6/18〜6/21開催】龍谷コングレス2021 〜人に優しい犯罪学の過去・現在・未来〜
- 犯罪学に関する国際学会「アジア犯罪学会第12回年次大会」をオンライン初開催(2021.06.23)


はじめに、犯罪学研究センター長の石塚伸一教授(本学・法学部)より開会の挨拶が行われました。石塚教授は「当センターの研究は、犯罪原因や刑事司法のプロセスを科学的観点からとらえ、科学的根拠に基づいた政策提言を目的とする。このたび当センターの研究ブランディング事業が最終年度を迎え、研究の成果をとりまとめるにあたって、『人に優しい犯罪学』を方向性として提示したい。犯罪の原因は『孤立』にあり、『孤立からの脱却』と『回復の支援』のあり方について今後検討を重ねる。今日は龍谷大学というプラットフォームの中で行われている多種多様な研究を皆さんに見ていただきたい」と述べました。


石塚伸一教授(本学・法学部、犯罪学研究センター長)

石塚伸一教授(本学・法学部、犯罪学研究センター長)


当日のプログラム。司会進行は西本 成文氏(本学犯罪学研究センター 研究員)が担当

当日のプログラム。司会進行は西本 成文氏(本学犯罪学研究センター 研究員)が担当

第1部:研究部門*1からの報告


 津島昌弘教授(本学・社会学部、犯罪学研究センター研究部門長)

津島昌弘教授(本学・社会学部、犯罪学研究センター研究部門長)


つづいて、犯罪学センター研究部門長である津島昌弘教授(本学・社会学部)より報告が行われました。津島教授は「犯罪予防と対人支援を基軸に、諸学問の学融化と合理化を求めて、当センターでは人間・社会・科学をキーワードに犯罪現象をさまざまな角度から捉えるために9つのユニットを配置した。そして、本学の多様な研究の蓄積と多彩な人的資源を開拓するため、全学に協力を呼びかけ、4つの公募型研究を採択した。また本学は40年余の長きにわたり建学の精神を具体化する事業の一環として社会復帰を支援する矯正・保護事業を展開してきた*2。その伝統を鑑み、更なる展開を目指して2016年に設立されたのが犯罪学研究センターだ。コロナ禍のなか、社会は大きな変化の兆しをみせている。本学もまた『仏教SDGs』*3構想を打ち出した。犯罪学研究センターの目指す『人に優しい犯罪学』のもと、これから紹介するユニットの研究成果をどのように活かしていくのか、現実の施策と突き合わせてどのようなことが言えるのか、が課題となる」と述べ、ユニットの紹介に移りました*4。あらかじめ各ユニットにはそれぞれの研究活動を紹介する動画作成を依頼し、当日はそれを編集してつなぎ合わせたものを参加者とともに確認しました。各ユニットは5分のユニット紹介動画に加え、今後15分のユニット研究成果報告動画を新たに作成し、犯罪学研究センターHP上で2021年12月の公開を目指します。

第2部:京都コングレスを振り返って
つづいて、3月に京都で開催された国連犯罪防止刑事司法会議(京都コングレス)の総括がおこなわれました*5。石塚教授は、「1970年の京都コングレスは、1954年に国際人権規約が起草され、1966年に国際人権規約B規約が採択されるような国際的な潮流のなかで、人権の尊重がテーマであった。日本は法律化、近代化、国際化をスローガンに行刑の改革に乗りだした。しかし2000年頃から国際的な潮流に変化が現れた。一部の先進国によって多国間の利害調整や国際ルールを定める動きが顕著になったことだ。国連犯罪防止刑事司法会議も例外ではない。罪をおかした人や一般の市民を置き去りにしたまま、さまざまな施策が国家主導で決定される。言い換えれば、国ができることが何かという視点からものごとが決定される」と50年前のコングレスのあらましと国際的動向の変化を説明しました。つづけて石塚教授は「日本の縦割り行政の中で法務省ができることは、再犯防止のために監視や支援をつづけることぐらいだ。ただ、この方向性には限界がある。法務省も対応に苦慮していると思う。今の時代に教育を受けさせて手に職をつけさせるだけでは犯罪をとりまく問題は解決されない。なぜならば教育と労働のみで社会は成り立っているわけではなく、犯罪や非行の問題は多様化しているからだ。犯罪学研究センターの各ユニットがおこなっている研究が、まとまりがなくバラバラであるように見えるのは、各ユニットが今の社会のニーズに対応した研究をしているからである。こんなに多くの領域、学内外の研究者の協力を得て犯罪学の研究をしているところはこれまで日本にはなかった。今回の龍谷コングレスは、『国ができること』ではなく、犯罪を止めるのにはどうすれば良いか、幅広い視野を持った市民サイドの視点を提示するために企画した。」と述べました。
最後に、石塚教授は、赤池一将教授(本学・法学部、犯罪学研究センター教育部門長、「司法福祉」ユニット長)を指定討論者に迎え、ラウンドテーブルのための論点として①1970年と2021年の京都コングレスをどのように評価するか、②戦後改革の一環として行われた監獄法改正作業の成果である「被収容者処遇法(2005年)」は、実務で実現されているか?、③「人に優しい犯罪学」を標榜する犯罪学研究センターの今後について、を提示し報告を終えました。



第3部:ラウンドテーブル「人に優しい犯罪学」とは何か?


赤池一将教授(本学・法学部、犯罪学研究センター教育部門長、「司法福祉」ユニット長)

赤池一将教授(本学・法学部、犯罪学研究センター教育部門長、「司法福祉」ユニット長)


赤池教授は、京都コングレスに向けて法務省がどのような準備をし、最終的にどのようなテーマを取り上げて議論したかに着目し「法務省はコングレスにおいて『語りたくないことは語らない』、『語りたくないことを語る場を塞いでいる』のではないか」と指摘しました。

具体的には、カルロス・ゴーン氏の事件で日本の刑事司法が国際的に問題視されたこと*6や、日本政府が死刑問題について国連からの勧告を受けている*7など、国内外から批判を受けていることに対して「コングレスにおいて日本の立場を改めて説明するチャンスであったのにも関わらず、正面から議論することを避ける姿勢を残念に思う」と述べました。つづけて「問題を正面から取り上げ議論することを恐れるような体質がここ50年でできて、1980年代から顕著になっているのではないか。その現れのひとつが『日本には日本の事情があり、海外と比較するにはあたらない』という姿勢だ」と重ねて指摘しました。次に『人に優しい犯罪学』について赤池教授は、「人に優しい犯罪学が目指すところは、犯罪の原因を孤立ととらえ、孤立している人に優しくするべきだということだと理解すると、我々は、人を孤立させる制度に対して厳しい目を向けなければいけないと考える。孤立した社会と一般社会とを対置した場合、両者をつなげるものは何か、そしてある意味で孤立せざるを得ない社会(例えば刑務所)において、一般社会の法や論理そして制度をどのように活かしていくかを検討することが政策提言に必要となる。犯罪学研究センターの各ユニットの扱っているテーマは市民主導の、国が語らなかったこと、語りたくないものである。これらをいかに共有するかだが、各ユニットの研究から導かれるテーゼに共通の認識がみられた。それは①犯罪問題に対する『市民のリテラシー』を高める研究の充実、②多様性の尊重、であり、リテラシーをもった人間が多様性を尊重することにより、本当の意味での民主主義社会を成立させるために貢献するだろうということだ。このことは我々が提示する市民主導の刑事政策構想の中に含まれなければいけないことであるし、そこは『国が語れない』ところであるので、検討を重ねたい」と述べました。

他に中根真教授(本学・短期大学部、保育と予防ユニット長)から「コミュニティーが崩壊している現代社会における保育のあり方」、金尚均教授(本学・法学部、ヘイト・クライムユニット長)から「他者への赦しについて」、井上善幸教授(本学・法学部、矯正宗教学ユニット長)から「コロナ禍における宗教的行事の動向や傷ついた人に対するケア」、吉川悟教授(本学・文学部、対話的コミュニケーションユニット長)から「社会的孤立に対する心理学の立場から見た課題」についてそれぞれ話題が提供され、意見交換がなされました。


黒川雅代子教授(本学・短期大学部、犯罪学研究センター副センター長)

黒川雅代子教授(本学・短期大学部、犯罪学研究センター副センター長)

さいごに、黒川雅代子教授(本学・短期大学部、犯罪学研究センター副センター長)から閉会の挨拶がおこなわれました。黒川教授は「当センターは『人に優しい犯罪学』という切り口で多様な研究がなされている。話を聞いて、SDGsの提示する持続可能な達成目標に即した研究や実践が実際に行われていることを改めて実感した」と述べ、4日間にわたるサイドイベントは終了しました。

────────────────────────────
【補注】
*1 各ユニットの詳細については当センターHPの下記のリンクを参照のこと。
[参照]研究体制について
・「犯罪と人間」https://crimrc.ryukoku.ac.jp/org/human.html
・「犯罪と社会」https://crimrc.ryukoku.ac.jp/org/society.html
・「犯罪と科学」https://crimrc.ryukoku.ac.jp/org/science.html
・「公募型プロジェクト」https://crimrc.ryukoku.ac.jp/org/research.html
[関連]
・犯罪学研究センターユニット長へのインタビュー等 https://crimrc.ryukoku.ac.jp/activity/
・政策評価ユニット(キャンベル共同計画) https://crimrc.ryukoku.ac.jp/campbell/
・科学鑑定ユニット対談
 1.https://www.ryukoku.ac.jp/nc/news/entry-3612.html
 2.https://www.ryukoku.ac.jp/nc/news/entry-4044.html
・犯罪社会学・意識調査ユニット(ISRD−Japan)https://crimrc.ryukoku.ac.jp/isrd-japan/

*2 龍谷・犯罪学のルーツのひとつに本学の母体である浄土真宗本願寺派が深く関わっている「教誨師」があげられる。本学は「教誨活動」を通して得た知見やネットワークをもとに「矯正・保護課程」を開設し、犯罪学研究の発展に寄与した。詳細は下記の記事も参照のこと
[参考]第32回 龍谷大学 新春技術講演会 ポスターセッションに参加【犯罪学研究センター】
龍谷発“つまずき”からの“立ち直り”支援〜明るい未来創造プロジェクト〜
https://www.ryukoku.ac.jp/nc/news/entry-7463.html

*3 [参照]龍谷大学におけるSDGsの取り組み https://www.ryukoku.ac.jp/sdgs/
SDGsとは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称で、国連加盟193か国が2016年から2030年の15年間で達成するために掲げた17の目標のこと。2015年9月の国連サミットで採択された。龍谷大学は、SDGsと仏教の精神を結びつける「仏教SDGs」というコンセプトを2019年に提示。研究および社会への還元や社会との協働のプロセスを通して様々な組織と連携を図ることで、コレクティブ・インパクトの創出をめざし、社会変革の中核的担い手となることを推進することを目標にすえる。

*4意識調査・犯罪社会学ユニット(ISRD−Japan)や科学鑑定ユニット、そして治療法学ユニットは、アジア犯罪学会第12回年次大会に参加しテーマセッションを設け、その研究成果の一部を報告しました
[参照]ACS2020Program[PDF] https://acs2020.org/dl/ACS2020Program_June2021.pdf
科学鑑定ユニット:TS-02-1 Families under Surveillance: Child Abuse and Risks in Our Society
犯罪社会学・意識調査ユニット: TS11 First Results of the International Self-Report Delinquency Study (ISRD3) in Japan Overview
治療法学ユニット: TS18 An examination of legislative mechanism for cannabis control between Thailand and Japan: A cross-country comparison and analysis

*5 [関連]
「みんなで話そう京都コングレス2021〜龍谷コングレスに向けて〜」第2部開催レポート【犯罪学研究センター】国連犯罪防止刑事司法会議(コングレス)の歴史と開催意義を考える
https://www.ryukoku.ac.jp/nc/news/entry-8180.html

*6 [関連]
「みんなで話そう京都コングレス2021〜龍谷コングレスに向けて〜」第3部開催レポート【犯罪学研究センター】対人支援によって再犯防止をめざす、市民の、市民による、市民のための 龍谷独自の刑事政策構想の構築に向けて
https://www.ryukoku.ac.jp/nc/news/entry-8181.html

【参照】法務省トップページ  >  政策・審議会等  >  刑事政策  >  我が国の刑事司法について,国内外からの様々なご指摘やご疑問にお答えします。
http://www.moj.go.jp/hisho/kouhou/20200120QandA.html
「人質司法」の誤解アピール法務省、ゴーン事件受け世界へ動画発信(産経新聞、2021年3月7日記事)
https://www.sankei.com/affairs/news/210307/afr2103070013-n1.html

*7 [参考]
・「国連の人権巡る勧告、日本は死刑廃止など拒否 見解公表」(朝日新聞、2018年3月6日記事)
 https://www.asahi.com/articles/ASL357WL1L35UHBI05D.html
・UPR(普遍的・定期的レビュー)の概要(外務省)
 https://www.mofa.go.jp/mofaj/fp/hr_ha/page22_002899.html


 2021年6月30日(水)に、アカデミックスカラシップ奨学生(在学採用型)・龍谷大学親和会学業優秀者表彰の表彰式を行いました。

 アカデミックスカラシップ奨学生は、学部2~4年生の学業成績が特に優秀な学生を表彰する制度です。
 また、龍谷大学親和会学業優秀者表彰 学部教育賞・大学院優秀賞は、学業において著しい成績・成果をおさめられた個人やゼミに対し、意欲的に自らの目標に向かって自己研鑽することを奨励する意味で、本学の保護者会組織である親和会から表彰するものです。

 今回は、アカデミックスカラシップ奨学生・33名、龍谷大学親和会学業優秀者表彰 学部教育賞・学部4年生4名、大学院優秀賞・研究科生1名が選ばれ、当日参加できた奨学生に、大門農学部長・島農学研究科長より賞状が手渡されました。
 大門学部長から、「エリートとは勉強ができるということではなく、どんな環境でも適応できる人、そんな人物を目指してください」と激励の言葉が贈られました。


 両方の奨学生に選ばれました、資源生物科学科4年生 村田 奈央さんにお話を伺いました。

・アカデミックスカラシップ奨学生・親和会学業優秀者表彰を受けての感想
 素直にうれしかったです。がんばった甲斐があったと思うと同時に、これからもがんばろうと励みになりました。家族も喜んでいました。
 大学で身につけた力を社会に出てからも生かしていきたいと考えています。
 
・どんな研究をされていますか
 化学肥料に頼るのではなく、植物そのものを肥料の代わりにすることで(「緑肥」と言います)、環境への負荷を減らす「持続可能な農業」について研究しています。
 3種類の作物を使った研究で、コムギとヘアリーベッチ(緑肥として使います)を一緒に栽培した後、アズキを栽培するという流れです。そして、アズキへどの程度養分が供給されているかを調べることで、緑肥の効果を検証します。アズキはこれから育てるので、結果が楽しみです。

・普段の学習方法で工夫していることはありますか
 授業などで出た課題には、すぐに取りかかるようにしています。記憶が新鮮なうちにレポートなどをまとめることで、作業スピードも早くなりますし、期限までの余裕があるので修正もききます。生鮮食品と一緒で、放置しないことが大切です。また、授業の中や授業以外のことでも農業に関して気になることがあれば、積極的に先生に質問をし、疑問を解決しています。(インターネットや教科書には載っていない生の情報が得られ、深い学びにつながります。)
 それと、学習方法ではないですが、普段の生活の中でも疑問を持つようにしています。スーパーで販売されている牛肉に記載されている番号が何なのか調べたり(牛の個体識別番号が書かれていて、精肉になるまでをたどれるのだそうです)、果物の病気について調べたり・・・新型コロナウイルスの影響で大学に行けない時期もありましたが、身の回りに学びの題材はたくさんあると思います。

・卒業後の進路について
 高校の農業科の教員を目指して就職活動中です。

 龍谷大学農学部は、座学だけでなくフィールドワークがあることが魅力で進学されたという村田さん。大学では、遠方出身の友人ができたり、考え方が異なる人とも出会えたことが刺激になっていると笑顔で話してくださいました。






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作成者有限会社アップルップル

作成日2016/04/26

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    犯罪学研究センターの国際部門長である浜井浩一教授(本学法学部、「政策評価」ユニット長)が、単著『エビデンスから考える現代の「罪と罰」』(現代人文社、2021年)を出版しました。 同著は、浜井教授が『季刊 刑事弁護』にて10年、47回の連載を重ねている論文「法律家のための犯罪学入門」の中から、近年の傾向を踏まえながらトピックを選りすぐったものです。 『日本の刑事政策に最も不足しているのは、エビデンスに基づいた政策立案である。』として、日本の刑事司法、矯正・保護の現場における問題点および改善策を提案してきた...

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    11月の第1回に続き、2月4日(木)にりそな中小企業振興財団技術懇親会との共催で第2回 REC BIZ-NET研究会「植物も病気と闘っている!-植物の免疫やセンチュウとの攻防-」をオンラインで開催しました。植物の免疫賦活やセンチュウの防除などが新しいビジネスのヒントにという開催趣旨の下、全国各地から120名近くの参加申込があり、技術相談、本学教員と交流・連携したい、本学の研究シーズから製品開発を模索したい等の要望が数多くが出され、大変実りある機会となりました。 講演テーマ 1 「視覚でとらえる植物の免疫」 龍谷大学農学...

  • 【令和6年能登半島地震】現地で活動する団体へ支援金の募金箱を設置【ボランティア・NPO活動センター】

    令和6年能登半島地震でお亡くなりになられた方々に、深く哀悼の意を表するとともに、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。被災者の方々が一刻も早く平穏な日々をお過ごしになられますことを願っています。 龍谷大学ボランティア・NPO活動センターでは、2024年1月1日に発生した令和6年能登半島地震の被災地支援の一環として、深草・瀬田のセンター内に「支援金」の募金箱を設置しています。「支援金」とは、被災者(地)支援を直接的に行うボランティアグループやNPO団体の活動を支援する仕組みです。被災地の活動に速やかに...

  • 【募集期間延長】2023年度 龍谷大学親和会海外研修奨学生<給付>春期募集

    春期休暇を利用し、「親和会海外研修奨学金」で自己成長を!関心のあるテーマのもとで国際的な知識・見聞を身に付けたいと考えている方、卒業研究の一環や大学で学んだ知識を海外研修により更に深めたい方など、親和会海外研修奨学金を利用し、海外研修を行いませんか? 龍谷大学親和会では、日常の研鑽テーマを海外でより積極的に実証・研修しようとする意欲ある学生を対象に、「龍谷大学親和会海外研修奨学金」制度を設けています。この奨学金は、国際舞台で活躍できる人材の育成を目的としています。 2023年度春期休業期間を利用し...

  • 矯正・保護総合センター 実証研究プロジェクト シンポジウム開催案内

    わたしたちは、2010年度から3年間にわたり、科学研究費補助金の助成をいただき、罪を犯した高齢者をはじめとする知的障がい者やホームレス等の社会的弱者を排除せず、刑事手続きから離れたのち、地域社会の中で再び生活できるような取り組みについて調査研究を行ってきました。特に再犯防止の観点からイタリアにおける社会協同組合での受刑者や元受刑者の雇用や生活支援について調査を行ってきました。今回、Pausa Cafe(パウザカフェ)の理事であり、刑務所ビール工場の責任者であるAndrea Betola氏をお招きし、イタリアの取り組みに...

  • 研究ポスター展 in 瀬田キャンパス・智光館B1F コモンエリア(ギャラリー)【古典籍・文化財デジタルアーカイブ研究センター(DARC)】

    龍谷大学 古典籍・文化財デジタルアーカイブ研究センター(DARC)は、2025年1月21日(水)から3月16日(土)まで、瀬田キャンパス・智光館B1F コモンエリア(ギャラリー)において「ポスター発表」を実施しています。 ※観覧自由 【→フロアマップ】 2001年開設の当センター(DARC)は、2024年度からは本学「学際的研究プロジェクト」に採択され、現在「文化財・学術資料のデジタルアーカイブによるデジタルヒューマニティーズと多面的公開の基盤形成」を研究課題として、文理連携・文理融合型の学際研究を進めています。 今回は、2025年...

  • 新今宮ワンダーランド「聖地巡礼 新今宮スタディーツアー」参加者募集

    大阪市西成区役所から、地域を知り尽くしたガイドの方が、龍大生を案内くださるスタディーツアーへのお誘いをいただき、この度参加者を募集させていただきます。娯楽の聖地・新世界や、大阪商業の聖地・今宮戎神社がある恵美須西、労働支援の聖地・萩之茶屋、宿泊の聖地・太子、芸能の聖地・山王などに分かれる新今宮エリア。新今宮を楽しく学べる機会、是非ご参加ください。なお当日は職員が同行します。 行き先(詳細は新今宮ワンダーランドHPを併せてご参照ください) SPOT 1 &nbsp; YOLOBASE(集合場所) SPOT 2 &nbsp; 大...

  • 入試説明会(梅田会場①)

    公募推薦入試〔2教科型〕、一般選抜入試について、対面形式での入試説明会を開催します(要予約・先着順・定員制)。 ※事前予約制(1申込につき、同伴者1名まで申込可能。定員に達し次第受付終了) 入試説明と並行して、保護者向けのキャリア支援説明会も実施します。 資料配布コーナーに、大学案内や学部パンフレット、過去問題集を設置します。 新型コロナウイルス感染症対策をとりながら、入試に関する質問にお答えする個別相談会も実施します。 <スケジュール> 14:00~ 入試説明会/保護者向けキャリア支援説明会 15:10まで 在学...

  • 入試直前英語対策講座(LIVE配信)

    2024年度の入試説明と、英語対策講座をライブ配信で実施します。 英語対策講座終了後にはチャットによる相談会も実施します。 <スケジュール> 視聴説明 18:30より 英語対策講座 18:40〜19:40 チャットによる英語&⼊試相談会 19:40〜20:00 イベント詳細、参加申込、注意事項などは以下のページをご確認ください。 https://www.ryukoku.ac.jp/admission/event/lecture/​

  • 犯罪学研究センターシンポジウム(私立大学研究ブランディング事業 最終報告会)

    龍谷大学 犯罪学研究センターは、下記イベントを3月5日(土)に主催します。 【&gt;&gt;お申込みページ】 ※お申し込み期限:3月4日(金)17:00まで 犯罪学研究センターシンポジウム (私立大学研究ブランディング事業 最終報告会) 新時代の犯罪学構想のグローカルな展開 〜人に優しい犯罪学は地域社会に何をもたらすのか?〜 〔趣旨〕 龍谷大学 犯罪学研究センター(CrimRC)は2016年6月に発足し、同年11月に文部科学省「私立大学研究ブランディング事業」に採択されました。CrimRCは、犯罪現象を人間科学、社会科学、自然科...

  • テスト

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  • 国際学部 履修<履修登録手続編>

    国際学部 履修<履修登録手続編> ■履修<履修登録手続編>重要 &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; 履修<履修登録手続編>(通し)「時間割の組み方、登録の仕方、注意事項など」 20分 ※以下の動画は履修<履修登録手続編>(通し)を分けたものです。 1.履修登録の準備 基本事項の確認「基本事項を確認しよう」 3分半 2.履修登録の流れ「履修登録の流れ」 1分 3.時間割 必修科目編「時間割を組んでみよう 必修科目編」 2分半 4.時間割 教養科...

  • 国際学部 履修<履修登録手続編>

    ■履修<履修登録手続編>重要 履修<履修登録手続編>(通し)「時間割の組み方、登録の仕方、注意事項など」 20分 ※以下の動画は履修<履修登録手続編>(通し)を分けたものです。 1.履修登録の準備 基本事項の確認 「基本事項を確認しよう」 3分半 2.履修登録の流れ 「履修登録の流れ」 1分 3.時間割 必修編 「時間割を組んでみよう 必修科目編」 2分半 4.時間割 教養科目編 「教養科目で残りの科目を決めよう」 4分半 5.予備・事前登録 「科目を決めたら登録しよう 予備・事前登録」 2分半 6.本登録 「本登録しよう...

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作成者有限会社アップルップル

作成日2016/04/26

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作成者KDL藤川

作成日2017/04/26

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作成者KDL藤川

作成日2017/05/12

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作成者KDL藤川

作成日2017/05/12

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作成者KDL藤川

作成日2017/04/26

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作成者KDL藤川

作成日2017/04/26

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作成者KDL藤川

作成日2017/05/12

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作成者KDL藤川

作成日2017/05/12

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作成者KDL藤川

作成日2017/04/26

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作成者KDL沖

作成日2017/05/08

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作成者KDL沖

作成日2017/05/08

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作成者KDL藤川

作成日2017/05/15

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作成者有限会社アップルップル

作成日2016/04/26

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作成者KDL藤川

作成日2017/05/01

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