1年生対象課外講座
学生部は、奨学金や課外活動支援を中心とした学生生活支援全般を担っています。 その中でも私は、学生代表団体である中央執行委員会の活動支援やクラブの強化支援、さらには吹奏楽フェスタや夕照コンサートといったイベントの運営等を担当しています。例えば、クラブの強化支援業務に関しては、クラブ側の要望はもとより、その他関係者の意見や他大学の事例等を踏まえながら制度設計の提案内容を取りまとめたりする他、研修の企画、運営を行ったりするなど、様々な支援策の立案、実施を担当しています。
遡りますが、コロナ禍の時には、当初、課外活動がすべて停止となりました。好きなことに取り組めない学生の心情が深刻になっていく中、安心、安全と活動機会確保のバランスを見極めながら、活動ルールを策定・順次改訂していくことも担当しました。
学生部の業務は、学生とともに進める内容が多く、もっとも学生に近い部署の一つです。どの職員も「学生の成長に寄与すること」を胸に、日々、業務に取り組んでいます。
「対話」「尊重」が文化として根付いている点ではないでしょうか。龍谷大学をもっと良くしたいという思いが強い分、時には意見がぶつかり合うこともありますが、そのような時にこそ双方の意見を傾聴しながら熟議を重ね、最適解を導き出そうという文化があります。
一例として、本学では、学生代表者が大学執行部に対して、意見や要望を出したり、大学の施策に対して質問したりする「全学協議会」を年1回開催しています。この「全学協議会」を通して実現したものも多く、まさしく「対話」の場となっています。
このような文化は、建学の精神に通ずるところではありますが、本学の魅力の一つであると感じています。
全学協議会の準備・運営
クラブ指導者研修の企画・運営
率直に言って“いい”雰囲気です。意見交換も自由闊達にでき、非常に風通しの良い職場です。 学生部は深草と瀬田に設置されていますが、瀬田だけでなく深草の学生部職員とも、学生の主催イベントに参加したり、試合の応援に行ったりしています。 端艇部が開催するボートの大会である「龍谷レガッタ」に教職員チームで出場し、学生たちと競い合い、張り切りすぎて翌日筋肉痛になるのも毎年恒例となっています。 また、窓口には日々、多様な学生が訪れ、学生の様子を間近で感じられるのもいいですね。
基本的には、家で過ごすことが多く、たまに家族と外に出かけて非日常の空気に触れています。
試合シーズンの春と秋は、各クラブの試合応援が中心となります。日々接している学生たちが全力で試合に臨む姿には、勝った時も負けた時も、多いに刺激を受けます。
学生部に配属になってからは、試合応援に行くことが増え、以前に比べて機会がかなり減ってしまいましたが、自己研鑽として、高等教育関係はもとより初等中等教育関係のシンポジウムやフォーラム、セミナーにも時間を見つけて参加し、報道等では得られないような情報を得るようにしています。