龍谷大学では、2009年度に「教職課程教室」を改組して、「教員養成機能」と「交流・支援機能」を有する「教職センター」を開設し、教職に携わる人々を支援しています。
建学の精神に基づき「真実を求め、真実に生き、真実を顕かにする」ことのできる人間を育成するという本学の教育理念・目的のもと、教職センターでは、「専門性・社会性・実践的指導力に富む良心的で優秀な教員の輩出」を理念とし、豊かな人間性と高い倫理観を備え、社会的責務に対する自覚を有する
現在では、毎年250人前後の学生・大学院生が550件を超える教員免許状を取得し、多くの卒業生が教育現場で活躍しています。2015年度には、卒業生の交流を目的とした「教壇で活躍する龍谷大学卒業生の会(略称:教龍会)」をより発展させるため、校友会職域支部「教龍会」が発足し、全国で活躍している会員の実践交流を行うだけでなく、教員志望の学生との交流の場を設けています。
また、学校ボランティアなど、さまざまな機会を通じて、地域の学校、教育委員会、そして卒業生を含む現職教員などとの交流を一層促進することで、学校教育の発展に貢献しています。
社会情勢がめまぐるしく変化する状況下にあっても、課程認定大学に求められる社会的役割と責任を十分に自覚し、常に教員に求められる資質を保証した教職カリキュラムの改善・充実、授業の質の向上に努めるとともに、地域や学校等との連携を積極的に進め、本学独自の質の高い教員の養成を推進していきます。
教職センター長
只友 景士