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2月17 日(月)、近江八幡市のホテルニューオウミで開催された「しがちゅうしん食の商談会」(主催:滋賀中央信用金庫)で、本学の産官学金連携相談ブースを設置させていただきました。

本イベントは、滋賀中央信用金庫主催により「食」に関する地元の名産品・特産品を生産製造する事業者とバイヤー企業をマッチングし、滋賀食材の利用拡大を目的に開催されています。

本学の相談ブースには、事前申込をいただいた10社の事業者様とお話させていただきました。産官学金連携の可能性がある相談もあり、県内の様々な事業者様との連携を推進していく良い機会となりました。



【本件のポイント】
・キリンビール株式会社協力のもと、クラブ・サークル所属の学生を対象に飲酒マナー講習会を開催
・4月から始まる新入生勧誘活動における未成年飲酒や、“急性アルコール中毒”、“イッキ飲み”、“アルコールハラスメント”等の防止を目的とする

【本件の概要】
 龍谷大学とキリンビール株式会社は、2020年2月25日(火)龍谷大学深草キャンパス、2月27日(木)龍谷大学瀬田キャンパスにおいて、新入生への勧誘活動を行う龍谷大学のクラブ・サークルを対象に飲酒マナー講習会を行います。本セミナーは2016年度より開始しており、4年目となります。
 本セミナーでは、4月から始まる新入生勧誘活動における未成年飲酒や、学生生活における“急性アルコール中毒”、“イッキ飲み”、また、“アルコールハラスメント”等の防止を目指して開催するものです。新入生の入学を目前にしたこの時期に在学生に対してアルコール摂取に関わる注意喚起を行うことで、今一度飲酒に関わる危険性を認識し、飲酒事故防止への意識向上を目指します。
 当日はキリンビール株式会社の方から、自身のアルコール体質がわかるパッチテストキットの配付や適正飲酒の講演を行っていただく予定です。加えて大学より、飲酒の強要を防ぐために作成した缶バッジ(飲めない・飲まないバッジ)の配布やアルコールハラスメント等についての注意喚起をおこない、学生に飲酒マナーについての自覚を促します。
なお、昨年度実施した2日間のセミナーには合計200団体約400名の学生が参加し、98%の参加者が内容を理解できたとアンケートに回答しました。今年度も同程度の参加を予定しています。


 1.開催概要
(1)2月25日(火) 
  龍谷大学深草学舎 3号館301教室(京都府京都市伏見区深草塚本町67)
  14:00~14:45 キリンビール株式会社による飲酒マナー講座
  14:45~15:00 龍谷大学から学生に向けた飲酒事故防止のための注意点説明

(2)2月27日(木) 
  龍谷大学瀬田学舎 8号館102教室(滋賀県大津市瀬田大江町横谷1-5)
  14:00~14:45 キリンビール株式会社による飲酒マナー講座
  14:45~15:00 龍谷大学から学生に向けた飲酒事故防止のための注意点説明



【2018年度の飲酒マナーセミナーの様子】




問い合わせ先 : 龍谷大学学生部(深草) 担当:鈴木 Tel 075-645-7889


龍谷大学理工学研究科の大学院生・平石優美子(ひらいしゆみこ)は、同・丸山敦(まるやまあつし)准教授、山中裕樹(やまなかひろき)講師、沖縄県環境科学センター・小澤宏之(おざわひろゆき)博士、鳥羽水族館・若井嘉人(わかいよしひと)副館長らとの共同研究として、ジュゴンが体外に放出したDNA(環境DNA)を特異的にPCR増幅して定量するためのプライマーセットを開発・検証しました。これによって、沖縄などの潜在的なジュゴンの生息域において、海水をすくって分析するだけで、ジュゴンの存否が確認できる可能性が示されました。地域絶滅が危惧されるジュゴンの分布やその変化を速やかに把握する上で、非常に有効な新手法になると期待されます。

【研究成果の要約】
▷ 環境DNA分析は、水中に放出されたDNA断片を検出して水生生物の分布を調査する新手法であり(2010年〜)、龍谷大学理工学部が世界に先駆けて分析法の確立に貢献してきた技術である。
▷ 海棲哺乳類ジュゴンは、沖縄県で地域絶滅が危惧されており、分布調査が難航している。
▶ 今回、ジュゴンのDNAを増幅・定量することに特化したPCRプライマーセットを開発した。
▶ 開発したプライマーセットを用いてPCRテストを行ったところ、期待通り次の2点が確認された。
① ジュゴンの人工合成DNA、毛根、糞、飼育水から抽出したDNAは、すべて増幅が確認された。
② 近縁種マナティーの人工合成DNA、飼育水から抽出したDNAは、増幅が見られなかった。
▶ 開発したプライマーセットを用いた環境DNA分析は、現場では採水・保存するだけで分布調査が出来るため、多地点での同時調査が容易になり、ジュゴンの生活範囲をより詳細・迅速に確認できると期待される。

<研究の背景>
「ジュゴン」は、インド洋、西太平洋、紅海の沿岸部に分布する海棲哺乳類であり、日本ではかつて沖縄県の八重山地域から沖縄本島周辺までの広い範囲に生息していた記録がありますが、現在は沖縄本島周辺にわずかに生息していると考えられています。沖縄県内における生息個体数は、明治時代以降の漁獲などで減少し、現在はわずかであると推定されています。そのため、環境省や沖縄県のレッドリストでは「絶滅危惧ⅠA類」に指定されるなど、地域絶滅が危惧されています。これまでに、沖縄本島とその周辺を対象に、航空機調査やマンタ法による海域調査、近年では漁業者による喰み跡のモニタリング調査など、分布把握を目的とした調査が継続的に実施されています。本年度の3月には、沖縄本島で雌成獣が死亡し、個体数が極めて少ない沖縄のジュゴン個体群への影響が危惧されます。一方、2018年に環境省が実施したヒアリング調査では、八重山地域などでも近年のジュゴンの目撃事例があることが報告されています。

ジュゴンは海棲種でしかも個体数が限定的であるため、その分布状況を把握するためには、航空機調査や海域調査等、相当の労力が必要となります。そこで本研究では、ジュゴンの分布域の解明に向けた新たな手法として、近年注目されている環境DNA分析による手法に着目しました。
「環境DNA分析」とは、生物が環境水中に放出するDNA(環境DNA)を検出/定量することで、対象種の存在/生物量を把握する手法です。2008年に発表された新しい手法で、龍谷大学が中心的な役割を担って分析技術の向上に努めてきました。この手法では、調査現場に専門家が不在でも採水・保存するだけで後日の分析が可能なため、多地点での同時調査を容易に反復することができる点で、従来法よりも優れると考えられています。また、捕獲せずに分析試料が採取できるため、絶滅危惧種への適用にこそ最適だとも考えられています。これまで、両生類、魚類、哺乳類など、さまざまな脊椎動物への応用が報告されています。

<研究の結果>
今回の研究では、まず、インターネット上に登録されているジュゴンのDNA配列情報をもとに、ジュゴン由来のDNA断片(環境DNA)だけが増幅されるようにプライマーセットを設計しました。プライマーセットとは、人工的にDNAを増幅させる反応(PCR)において、連鎖反応を始めさせるためのDNA断片であり、これと配列がピッタリ合うDNAがないとPCRは進みません。今回のプライマーは、ジュゴンだけが持っているDNA配列を狙って設計しました。したがって、このプライマーを使ってPCRを行えば、ジュゴン由来のDNAが存在する場合にのみDNAが増幅されるため、ジュゴン由来のDNAが(どれだけ)あったかが分かるのです。

次に、設計したプライマーが本当にジュゴンのDNAのみを増幅させることを検証しました。検証に用いたのは、人工合成したジュゴンと同じ配列のDNA断片です。さらに、国内唯一(世界でも他に1頭のみ)の飼育個体である、鳥羽水族館の雌ジュゴン「セレナ」からも、毛根、糞、飼育水を貰うことができました。これらの試料からもDNAから抽出してPCRを行ったところ、すべての試料でDNA増幅が確認され、設計したプライマーには、ジュゴンの組織DNAや環境DNAを増幅する能力があることが確認できました。

一方で、ジュゴン以外の動物のDNAが増幅されないこと(特異性)も確認しました。ジュゴンは1科1属1種なので、もっとも近縁なのは別科のマナティー3種です。マナティーの人工合成DNAおよび飼育水から抽出したDNAに対してPCRを行ったところ、期待通り、増幅は見られませんでした。このことは、開発したプライマーセットを用いたPCRが、ジュゴンの糞や生息場所の水に対して有効である一方、近縁種が共存していることで偽陽性(いないのに「いる」と判定すること)が生じる可能性は極めて低いといえます。

沖縄周辺海域のジュゴンの分布解明に環境DNA分析を活用することは、生態情報の乏しい国内ジュゴンの保全を考える上で非常に有効な手法になると考えられます。たとえば、航空機調査や潜水調査などの調査を補う形で、行動域の新発見や消失の確認ができるでしょう。今後、沖縄周辺海域のジュゴン個体群の生態解明で重要となる分布域の推定に向けた取り組みへの応用などが期待されます。

■発表論文■
題目:海棲哺乳類ジュゴンの環境DNAを定量するためのプライマーセットの開発
著者:平石優美子(龍谷大学理工学研究科・大学院生)
   丸山 敦(龍谷大学理工学部・准教授)、山中裕樹(龍谷大学理工学部・講師)
   小澤宏之(一般財団法人 沖縄県環境科学センター)
   若井嘉人(株式会社 鳥羽水族館)
掲載先:保全生態学研究 (一般社団法人 日本生態学会) 25号1巻(2020年5月に印刷版を発刊)
URL:https://www.jstage.jst.go.jp/browse/hozen/advpub/0/_contents/-char/ja

■研究に関する問い合わせ先■
▶環境DNA分析について
 丸山 敦 (まるやま あつし)
 龍谷大学理工学部環境ソリューション工学科 准教授
 〒520-2194 滋賀県大津市瀬田大江町横谷1−5
 研究室直通電話:077-544-7112
 携帯電話:090-9706-3146
 E-mail: maruyama@rins.ryukoku.ac.jp
 Webサイト:http://www.est.ryukoku.ac.jp/est/maruyama/

▶沖縄のジュゴンの分布やその調査について
 小澤 宏之 (おざわ ひろゆき)
 一般財団法人沖縄県環境科学センター 環境科学部自然環境課
 〒901-2111 沖縄県浦添市字経塚720番地
 部署直通電話:098-875-5208
 E-mail: ozawa@okikanka.or.jp

▶飼育ジュゴンについて
 若井 嘉人 (わかい よしひと)
 株式会社 鳥羽水族館
 〒517-8517 三重県鳥羽市鳥羽3-3-6
 部署直通電話:0599-25-2555

■メディア掲載可能な写真へのリンク(QRコード)■
(右)(左) 鳥羽水族館で飼育されているジュゴン「セレナ」(撮影:鳥羽水族館)






「姉川くらげ」食用の歴史と配合食品開発の可能性について記者レクチャーを実施しました。

龍谷大学農学部(滋賀県大津市)は、2018年から4学科を横断して「『姉川クラゲ』配合食品の商品化に向けての取り組み」という研究プロジェクトを始動させました。
「姉川クラゲ(イシクラゲ)」とは、ネンジュモ科に属する陸棲ラン藻類の一種で、湿った地面に自生するワカメのような生物です。姉川流域(滋賀県)で過去に食用にされた記録が残るため「姉川クラゲ」と呼ばれていたこともあります。
しかし、現在は地元の方の多くは食べておらず、消えつつある食文化と言えます。
一方、「姉川クラゲ(イシクラゲ)」は、植物界のクマムシと言われるように過酷な環境状況で生き延びることができ、また、多くの生理活性物質を有しています。
そのため地域資源として再活用できないかと考えたことが、配合食品の開発を目指した本プロジェクト立ち上げのきっかけです。
さらに、農学部では4学科の1、2年生が学科の垣根を越えて実習を行う「食の循環実習」が開講されおり、それを研究レベルでも拡張し、学部教育につなげたいという意図もあります。
この度、食品栄養学科朝見准教授による研究によって、「姉川クラゲ」の特性を活かし、コシの強い蕎麦の開発に成功しました。

今回記者レクチャーでは、これまでのイシクラゲに関する調査・研究について、遺伝子解析、栽培実験、食味検査、蕎麦の特性、栄養分析、食文化・歴史など文理を融合した多角的な視点から報告するとともに
「姉川くらげそば」の試食を実施しました。

10社以上のメディアに取材いただき、新聞、ニュース等にて紹介されます。

先生方は「そばの製品化を進めるとともに、姉川クラゲを利用したレシピや献立等を作っていきたいと」展望を語られました。

本件は、食と農の総合研究所2018年度~2019年度研究プロジェクト「「姉川クラゲ」配合食品の商品化に向けての取り組み」において研究を進めてきたものです。
食と農の総合研究所についてはこちらをご覧ください。
https://shokunoken.ryukoku.ac.jp/







 2月4日(火)の午後、亀岡カーボンマイナスプロジェクト(京都府1まち1キャンパス事業)の成果報告会がKIRIcafe(京都府亀岡市千歳町毘沙門向畑39)にて開催されましました。

 「亀岡カーボンマイナスプロジェクト」は亀岡市、大学(立命館大学、京都先端科学大学、龍谷大学)、地元農家、小学校・高校等と協働で、亀岡の農業を元気にしつつ、CO2を削減して地球温暖化防止に取り組む活動です。
2008年から放置竹林から造った竹炭を堆肥に混ぜ農地に散布する「炭素隔離農法」の実証実験、その圃場(ほじょう、田畑の意)で栽培された野菜を「クールベジタブル(クルベジ®)」と認定し、6次産業化も含むブランド戦略、クルベジ®を使った食育・環境教育、クルベジ®認証システム構築、生産・流通の拡大、クールライスを使った日本酒オーナー制度、ソーラーシェアリングを使った実証実験、小学校・高校での食農教育などへ、活動は広がりを見せています。
2019年度、龍谷大学は政策学部科目「政策実践・探究演習」の「亀岡プロジェクト」受講生約20人が参加しました。

 この日、前半では、この1年間の締めくくりとして、3大学(立命館大学、京都先端科学大学、龍谷大学)による成果報告がありました。立命館大学は「カーボンマイナス」を公的に認証する仕組みづくりがいよいよ実装される段階に来ていること、今日先端科学大学はソーラーシェアリング圃場における農作物の生育状態の比較試験の分析結果、龍谷大学からは、学生によるクルベジ©を使ったスイーツ企画・制作プロセスを中心に、高校や小学校との連携実践などについて紹介されました。


 後半は、龍谷大学の学生が1年の試行錯誤を経て提案したスイーツの試食会。クルベジ©を使った「ヒーロージャム」、「クルベジ©チップス」、「亀岡産やさしいクルベジ©かぼちゃプリン」、「亀岡産クルベジ©のスイートポテト大福」の4品が出品されました。審査員として来ていただいた、NPO法人ハンサムガーデン代表理事の窪一さん、神戸松蔭女子学院大学講師で管理栄養士の松木宏美さん、春風珈琲の日下部伸行さんからは、実際に地域の活性化につながる商品づくりについて、的確なアドバイスをいただきました。


亀岡プロジェクトの学生が商品開発に取り組むことを決めたのは、2019年度の新学期が始まって間もない5月頃。途中でいきなり出てきたお題に対して、はじめは商品開発の「し」の字もわからない状態から、3度にわたって実際に地域の朝市やイベント出店での感触を踏まえてブラッシュアップを重ね、マーケティングの基本を押さえた提案ができるまでに大きく成長しました。まだまだ最終形態とは言えませんが、それだけに今後目指すべきゴールとその道筋も見えてきたのではないでしょうか。今までの蓄積を次年度の受講生に引き継ぎ、さらにパワーアップさせてほしいです。

最後にこの1年間、多大なご協力をいただいた亀岡の農家の皆さんを始め、すべての皆様に御礼申し上げます。

なお、この取り組みは、SDGs7(エネルギーをみんなに そしてクリーンに)やSDGs13(気候変動に具体的な対策を)の達成に資するものであると認識しています。


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