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2019年1月8日、龍谷大学短期大学部において、「ふれあい大学課程」修了式を実施されました。
ふれあい大学とは、地域で暮らす障がいのある人に年間15回通学してもらい、短大教員のリレー式講義と音楽療法・演劇療法を学生のアシスタントをもとに受講するものです。
修了式では、学部長や短大教員のあいさつからはじまり、修了証の授与(1年目の修了生)、努力賞の授与(4年目の修了生)が行われ、1年間ともに学び合った学生とふれあい生(障がいのある方)の交流が行われました。
交流では、手紙やふれあい大学受講生の感想文の発表などが行われ、最後は参加者全員の笑顔があふれる修了式となりました。





【本件のポイント】
・龍谷大学では、課外活動を人間形成に役立つ教育の場と位置付け、様々な具体的施策を実施している。
・関西の大学スポーツ界では、「大学スポーツコンソーシアムKANNSAI」が設立され、大学スポーツに対する社会的な期待が高まっている。

【本件の概要】
 龍谷大学では、「課外活動は、正課授業とあいまって大学教育の重要な一環である」という課外活動の基本方針を2007年度より掲げ、課外活動を人格形成・人間形成に役立つ教育の場、多様な人間性を有した集団生活の場、社会的訓練の場と位置付け支援を行っています。2018年度は柔道部が全日本学生女子柔道体重別団体優勝大会において関西勢として初優勝、バドミントン部が2年連続でインカレ女子団体準優勝を果たすなど、競技成績においても成果を残しています。
 一方、大学スポーツ界では、2017年11月に関西の大学が中心となり「一般社団法人大学スポーツコンソーシアムKANNSAI(以下、KCAAと略記)」が設立され、また、大学スポーツを統括する全国的な組織「一般社団法人大学スポーツ協会(以下、UNIVASと略記)」が設立に向け準備が進められるなど、大学スポーツを取り巻く環境が大きく変わろうとしています。そこで、KCAA・UNIVASの動きに先んじて、本学が取り組んでいる課外活動を通じた学生の育成について、特徴的な3つの取り組みを下記に紹介します。

1.ライフスキルプログラム
 課外活動学生を対象とした月1回のリレー講義形式のプログラムで、2013年度から本格的に実施。スポーツ、文化・芸術面だけでなく、コミュニケーション能力や自己管理能力の向上、他者への理解・尊重の精神など、広い視野をもつ人間の育成を目指している。本年度は目標設定の考え方やリーダーシップ・フォロワーシップ、栄養管理、コミュニケーションスキル向上を図るグループワーク等を実施。この取り組みは、付属平安高校の生徒向けにも実施している。

2.修得単位数不足による公式戦等の出場停止制度
 本学の課外活動の基本方針の特徴を顕著にあらわした取り組みのひとつ。本制度は2008年度から実施しており、年度末に学生の修得単位数を確認し、規定の修得単位数に到達しない場合、次年度の公式戦等への出場停止措置をとる制度である。出場停止を目的とする制度では無く、事前に単位修得が芳しくない学生に対し「警告」をし、面談の実施等により正課授業と課外活動の両立を支援していくことがこの制度の狙いである。

3.コーチサミット
 日々課外活動学生と接する競技指導者、トレーナー等を対象とした指導力向上プログラム。2010年度から毎年度実施している。本学にはバドミントンの「オグシオ」を育てた宮﨑 克巳監督(バドミントン部)や全日本代表で主将まで経験した後、大学進学を経て指導者となった江藤 直美監督(女子バレーボール部)、村田 斉潔HC(アメリカンフットボール部)等、数多くの著名な指導者が学生指導にあたっている。そのようなトップ指導者が競技の垣根を越え、知識等を共有し高め合い、自らも学び、成長していく本プログラムは、他大学には無い本学の特徴的な取り組みのひとつと認識している。今年度は、2019年1月18日(金)に実施予定。

日   時 : 2019年1月18日(金)16:00~17:30
会   場 : 龍谷大学深草キャンパス 和顔館4階 会議室2

問い合わせ先 : 
 龍谷大学 スポーツ・文化活動強化センター 担当:原 Tel 075-645-7889


 文学部教授の田畑正久先生が2019年3月末日をもって、退職されることになりました。退職記念最終講義が次のとおり開催されました。

 当日は、実践真宗学研究科の院生や学部生のみならず一般の方も多く参加され、龍谷大学本館講堂が満席になりました。
 はじめに鍋島直樹実践真宗学研究科長より、田畑先生が九州大学医学部時代から仏教に学び老病死に向き合ってきた稀有な医師であり、龍谷大学で教えていただいたお礼が述べられました。そして嬉しい情報として、客員教授として次年度からもご指導いただけることが伝えられ、会場には安堵の雰囲気が漂いました。田畑先生は、迷いを繰り返していた私に、仏の大きな世界から熱が届けられ、小さな殻の中にいる自分の虚仮不実さに気づかされたこと、私たち一人一人が仏に願われて、人類の課題を背負って生きる役割があることを教えてくださいました。学生や来場者の方からは、田畑先生のご指導に救われたというお話も伺いました。
 最後に実践真宗学研究科の院生より、花束と色紙が贈呈されました。先生のお人柄があふれた、あたたかい雰囲気の最終講義となりました。

                記

【文学部教授 田畑正久先生 退職記念最終講義】
  1.日 時 : 2019年1月10日(木) 15時00分~16時30分
  2.場 所 : 龍谷大学大宮学舎 本館講堂
  3.講 題 : 「老病死の苦と共に取り組む医療と仏教」
  4.講 師 : 田畑正久 龍谷大学大学院実践真宗学研究科教授、医師
  5.主 催 : 龍谷大学大学院実践真宗学研究科社会実践演習
  6.協 力 : 龍谷大学真宗学会、世界仏教文化研究センター応用研究部門、
           人間・科学・宗教オープン・リサーチ・センター
  7.参 考 : 田畑正久 教授の研究内容



鍋島直樹実践真宗学研究科長より謝辞


本館講堂が多くの方で溢れました





 2019年1月16日(水)、びわ湖プリンスホテルにおいて、第30回龍谷大学新春技術講演会が開催されました。龍谷大学瀬田学舎開学30周年記念も兼ねており、約350名が参加されました。

 「課題への挑戦、科学で拓く新たな未来」をテーマに、経済産業省や企業の方、理工学部教授からのご講演のほか、農学部教授による講演もなされました。

 入澤崇 学長による「科学と仏教」と題した講演の後、パナソニック株式会社 執行役員 藤井英治 様による「総合電機メーカーの挑戦 社会課題に向き合うソリューションカンパニーを目指して」の基調講演と続き、龍谷大学農学部からも2名の先生のご講演がありました。

 農学部食品栄養学科 伏木 亨教授の「おいしさの構造と客観的評価法の開発」と題した基調講演では、人がおいしい!と感じるその理由について、食文化や脳との関わりなど4つの視点からの客観的な評価や定量的評価といった科学的な研究成果のお話がありました。30年前には、おいしさには個人差があって、そこには科学がない、と言われていたそうですが、科学にないものを科学として捉えることはエキサイティングだ、というあきらめない伏木教授の研究心から、人々の生活と密接するおいしさの構造が解明されたことも伺いました。


 また、農学部資源生物科学科 米森敬三教授は、「伝統素材『柿渋』とその利活用の新たな展開」について講演されました。柿渋とは、未熟のカキを粉砕して、その搾汁液を発酵させたもので、清酒の清澄剤や塗装材として使用されているそうですが、血圧や血糖値を下げる効果があるとも言われています。タンニン合成を制御する遺伝子を探す米森教授の遺伝子レベルの研究が進めば、農業だけでなく、創薬や保健用食品など、ライフサイエンス分野での応用が期待大です。

 講演に加えて、ポスターセッションも行われました。約60件中、農学部からも14件を出展し、農学部教員と農学部生が担当。農系企業の方々の参加も多く、研究に対するいろんな質問に、ポスターセッションを担当した農学部生たちの刺激と手ごたえにもなりました。








 1月9日(水)1時間目 社会福祉学科ソーシャルワーク演習Ⅰ、社会福祉演習Ⅰの授業で「生と死・いのちを考える教育プログラム」の一環としてNHK Eテレ「バリバラ」にレギュラー出演している玉木幸則氏にお越しいただきました。
 社会福祉学科では、2016年7月26日に起こった知的障がい者福祉施設「津久井やまゆり園」の事件より、「いのち」について考える授業を展開してきました。玉木氏には、多様性を尊重する社会、共生社会について熱く語っていただきました。


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