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 一般社団法人ナレッジキャピタル(代表理事:宮原 秀夫)ならびに株式会社KMO(代表取締役社長:小田島 秀俊)、龍谷大学(学長:入澤 崇)は、2018年11月22日(木)にナレッジキャピタル超学校 「食と農が拓く未来」を開校します。

 ナレッジキャピタル超学校は、一般生活者と研究者が一緒に考え対話するプログラムです。会議室での授業形式ではなく、開放感のあるカフェ空間でコーヒーやアルコールドリンク(20歳以上)などを片手にカジュアルに受講できるのが特徴です。

 本シリーズは、いのちを育むために不可欠な「食」、それを支え、人びとの豊かな暮らしに貢献する「農」にスポットを当てた全5回の連続講座です。
世界中で深刻な状況の「食糧問題」や「環境問題」。これらの課題を解決するために、植物科学、食品科学、社会科学それぞれの視点から研究する龍谷大学農学部の研究者と共に、「食」と「農」の未来について考えます。


<開催概要>
日程:
【第1回】2018年11月22日(木)【第2回】2018年12月6日(木)
【第3回】2018年12月13日(木)【第4回】2018年12月21日(金)
【第5回】2019年2月15日(金)
 時間:19:00~20:30(開場18:30)
 会場:グランフロント大阪北館1F「カフェラボ」
 対象者:高校生以上
 定員:50名
 参加方法:公式ウェブサイト(http://kc-i.jp/)より事前申し込み(先着順)※電話での申し込み不可

申し込み開始:
【第1回】2018年11月8日(木)【第2回】2018年11月22日(木)
【第3回】2018年11月29日(木)【第4回】2018年12月7日(金)
【第5回】2019年2月1日(金)
 料金:500円(1ドリンク料金・税込み)

主  催:
 一般社団法人ナレッジキャピタル・株式会社KMO・龍谷大学

【お問い合わせ先】
 一般社団法人ナレッジキャピタル 
  担当:稗方・奥村 電話:06-6372-6427/FAX:06-6359-2970
 龍谷大学 学長室(広報)  
  担当:橋本    電話:075-645-7882/FAX:075-645-8692

<ナレッジキャピタル超学校  龍谷大学農学部 × ナレッジキャピタル「食と農が拓く未来」概要>
 私たちの生活(衣・食・住)に深く関わる「植物」、その植物を作物として生産する「農」、人びとに健やかで豊かな暮らしを提供する「食」、この生産・加工・流通・消費の仕組みを構築する「経済」について理解を深めることは、私たちが未来を拓く上で大切なことです。
 龍谷大学農学部では、地球規模で多発している食糧問題や環境問題などの課題を解決するために、植物科学、食品科学、社会科学それぞれの視点から教育・研究を進めています。本シリーズでは、そのような研究者と共に「食」と「農」の未来を考えます。

■第1回 2018年11月22日(木)「植物の根物語」
 植物を栽培するには、土の中に隠れている根へしっかりと働きかけることが大切です。種子を播く前に畑を耕す、肥料を与える、生育中の水やりや、土寄せをするなど、植物の世話は根に対して行うことがとても多いことに気づきます。私たちはこの根についてどのくらい知っているでしょうか。今回は、日頃あまり目にする機会がない植物の「根」について詳らかにすることを通して、環境に優しい農業について考えてみましょう。

講師:大門 弘幸 / 龍谷大学農学部 資源生物科学科 教授
【講師プロフィール】
大阪府立大学大学院生命環境科学研究科教授を経て、2015年より現職。農学博士。専門は作物栽培学。著書に「作物学概論」「作物栽培大系-飼料・緑肥作物の栽培と利用」「栽培学~環境と持続的農業~」など。「作付体系におけるマメ科作物の機能に関する研究」で日本作物学会賞受賞。


■第2回 2018年12月6日(木)「まだ見ぬ食の価値を測る」
 まだ世に出ていない商品に、あなたはいくら支払いますか?こうした問いは、商品開発やマーケティングの現場で日々繰り返されているものです。実験によってデータを得ることが難しいとされてきた社会科学でも、手軽な「お買い物実験」によっていろいろな価値を測ることができるようになってきました。われわれ研究者は、同じ手法を使って思いもよらないものの価値を測ろうとしています。まだ見ぬ食の価値、How much?

講師:山口 道利 / 龍谷大学農学部 食料農業システム学科 講師
【講師プロフィール】
博士(農学)。2005年京都大学大学院農学研究科研究指導認定退学。日本学術振興会特別研究員(PD)、京都大学大学院薬学研究科特定助教を経て、2015年より現職。著書:「家畜感染症の経済分析」(昭和堂)。2015年度地域農林経済学会賞受賞。専門は、フードシステム学、農業経済学


■第3回 2018年12月13日(木)「おいしさ科学最前線」
 「たで食う虫も好きずき」の言葉どおり、おいしさの感覚は、個人的で曖昧なものとして科学には馴染まないと思われてきました。おいしさはどこに存在するのかすら明らかではありません。
おいしさは、食品とそれを食べる人間の関係の中にだけ存在します。つまり食品の分析ではなくて脳の研究なのです。本講座では、おいしさを構成要素に分けて解析することで普遍的なおいしさの全体像が理解できることを、実例を挙げながら解説します。

講師:伏木 亨 / 龍谷大学農学部 食品栄養学科 教授
【講師プロフィール】
1953年生まれ、京都大学教授を経て2015年より龍谷大学農学部教授、食の嗜好研究センター長。2014年紫綬褒章受章。


■第4回 2018年12月21日(金)「植物の匂いコミュニケーション」
 皆さん、コミュニケーションをとるのは動物だけだと思っていませんか?実は、声を出さない植物もコミュニケーションをとっているのです。植物は暑いと「暑いよ~」という匂いを出し、虫に食べられると「虫にやられてるよ~」という匂いを出します。近くの植物は、その匂いの声を聞きとり、前もって暑さ対策や防虫対策を始めることができます。
本講座では、龍谷大学農学部 教授の古本氏がファシリテーターとなり、植物の匂いコミュニケーションを盗み聞きしている2人の専門家に、植物の会話について語っていただきます。

講師:山内 靖雄 / 神戸大学大学院・農学研究科・助教
博士(農学)。1996年神戸大学大学院自然科学研究科修了。鳥取大学農学部 助手、神戸大学農学部 助手を経て2005年より現職。植物の環境ストレス応答の研究を通じて、みどりの香り成分が植物の高温耐性を促進することを発見し、研究成果は「すずみどり」の商品名で実用化されている。専門は植物生理生化学。


講師:塩尻 かおり/ 龍谷大学農学部 植物生命科学科 講師
博士(農学)。2001年京都大学大学院農学研究科修了。日本学術振興会海外特別研究員(PD)、日本学術振興会特別研究員(PD)、京都大学白眉センター助教を経て、2015年より現職。2003年日本応用動物昆虫学会奨励賞、2005年日本農学進歩賞、2013年日本生態学会宮地賞受賞。分担著書:「生物多様性科学のすすめ」(丸善東京)。専門は植物・昆虫生態学。


ファシリテーター:古本 強/ 龍谷大学農学部 教授
博士(農学)。1999年京都大学大学院生命科学研究科修了。東京大学大学院理学系研究科 助手、京都大学大学院生命科学研究科 助手、広島大学大学院理学研究科 准教授を経て、2012年より現職。葉緑体に局在するピルビン酸輸送体の同定の研究がNature誌に掲載された。専門は植物生理生化学。


■第5回 2019年2月15日(金)「食卓の植物科学」
 身近な植物と聞いて、みなさんは何を思い浮かべるでしょうか?公園の花や木のようにわかりやすいものだけでなく、食べ物や飲み物、薬、紙や家具、服など、身の回りのさまざまなものの中にも、原料というかたちで多くの植物が隠れています。特に、私たちが食べている作物の多くは栽培種と呼ばれ、先人が時間をかけて野生種から選抜することで、よりたくさん採れ、おいしく変化してきたものです。最近では、その歴史を代謝物やゲノムの解析から紐解けるようになってきました。研究者の話から植物研究の今を垣間見てみませんか。

講師:小埜 栄一郎 / サントリーグローバルイノベーションセンター株式会社 研究員
バイオサインエンス博士、ソムリエ。1998年岡山大学農学部卒業(植物細胞遺伝学)、2000年奈良先端科学技術大学院大学バイオサイエンス研究科修了(植物分子遺伝学)。同年、サントリー株式会社に入社し、(当時)基礎研究所に配属される。以後、花卉・原料作物および発酵微生物の研究開発に従事し、現在に至る。専門は、食卓の代謝ゲノム学。


講師:永野 惇 / 龍谷大学農学部 植物生命科学科 講師
博士(理学)。2009年京都大学理学研究科修了。農業生物資源研究所 特別研究員、日本学術振興会 特別研究員(PD)、科学技術振興機構 さきがけ研究者を経て、2015年より現職。著書に「Photobook 植物細胞の知られざる世界」「広辞苑を3倍楽しむ その2 (岩波科学ライブラリー)」など。2014年科学技術分野の文部科学大臣表彰 若手科学者賞 受賞。専門は、植物分子生物学、情報生物学。


※ナレッジキャピタル超学校 とは
大学や企業、研究機関などのさまざまな分野の研究者と一般参加者が一緒に考え、対話するナレッジキャピタルならではのプログラムです。これまでにも「京都大学iPS細胞研究所」「関西大学」「慶應義塾大学院メディアデザイン研究科」「国立民族学博物館」「大阪芸術大学」「JAXA」「国立循環器病研究センター」などと共同開催し、一般の参加者と研究者をつなぐ場と機会を提供しています。

(参考) これまでの「ナレッジキャピタル超学校」開催一覧   
  https://kc-i.jp/activity/chogakko/#c03

【施設概要】



このたび、矯正・保護総合センターでは、ユーザーの方が興味・関心のある情報に早くアクセスできるようにするため、ホームページのメニュー内容や各ページのタイトル・構成などを見直しました。これにより、少しでもユーザーの方の利便性が向上すればと思っております。今後も引き続き、ホームページの内容充実に努めてまいりますので、センターホームページをご利用ください。


【本件のポイント】
・初中等教育のトレンドであるアクティブラーニングを滋賀県立 東大津高等学校で実施
・身近なテーマをもとに、生徒主体の科学の深みを感じる講義
・文系・理系の枠組みを超えた視点で「食」と「農」を考える講義「アグリカフェ」

【本件の概要】
 龍谷大学農学部では身近な題材をテーマとし、農学への興味を高めてもらう取り組みとして「アグリカフェ」を高等学校で実施しています※ⅰ。今回、滋賀県立 東大津高等学校で「チョコにまつわる甘くない話 ~生態学で貧困を救う~」と題し、チョコレートの産地であるアフリカの農家の現状や、植物の生態を活かした害虫駆除についてなど、文系・理系の枠組みを超えた視点で「食」と「農」を考える講義を行います。本講義は、近年話題となっているアクティブラーニング型の講義形式を取り入れ、生徒が自ら興味関心を持ち、学びの意欲が高まることが期待されます。
 高大接続改革が注目される今、学びの本質を高校生に体験してもらい、進路選択の一助となるよう、次のとおり開催いたします。

1.日時:2018年11月14日(水) 15:30~16:55

2.場所:滋賀県立 東大津高等学校
      〒520-2122 滋賀県大津市瀬田南大萱町1732-2

 ⅰ)昨年度から開始した本取り組みは、これまでに6校で開催しています。今年度は本内容を含め4回の実施が決定しており、近隣の高校や高大連携校を中心に実施を検討しています。

  ・11月19日(月) 東九州龍谷高校(大分県)
  ・11月20日(火) 敬愛高等学校 (福岡県)
  ・12月22日(土) 相愛高等学校 (大阪府)

問い合わせ先…龍谷大学 農学部教務課  担当:柿本・糸井   Tel 077-599-5601



「犯罪学」(英:Criminology)とは、犯罪にかかわる事項を科学的に解明し、犯罪対策に資することを目的とする学問です。龍谷大学 犯罪学研究センター(CrimRC)では、学生のみなさんが「犯罪学」にふれる第一歩として、ぜひ鑑賞して欲しい作品を紹介します。
不朽の名作から社会問題を考えてみませんか?

紹介作品:
『マイノリティ・レポート』(2002,アメリカ)

原題:Minority Report
監督:スティーヴン・スピルバーグ

「犯罪予防」への考え方の是非を問う、スティーヴン・スピルバーグ監督によるSF大作。
真の意味で、完璧な犯罪予防などあるのでしょうか?


◆あらすじ:
西暦2054年、未来のワシントンD.C.。司法省のエリート班、犯罪予防局が設置されてから殺人事件はゼロ、犯罪件数も90%減少という成果が出ていた。それは未来の光景を予知し、殺人が起こる前に未然に防ぐという最先端のシステムが成功を収めているからである。そんな中、犯罪予防局のチームのトップに立つジョン・アンダートンは、ある事件をきっかけに、このシステムに自分の情熱をすべて捧げてきた。
しかし、ある日、ジョンは“自らが見ず知らずの男を殺害する”と予知されてしまう。今や追われる身となったジョンは必死の逃亡を試みる。彼が助かる道はただ一つ。システムに隠された真実『マイノリティ・リポート“少数報告”』を暴くことであった。


◆見どころ:
この映画は近未来を舞台に描いたSF作品で、「犯罪予防」への考え方の是非を問うものでもあります。作中では犯罪の発生を予知することで未然に防ぎ、そして処罰します。つまり、現代における犯罪を処罰する原則の「結果の発生」が伴っていません。「将来的に罪を犯す」と予知された時点で、処罰対象となってしまうのです。たしかに、「犯罪予防」の観点では、『犯罪者』と『犯罪を起こすかもしれない者』を一括りにしてしまえば犯罪の件数は減少するでしょう。しかし、その果てにあるのは…。
真の意味で、完璧な犯罪予防などあるのでしょうか?高度なシステムと合理性は、時に人間の大切な部分を蝕んでしまうという事も考えさせられます。
本作品は監督スティーヴン・スピルバーグ、主演トム・クルーズの大物コンビによる近未来SFサスペンスです。驚きの展開、程よいアクションシーン、ふんだんに盛り込まれている仕掛けに、あなたもきっと本作の世界観に惹き込まれることでしょう。

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【シネマ鑑賞者のコメント】(※一部抜粋)
・犯罪発生率を0にできるとはいえ、人間をシステムで管理し、実際に犯罪に着手しない可能性の未来は対面上抹消するなど、人間を人間扱いしていない悪質な世界だった。管理社会の闇と情報社会の怖さが分かる映画だった。
・今回の映画は殺人事件が多発するアメリカ社会の展望を表す映画だと思います。検挙至上主義よりも、犯罪の予防と刑務所出所後に再犯させないことが大切だと思います。
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大宮図書館スタッフによるレクチャー風景(2018.10.24)

 文学部のゼミは、学内外で様々な活動を行っています。ゼミ活動とはどのようなものなのか、その一端を紹介するために、文学部日本語日本文学科の安藤 徹先生が実施したゼミの課外プロジェクト学習「『源氏物語』展の企画書作成」中間発表会の公開実施を報告いただきました。

 日本語日本文学科の安藤ゼミ(古典文学演習ⅠB)では現在、課外プロジェクト学習に取り組んでいます。テーマは、「魅力的な『源氏物語』展の企画書を作る」です。
 このプロジェクトは、龍谷大学創立380周年を記念して2019年秋に龍谷ミュージアムで『源氏物語』展を開催することが決定した、というフィクションの設定に基づいています。今まさにゼミで『源氏物語』を学んでいる学生たちが、その成果を活かしつつ展覧会の企画を検討中です。
 プロジェクトを進めるにあたっては、龍谷ミュージアムや龍谷大学大宮図書館の協力を得て、スタッフからアドバイスをもらう機会も設けました(写真は10月24日に実施した大宮図書館スタッフによるレクチャーの様子)。また、今後は、宇治市源氏物語ミュージアムへ出かけて、学芸員にご協力いただいてレクチャーおよび展示見学も行なう予定です。
 こうした取り組みの一環として、以下の要領で中間発表会を公開で開催します。参加申し込み不要です。興味のある方はぜひおいでください。

                 記

《テーマ》 『源氏物語』展の企画書(案)の発表
《日 時》 2018年11月17日(土)14:00~17:00
《会 場》 龍谷大学大宮学舎東黌1階 アクティビティホール
《スケジュール》
      14:00      開会
      14:10~14:40  第1班のプレゼン+質疑応答
      14:40~15:10  第2班のプレゼン+質疑応答
      15:10~15:40  第3班のプレゼン+質疑応答
      15:40~15:55   【休 憩】
      15:55~16:25  第4班のプレゼン+質疑応答
      16:25~16:55  第5班のプレゼン+質疑応答
      16:55~17:00  本日のチャンプ・グループの決定・表彰
      17:00      閉会
《その他》 すべてのプレゼンが終了後、参加者全員の投票により「一番魅力的な展示になると感じたプレゼンをしたグループ」を選び、「本日のチャンプ・グループ」として表彰します。


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