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 多くのゼミ(演習I/II)は、学内外で様々な活動を行っています。
 ゼミ活動とはどのようなものなのか、その一端を紹介するために、経済学部・国際経済学科の大原盛樹准教授(演習テーマ:アジア比較経済論)の中国・インド研究旅行の内容を報告いただきました。


 2017年8月10日から21日まで、経済学部の大原盛樹ゼミが、中国とインドで研究旅行を実施しました。

 「新興国の成長を日本に取り込む!」という共通テーマの下、毎年、①社会的意義を意識しながら最新の課題を設定し、②特定の新興国にターゲットを絞って現地調査をしながらオリジナルな研究を進めています。毎年夏休みに行う研究旅行は、ゼミ活動にとって最も重要なイベントの一つです。今年は世界の二大超大国、中国とインドの中小都市における消費の変化に注目しています。新しく中間層の仲間入りをした消費者が外国企業の「原産国(country of origin)効果」をどの程度感じているのか、その形成にインターネットを使った新しいメディアの普及がどう関わっているのか、を研究課題としています。
 今年は、1. 現地の大学・研究機関と共催でのワークショップ(研究報告会)、2.日系企業・行政機関でのヒアリング、3.農村実地調査、の3つを行いました。もちろん観光も思い切り楽しみました。
 今年は当初の出発日に台風5号が関西を直撃し、予定した飛行機が欠航。3日遅れての出発となったため、楽しみにしていた農村消費調査を取り消しました。しかし江蘇省常州市での日系企業の訪問調査は行うことができました。ピジョンとコマツの現地工場を視察し、中国の中低所得層へのアプローチの仕方について話を伺いました。
 次いでインド南部の大都市であるチェンナイに移動し5日間滞在しました。まずアジアで最も早くに設立された大学の一つであるマドラス大学の経済学部でワークショップを実施しました。約100名の現地学生と教員が集まり、研究報告をしました。インド人学生の圧倒的な表現力に驚きましたが、我々もチームワークを発揮してなんとか報告を終えました!日本での予備調査の結果を紹介し、多くの参加者から質問と激励をいただきました。学術報告の後はcultural exchange!我々が日本の民謡や英語での落語を披露し、マドラス大学芸術学部の学生が歌と創作ダンスを見せてくれました。大いに楽しみました!
 チェンナイでは他に農村でNGOの女性支援活動の見学と住民の消費調査、日系企業(東洋水産、味の素、ヤマハ発動機の現地工場)とJETRO(日本貿易振興機構)の訪問調査を行いました。最終日にはチェンナイ中国研究所とインド日本商工会が主催する講演会(於サヴェラ・ホテル)でも研究報告をしました。こちらも約100名のビジネスマンや行政関係者、研究者や大学院生が集まり、実のある交流ができました。
 中国、インドとも、多数の皆様の献身的なご協力のおかげで、貴重な知見とデータを得ることが出来ました。それを基にオリジナルな研究をしていきます。
 それ以外に観光も大いに楽しみました。上海では黄浦江でのナイトクルーズや豫園、ディズニーランドを楽しみ、インドではチェンナイ近郊で海岸寺院等の世界遺産(マハーバリプラム)とドラヴィダ式ヒンドゥー寺院群(カンチープラム)を見学しました。両国の奥深い文化と歴史を実感できました。インドの最後に北部のアグラでタージマハルを見学。タージマハルではサリーを着た女子学生がたくさんの観光客に写真をせがまれ、スター気分を味わいました。心配した体調不良もほとんどなく、全員元気に帰国できました。今年も収穫の多い、明るく楽しい旅でした。














龍谷大学政策学部で開講しているPBL(Problem-based learning)科目「政策実践・探究演習」の「京丹後プロジェクト」(清水万由子准教授)では、「京丹後市夢まち創り大学」と協働しながら、平成28年4月から大宮町五十河地域で地域の伝統的な食文化の調査を行っています。地域の高齢者から食文化を通した地域や生活の話を聞き、聞き書きを行うことで、学生が地域を理解するとともに地域住民自身が五十河地域の魅力を発見・再認識できる場づくりを行っています。
今年度は、京丹後市の高校生にも呼びかけ、高校生と大学生が共同で下記の通り聞き書きを行います。活動は一年を通して実施し、今後、地域を出て生活をしている孫世代の方々にも地域との関わりについて意見を聞き、動画や冊子にまとめることを検討しています。
つきましては、本取組みについてご取材いただきますよう、お願い申し上げます。

1.日程  
 2017年7月23日(日)

2.場所
 集合場所 五十河地区基幹集落センター:京都府京丹後市大宮町延利414-1 (8:50集合) 
 ※9:00以降はグループに分かれて各地域にて活動を行います。
当日は清水准教授(090-9982-9952)、コーディネーター久保(080-2446-5352)に連絡をお願いいたします。
 
3.スケジュール    
9:00   聞き書き活動(五十河地域、久住地域、明田地域、新宮地域の4グループ) 
12:00    コミュニティショップ歌仙にて昼食
13:00~16:00   ふりかえり、文字起こし(五十河地区基幹集落センター)

4.参加者 
 龍谷大学政策学部生 22名、京丹後市内の高校生 1名

5.参考
 ・京丹後市夢まち創り大学
大学が蓄積してきた高度な知識、技術及び情報並びに若い大学生の活力を市内に導入することで、地域と大学が互いに学び合い協働して地域課題の解決や地域の活性化を図ることを目的として、全国10大学の参画を得て「京丹後市夢まち創り大学」を組織し、取り組みを進めています。
【京丹後市夢まち創り大学の主な事業】
①大学生が都会と地方都市を行き来する無料シャトルバスの運行
②大学生が安心して宿泊できる無料シェアハウスの運用
③京丹後市内での体験・学習プログラムの提供
④現地の情報提供、プログラムの企画や実施をサポートするコーディネーターによる相談、支援
⑤現地の自由な活動をサポートする電動自転車の提供


龍谷大学政策学部、今里 佳奈子教授のゼミナールでは、2016年4月から丹後町宇川地域で地域と共に様々な地域活性化活動を行っており、実践を通じた調査・研究を元にした政策提言を行っています。
なかでも実践研究の一つである「今里田(いまさとでん) プロジェクト」では、地域と今里ゼミの学生が協働で、無農薬米の苗床づくりから販売までの企画・運営を実施しています。
2年目にあたる今回は、同プロジェクトの稲刈りに加え、新しく、コメを使ったお菓子作りや宇川小学校の子どもたちとの交流も行いますので、下記の通りお知らせいたします。
同プロジェクトは年々進化していく活動を通じて、地域に貢献するとともに、学生には「地域公共人材の卵」としての学びを深めてもらうという、大学と地域の連携の新しいモデルづくりを目指しています。
なお、この取り組みは、京丹後市夢まち創り大学(※1)の活動の一環として実施するものです。

1.日 時
2017年9月15日(金)13時30分~17時00分 (稲刈り)
2017年9月16日(土) 9時00分~17時00分(宇川加工所でのお菓子作り、子供たちとの交流)
    
2.参加者(予定)
地域:丹後町宇川地域の方々
学生:今里ゼミ生約25名

3.開催場所
丹後町久僧(宇川温泉の近く)



※1.京丹後市夢まち創り大学
地域と大学が互いに学び合い協働して地域課題の解決や地域の活性化を図ることを目的として、全国11大学の参画を得て「京丹後市夢まち創り大学」を組織し、取組を進めています。


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