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龍谷大学矯正・保護総合センター 公開研究会

テーマ
「薬物依存症からの回復における薬物検査の意義」

 現在、保護観察においては、特定の対象者に対して、専門的処遇プログラムが実施されています。覚せい剤の自己使用により保護観察に付された人(保護観察付執行猶予者については、規制薬物の使用を反復する傾向が強い人)を対象として、保護観察官が5回面接し、ワークシートへの書き込みなどで自分の問題性を認識させ、認知のゆがみや自己統制力の不足を修正し、ロールプレイング等の技法を使って、再犯に至らないための行動方法を指導しています。
 覚せい剤事犯者処遇プログラムでは、簡易薬物検出検査(簡易試薬による尿検査または唾液検査によって、覚せい剤使用の有無を推定する検査)も実施されています。この検査は、プログラムが義務付けられていない人や指導を受け終わった人でも、本人の自発的意思で行うことができます。2010年に自発的意思でこの検査を受けた人、のべ人員3,029人、実施のべ回数7,248回のうち、簡易検査での陽性反応7回、警察署や麻薬取締部での精密な鑑定の結果陽性反応が検出されて逮捕された人は2人でした。
 薬物検査については、陽性だった場合の処置など、さまざまな問題点が指摘されていますが、その実態についてはあまり知られていません。今回の研究会では、実際に唾液検査のキットを使って、検査を体験し、みんなでこの問題を考えてみたいと思います。講師には、アパリの尾田真言さんをお招きします。

                     記

日時: 2012年12月1日(土)13:30~16:30
場所: 龍谷大学深草学舎 至心館1階 矯正・保護総合センター
講師: 尾田 真言(アジア太平洋アディクション研究所(APARI)事務局長)
内容: 講演「薬物依存症からの回復における、薬物検査の意義」
     実践「薬物使用検査キットの使い方」
費用: 検査キットの実費および資料代 5,700円

※準備の都合上、開催案内裏面の参加申込書にご記入の上、FAX、郵送またはEメール(kyosei-hogo@ad.ryukoku.ac.jp)でお申し込みください。《締切:2012年11月26日》

【参加ご希望の方へ】
 今回の研究会では、薬物使用検査キットを使用します。キットの数には限りがありますので、事前にお申し込みください。定員をオーバーした場合には、ご参加いただけない方にのみ、事務局からご連絡させていただきます。

【申込締切】
 2012年11月26日(月)必着
 ※セミナーの情報は、矯正・保護総合センターのホームページ(http://www.rcrc.ryukoku.ac.jp/
)でも公開しています。
  
【お問い合わせ・お申し込み先】
 龍谷大学矯正・保護総合センター
  〒612-8577 京都市伏見区深草塚本町67
   Tel.075-645-2040 FAX.075-645-2632


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去る11/3、奥田知志氏(特定非営利活動法人北九州ホームレス支援機構理事長)を講師にお招きし、『困窮孤立者支援としての更生保護~下関放火事件から考える~』をテーマとした講演会を開催いたしました。

当日は、矯正・保護に携わっておられる実務家、社会福祉の関係者、関連の行政機関や民間団体の職員、法律家、奥田氏の活動に関心をお持ちの地域の方々、そして学生たち(約170名)にご参加をいただき、奥田氏のお話しに熱心に耳を傾けておられました。

本センターでは、今後も引き続き、矯正・保護に関する取り組みを企画して参りますので、多くの方々のご参加をいただきますようお願い申しあげます。

第3回矯正・保護ネットワーク講演会の内容は、次のとおりです。
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◆開催日時
 2012年11月3日(土) 13:30~15:40

◆開催場所
 龍谷大学アバンティ響都ホール
  JR京都駅八条東口から徒歩約1分
  (京都市南区東九条西山王町31 アバンティ9階)

◆当日のプログラム
 12:30 開 場(受付開始)
 13:30 開 演
     開演にあたり
     浜井 浩一(龍谷大学大学院法務研究科・教授)
     『司法と福祉の連携がなぜ必要なのか』について
 13:50 特別講演
     講演者 奥田 知志 氏(特定非営利活動法人 北九州ホームレス支援機構理事長)
     テーマ 『困窮孤立者支援としての更生保護~下関放火事件から考える~』
 15:20 質疑応答
 15:35 センター長挨拶
     加藤 博史(龍谷大学矯正・保護総合センター長/龍谷大学短期大学部・教授)
 15:40 終 了

◆主催 龍谷大学矯正・保護総合センター

◆後援 浄土真宗本願寺派 京都府保護司会連合会 京都府更生保護女性連盟 
     更生保護法人京都府更生保護協会 京都BBS連盟 共同通信社 NHK京都放送局 
     朝日新聞京都総局 読売新聞京都総局 毎日新聞京都支局 京都新聞社

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【お知らせ】
 本講演会で奥田氏がお話しされた内容は、センター通信第4号(2013年2月発行)に掲載予定です。ご希望の方は、本センターHPの「お申し込み」ボタンからご請求ください。


①総合司会:津島昌弘(社会学部教授)


②開演にあたり:浜井浩一(法務研究科教授)


③講演する奥田知志氏(北九州ホームレス支援機構理事長)


④講演する奥田知志氏(北九州ホームレス支援機構理事長)


龍谷大学法学会が主催する講演会について、矯正・保護総合センターが共催いたします。
講演会の詳細は、次のとおりです。

                        記

日 時:2012年4月5日(木)15時~17時
場 所:京都市伏見区深草塚本町67 至心館
      龍谷大学矯正・保護総合センター地下会議室
講演者:ブリギッテ・ターク(Brigitte Tag)教授(チューリッヒ大学)
通 訳:石塚伸一(龍谷大学)
テーマ:「刑務所における死:受刑者のハンガーストライキ
     (Tod im Gefangnis:Hungerstreik im Gefangnis)」
主 催:龍谷大学法学会
共 催:龍谷大学矯正・保護総合センター

                                   以上


龍谷大学法学会が主催する講演会について、矯正・保護総合センターが共催いたします。
講演会の詳細は、次のとおりです。

                        記

日 時:2012年3月31日(土)18時~20時
場 所:京都市伏見区深草塚本町67 至心館
      龍谷大学矯正・保護総合センター地下会議室
講演者:グンナー・ドゥトゲ(Gunnar Duttge)教授(ゲッティンゲン大学)
通 訳:嘉門優氏(立命館大学)
テーマ:「可罰的近親相姦(ドイツ刑法173条)の正統化への疑問について
     Zur fragwurdigen Legitimation des strafbaren Geschwisterinzests(§173StGB)」
主 催:龍谷大学法学会
共 催:龍谷大学矯正・保護総合センター

                                         以上


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