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 社会学部の「社会共生実習(お寺の可能性を引き出そう!―社会におけるお寺の役割を考える―)」(担当教員:社会学科 教授 猪瀬優理、コミュニティマネジメント学科 准教授 古莊匡義)は、地域社会におけるお寺の役割と可能性について考えるプロジェクトです。

 2024年度受講生12名が参加した今年度はじめてのフィールドワークは、5月11日(土)に開催された、浄土宗 治田山 慈眼院 西方寺(滋賀県草津市)の花地蔵まつりへの参加です。

 花地蔵まつりは、10時開始。
 受講生たちはそれより少し前に到着し、2か所の駐車場まわりの警備、駄菓子屋の店番のお手伝いを中心に、スタッフとして参加させていただきました。
 お寺で開催されるにぎやかなお祭りの雰囲気と、そこに訪れる子どもさんたちをはじめとする人びとが楽しんでいる様子を現場で体験することになりました。



 花地蔵まつりでは、さまざまな催しが用意されていました。本堂前では、花まつりの甘茶かけ(参加した子どもさんたちには駄菓子屋で使える金券提供)、青花のお守りづくり、駄菓子屋開始(翌12日も開催)、墓地の一画にもうけられている「ともいきテラス」前では、ストリートピアノイベント、屋台&キッチンカーが用意されていました。キッチンカーと屋台は6店舗。在日中国人の方たちの屋台をはじめ、クレープやスープ、たこ焼きなど多彩。龍谷大学瀬田学舎でもお弁当を提供して頂いている「胡坐2nd」さんの出店もありました。

 墓地の奥にある森の中では、ボーイスカウトによるドーナツづくり、本堂の中ではシェアマーケット、書院では書道展(翌12日も開催)、15時からは子どもさんたちが参加できる抽選会が開催され、16時ころにはお祭り全体が終了しました。

 受講生たちは、自家用車でお祭りに訪れた方々を駐車場に誘導する仕事や、駄菓子屋に併設された手作りスマートボールの受付スタッフとして活躍しました。
 ボールが揃うと景品としてスーパーボールがもらえるルールでした。受講生たちは、スーパーボールゲットを目指して奮闘する子どもさんたちを見守る優しいお兄さん、お姉さんとして上手に接していました。



 お寺とのつながりやお寺に対して持っていたイメージはそれぞれ異なっている受講生たちですが、ご住職夫妻、副住職夫妻をはじめ、お寺で日頃から教室などを持っている先生たちがスタッフとなって、訪れる人びとを楽しませようという気持ちいっぱいで作り上げるお祭りに参加させていただいたことで、お寺の新たな可能性に気づくきっかけの一つになったようです。

 お寺には年配の人が来ているというイメージがあった受講生は、小さなお子さんたちはじめ、若い世代の家族連れが多く訪れていたことに驚いていましたし、思った以上に大勢の人が集まっていることに驚いていた受講生も複数いました。
 お祭りのボランティアスタッフとして働くという体験が初めてだった受講生も少なくなく、誰かのために自分の力を使うことの意味について考える機会にもなったようです。



 イベント終了後、副住職の牧夫妻に受講生からの感想を聞いていただき、コメントもいただきました。「やらされているのではなく、自分たちでやりたいと思ってここに参加してくれているスタッフの方々が沢山いることを知ってほしい。皆さんにもそのような思いで人のために働く活動ができるような大人になってほしい」というメッセージは、本実習においても大事にしていきたい思いです。



 本プロジェクトでは、後期に受講生それぞれの興味関心に合わせてグループを形成してともに活動して頂けるお寺を探していきます。それぞれどちらのお寺でどのような活動を展開してくれるのか、楽しみにしたいと思います。

 社会学部「社会共生実習」について、詳しくはこちらの【専用ページ】をご覧ください。


龍谷大学法学部は5月20日、京都とアフリカ・トーゴの伝統産業をつなぐ事業を展開する中須俊治さんを招いて講演会を開きました。内田孝・非常勤講師が担当する3、4回生対象の専門科目「マスコミ論Ⅰ」の一環で、授業で中須さんの起業に至るまでの歩み、事業の実際と昨年夏のアフリカでの交通事故などを紹介しており、受講生約90人が事前に質問を提出したうえで参加しました。

中須さんは宇治市出身の33歳です。滋賀大学在学中に大手商社やマスコミなどから就職内定を得ましたが、幼いころから身近な商店主らにかわいがられたとの実感があったことから、「大企業での顔の見えない相手とのビジネスに疑問を感じた」と内定を辞退。周囲の猛反対のなか、これからの生き方を再考するために休学し、日本人のいないトーゴのラジオ局DJ募集に応募して渡航しました。DJは話す仕事ですが公用語のフランス語が満足に話せなかったものの、自らを「ペテン師」と称する楽天的な思考で現地語を習得。多数の友人ができ、「現地では愛称で呼ばれるほどの人気者になった」と振り返りました。
いったん帰国して復学し、京都信用金庫に採用されて4年余り勤めました。在勤中は当初から起業を念頭に、「社会人生活の基本や、数字で社会を判断する金融業」を冷静に学び、満を持して独立。2018年、アフリカの織物職人と京都の染色職人を結ぶ事業などを展開する会社「アフリカドッグ」を西陣でスタートさせた経緯などを、笑いを交えて語りかけました。

順調だった昨年夏には、トーゴで乗っていた車が正面衝突。後部座席に座っていたために一命を取り留めましたが、治療のできる医療設備のあるモロッコに転送され、半月あまりの意識不明の重体から生還。日本への帰国までの治療費、輸送費などは、京信関係者や龍大・深尾昌峰副学長らの呼びかけによるクラウドファンディングで支援を募ったことなども感謝を交えて説明しました。

深刻になりそうな交通事故なども含め、波乱万丈の生き方を笑顔で語る中須さんの話に、受講生たちはみな引き込まれて聞き入っていました。質疑では、卒業後の生き方や就活をクリアする方法を尋ねる質問が続きました。これに対し、中須さんからは具体的に社会人とのコミュニケーションの取り方、深め方の解説がありました。就活については、「大学時代にやってきたこと=過去と、卒業後に就職先でやりたいこと=未来がつながるように構成し、自信をもって相手に伝えられれば大丈夫」と助言しました。また、「海外に行って、流行のファッションを知りたい」との相談には「円安で海外に行く人の少ない今こそ、海外を体験する意味がある」との持論を示し、それぞれが自らの知恵を絞って夢を実現するよう励ましました。終了後にも質問に訪れる受講生もおり、よい刺激になったと感じられる授業でした。




本学で教職課程を履修するための準備として、1年生向けの説明会を実施しました。


説明会では、所属している学科専攻によって取得できる教育職員免許状や教職課程履修の流れを教職課程ガイドブックに沿って教職担当教員より説明し、
続いて事務局より今後の教職課程履修を進めるにあたっての注意事項、教職課程履修料や登録制度について説明しました。
10月にも説明会を予定しています。教職課程に関心のある方は、ぜひご参加ください。


みんなの仏教SDGsWEBマガジン「ReTACTION」 (リタクション)の新着記事案内

2000年代になってから、ひきこもり・不登校が社会問題化。支援の現場に本人が来られないという状態のまま、どのように支援を進めていけるのかが、大きな課題となっています。今回は、赤津玲子教授に心理学の新たな領域である“関係支援”についてお話を伺いました。

↓是非ご一読ください↓
ひきこもり状態の本人ではなく保護者にアプローチ 心理学のオルタナティブ “関係支援“ について

赤津教授のプロフィールはこちらです。


 経営学部の新入生は入学して最初の学期に、「フレッシャーズ・ゼミ」で学びます。この科目は、大学での学びに必要な技法(リテラシー)を身につけることに主眼を置いています。各クラスが20人前後の少人数で学んでいますので、仲間づくりの場としても位置づけられます。
 フレッシャーズ・ゼミの期間には担当教員による講義だけでなく、外部講師の方をお招きすることもあります。5月22日(水)には、7クラスの合同で、永田和宏先生の講演会を開催いたしました。
 永田先生は、京都大学、京都産業大学(いずれも名誉教授)を経て、現在はJT生命誌研究館の館長を務めておられます。ご専門は細胞生物学ですが、歌人としても著名な方です。ご研究では、日本人として初めて「ハンス・ノイラート科学賞」(タンパク質研究をリードする国際組織 The Protein Societyが、タンパク質の基礎研究で特に優れた研究功績をあげた個人に対して授与している賞)を受賞されています。歌人としては「朝日歌壇」の選者を務めるなどされています。
 経営学部ではこの間、毎年この時期に、永田先生に1年生を対象にご講演いただいています。それは、永田先生が、これまでのご研究や教育を踏まえて、大学で学ぶことの意味を学生たちに問いかけてくださるからです。
今回は、「『知の体力』と『問う力』―知へのチャレンジ―」のテーマで講演されました。初等中等教育と大学との違い、「学習」から「学問」へ、「知ること」は「知らなかった自分を知ること」(知へのリスペクト)などのお話をされました(ご講演の内容は、永田先生のご著書『知の体力』新潮新書、2018年とも重なる部分があります)。
 以下に、受講した学生の感想を紹介します。

 今日の講演会を聞いて1番心に残っていることは安易に答えを求めないということです。大学の授業では答えのない問題に対して考えていく必要があるので、これからはすぐに答えを求めないでいきたいと思います。また、その問いの答えを探していて、問いのまま抱え込んでいる時間が非常に重要ということもわかりました。その時間があるおかげで熟考することができ記憶にも定着することがわかりました。根拠ない不明の定説を疑うことで新たな発見をすることができることもわかりました。

 今回のゼミの講義で、高校の学習と大学の学修の違いを話されていて、高校は答えが1つである問いを教わるが、大学では答えが1つではない問題があるということを教わるということを聞いてとても納得しました。また、大学では教科書に書いてあることを講義する必要は無いため、自分自身が何かまだ分かっていないのかを知るために教わるということを聞いて、確かに高校までは、教科書に載っていることを先生が分かりやすく生徒に伝えることが基本の学びでしたが、大学では教科書を使う授業も極端に減り、教科書にない知らないことを教わるという学びに変わっていると実感しました。  (文責:細川孝)





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作成日2016/04/26

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  • 「大学入門」における学長講義を実施しました

    4月に入学した短期大学部社会福祉学科の学生を対象に、380年の歴史をもつ龍谷大学とはどのような大学なのか、その歴史や先人の足跡、また、望むべき学生像などについて入澤学長に講演いただきました。1639年に西本願寺学寮として教育が始まったことやカルピス創業者が卒業生であること、シルクロードを調査した大谷探検隊の偉業や明治時代に学生がつくった反省会雑誌が現在の中央公論になっていること、大学の蔵書として解體新書などがある等の内容でした。 龍谷大学の学生像として、「自省利他」についての話がありました。常に我が身...

  • 【こども教育学科】6月5日(水)荘保共子氏(短期大学部客員教授)講演会「こども・若者の意見表明があたりまえに」を実施しました

    1年生の実習指導科目「保育実習指導Ⅰ」において、子どもの育つ多様な環境を理解する取り組みとして、認定NPO法人こどもの里の館長・理事長 荘保共子氏(本学客員教授)の講演会を開催しました。 龍谷大学短期大学部こども教育学科では「いのち」に焦点を当てながら、児童福祉施設、保育所、幼稚園、こども園での実習を通した体験的な学びにも注力し、共に育ち合ういのちへの理解を深めています。この取り組みの一環として、荘保共子氏をお招きして子どもたちが抱える生きづらさの現状と子どもや若者の意見表明の権利を尊重することの大...

  • Global Lounge & Kitchen利用開始 初回は「龍大びわこバーガー」開発PJ

    瀬田キャンパスに新たに開設した「STEAMコモンズ」にはシステムキッチン を備えた「Global Lounge &amp; Kitchen」エリアがあります。 食を通したコミュニティースペースとして、5月12日から利用を開始しました。 初めての利用者は、農学部食品栄養学科 食品生理学研究室(指導教員:山崎 英恵 教授)が、株式会社西村食品(滋賀県大津市公設地方卸売市場内)と連携して実施している、「龍大びわこバーガー」の開発プロジェクトでした。 学生は魚のさばき方を教えていただいたり、レシピのアドバイスをいただきながら、バーガー...

  • 文学研究科 大学院進学ガイダンス2022年7月 の動画を公開中【文学研究科】

    7月19日及び7月22日に、文学研究科の進学ガイダンスをオンラインにて開催いたしました。 &nbsp; 龍谷大学大学院 文学研究科 大学院進学ガイダンス(2022年7月22開催) &nbsp; 進学ガイダンスでは、國下研究科長の挨拶の後、研究科の概要・入試情報などの説明を行い、その後に、現役の学生による修士課程での大学院生活の紹介を行いました。 &nbsp; &nbsp; 大学院入学後のイメージを掴んでいただけましたか。&nbsp; 文学研究科の案内誌と入試情報は、こちらからご覧いただけます。 ▽文学研究科の案内誌 ▽入試情報

  • 佛光山寺日本本山住職らが来学 本学と国際交流強化へ【R-Globe】

    2025年5月28日(水)、佛光山寺日本本山住職満潤法師らをお迎えし、龍谷大学安藤徹学長、玉木興慈副学長と会談を行いました。 会談では、満潤法師より、仏教をより広めていくため、仏教系大学間の国際交流の重要性が強調され、2025年11月に開催予定の佛光山大学学長フォーラムへの参加招待をいただきました。 安藤学長からは、佛光山が持つグローバルネットワークに本学もぜひ参加したいという考えを示すとともに、今後も積極的に国際交流を広げていくことを確認しました。 さらに、佛光山系大学である佛光大学(台湾)との間で、実施...

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  • 進学相談会

    龍谷大学入試アドバイザーが、各地の進学相談会で受験生の個別相談に対応。 キャンパスの雰囲気や大学生活、入試制度、学費、各学部の特色等について分かりやすくご説明します。 主催業者:さんぽう

  • 【LORC】公開研究会「職場のコミュニケーション研究の可能性―多文化共生に向けて」を開催します

    3月26日に公開研究会が開催されますのでご案内いたします。 【研究会テーマ】 公開研究会「職場のコミュニケーション研究の可能性―多文化共生に向けて」 【概要】 「包摂的発展を可能にする新たなエコシステムの創出」を考える際に、これからの日本社会において、外国人材とともに働く環境整備は重要なポイントです。本研究会では、職場のコミュニケーションに焦点をあてて議論します。 【日時】2021年3月26日(金曜日) 15時から17時半 【プログラム】 講演 森興産株式会社 代表取締役 森 隼人氏 「ミスコミュニケーションを乗り越...

  • 入試説明会(浜松会場)

    公募推薦入試〔2教科型〕、一般選抜入試について、対面形式での入試説明会を開催します(要予約・先着順・定員制)。 ※事前予約制(1申込につき、同伴者1名まで申込可能。定員に達し次第受付終了) 資料配布コーナーに、大学案内や学部パンフレット、過去問題集を設置します。 入試に関する質問にお答えする個別相談会も実施します。 <スケジュール> 受付開始 14:00〜 ⼊試説明 14:30〜15:10 個別相談 15:30まで イベント詳細、参加申込、注意事項などは以下のページをご確認ください。 https://www.ryukoku.ac.jp/admission/event/l...

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作成日2016/04/26

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作成者KDL藤川

作成日2017/04/26

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作成日2017/05/08

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作成者KDL藤川

作成日2017/05/01

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