2019年度 創立記念・親鸞聖人降誕会法要のご案内

親鸞聖人降誕会とは・・・

親鸞聖人のお誕生は1173年5月21日(承安3年4月1日)とされています。源平合戦の鬨の声けたたましい武士の世は、まさに「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり……」と語られたように栄枯盛衰の激しく、悲惨な時代でした。

下級公家に生まれられた親鸞聖人は幼くして両親と別れ、9歳にして出家、比叡山での20年間に及ぶ烈しい求道の末、「よきひと」法然上人と出遇い、そして浄土の真宗――選択本願念仏の仏道に出遇われました。以後、念仏者として如来の恩徳を、教えに問い、身に確かめつつ、人間の闇を見つめ、本願の救いを顕わし続けられた「ただ念仏のみぞまこと」のご生涯でした。

降誕会とは、親鸞聖人のお誕生をお祝いする法会です。また、本学は1922(大正11)年5月20日、大学令による大学への昇格が認可されました。このため翌21日を創立記念日として、併せてお祝いしています。

底知れぬ妄想の闇に迷い、虚偽に執着して空しく生きる私たちに対して、親鸞聖人が人の世に生まれ、真実を求め、真実に生き、そして真実――南無阿弥陀仏のみ教えを顕らかにして下さったことの意義を改めて確かめしましょう。

2019年5月21日(火)

  時間 会場 法話・記念講演
大宮 9:00 ~ 9:40 本館 法話:入澤 崇 学長
深草 10:30 ~ 12:00 顕真館

記念講演「ものみな金色(こんじき)に輝く」

徳永道雄 先生
(本願寺派勧学寮頭・京都女子大学名誉教授)

瀬田 11:00 ~ 12:00 1号館
107教室
記念講演「老病死を見て世の非常を悟る」
野村康治 先生
(本願寺派瑞松寺住職・〔社会福祉法人〕至心会理事長)

※ ご参拝の方々全員に参拝記念品とお斎(弁当)を用意します。

※ 法要終了後,深草では校友会賞・沼田奨学金・アカデミックスカラシップ奨学金の授与,
  瀬田ではアカデミックスカラシップの授与があります。

※ 瀬田での法要時間は今年のみ変更されます。

※ 大宮学舎・瀬田学舎の法要終了後,それぞれ深草学舎行き・大宮学舎行きのバスが運行されます。
   9:50 大宮学舎(東黌前)発 → 深草学舎(守衛所前)行き(1台)
   13:00 瀬田学舎(バス停)発 → 大宮学舎(守衛所前)行き(2台)

記念講演講師紹介

深草学舎

徳永道雄 先生(本願寺派勧学寮頭・京都女子大学名誉教授)

徳永道雄 先生

1941年 大阪生まれ。

1965年 大阪外国語大学英語学科卒業。

1972年 龍谷大学大学院文学研究科博士課程真宗学専攻単位取得満期退学。龍谷大学仏典翻訳部主事。

1974年 本願寺国際センター英文浄土真宗聖典翻訳研究員(~現在)。

1982年 京都女子大学講師,助教授を経て,1991年教授。

1985年 ハーバード大学世界宗教研究センター・ライシャワー日本学研究所・東アジア言語文化学部客員研究員(~'92年)。

1987年 ハーバード大学神学部客員教授。

2001年 学階「勧学」を授与さる。

2007年 京都女子大学を定年退職,同大学名誉教授。

2012年 本願寺派勧学寮頭(~現在)。


現在,本願寺派宗学院長・講師,本願寺国際センター英訳浄土真宗聖典翻訳委員会委員長,京都女子大学名誉教授,本願寺派正福寺(大阪府八尾市)住職。

【著書】

「Shin Buddhism Translation Series (英文浄土真宗聖典シリーズ)」(共訳/本願寺国際センター '78年~継続中)
『現代思想と歎異抄』(訳/Alfred Bloom原著/毎日新聞社 '87年)
『神学の方法をめぐるエッセー・神と「空」』(訳・解説/Gordon D. Kaufman原著/ヨルダン社 '94年)
『大乗仏典〈中国・日本編〉21 法然 一遍』(訳・解説/中央公論社 '95年)
『法然と親鸞 ―二つの浄土教の真実―』(共著/佛教大学総合研究所・法藏館 '97年)
『正像末和讃』(安居講本 '96年)
『浄土文類聚鈔講讃』(安居講本 '03年 ・ 永田文昌堂 '09年)
『観無量寿経を読む』(本願寺出版社 '05年)
『親鸞聖人 ―その教えと生涯に学ぶ―』(本願寺出版社 '09年)
『影なき光』(本願寺出版社 '10年)
「『歎異抄』と『沈黙』」(『りゅうこくブックス』124/龍谷大学宗教部 '11年)
『「顯淨土眞實敎行證文類」解説論集』(共著/浄土真宗本願寺派宗務所 '12年)

など多数

瀬田学舎

野村康治 先生(本願寺派瑞松寺〔大阪市〕住職・〔社会福祉法人〕至心会理事長)

野村康治 先生

1959年 大阪生まれ。

1981年 龍谷大学文学部仏教学科真宗学専攻卒業。

1996年 (社会福祉法人)至心会設立,理事長。

1997年 デイサービス ビハーラ このみ園(東淀川区菅原)開設。

2004年 介護老人福祉施設ビハーラ(東淀川区淡路)開設。

2007年 龍谷大学親和会(保護者会)副会長。

2012年 親和会長(~’16年)。

2017年 龍谷大学非常勤講師(実践真宗学研究科/~現在)。


自坊の近所にあり、当時全国に2ヶ所のみであった「淀川キリスト教病院」のホスピスケアに刺激を受けて,二十代の頃からビハーラ活動を学び,1995年の阪神大震災での支援活動を通じて,地域の高齢者福祉と災害支援の拠点づくりが急務であると痛感し,1997年に「このみ園」を開所した。
また2004年には施設不足が社会的課題である特別養護老人ホーム「ビハーラ」を開設する。2012年からは東淀川区中部包括支援センターも委託されている。
これらの施設では,お寺のネットワークを活かして地域の「声」を聴き,常に地域と協働しつつ“お年寄りの気持ちにできるかぎり寄り添い、いのちを尊ぶ”をモットーに活動している(『季刊せいてん』126「お寺はいま」より)。

【著書】

『若草の声』(探究社 '85年)
『続 若草の声』(探究社 '89年)
「法味随想」(『大乗 : ブディストマガジン』 48(6)/大乗刊行会 '97年)
「深きお慈悲に育てられて」(『やわらか法話』1/本願寺出版社 '14年)
「お寺はいま」(活動紹介記事/『季刊せいてん』126/本願寺派総合研究所編・本願寺出版社 '19年)

など

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