2017.08.22泥リンピック2017 in 長野県阿智村 ~絶対に負けられない戦いがそこにはある~
経営学部 松永敬子ゼミ
今年もこの季節がやってきました!!昨年も参加した阿智村会地地区公民館主催のスポーツ大会、その名も「泥リンピックin Achi」。自然豊かな阿智村の田んぼで、どろんこバレーボールを行います。自然に触れることが少なくなってきている現代人にも、田んぼの泥の感触を味わってもらおうと企画されました。5回目の開催となる今回は、常連の地元の消防団や商工会青年部などに加え、「つながる福島Jr.ユースキャンプinあち2017」の一環として福島県の中学生、ゼミ合宿で来られていた愛知県立大学の学生も参加し、スポーツを通して地元の方々と交流しました。
私たちは大会の前日から公民館に宿泊させていただき、当日は朝7時頃から主催者の方々と共にテント設営などを手伝いました。田んぼに鉄パイプを挿し、そこにネットを張ります。そしてラインの代わりに蛍光テープを張り、2コート作りました。開会式は8時30分からなのですが、このイベントために早朝から笑顔で準備されている主催者の方々を見て、村や村人への愛を感じました。
試合はトーナメント方式なのですが、昨年は初戦敗退だった「龍谷大学松永ゼミチーム(学生3名+教員1名の4人1チーム)」は、その反省を生かし、「初めから飛び込もう!」と試合に臨みました。作戦通り飛び込み1度泥だらけになると吹っ切れ、届かないボールでも飛び込むようになりました。田んぼを囲んだ多くの観戦者はとてもあたたかく応援してくださり、珍プレー・好プレーに笑いや拍手が送られていました。私たちは今年こそはと優勝を狙いに行きましたが、準決勝で敗れ第4位。昨年から考えると大躍進です。優勝したのは準決勝で戦った、村の若い方々が中心の地元の施設の職員チーム。サーブやアタックが強烈で、圧倒的強さでの優勝でした。
昨年と比べると今年の泥リンピックはチラシがカラーになったり、開会式用のプラカードが作られるといった変化があり、小さなことですが参加者のテンションが上がる工夫がありました。またテレビに取り上げられてアナウンサーの方も参加されるなど、少しずつ輪が広がっているように感じ、マネジメントの勉強にもなりました。そんな中でも、地域の方が畑で収穫したスイカを差し入れしてくださるなどの、変わらない阿智村会地地区の村の皆さんの阿智村愛やチームワークのすばらしさ、そしてスポーツのパワーを改めて感じる充実した1日となりました。
西垣 和輝(京都府立莵道高校卒業)
参考:今回のチラシの写真は昨年の龍谷大学松永ゼミチームの試合風景が採用されました!
