2017.09.05現場で学ぶスポーツイベントのマネジメント ~「全日本小中学生ダンスコンクール」西日本大会ボランティアスタッフ編~
経営学部 松永敬子ゼミ
8月18日(土)・8月19日(日)に高槻現代劇場で行われました、朝日新聞社主催の「全日本小中学生ダンスコンクール」西日本大会のボランティアスタッフとして参加しました。松永ゼミでは、スポーツイベントのマネジメントについて現場で学ぶことも重要な活動の1つと位置付けています。
この大会は10月14日(土)に川崎市で行われる全国大会の予選で、東日本・東海・西日本・九州の4会場で開催されており、新たに学校教育で取り入れられているダンスを通して、「健やかな体と豊かな表現力、仲間とともにがんばる心を育みたい」という目的のもとに行われる小中学生のダンスコンクールです。
8月17日(金)から準備に参加させていただき、大会当日は受付、場外・場内整備、出演者への誘導の各担当に分かれ、出演者受付前から終演後の翌日準備、片付けまで携わりました。
主催は朝日新聞社でしたが、協賛にキューピー株式会社が関わっており、子どもたちに楽しんでもらうための仕掛けがなされていました。具体的には、会場内に記念撮影が出来るブースや、審査好評の時間までキューピーマヨネーズに関連するクイズ大会を会場の子ども達と行い、最後までクイズに正解した子ども達には景品が貰えるという企画です。また、朝日新聞社は号外を無料で提供し、後日自宅に送るサービスを通して朝日新聞の購読に繋げるための工夫もみられました。後期から本格的に学ぶスポーツマーケティングにも興味が深まりました。
この大会を通して、小中学生がこの大会のために力を尽くしてきた姿がたくさんみえました。子ども達だけでなく、ダンススクールや学校の先生や、保護者の嬉しい涙や悔しい涙、達成感のある表情…そんな表情を間近でみて、スポーツの与える力は大きいものだと改めて感じました。
また、裏方の運営を行うことで、1つの大会を行うには、多くの人の力が関わっている事、大会当日までの事前準備が山のようにあること、大会に出演する人だけではなく、運営する人の大会を成功させたい!という気持ちが大事だということも学びました。
ダンスコンクールスタッフという貴重な経験をさせていただいて、私達の行動を見た子ども達が成長し、大学生や大人になった時に「スポーツボランティアをしよう!」と思ってくれたら、私達の行いは報われた事になります。
スポーツマネジメントの現場での実践を通して、人のためになることのやり甲斐を再発見できました。今後も今の私に出来る活動を続けて行きたいです。
今回の大会の様子はTwitter(@asahi_dancecon)で細かく配信されています。11月には全国大会の様子とともに来年の詳細も掲載されるそうです。
皆さんも是非、ご覧下さい。
飯田 千春(福岡県精華女子高校卒業)