2018.02.13京都マラソン2018×龍谷大学スポーツマネジメントlab.×西陣織プロジェクト
地域の子どもたちも一緒に西陣織商品づくり@深草町家キャンパス
経営学部 松永敬子ゼミ
●「京都マラソン2018×龍谷大学スポーツマネジメントlab.×西陣織」とは
京都の伝統工芸である西陣織とコラボした商品を松永ゼミ生が企画・製作し、京都マラソン2018会場(みやこめっせ)内で販売します。売上は義援金として東日本大震災被災地の小・中学校を対象とした「スポーツこころのプロジェクト」に全額寄付をします。
第1回の京都マラソン2012から始まったこのプロジェクトは、京くみひも、京念珠、京友禅の組合様と連携をさせていただき、京都マラソン2018(2月16(金)・17(土)・18(日))は7回目の取り組みとなります。今回は、第1回の京都マラソン2012でもお世話になった「西陣織工業組合(西陣織会館)様に、再びご協力をいただくことになりました。2017年は「西陣」という呼称が始まって550年を迎える「西陣織」を使用した商品企画・製作・販売、そして寄附をさせていただくこのプロジェクトは、西陣織工業組合(西陣織会館)様と京都市伏見区老人クラブ連合会(納所手芸クラブ)のみなさまのご協力をいただきました。
今回は、本学深草町家キャンパスにて、地域の子どもたちと西陣織の商品を製作したイベントの報告です。
●地元の子どもたちも一緒に!!
2月11日(日)は深草町家キャンパスで地域の子どもたちを対象に、京都マラソン2018で販売する商品を一緒に製作するイベントを行いました。このイベントには、ゼミ生13名と製作にご協力頂いている京都市伏見区老人クラブ連合会(納所手芸クラブ)様の3名に加えて、親子9組・子ども13人の方が参加してくださいました。いつもより大勢のメンバーで制作活動を行えたためとても活気が溢れた空間となりました。今回のイベントでは製作段階で出た西陣織の切れ端を木製クリップに貼るつける作業と西陣織に使用されている生糸を使ってミサンガを作る作業をしていただきました。特にミサンガづくりは大人気で保護者の方にも好評でした。
冒頭に説明した今回のプロジェクトの内容に興味を持ってくださる保護者がいらっしゃったり、実際に自分たちが製作にかかわった商品が販売されるなら、ぜひ京都マラソンを見に行きたいという声も上がったりするなど、改めてプロモーションや繋ぐことの大切さに気づくことができました。
西澤 志穂(滋賀県立水口東高校卒業)