2018.02.01京都マラソン2018×龍谷大学スポーツマネジメントlab.×西陣織プロジェクト
~西陣織会館様との折衝Ⅲ・商品価格設定と品質向上~
経営学部 松永敬子ゼミ
●「京都マラソン2018×西陣織プロジェクト」とは
京都の伝統工芸である西陣織とコラボした商品を松永ゼミ生が企画・製作し、京都マラソン2018会場(みやこめっせ)内で販売します。売上は義援金として東日本大震災被災地の小・中学校を対象とした「スポーツこころのプロジェクト」に全額寄付をします。
第1回の京都マラソン2012から始まったこのプロジェクトは、京くみひも、京念珠、京友禅の組合様と連携をさせていただき、京都マラソン2018(2月16(金)・17(土)・18(日))は7回目の取り組みとなります。今回は、第1回の京都マラソン2012でもお世話になった「西陣織工業組合(西陣織会館)様に、再びご協力をいただくことになりました。2017年は「西陣」という呼称が始まって550年を迎える「西陣織」を使用した商品企画・製作・販売、そして寄附をさせていただくこのプロジェクトは、西陣織工業組合(西陣織会館)様と京都市伏見区老人クラブ連合会(納所手芸クラブ)のみなさまのご協力をいただき、京都マラソン2018に向けて追い込みに入っています。
●商品での価格設定交渉
今まで頂いた生地で伏見区老人クラブ連合会(納所手芸クラブ)のみなさまと製作した商品のサンプルを持参し、1月8日(月)に担当ゼミ生と教員で西陣織会館へ訪問させて頂きました。実際に製作した商品を見て頂き、学生が設定した価格(案)での販売が可能か、また商品製作についてのアドバイスも頂きました。価格設定を考える際には、実際の生地の値段やその他の材料、そして製作時間なども含め、さまざまなことを考慮することが大切だと改めて感じました。また、西陣織会館内で作業をされているプロの方から高度な縫製技術を教えていただく機会を頂きました。自分たちが製作の際に悩んでいた箇所などについての解決策を教えて頂き、後日、製作担当者のゼミ生と共に、再度、訪問をさせて頂くことになりました。
●商品の品質向上
前述の流れから、1月10日(水)にゼミ生4人+教員で製作技術を学ぶために西陣織会館に訪問させて頂き、実際に私たちが製作した商品を見本に改善点を教えて頂きました。実際に修正してみると見栄えが全く違い、一手間加えるだけでここまで変わるのかと驚きました。残り約1か月、本日学ばせて頂いたことを実行し、より質の高い商品を製作・販売できるように気を引き締めて取り組んでいきます。
岡 千春(大阪府立狭山高校卒業)