2018.01.12京都マラソン2018×龍谷大学スポーツマネジメントlab.×西陣織プロジェクト
~京都市伏見区老人クラブ連合会(納所手芸クラブ)との協同製作活動始動!~
経営学部 松永敬子ゼミ
●「京都マラソン2018×西陣織プロジェクト」とは
京都の伝統工芸である西陣織とコラボした商品を松永ゼミ生が企画・製作し、京都マラソン2018会場(みやこめっせ)内で販売します。売上は義援金として東日本大震災被災地の小・中学校を対象とした「スポーツこころのプロジェクト」に全額寄付をします。
第1回の京都マラソン2012から始まったこのプロジェクトは、京くみひも、京念珠、京友禅の組合様と連携をさせていただき、京都マラソン2018(2月16(金)・17(土)・18(日))は7回目の取り組みとなります。今回は、第1回の京都マラソン2012でもお世話になった「西陣織工業組合(西陣織会館)様に、再びご協力をいただくことになりました。2017年は「西陣」という呼称が始まって550年を迎える「西陣織」を使用した商品企画・製作・販売、そして寄附をさせていただくこのプロジェクトは、西陣織工業組合(西陣織会館)様と京都市伏見区老人クラブ連合会(納所手芸クラブ)のみなさまのご協力をいただき、京都マラソン2018に向けて始動しています。
今回は製作活動3回分の記事を一気に報告させていただきます。
●第1回製作活動11月27日(月)午後 ~西陣織の生地を裁つ~
今回からの製作活動では納所手芸クラブの方の動力ミシンがある作業場に伺わせていただき、西陣織を使った商品の製作活動を行いました。商品の一つであるポケットティッシュケースを作るということで、まず、西陣織工業組合(西陣織会館)様からご提供していただいた生地に印を付けて裁断という行程に移りました。普段から裁縫をしないためとても緊張しましたが、納所手芸クラブのみなさまにお手伝いいただきスムーズに作業を進めることができました。そのため、今ある西陣織の生地の半分はポケットティッシュケースを作るという今回の作業の目標を大幅に達成することができ、現時点でご提供頂いている西陣織の生地のすべてを商品化することができました。
●第2回製作活動12月7日(木)午後 ~西陣織新作商品の工夫を凝らす~
製作活動2回目と3回目では巾着袋を作りました。西陣織工業組合(西陣織会館)様より新たに生地をいただき、その中で柄のある生地と無地のワンカラーの生地を合わせた商品を作りたいという事で、第2回目は、まずは試作品を製作しました。たくさんアドバイスをいただきながら試行錯誤を凝らした結果、素敵な巾着袋が仕上がりになりました。2枚の生地を使用して作る巾着袋は想像するよりも製作に手間がかかり難しいものでした。
●第3回製作活動12月11日(月)午後 ~西陣織商品を楽しみながら製作~
納所手芸クラブのみなさまにご協力をいただき、第3回目の活動では作業工程も明確になり、分担された作業もスムーズに進めることが出来ました。今回はシーズンを終え、オフ日と重なったアメリカンフットボール部のゼミ生も初参加し、アイロンがけを担当。その成果もあり?たくさんの西陣織商品を製作することができました。京都市伏見区老人クラブ連合会(納所手芸クラブ)のみなさまには本当に感謝の気持ちで一杯です。
次回は年明けになりますが、より良い商品を作っていけるよう、ゼミ生も一丸となって頑張りたいと思います。
西澤 志穂(滋賀県立水口東高等学校卒業)
