本学の教養教育は、建学の精神を具現化する高い倫理性や豊かな人間性とともに、知性・感性を兼ねそなえ、現代社会でたくましく生きる力を持った人間の形成を目的として開講されています。
つまり、幅広い知識と知的な諸技法の修得に基づく論理的思考力の涵養により、社会性をもって現実を正しく理解する総合的な判断力と、国際的なコミュニケーション能力を持った「専門性を身につけた教養人の育成」の一翼を担うことを目的としており、その達成のために以下の目標を掲げています。
本学の教養教育科目は、建学の精神を学ぶための必修科目としての「仏教の思想」、国際的な時代におけるコミュニケーション能力を学ぶ科目としての「外国語」、テーマに基づく幅広い総合的知識を学ぶ「教養科目」から構成されています。
龍谷大学は、深い学識と教養とともに、国際社会の一員として努力する人間を育成するため、建学の理念である親鸞の精神を学び、理解することを教育の目標に掲げています。「仏教の思想」を通じて自己を振り返り、幅広いものの見方、他者を理解する心の豊かさを養います。
国際社会における“真のコミュニケーション”とは、文化的背景や芸術、生活様式、ものの考え方などを理解したうえで成り立ちます。相手を理解し、確固とした判断・主張・行動する素地として「読む・話す・聴く・書く・訳す」といった外国語の実践的技能のレベルアップを図ります。
英語、ドイツ語、フランス語、中国語、スペイン語、ポルトガル語、ロシア語、コリア語、ラテン語、ギリシア語
※国際学部は、学部独自の外国語科目を開講しており、教養教育科目としての外国語科目は履修できません。