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 社会学部の科目「社会共生実習(The First Aid)」(担当教員:現代福祉学科 栗田修司教授)では、学生自らが地域防災に関するユニークなプランを社会に提供することを目指し、救命・防災の知識とスキルの習得に努めています。
 11月27日(水)の龍谷大学全体の防火・防災訓練で、The First Aidは学内のレストラン(青志館)前のスペースを使い、啓発活動をおこなうことになりました。
 後編では、訓練当日の様子をお伝えします【前編はこちら】


"全国の活断層が起こす地震の震度予想映像"を流すディスプレイ


 いよいよ当日。2時間目の最中、地震発生を知らせるアナウンスが放送されました。学内にいる教員と学生は避難誘導に従って行動します。The First Aid受講生の中にも授業中の者がいましたが、自身が避難したあとは職員とともに「避難誘導班」として学生に避難を促したり、安否確認のフォローをしたりと、大いに活躍しました。

 レストラン前はお昼の時間帯ということもあり、食事をしに来た学生で行列ができ始めました。大きなディスプレイに映し出される「最大震度7」「M7.5」の文字に思わず足を止めたり、自分の出身地であろう地域を指差し「やばいな」と口にするなど、行き交う学生の注目を集めることに成功しました。




避難誘導をおこなう受講生


 一方で、トラブルもありました。ディスプレイに電気を供給する非常用発電機です。あらかじめ動作確認はしていましたが、いざ使おうとするとなぜだか動きません。そのうえ焦ると操作にもミスが生じ、運転までに時間を要しました。訓練開始には間に合ったものの、本当の災害時であれば…と思うと、日頃から使い方を熟知している必要があることを再認識しました。

 取材をする中で、防災意識の向上には地道な啓発活動がとても大事だと感じました。これまでは訓練に参加しない学生が少なくなかったレストランでしたが、震度予想の映像を目にしたことで、防災を自分事として捉えるきっかけを与えられたことと思います。
 
 The First Aidは今年が完成年度です。来年1月10日(金)の2講時には本実習を含む「社会共生実習」の合同活動報告が開催されますので、3年間の集大成を聴きにぜひ足を運んでみてください。高校生の皆さん、大歓迎ですよ!


実際に流した映像はこちら(YouTubeに飛びます)


啓発ポスター


啓発ポスター


社会学部「社会共生実習」について、詳しくはこちらの【専用ページ】をご覧ください。


 社会学部の科目「社会共生実習(The First Aid)」(担当教員:現代福祉学科 栗田修司教授)では、学生自らが地域防災に関するユニークなプランを社会に提供することを目指し、救命・防災の知識とスキルの習得に努めています。
 11月27日(水)の龍谷大学全体の防火・防災訓練には、The First Aidが企画段階から参画し、独自のアイデアで学生の防災意識向上のため尽力しました。
 その様子を密着取材しました。


全学防火・防災訓練 会議の様子


 準備は2か月ほど前からスタート。訓練の企画会議にThe First Aidの担当教員と受講生1名も出席し、検討を重ねてきました。この受講生はThe First Aidを3年続けて履修しており、防災士の資格も保有しています。大学の訓練シナリオに対して専門的見地から提言をするなど、これまでの学びを存分に発揮する頼もしい姿を見ることができました。


会議に出席した栗田教授と受講生


訓練シナリオを熟読していました

 受講生たちの編み出したアイデアは、訓練時に学内のレストラン前スペースで地震に関する映像を流す啓発活動。食事中の学生は訓練の対象ではないことに加え、訓練に参加せず食事をとり始める学生が毎年少なくありません。いつ起こるか予測が難しい自然災害。一人でも多くの学生に防災意識を見つめ直すきっかけにしてもらえれば、と願っての案です。
 流す映像には“東日本大震災の津波映像”や“CGを用いた被災予想”など、受講生の間で様々な意見が飛び交いましたが、観る側の心理的負担も考慮して慎重に選別した結果、全国の活断層が起こす地震の震度予想に関するものに決めました。また、映像を流すディスプレイの電気供給には、災害時に使用する非常用発電機を用いることにしました。


選定した映像を会議で共有する様子


非常用発電機

 11月22日(金)、この日は訓練前の最後の授業。映像を流すディスプレイのとなりに、震度別のゆれ状況を示すポスターも掲示することに。教員とともに最終確認をし、当日を待ちます。

 当日の様子は【後編】に続きます!



社会学部「社会共生実習」について、詳しくはこちらの【専用ページ】をご覧ください。


11月28日(木)大宮学舎東黌101教室にて、大宮学舎140周年記念 文学部特別企画「新出の藤原定家本『若紫』について」講演会を開催しました。

講師の藤本孝一客員教授は10月に発見された、源氏物語の第5帖「若紫」の写本鑑定に貢献し、それが藤原定家が書写したものと判明したことから、マスコミで大きく報道されました。

今回は「若紫」の資料を投影し、鑑定時に先生が注視した点、過去の源氏物語の資料との比較した点、などについてお話されました。
とても貴重なお話に、会場に集まった約200名の方々は耳を傾けていました。

12月にも大宮140周年記念イベントを実施いたしますので、皆さま是非お越し下さい。

<大宮学舎140周年記念シンポジウム かたりのチカラ>
https://www.ryukoku.ac.jp/nc/news/entry-4511.html


藤本孝一客員教授


瀬田と深草の学生スタッフが龍谷祭で取り組んだ「令和元年台風19号災害募金」と、龍谷祭での模擬店収益金の一部をあわせた¥95,062円を12月4日(水)に、京都府共同募金会を通じて、中央共同募金会に寄付いたしました。
 ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。

龍谷祭の様子はこちらをご覧ください。






2019年11月24日(日)、大阪経済大学において開催された日経BP社主催の「西日本インカレ(合同研究会)2019」予選会(23大学128チーム、約600名が参加)に、本学経済学部の5ゼミ、12チームが出場しました。

この日に向けて準備した研究内容を11ブロックに分かれてプレゼンテーションをし、厳正な審査の結果、神谷祐介ゼミ(3年生)の1チームが本選進出を果たしました。

チーム名:ヘルスドクターズ
メンバー:上講 聖さん、富田 壮真さん、西田 晴香さん、藤田 百音さん、山田 優菜さん、吉田 陸さん
研究テーマ:「ソーシャル・マーケティング手法を活用した運動習慣定着化プログラムの設計」

メンバーの富田さんは、「ゼミの先輩や大学の先生、アンケートに回答していただいた人たちなど、本研究に協力して頂いた全ての方のおかげで本選へ出場することが出来ました。龍谷大学唯一の本選進出なので、誇りをもって一生懸命頑張ります」と今後に向けた意気込みを語ってくれました。

本選進出を果たしたチームは、12月15日(日)に開催される本選に向けて引き続き取り組み、惜しくも本選進出できなかった他のチームは、今回の貴重な経験を今後のゼミにおける研究活動に活かしていきます。

なお、過去に開催された同研究会では、2016年に経済学部の辻田素子ゼミの学生3名が最優秀賞を、2018年には神谷ゼミの学生6名が審査員特別賞(3位)を受賞しています。

〇経済学部・辻田ゼミが「西日本インカレ(合同研究会)2016」で最優秀賞を受賞
〇経済学部・神谷ゼミが「西日本インカレ(合同研究会)2018」本選で「審査員特別賞」を受賞



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