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農学部専攻科目:「物理学概論・物理学実験」(水曜日2〜3講時、舟橋先生担当)で、落下実験を行いました。昨年は1号館(屋外)で行いましたが、今年度は7号館(屋内)で実施しました。

 「物理学概論・物理学実験」では、物理学入門として円滑な導入が図れるよう、「仮説実験授業」というちょっと変わった(実は最先端の)授業方式が活用されています。
第1回目の授業ではまず、「近代科学の父」ガリレオをはじめ、大昔の科学者が考えたのと同じような落下運動の問題から始まりました。

 瀬田学舎7号館の吹き抜けは、落下実験の実験場所として最適。理工学部さんの協力を得て実施させていただきました。約10メートル上からゴルフボールとピンポン玉を落としたら、地面に着くのは同時??それともゴルフボールが先??ピンポン玉が先??どちらかが先に着くとしたらどのくらい差がある??さあ、あたなはどのような結果になると思いますか?
実験の結果は、受講してみてのお楽しみです。

 この授業での約束。それは、「実験の前に必ず予想を立てること」です。それはなぜでしょうか。授業で習った板倉聖宜という科学者の言葉を紹介して説明します。
「科学的認識は、目的意識的な実践・実験によってのみ成立する」
つまり、単なる経験をいくら積み重ねたところで、科学的な見方や考え方は身につかず、「予想をもって問いかける」ことをしないと本当にことは見えてこないということなのです。予想と理由を出し合いながら実験を繰り返し、力学だけでなく広く物理学的な物の見方を学んで行きます。予想は時にあたり時に外れます。自分の考えと人の考えは時に同じで時に異なります。

 仲間と一緒に脳をフル回転させ、ワクワクする物理学をあなたも龍谷大学農学部で学んでみたくありませんか?






 2019年9月13日(金)~15日(日)に福知山市まちづくり推進課主催の「ふくちやま次世代交流ワークショップ」が開催されました。政策学部の「政策実践・探求演習(国内)」福知山・守山プロジェクト(担当教員:只友景士教授)の学生(2回生4人、3回生9人、4回生1人)と福知山公立大学生7人が、市民の話し合いのファシリテーターとして参画しました。本プロジェクトの取り組みは、今年で7回目となります。


ふくちやま次世代交流ワークショップの市民参加者とスタッフ全員で(1日目)

 初日には、参加市民向けの事前説明会が行われました。只友教授が本ワークショップの趣旨・意義について講演を行い、学生が寸劇を通して話し合いのグランドルールをわかりやすく参加者に伝えました。さらに、当日の話し合いがスムーズにいくよう参加者同士で自己紹介を行いました。はじめは緊張が見られた参加者も、最後には笑顔が見られました。


只友教授の趣旨説明


プロジェクト学生が進行


「良い話し合い」とは、について寸劇をまじえて説明


「良い話し合い」とは、について寸劇をまじえて説明

 ふくちやま次世代ワークショップは、世代ごとの無作為抽出により選出された市民がグループに分かれて、まちづくりに関するテーマについて議論を行います。今回は、高校生から高齢者の幅広い市民が参加しました。学生たちは、ファシリテーター(話し合いの進行役)、グラフィッカー(意見を模造紙に書き出しながら話し合いを構造化していく役)、アシスタント(ファシリテーターの補助役)の計3人が1チームを結成し、話し合いをリードしました。
 今回のテーマは、「明智光秀と福知山のまちづくり」「SDGsから福知山の街づくりを考える」の2つでした。1つ目のテーマは、明智光秀の良いイメージを広めることが大切ではないかという意見が主に出されました。そのためにも、パンフレットを作成したり、明智光秀を絡めたイベントを開催したりするなど福知山市民以外の人が福知山市にくるための仕掛けが大切だそうです。2つ目のテーマは、参加者はSDGs(持続可能な開発目標)に苦戦しながらもSDGsに絡めた福知山のまちづくりについて議論を出し合いました。地域の盛り上がりが少ないといった課題があることを踏まえて、住みやすいまちにすることが大切ではないかという意見がでました。そのためにも、自らが動く事や市民が語り合う場が必要だとのことでした。この全体発表の場では2人の学生が意見を模造紙にまとめていき、話し合いの可視化を行いました。


グループワークの様子


グループワークの様子


グループワークの様子


グループワークの様子


グループワークの様子


話し合いの結果を全体で共有


全体発表をまとめるグラフィッカー


グラフィックの一部


グラフィック(テーマ2)

 日常の講義の中では体験できない生きた現場において、学生たちは参加者の知識の差をどのように埋めるか、どのようにしたら参加者が平等に意見を出せるような話し合いの場を作れるかといった課題に直面しました。しかし、工夫しながら試行錯誤を繰り返すことで、その課題を乗り越え、参加者が意見を出しやすい場をつくることができました。
 最後のミーティングでは、福知山市役所の方から学生たちに対して高い評価をいただきました。学生たちは自信を深め、さらにスキルを重ねていくことを決意したようです。今回の貴重な経験を活かし、学生の更なる成長をご期待ください。(文責:4回生 内海ありさ)


福知山・守山プロジェクトの参加メンバー(3日間を終えて)


大阪府中小企業家同友会と共催にて、「社長と話せる合説」を大阪梅田キャンパスで8月28日に開催しました。

本説明会は、大阪における中小企業との産学連携及び学生への就職支援を目的としたもので、2015年より継続して実施をしています。

当日は、同友会に登録されている7社の企業様より、社長・経営層の方にお越しいただき、各社についてのご説明をいただきました。

社長や経営層の方より直接説明をいただくことで、参加学生たちは企業への理解をより深めている様子でした。





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