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龍谷大学大学院実践真宗学研究科 修了生へ

 慈光照護のもと、本研究科の教育課程を修了なさいましたこと、誠におめでとうございます。大学院への進学以来、悩み立ち止まる日々もあったことでしょう。それでも教員や仲間と共に研鑽し、反省しながら努力を積み重ね、修士論文をまとめるためによく頑張ってこられました。
 あなたの研究は、親鸞聖人のみ教えに学びながら、文献研究と臨床実習を組み合わせ、世界の苦悩を理解し、諸課題の解決に向けて、宗教者がいかに実践できるのかについて明らかにされたものです。私たち教員はあなたの先進的な研究を誇りに思います。
 このたび、新型コロナウイルス感染拡大の心配が広がり、本学では学生の安全を守るために卒業式と大学院修了式が中止になりました。修了証書授与式やパーティが開催できないのは残念です。しかし、それぞれの居場所で、仏様に手を合わせて、あなたの修士課程修了を心からお祝いしています。
 こうした危機に直面して、宗教者の姿勢が問われます。新型コロナウイルス感染でお亡くなりになった方々を追悼するとともに、感染者に心からお見舞い申し上げたいと思います。治療と感染防止に献身している医師や関係者に感謝申し上げます。私たちも自らと大切な方々の安全を守っていきましょう。

 親鸞聖人は「正信念仏偈」にこう記されています。
  極重悪人唯称仏 我亦在彼摂取中 
  煩悩障眼雖不見 大悲無倦常照我
  「罪の人々み名をよべ われもひかりのうちにあり
  まどいの眼には見えねども ほとけはつねに照らします」

 極重悪人なる私がただ念仏する時、仏の摂取不捨の願いの中にあります。自己中心的な煩悩で眼をさえぎられ、たとえ摂取の光明が見えなくても、阿弥陀如来は見捨てることなく飽きることなく私を照らしてくださっています。私たち教員も、これからのあなたを変わらずに応援しています。

 いかなる時も、大悲が共にあらんことを。

  南無阿弥陀仏

令和2年3月10日
                 龍谷大学大学院実践真宗学研究科教員一同


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2019年12月16日(月)、龍谷大学犯罪学研究センター「科学鑑定」ユニットは、SBS冤罪・山内事件の報告会として公開シンポジウム「無実の祖母はなぜ『犯人』にされたのか ―SBS冤罪・山内事件を振り返る―」を共催しました。山内さん弁護団の報告と、当事者である山内泰子さんのインタビュー映像を中心に、約2時間のプログラムを企画。SBS事件に関する情報と問題を共有する貴重な機会となりました。

本映像は、控訴審段階から弁護活動を行った6名の弁護士のうち、主任弁護人の我妻路人弁護士、辻亮弁護士、秋田真志弁護士(いずれも大阪弁護士会所属)の3名が事件と弁護活動を振り返って本件における冤罪の原因について分析した内容を、ダイジェスト版で紹介しています。




【>>映像本編はこちら】


■犯罪学研究センター 動画アーカイブス
https://crimrc.ryukoku.ac.jp/movie/

イベント開催レポートもあわせてご覧ください。
【>>無実の祖母はなぜ『犯人』にされたのか ―SBS冤罪・山内事件を振り返る―】

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<関連記事>
【>>犯罪学研究センター/科学鑑定ユニット対談】SBS検証プロジェクト 共同代表者インタビュー
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【>>犯罪学研究センター/科学鑑定ユニット対談】SBS検証プロジェクト 報道記者インタビュー
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【>>犯罪学研究センター共催レポート】SBS(揺さぶられっ子症候群)仮説をめぐるセミナー
虐待を防ぎ冤罪も防ぐために、いま知るべきこと


このたび、犯罪学研究センターが参画している、龍谷大学社会科学研究所共同研究「創生・新時代の犯罪学ー共生の時代における合理的刑事政策」の成果物として、「新時代の犯罪学 共生の時代における合理的刑事政策を求めて」(石塚伸一編著, 日本評論社, 2020)が発刊されました。
【>>日本評論社HP】https://www.nippyo.co.jp/shop/book/8230.html

本書の執筆陣は、編著者の石塚伸一教授(本学法学部・犯罪学研究センター長)、浜井浩一教授(本学法学部・犯罪学研究センター 国際部門長)、津島昌弘教授(本学社会学部・犯罪学研究センター 研究部門長)をはじめ、当センターの研究員のみならず、犯罪学領域の第一線で活躍する研究者・実務家などバラエティに富むものとなっています。
内容も、学融的・国際的な観点を多く取り入れ、現代社会における犯罪を諸科学によって解明し、対人支援に基づく合理的な犯罪学・刑事政策の構築の方策を、総合的に考察したものとなっています。

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<「新時代の犯罪学――共生の時代における合理的刑事政策を求めて」目次>

【第1編 犯罪学・刑事政策の危機】
現在の犯罪学・刑事政策の置かれている状態を、これからの刑事政策、少年法、刑事学を担う研究者が独自の視点で解説。
- 刑事政策の危機と復権 本庄 武
- 少年司法の危機と復権 武内謙治
- 刑事学の危機と復権 松原英世

【第2編 世界の犯罪学】
- 世界の犯罪学の研究と教育について、アメリカ、イギリス、北欧、東欧、日本の状況を中心に、各研究者が紹介。
- アメリカの犯罪学ーーウエスト・コーストの犯罪学・刑事政策学教育 丸山泰弘
- イギリスの犯罪学ーーカーディフからの報告  ディビッド・ブルースター
- ノルウエーの犯罪学ーーオスロ大学法学部犯罪学・法社会学科 津島昌寛
- バルカン地域の犯罪学ーークロアチアを中心に 上田光明/アンナ−マリア・ゲトッシュ・カラッツ/レアナ・ベジッチ
- 日本の犯罪学ーー1人の若手研究者としての体験と提言 相澤育郎

【第3編 犯罪学の新動向】
- 犯罪認知件数や刑務所人口の減少、薬物依存からの回復支援、犯罪者像の変容など、最新の犯罪学の動向を紹介。
- 犯罪学者のアイロニー ーー犯罪の減少をどう説明するか? 石塚伸一
- 犯罪生物学の再興ーーエイドリアン・レインによる講演「暴力の解剖学」 浜井浩一
- ダルクに関する社会学的研究の意義 相良翔
- 地域社会と犯罪 竹中祐二
- 『語り』と『場』の臨床研究 阿部寛
- 元受刑者の回復の道のりーー対立から対話へ 五十嵐弘志
- 犯罪人像のパラダイム転換ーー先祖返り(遅れているヒト)から過適応者(急ぎすぎる人)へ 石塚伸一
- 刑事政策学の危機と創生・新時代の犯罪学ーー共生の時代の合理的刑事政策を求めて 石塚伸一

【終章】
石塚教授による本共同研究の総括。
- 創生・新時代の犯罪学ーー“つまずき”からの“立ち直り”を支援する新たな犯罪学の創生に向けて 石塚伸一
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石塚教授は、本書のむすびで「新時代の犯罪学」について以下のように述べます。

21世紀に入り犯罪の様相が変わり、先進資本主義国においては、一様に財産犯や粗暴犯のような「街路犯罪(street crime)」の「犯罪者(offender)」が減少している一方で、家庭内暴力、ストーキング、児童虐待、自傷行為、ひきこもり、薬物依存などの「家庭内の逸脱(domestic deliquency)」が増えています。犯罪研究の対象は、伝統的意味における犯罪者・非行少年ではなくなっているのです。

石塚教授は、動向の背景を説明するキーワードとして「孤立」を挙げます。新時代の犯罪学に求められていることは、「多くの人が人生で体験する“つまずき(delinquency)”からの”立ち直り(desistance)”と、主体性の回復を支援するものだ」と提言します。
具体的には、「犯罪学研究の成果を子育てや社会養育、学校教育や“街づくり”に活かしていくこと(「人にやさしい犯罪学」)、社会実装が重要である」と本書を締め括ります。

これまでの犯罪学研究センターの代表的な活動業績であり、中間報告会でも発表された「龍谷犯罪学カリキュラム-もしも、犯罪学学部を創るなら」の概要も本書には掲載されています。
本書を通じて、犯罪学研究の最先端を肌で感じると同時に、近未来の共生社会を展望する機会を得ることができるよう大きな期待が込められています。


 2020年2月2日(日)政策実践・探究演習 福知山プロジェクト(担当教員:只友 景士教授)において、福知山スタディツアーを実施し、9月に実施した次世代交流ワークショップ及び1年間お世話になった市民の皆様と市役所の方に向け学生15名(4回生1名、3回生9名、2回生4名、1回生1名)が報告会を実施しました。参加者の中には、福知山市及び京都府に就職された本プロジェクト卒業生2名の姿もありました。

 当日は晴天に恵まれ、福知山城周辺の散策を気持ちよく行うことができました。大河ドラマ「麒麟がくる」の影響で、昨年とは観光客の数が増加し、まったく違う状況です。福知山城の天守閣では、展示見学で福知山の歴史に触れながら市街地の眺望を楽しみました。明智光秀が愛妻家であったというエピソードから生まれた石垣の中にあるハート型の石を探すなどグループで周辺を散策しました。隣接する「ゆらのガーデン」内の「お城の下で」というカフェで福知山市まちづくり推進課の松井係長、担当の村尾さん、そしてプロジェクト卒業生の下野さん(京都府舞鶴振興局勤務)、今回のスタディツアーで初めて福知山を訪れた1回生吉田さんとともにプロジェクト生全員で食事し、交流を深めることができました。

 午後から市役所に移動し、隣接するハピネス福知山でいよいよ1年間の活動報告会です。9月に開催した「ふくちやま次世代交流ワークショップ」参加市民の方、6月合宿で訪問し集落の取組についてお話くださった大江町毛原の櫻井自治会長、まちづくり推進課の皆さま、そして本プロジェクト卒業生の倉さん(福知山市大学政策課勤務)と前述の下野さんが参加くださいました。学生たちは、学内報告会の内容をさらにブラッシュアップし、「ふくちやま次世代交流ワークショップ」の参加者アンケート分析結果、1年間の学びなどを報告しました。特に、「まちづくり仕掛け人とは」について熱く語るプロジェクト生の姿から1年間のプロジェクトの進化を強く感じ、学生、市民、市役所の相互の学び合いの意義をあらためて痛感しました。
続いて、地域で活躍されている若手起業家の「鬼そば屋」店主の佐々井さんから講演をいただきました。佐々井さんが東京から大江町雲原へ移住されるまでの経緯、地域の方との交流と苦労された点、ご自身の研究、人生観など多くの示唆に満ちたお話から、移住者が地域で生きることのすばらしさと大変さ、地域の受け入れ態勢などを学ぶことができました。毎年の合宿またはスタディツアーの際に「鬼そば屋」で伝統的な手打ち蕎麦をいただくことが慣例でしたが、じっくりお話を伺う時間はなかったため、今回の講演により佐々井さんと学生との関係が深まりました。これからも福知山で活躍されている若手移住者との交流を広げていければと思います。

 本プロジェクトは、福知山市、守山市、京丹後市において合計7回の市民の話し合いに参画し、話し合いの進行と可視化を行いました。来年度以降もフィールドを広げながら、「熟議民主主義」が浸透するような活動と「まちづくり仕掛け人」を養成するプロジェクトとして継続していきます。1年間プロジェクトを支えてくださった皆様、どうもありがとうございました。


1年間おつかれさまでした! 講演講師、市担当者、卒業生、プロジェクトメンバー


グループに分かれて福知山城周辺を散策


グループに分かれて福知山城周辺を散策


プロジェクトの雰囲気に1回生参加者もすっかり溶け込んでくれました!


プロジェクトの雰囲気に1回生参加者もすっかり溶け込んでくれました!


学生からの活動報告


地域の方との質疑応答・緊張の瞬間


佐々井氏の講演で移住のリアルを知る


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