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大きな社会問題として少子化が進むいっぽうで、待機児童の問題が国、自治体にとって喫緊の課題となっています。家庭の事情で夜遅くまでの仕事もあればひとりで家事や育児もこなすシングルペアレントも少なくありません。「夜間もやっている保育園」は子どもたちが安心して夜「も」過ごせる保育園です。新宿歌舞伎町に隣接する大久保で24時間保育を行う保育園での様子が紹介され、夜間に子どもを預けてまで働く親や夜間保育園で働く保育士たちへの療育プログラム、卒園後の学童保育など、独自の試行錯誤を続けている様子について考える機会として、この映画をこども教育学科1年生、2年生を中心に、他学科の学生、学外の方々、教職員が鑑賞しました。
<学生の映画鑑賞後の感想>
○夜1人で過ごしている子どものために夜間の保育園があると良いと思うと言う保育士の話から、負担を和らげたいという気持ち、働く親への寂しさ、恋しさを少しでも
和らげたいという気持ちが込められていたと考えました。
○子ども達1人1人の個性を大切にでき、全力で成長をサポートできる保育士になりたいと思いました。
○人を育てるということは何よりも大変なことだと思いました。楽しくもあり、学ぶことも沢山あるという点で、保育の魅力を感じました。
○今より深く保育を知り、日ごろから温かい心を持って生活しようと思った私自身に何ができるかを考えるきっかけとなりました。
○夜間保育所がどれだけ現代に必要とされているか、預けられている子どもは保育所が生活の一部になりすごくいきいきしていることが分かりました。
○保育者になる上でお迎えに来た保護者への声掛けも必要不可欠だと感じました。
○もっと保育業界の支援が増えると質の良い保育が行いやすくなると思いました。
○夜間も働くということは保育士にとって大変なことも多いと思いましたが、その分やりがいがあると感じました。
○夜間保育所を知れたことで就職の幅が広がったので良かったです。
○夜間に一緒に居られない代わりに一緒に居られる時間をとても大切し、子どもに愛情を注ぎ、子どもに少しでも寂しい思いをさせないように考えて第一に子どものことを考えて毎日の生活を送っているという保護者の方の話を聞いて、「夜間に親と一緒に居られないからかわいそう」と思うことは違うと感じ、決してマイナスなことばかりでないと強く思いました。



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2019年4月に経済学部に新たに着任した教員を紹介します。

 経済学部 国際経済学科
 澤田 有希子(さわだ ゆきこ)講師


■どのような研究をされていますか?(学生にもわかりやすく)

 国際間の国境を越えた様々な経済活動が活発になる中で、企業の技術や立地の選択はどのように変化し、また経済全体にどれくらいのインパクトを与えるかについて理論モデルを用いて分析を行っています。

■学生へのメッセージをお願いします。

 大学の4年間をどう過ごすかは、皆さんに委ねられています。大学はとても自由な学びの場です。今ここでしかできないこと、面白いと思ったことにどんどんチャレンジしてください。


■澤田先生の略歴等

 学歴・学位  大阪大学経済学研究科博士後期課程修了・博士(経済学)
 専門分野   国際貿易論 空間経済学
 主な担当科目 国際経済学
 主な研究活動
  "The effect of technology choice on specialization and welfare in a
two‐country model" Canadian Journal of Economics/Revue canadienne
d'économique 50.4 (2017)1104-1129.




 文学部では、人文学の学びを社会との関わりの中で深めながら、社会貢献につながる実践的な学修機会の構築に力を入れています。

 文学部龍谷IP推進委員会では「地域協働と学科・専攻横断による新たな実践的学修プログラムの構築 ~人文知を活かした新たな社会活動の試み~」として、新たに「文学部プロジェクト実践発展演習Ⅰ」の第1回の授業が開講されました。

 この授業では、SDGsと文学部の学びについて考え、そして実践してゆきます。SDGsとは、2015年に、国連の総会で採択された「我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ」の中で定められた17の目標(と169のターゲット) です。

 これから数ヶ月にわたり、受講者の皆さんが、大学周辺地域を取材し、地域に根ざしたSDGs冊子を作り、8月にはシンポジウムを開催することで、地域貢献を行おうとするものです。

 初回講義は、担当の林 美輝先生より全体の流れや概要説明がなされ、その後、教員、スタッフそして受講者一人ひとりの自己紹介のほか、文学部・龍谷IP推進委員長の玉木興慈先生から建学の精神とSDGsについてのお話を聞かせて頂きました。

 2019年度文学部の新たな取り組みについて、引き続き更新してまいりますのでご覧いただければ幸甚です。



2019年3月31日、「2018年度第3回龍谷大学法情報研究会」を本学深草キャンパス 紫光館で開催し、約30名が参加しました。
【イベント概要>>】https://www.ryukoku.ac.jp/nc/event/entry-3206.html



法情報研究会は、一般市民に法律学をわかりやすく興味を抱いてもらうことを目的としています。今回の研究会は二部構成で展開されました。第一部は「英国小説『ジーヴス』シリーズより~英国文学の機敏をtranslateする~入門編」と題して、土山希美枝教授(本学政策学部)、森村たまき氏(翻訳家、国士館大学非常勤講師、犯罪学研究センター嘱託研究員)、勝田文氏(漫画家)によるトークセッション、第二部は「法教育・模擬裁判」の実践活動をテーマに、今井秀智氏(一般社団法人リーガルパーク・弁護士、犯罪学研究センター嘱託研究員)、札埜和男准教授(岡山理科大学・教育学部、犯罪学研究センター嘱託研究員)による報告が行われました。


写真左:英国小説『シーヴス』シリーズ、右:漫画『プリーズ・シーヴス』シリーズ

写真左:英国小説『シーヴス』シリーズ、右:漫画『プリーズ・シーヴス』シリーズ

第一部:トーク会「英国小説『ジーヴス』シリーズより~英国文学の機敏をtranslateする~入門編」
『ジーヴス』の著者は、イギリスのユーモア小説の巨匠であるウッドハウス(P.G. Wodehouse, 1881-1975)です。このシリーズは、主人公の執事ジーヴスが主人で貴族のバーティ・ウースターにふりかかる様々なトラブルを見事に解決していく話で、イギリスではユーモア小説の最高傑作と評され、何度も映像化されています。

今回ゲストでお招きした森村たまき氏は、英国小説『ジーヴス』シリーズ全14冊を翻訳しました。森村氏は本作について「以前からウッドハウスの世界観が大好きでした。翻訳の際に、読者の方々に1ページに一度笑っていただける小説にしようと意識しました。ただ、舞台が1930年代のイギリスということもあり、当時の情景表現や言葉遣いに苦心しました」と語りました。

勝田文氏は、森村氏が翻訳した小説をもとに漫画『プリーズ・ジーヴス』を描きました。勝田氏は、当時を振り返りながら「描き始めた当初は絵に迷いがありました。しかし、ノーマン・マーフィー(イギリスウッドハウス協会会長)に『あなたの作品なので、あなたの好きに書いて良いですよ』と言われたことで、気が楽になりました。漫画なので、作品のテンポは大事にしましたね。また、原作がユーモア小説なので読者の方々に笑ってもらいたいと思いながら描きました」と語りました。

最後に、森村氏は「現在、翻訳中の『ウッドハウスの世界』を沢山の人に読んでもらうことが目標です。今後もウッドハウス小説の翻訳を続けていきたいです」と述べました。勝田氏は「漫画『プリーズ・ジーヴス』は素晴らしい作品なので、ぜひ手に取っていただきたい」と呼びかけました。


第一部のトーク会セッションは、土山希美枝 教授(本学政策学部・犯罪学研究センター「法教育・法情報」ユニット学内協力員)が司会・進行を務めました。

第二部:「法教育・模擬裁判」の実践活動
まず、今井秀智氏(一般社団法人リーガルパーク・弁護士)が新入社員教育や学校教育での模擬裁判について報告しました。今井氏はおもに中学校・高校において、次の2タイプの模擬裁判について体験型授業を実践してきました。
①裁判員体験型:ある事例について、生徒全員が裁判員になり一人一人が判断する。
②当事者役割分担型:検察官チームと弁護人チームを編成するなど、実際の裁判さながらの形式で模擬裁判を実施する。

昨今は小学校や企業(新人研修)においても模擬裁判授業をはじめています。
今井氏の学校向けの法教育における指針は以下の5つです。
①とにかく飽きさせない
②わかりやすい
③全員参加で楽しい
④自分の頭で考える
⑤刑事手続きについて理解する
小学校教員からは「この模擬裁判は大人にも分かりやすく楽しい授業でした。自ら判決を下すことで子ども達に責任感が芽生えました。とても良い経験を共有させていただきました」との感想をいただきました。
今井氏は「特別授業としてではなく、通常授業の中でいかに取り入れるかが課題です。事前準備は大変ですが、これからも法教育としての模擬裁判授業を目指していきたい」と抱負を述べました。


つづいて、札埜和男氏が2018年度「国語的模擬裁判」授業について報告を行いました。札埜氏は犯罪学研究センターの支援を受け、2017年度より全国の高校で古典や落語を題材に模擬裁判授業を実施しており、2018年度は千葉県・岡山県の高校において国語の授業の一環として模擬裁判授業を行いました。またこのプロジェクトによって、岡山県の創志学園高等学校が、岡山県初の日弁連「高校生模擬裁判選手権」への参加につながったことも報告しました。
札埜氏は、これまでの「国語的模擬裁判」授業を踏まえて、「国語の授業は、自由な表現や言葉を使用することに面白さがあると考えています。しかし、模擬裁判を指導する法律家の方々は、生徒に正しい裁判の形式や知識を身に付けさせることを重視しています。二つの学問の兼ね合いが難しいです」と現状を述べました。

この報告を受けて、今井氏は「我々弁護士や法律家は『法律』にこだわりがちですが、法教育では、『法』にこだわることが大切。市民の方々に『法』の面白さを理解していただく取り組みを行うことが重要です」と締めくくり、第二部は終了しました。


今井秀智氏(一般社団法人リーガルパーク・弁護士)

今井秀智氏(一般社団法人リーガルパーク・弁護士)


札埜和男 准教授(岡山理科大学・教育学部教育学科)

札埜和男 准教授(岡山理科大学・教育学部教育学科)

さいごに、石塚伸一教授(本学法学部、犯罪学研究センターセンター長、「法教育・法情報」ユニット長)が本研究会の総括を行い、2019年度以降の「法教育・法情報」ユニットの活動計画を発表し、研究会は終了しました。


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【補足(最新情報)】
「昔話法廷(Fairy Tales in Court )」が国際エミー賞にノミネートされました。
シーズン3の「ヘンゼルとグレーテル」、シーズン4の「ブレーメンの音楽隊」の2作品が国際エミー賞にノミネート。2019/4/9、フランス・カンヌで授賞式が行われました。※写真は授賞会場より
https://www.iemmys.tv/international-emmy-awards/nominees/




4月2日の入学式終え、新入生オリエンテーションのプログラムとしてフレッシャーズパーティーが行われました。コミュニティマネジメント学科新入生の皆さんは午前中にゼミのクラスに分かれ、室内ゲームなどでクラス会をしました。昼は、同じ教室で弁当を食べながら談笑し、午後からはSETAドームでゼミ対抗のレクリエーションを楽しみました。
 その後は、お菓子とジュースを囲み、クラスを超えた懇親会で交流をはかりました。イントロクイズや先生方からいただいた品物の抽選会もあり、盛り上がりました。初めて会った校友や先生方と交流をして大学生活への第一歩を踏み出しました。コミュニティマネジメント学科交流委員会の上級生が新入生を迎えるにあたり、現場実習の一環として取り組みました。






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