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【本件のポイント】
 ・フランスより招聘した日本仏教史の権威ジャン=ノエル・ロベール氏 による基調講
  演、ならびに黎明期より「論義」の研究を積み重ねて常に新進の研究成果を提示し
  てきた楠淳證(くすのき じゅんしょう)・蓑輪顕量(みのわ けんりょう)・苫
  米地誠一(とまべち せいいち)の三氏による講演。
 ・仏教文献学の長い伝統を持つ龍谷大学が、同じく仏教・宗教文献学の分野で先鋭的
  な試みを展開する名古屋大学人文学研究科附属人類文化遺産テクスト学研究センタ
  ーと協力して行う初の国際シンポジウム。
 ・日本文学・宗教学者の阿部泰郎氏をコーディネーター、上記四氏をパネリストとす
  るパネルディスカッション。
 ・日本仏教思想史上、「論義」がどのような役割を担ったか検討し、その研究が将来
  的に担うであろう役割を多面的に議論する。
 ・昨年度、龍谷大学世界仏教文化研究センターと名古屋大学人文学研究科附属人類文
  化遺産テクスト学研究センターの間で締結された「学術交流に関する包括協定」の
  最初の成果。

 龍谷大学世界仏教文化研究センター、同アジア仏教文化研究センター、名古屋大学人文学研究科附属人類文化遺産テクスト学研究センターが主催する国際シンポジウム「日本仏教と論義」を2018年5月13日(日)に開催いたします 。
 「論義」とは「法義を論ずる」の意で、仏教教義に関する議論のことです 。各宗派の中心的な教えを決定するものとして、特に日本仏教で重要視されました。日本仏教の歴史上、非常に重要な役割を担いながら、今日取りあげられることは少ない「論義」ですが、その重要性を確認し、新しい仏教学の研究領域を切り開くために、本シンポジウムは企画されました。
 本シンポジウムでは、このような論義研究の第一人者といってよい仏教学者の楠淳證(龍谷大学文学部教授)、蓑輪顕量氏(東京大学大学院人文社会系研究科教授)、苫米地誠一氏(元大正大学教授)、そしてジャン=ノエル・ロベール氏(コレージュ・ド・フランス教授)に、「日本仏教と論義」をテーマとするご講演いただきます。講演後には、日本文学・宗教学者の阿部泰郎氏(名古屋大学教授)をコーディネーターとして、登壇者全員によるパネルディスカッションを行います。
 「論義」を通じて日本仏教を眺めることで、これまで知られなかった日本仏教の特徴と意義が新たに見出されます。
(シンポジウムの詳細は、次のウェブサイトを参照。http://rcwbc.ryukoku.ac.jp/activity/1429

1. 日   時 : 2018年5月13日(日)10:30 ~ 16:45
2. 会   場 : 龍谷大学 大宮キャンパス 東黌3階302講義室
          (京都市下京区七条通大宮東入大工町125番地の1)
3. 基調講演   : 10:45 ~ 11:45 ジャン・ノエル・ロベール氏
           (コレージュ・ド・フランス教授)
          「宗教思想の原型としての論義」日本語での講演。
4. 講   演 : ①13:00 ~ 13:40 楠淳證(龍谷大学文学部教授)
          「法相論義(※1)と仏道―仏性義の展開と一闡提の会通(※2)
           ―」
           法相宗の論義と仏道をあゆむことの深い結び付きが議論される。
           具体的には「仏性(※3)」をめぐる法相宗の論義を分析し、
           そのなかで「一闡提(※4)」の問題がどのように解決されてい
           るか考察する。
          ②13:45 ~ 14:25 蓑輪顕量氏(東京大学大学院教授)
          「『法勝寺御八講問答記(※5)』に見る戒律論義」
           さまざまな仏教思想の論義を記録した『法勝寺御八講問答記』を
           検討し、その戒律をめぐる論義がどのようなものかの分析。
          ③14:30 ~ 15:10 苫米地誠一氏(元大正大学教授)
          「論義の歴史と真言宗」
           真言宗は、弘法大師空海が樹立した仏教宗派。日本仏教における
           論義の歴史をひろく見渡したとき、真言宗とその論義はどのよう
           な位置にあるか考察する。
5.ディスカッション:15:40 ~ 16:40 
           阿部泰郎氏×ジャン・ノエル・ロベール氏×楠淳證×蓑輪顕量氏
           ×苫米地誠一氏
           斬新な宗教文献論を展開する阿部氏の司会で、ロベール氏による
           宗教思想方面からの包括的な議論、楠・蓑輪氏・苫米地氏による
           具体的な資料に基づく各論を総合し、日本仏教における論義の意
           義を多角的に議論する。

6. 主    催  : 龍谷大学世界仏教文化研究センター/アジア仏教文化研究セン
            ター/名古屋大学人文学研究科附属人類文化遺産テクスト学
            研究センター
7.参加費・定員  : 無料・先着100名
8.申込み方法   : 電話でお申し込みください。075-343-3812(世界仏教文化研
            究センター)
            受付時間は平日10:00~17:00 (土日祝は休み)。
9.世界仏教文化研究センターとは
  2015年4月1日に設立。仏教の思想・歴史・文化に関する総合的学術研究を基礎研究
 部門・応用研究部門・国際研究部門の3部門に分けて行っている。現代世界の諸課題・
 苦悩に応答する研究を推進することを目的としてシンポジウム・講演会等において研
 究成果の発信を行っている。
10. 人物概要 :
ジャン・ノエル・ロベール氏:
 専門分野は日本仏教史、特に日本における天台宗の展開を研究。
楠淳證 :
 専門分野は日本仏教、唯識思想。古文献の調査研究にもとづく仏教思想の解明にとりく
 む。
蓑輪顕量氏 :
 専門分野は日本仏教、仏教思想史。特に日本仏教における戒律の受容、アジア世界にお
 ける仏教瞑想法の展開等を研究。
苫米地誠一氏:
 専門分野は日本仏教、密教思想。弘法大師空海をはじめとする日本の密教僧の思想解明
 にとりくむ。
阿部泰郎氏:
 日本中世の文芸・宗教文化を多面的に検討すると共に、その基盤となる各地の寺社につ
 たわる文献資料の調査に取り組む。

11.用語説明
※1 法相(ほっそう):法相宗の略。
※2 会通(えつう):
   矛盾する様々な教えを和会し、一つの趣意にまとめあげること。様々な教えの間の
   矛盾を解消する操作。
※3 仏性(ぶっしょう):
   仏の性質。仏としての本性。大乗仏教では、この仏性があらゆる人間に具わると主
   張する。
※4 一闡提(いっせんだい):
   善の根をまったく欠き、仏教による救済の見込みのないもの。成仏の素質、縁を欠
   くもの。
※5 『法勝寺御八講問答記』(ほっしょうじみはっこうもんどうき):
   天承元年(1131)より毎年行われるようになった、中世期の仏教界を代表する権
   威ある「講」(仏典を講じる法会)の一つである法勝寺の「御八講」を記録した
   もの。天台・法相・戒律等、多種多様な思想、教学の論義が記録される。

  問い合わせ先 : 龍谷大学世界仏教文化研究センター  Tel 075-343-3812


親和会研修を行いませんか?

社会人になるまでに何かに取り組みたいけど具体的なビジョンが描けていない学生さんも、卒業研究の一環や大学で学んだ知識を高めるために、海外研修を行いませんか?
龍谷大学親和会では、日常の研鑽テーマを海外で、より積極的に実証・研修しようとする意欲ある学生を対象に、「龍谷大学親和会海外研修奨学金」制度を設けています。この奨学金は、国際的舞台で活躍できる人材の育成を目的としています。
2018年度夏期休業期間を利用して実施する海外研修に対し、下記のとおり、親和会海外研修奨学生を募集します。

1.種類・金額

  1. 自己研鑽コース
    <国際的視野を広げるために行う自己研鑽。
    【奨学金額:10万円の範囲内】
  2. 研究コース
    卒業論文・修士論文等、卒業又は修了にかかる研究活動。
    【奨学金額:30万円の範囲内】


2.人数

  1. 自己研鑽コース・・・若干名
  2. 研究コース・・・若干名
    ※2017年度実績:<夏期>採用者数8名/申請者数8名、<春期>採用者数4名/申請者数4名


3.申請資格

  1. 本学に在学している、学部生・短期大学部生・大学院生(いずれも留学生含む)。
  2. 過去、同一学種(大学・大学院等)で、龍谷大学親和会海外研修奨学生に採用されていないこと。
  3. 海外での研修に必要となる語学力を有していることが望ましいことから、TOEIC、TOEFL、英検等の語学検定の受験を推奨します。


4. 対象となる海外研修

  1. 夏期休業期間に実施する海外研修
    <学部・大学院:8月7日~9月8日、短大:7月30日~9月13日>
  2. 個人で実施する海外研修
  3. 出身国以外で実施する海外研修
  4. 外務省海外安全ホームページ(http://www.anzen.mofa.go.jp/)で、「危険情報」が全く発令されていない地域で実施する海外研修
    ※採用から渡航までの間に危険情報が発令された場合、中止もしくは延期いただきます。

【本奨学金の対象とならない海外研修】
  1. 大学の講義やゼミでの研修やスタディーツアー等の団体が実施する海外研修
  2. 留学や語学研修にあたる海外研修
  3. 留学生の出身国での海外研修
  4. 観光目的の海外研修
  5. 選考時に本奨学金の趣旨にそぐわないと判断された海外研修


5.採用条件

  1. 奨学金の給付が決まった際は、自費にて海外旅行保険に加入すること。
  2. 研修終了後(帰国後)1ケ月以内に「親和会海外研修報告書」を提出すること。


6.出願書類
龍谷大学HP「学生生活」の「各種申請用紙ダウンロード・手続き」より申請書をダウンロード。

  • 出発から帰国までの「旅程表」を必ず提出のこと(様式不問)
  • 旅客運賃見積書(航空運賃・宿泊料)を必ず提出のこと
  • TOEIC、TOEFL、英検等の語学検定のスコア所持者はスコア表のコピーを必ず提出のこと


7.出願期間
2018年5月28日(月)~6月8日(金)

8.出願場所
学生部(深草・瀬田)

9.選考
書類審査および面接審査
面接審査は7月上旬に、深草学舎4号館1階学生部(深草)にて実施予定
以上


2018年4月25日(水)、26日(木)に、今年度から新設した「海外フィールド研修」(グアム)の募集説明会を開催しました。

2日間で経済学部生80名以上が参加し、本研修の担当教員である松島泰勝教授による説明に対して興味深く耳を傾けました。説明会終了後には、多数の学生が松島教授に積極的に質問を行い、本研修への関心の高さがうかがえました。

■「海外フィールド研修」とは
 グアム大学を中心とした現地研修(1週間)と龍谷大学での事前・事後学習を組み合わせた、経済学部独自の短期海外研修プログラムです。現地では、語学・座学・フィールドワークを一体的に実施します。
 留学初心者には最適なプログラムとなっています。

 現地研修期間:2018年8月26日(日)~9月2日(日)
 研修費用:195,800円(概算)
 ※燃油代等で変動する可能性があります。
 ※グアム大学でのプログラム費は大学が負担します。
 ※海外旅行保険料、食費、生活費等は個人負担です。

★大学がプログラム費の一部を負担するため、その他の留学プログラムよりも費用を抑えて留学できます。

 願書提出締切:2018年5月23日(水)17:15まで<提出先:経済学部教務課>

 説明会資料は、経済学部教務課にて配付しています。

【参考リンク】

グアム大学(University of Guam) ホームページ

学部独自の海外研修プログラム構築を目的に、グアム大学等を訪問

グアム大学との間で教育・研究交流に関する覚書(一般協定)を締結

学部独自の短期海外研修「海外フィールド研修」(グアム)の募集説明会を開催します
 






多くのゼミ(演習I/II)は、学内外で様々な活動を行っています。
ゼミ活動とはどのようなものなのか、その一端を紹介するために、経済学部・国際経済学科の西川芳昭教授(演習テーマ:農業・資源経済学)がゼミ生と共に実施したフィールドワークの内容を報告いただきました。

経済学部演習Ⅰ(西川芳昭教授)のゼミ生が、4月28日から29日にかけて静岡県藤枝市で開催された人と農・自然をつなぐ会の新茶摘み交流会に全国から集まった120名の生産者・消費者とともに参加し、様々な体験をするとともに、食べる人と作る人をつなぐフードシステムについて学びました。

初めて体験するお茶摘みでは、平地とは異なり、中山間地であるがゆえに浅蒸しのお茶がおいしいことを茶畑の中で学びながら収穫を体験しました。

懇親会の準備では、鶏を絞めるところから、血抜きや内臓の処理を体験し、鳥の体のぬくもりを感じることを通じて、命を戴くことのありがたさを体験しました。

43年間にわたり有機無農薬でお茶の生産を続けてきた農園主 杵塚敏明さんから、お茶の木と森の関係、農家と消費者の関係について、一橋大学経済学部や早稲田大学教育学部等他大学参加者とともに、詳しくお話を聴きました。

今後、12月に開催される経済学部ゼミナール対抗研究報告会での報告に向けて学びが進められていきます。






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