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本学は、「龍谷大学におけるセクシュアルマイノリティの現状とニーズに関するアンケート報告書」を発行しました。

このアンケートは、本学の人権問題研究委員会が主体となり、早急に取り組まなければならない人権課題のひとつとしてセクシュアルマイノリティの問題を認識し、現状を把握することを目的として実施したものです。2016年11月9日から12月8日にかけて、大学ポータルサイト内のアンケートに回答する形式で、本学の学生および教職員を対象におこないました。

アンケートには、858人(学生710人、教職員148人)の回答があり、うち130人(15%)がセクシュアルマイノリティを自認している学生や教職員からの回答でした。

アンケート結果から、セクシュアルマイノリティとはごく身近で当たり前の存在であること、大学内で、日常に嘲笑的言動が生じていることや、「話のネタ」として使われることも多く、無自覚・無理解の発言が相手を傷つけている結果が明らかとなりました。特に教職員の発言は、学生への影響力が大きく、セクシュアルマイノリティに対する教職員の理解を深めることが重要であると言えます。
また、セクシュアルマイノリティであることをカミングアウトしていない人も多く、大学の姿勢を明確にすることや気軽に話せるコミュニティづくり、相談窓口の設置、性別に関係なく誰でも使用できるトイレの設置などを要望する声が あがりました。
その他、「出生時の性が女性」の「学生」411人中13人(3.2%)が、「自認する性」がわからないと回答し、36人(8.8%)が「好きになる性」がわからないと回答しました。自らのセクシュアリティが定まっていない人や、揺れ動いている人が多いのでは ないかと推測できます。

なお、本アンケートの詳細内容は、ホームページで報告書データを掲載しております。本アンケート結果を公表することにより、大学関係者のみならず多くの方のセクシュアリティに対する理解が深まり、多様性を認めあう文化の創造に繋がることを願っています。

<アンケートの概要>
1.実施主体  龍谷大学人権問題研究委員会(事務局:宗教部)
2.回答期間  2016年11月9日~12月8日
3.回答方法  大学ポータルサイトによる無記名アンケート
4.対象者   本学学生および教職員(学生21,785人、教職員2,720人)
5.回答者   858人(学生710人、教職員148人)

詳細については、以下の報告書をご覧ください。

【アンケート調査に関するお問い合わせ先】
宗教部 Tel 075-645-7880



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社会福祉士の国家試験受験基礎資格取得のため頑張っている学生の実習報告会を1月21日(土)に実施しました。実習の総仕上げとして、実習施設から指導者の方にも来ていただき、「利用者主体の支援」「支援者として求められるもの」といった学びをテーマに、実習指導者の方と共に積極的な意見交換を行いました。


2月17日、大津市の明日都浜大津にて、災害ボランティアに関する協定式が行われ、大津市社会福祉協議会と龍谷大学・龍谷大学短期大学部との間に「災害ボランティアに関する協定」が締結されました。
この協定は、平常時よりボランティア活動の意義等について学習する機会を学生に提供すること、災害時のボランティア活動に備えた事前研修及び訓練の機会を学生に提供すること、そして大津市内で災害が発生したときに、学生が円滑にボランティア活動に参加できる環境を大津市社会福祉協議会と大学が協力し、整備することを目的にしています。
協定式の後、熊本地震の災害ボランティア活動に関して、瀬田の学生スタッフ2人が、7月と11月の阿蘇でのボランティア活動を、パワーポイントや動画を使って報告しました。
15分間をフルに使って、被災地での活動で見てきたこと、感じたことを、大勢の前でしっかりと報告していました。


学生が被災地での体験を報告しました


協定を締結しました


 2月18日、龍谷大学矯正・保護総合センター主催の第7回矯正・保護ネットワーク講演会を龍谷大学響都ホール校友会館(京都市南区)において開催しました。
 この講演会は、センターの社会貢献活動の一環として、2011年度から実施しているもので、矯正・保護の実務家や関係する行政機関、民間団体、企業家、専門職の方、地域の方など、矯正・保護の問題に関心を寄せる人に対して、それぞれの思索と相互理解を深めるため、議論・研修の場を提供することを目的としています。
 近年、芸能人や著名人の薬物犯罪が相次いで発生し、その乱用が社会問題となっていることから、取り締まりの強化とともに、薬物依存者の矯正や社会復帰支援等が社会的な課題となっています。
 そこで、今年度は、「薬物依存からの立ち直り」をテーマに、日本ダルク代表の近藤恒夫氏と同スタッフの田代まさし氏をお招きし、以下のとおり講演会を開催しました。当日は過去最高の330名の方が参加しました。
 講演会で、薬物依存者の支援について、近藤氏は「薬物依存は病気。その背景には孤立があるため、寄り添うことが大切で、生涯一緒に歩く仲間作りが重要。」と話していました。
 また、田代氏は、「薬物依存者にとって出所後が重要で、薬物の誘惑に負けないようにするためには、周囲の仲間の支えが大切。自分も出所後、きれいな花を咲かせよう(芸能界で再び輝こう)としたらミツバチ(薬物)が寄ってきた。今はダルクとつながり、(周囲の薬物依存者を支えるような)土になりたい。」と語っていました。
 講演会は大盛況で、参加された多くの方から「とても良かった」とお褒めのお言葉をいただきました。今回の講演会の内容については、2017年10月発行予定の「龍谷大学矯正・保護総合センター通信第10号」に掲載する予定です。当日、お越しになれなかった方につきましては、先のセンター通信でご覧いただければ幸いです。(※センター通信の送付をご希望の方は、センターHPからお申し込みください。)

<当日のプログラム>
 総合司会 津島昌弘(龍谷大学矯正・保護課程委員会委員長/龍谷大学社会学部教授)

13:30開会
挨拶・趣旨説明
 福島至(龍谷大学矯正・保護総合センター長/龍谷大学大学院法務研究科教授)
登壇者紹介
 石塚伸一(龍谷大学大学院法務研究科教授)
13:40講演
 講演者 近藤恒夫氏<日本ダルク代表>
 テーマ 「薬物依存からの立ち直りについて」
14:40対談
 登壇者 近藤恒夫氏(日本ダルク代表)
     田代まさし氏(日本ダルクスタッフ/元タレント)
 進行役 石塚伸一(龍谷大学大学院法務研究科教授)
15:20質疑応答
15:45閉会


<第7回矯正・保護ネットワーク講演会の様子>


司会:津島矯正・保護課程委員会委員長


挨拶・趣旨説明:福島矯正・保護総合センター長


登壇者紹介:石塚法務研究科教授


講演会の様子①(近藤氏による講演)


講演会の様子②:近藤氏、田代氏による対談


龍谷大学矯正・保護総合センターでは、第70回公開研究会を下記のとおり開催します。
つきましては、興味・関心のある方は奮ってご参加ください。多くの方の参加を心よりお待ちしております。


日 時:2017年4月20日(木) 18時00分~(1時間半程度)
場 所:龍谷大学深草学舎至心館1階フリースペース
報告者:丸山 泰弘氏(立正大学法学部准教授)
報告題目:「刑事司法における薬物依存治療プログラムの意義~回復する権利と義務~」

【月例研究会事務局】
龍谷大学 矯正・保護総合センター
〒612-8577 京都市伏見区深草塚本町67
TEL: 075-645-2040/FAX: 075-645-2632


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