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 7月20日(月)に、小峯敦ゼミナール(経済学史/経済思想史専攻)では、藤田菜々子ゼミ(名古屋市立大学:制度派経済学/経済学史専攻)と合同ゼミ発表会を行いました。例年ならばお互いのキャンパスを訪問しあう発表会になりますが、入構制限がかかっている現状では、オンライン上の交流となりました。(多くのゼミ(演習I/II)は、従来学内外で様々な活動を行っています。)


名古屋市立大学側の発表テーマ
・スウェーデンとの採用形態の比較:日本が目指すべき道とは
・スウェーデンの少子化対策:現代日本への示唆
・コロナ禍の雇用とベーシックインカム

龍谷大学側の発表テーマ
・世界の教育格差〜先進国と後進国を見る
・コロナ禍でのプロスポーツ〜スポーツビジネスの変化と影響
・5Gで変わる第4次産業から見るSDGs〜医療現場の変化とその影響
・電子決済の将来〜どうなる? 日本の造幣技術?


 10-15分の発表、5分の討論を、龍谷大学側は録画で、名古屋市立大学側はライブで、行いました。紙のレジュメなどが手元にないため、発表の中身を辿るのが例年以上に困難でしたが、京都・名古屋からだけでなく、日本内外の遠隔地からもアクセスがあり、オンライン交流の可能性を感じさせました。また、ゼミの内定者や卒業生も駆けつけてくれたのは、オンラインならではです。

 いずれの側も今年度一度も対面では会っていない状況でしたが、何とかレジュメやパワーポイントにまとめあげ、活発に質疑応答しました。途中で「お菓子タイム」を設け、少人数での歓談も弾んだようです。

 日頃とは異なった環境で、学生たちは交流を深めました。経済学部ではゼミを筆頭として、学生の様々な研究活動を支援しています。




犯罪学研究センターの嘱託研究員である札埜和男准教授(岡山理科大学・教育学部)が、法教育・法情報ユニットの活動として、2020年8月9日(日)に「第1回オンライン高校生模擬裁判選手権」を開催します。

札埜准教授は、前職の京都教育大学付属高校教諭の時から、模擬裁判を国語の授業として取り上げるという画期的な授業方法を考案し、かつ様々な場所、学校に赴いてそのメソッドを公開、指導を行っています。
今回の教材は、森鷗外の小説『高瀬舟』をもとにした内容です。
検察側の高校生・弁護側の高校生が殺人か同意殺人かをめぐって争います。

当日は「事前申し込み制」で一般視聴者を募集します。
視聴希望者は、8月6日までに、岡山理科大学教育学部・札埜研究室 [E-mail] fudano@ped.ous.ac.jp までお問合せ下さい。



第1回オンライン高校生模擬裁判選手権

日 時:2020年8月9日(日) 9:30-16:30
場 所:Zoom(当イベントの専用アカウント)

視聴希望者は、8月6日までに、岡山理科大学教育学部・札埜研究室
[E-mail] fudano@ped.ous.ac.jp までお問合せ下さい。

出場校(10校・順不同):
 ・江戸川学園取手高等学校(茨城県)
 ・千葉県立千葉東高等学校(千葉県)
 ・中央大学杉並高等学校(東京都)
 ・早稲田大学高等学院(東京都)
 ・慶應義塾高等学校(神奈川県)
 ・立命館宇治高等学校(京都府)
 ・大阪教育大学附属高等学校池田校舎(大阪府)
 ・仁川学院高等学校(兵庫県)
 ・創志学園高等学校(岡山県)
 ・愛光高等学校(愛媛県)


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第1回オンライン高校生模擬裁判選手権 実施要項


関連情報:【第1回オンライン高校生模擬裁判選手権のご案内】
https://www.ryukoku.ac.jp/nc/news/entry-5678.html

関連情報:【龍谷大学法情報研究会(CrimRC 法教育・法情報ユニット)これまでの活動レポート】
>>2019年度第1回 龍谷大学法情報研究会 公開研究会
>>2019年度第2回 龍谷大学法情報研究会 公開研究会
>>2019年度第3回 龍谷大学法情報研究会 公開研究会
>>2019年度第4回 龍谷大学法情報研究会 公開研究会
>>「法教育フェスタ2019」を京都府立図書館で開催【犯罪学研究センター共催】


【第1回オンラインディスカッション(6月29日開催)】
2020年6月29日、オンライン上にて龍谷大学法学部生(6名)とCETアカデミックプログラム*1の学生(6名)との間で、日本語でのディスカッションが行われました。

今回の目的は、次回(7月13日開催)のディスカッションに向けての顔合わせの意味合いが強く、龍大生とCET留学生が1つのテーマに対して意見交換を行い交流を深めることが大きな狙いです。

前半では、自己紹介を45分ほど行いました。龍大生とCET留学生がそれぞれ3グループに分かれて、それぞれが顔合わせ出来るように15分のローテーション方式で行われました。最初は全員が緊張していましたが、互いの大学での勉強内容や趣味などについて話をし、共通の趣味の話題によって徐々に打ち解け、最終的には質問が止まらないほどでした。CET留学生は日本に強い関心を寄せており、特に日本のアニメやゲーム、漫画などが好きな方が多く、アニメに関しては龍大生より詳しい方もいるほどで、中にはアニメから日本語を習得したという方もいました。

後半では、「新型コロナに対する日米の対策の違い」をテーマにディスカッションを行いました。前半とは違い、ほどよい緊張感のあるディスカッションになりました。まずは日本とアメリカの新型コロナによる被害の現状や政策について述べていきました。ディスカッションが進んでいく中で特に興味深かったのは、日本人とアメリカ人との国民性の違いでした。日本では外出自粛を要請したのに対し、アメリカではロックダウンによる都市封鎖を行いました。外出禁止の強制力自体はアメリカの方が強いものの、結果として日本では新型コロナに対する危機感からか不要不急の外出を控える傾向にありました。一方でアメリカではロックダウン中もショッピングに出かけるなどちらほら外出している人が目立っていたそうです。この事例では、連帯意識の強い日本人と自由を求めるアメリカ人との国民性の違いを垣間見ることができました。

このディスカッションを通じてお互いの交流が深まり、当初の狙い通り、次回のディスカッションに向けて議論ができる雰囲気を作り上げることができました。次回のディスカッションのテーマは「薬物依存とヘイト・チラシ」です。


第1回オンラインディスカッション(6月29日開催)のようす


【第2回オンラインディスカッション(7月13日開催)】
2020年7月13日、オンライン上にて龍谷大学法学部生(6名)とCETアカデミックプログラムの学生(7名)との間で、2回目のオンラインディスカッションが行われました。

今回のテーマは「薬物依存とヘイト・チラシ」についてで、主に薬物問題に対してアメリカと日本でどれほど薬物に対する意識の違いがあるかについて議論しました。

はじめに、【アメリカでは、学生の多くは何が原因で薬物を使用するのか。一方日本では、若者たちが最初に使用するドラッグは何が多いのか、またどのように入手するのか】について議論しました。まずアメリカの状況についてCET留学生からは、「アメリカではクラブやパーティーなどでマリファナを容易に入手することが出来るので、そういった楽しい場面でより場を楽しむために使用することが多い」という意見が挙がりました。また、「州によってはマリファナは合法化されており、マリファナ=麻薬という意識はなく、むしろお酒やタバコの方が麻薬であるイメージが強い」との意見もありました。次に日本の状況について龍大生からは、「日本では年少期に負った様々なトラウマをドラッグによって忘れるために使うことが多くマリファナ等も使われることがあるが、特に多いのが精神安定剤や眠剤など市販されている治療薬を薬物代わりに使用しているケースである」という意見が挙がりました。しかし、「お酒とタバコを麻薬とするならば、日本人が最初に着手する麻薬はお酒とタバコだ」とも述べました。この理由を「部活などで先輩に付き合ってお酒やタバコを始める若者が多いからだ」と説明。この議論の中で最も興味深かったのが日米間における「麻薬」に対しての認識の違いでした。

つぎに、【DARC(ダルク)*2のような薬物依存のリハビリ施設は役に立つのか?またアメリカの施設はどのようなことをしているのか?】について議論しました。CET留学生は事前にDARCが作成した動画を視聴しており「DARCは役に立つ」との声が多く挙がりました。この理由として「DARCはアメリカの施設と違って施設の関係者が全員でサポート出来る体制が整っており、薬物依存から回復するには非常に効果的な施設だ」とCET留学生は述べました。しかし一方で、「優し過ぎるプログラムではないか?このプログラムで本当に薬物依存から脱却出来るのか?」という意見もあり、「優しさにもある程度のバランスが大切ではないか?」との意見でまとまりました。

そして、龍大生を代表して山下敦史さんが【DARC建設反対運動チラシ】について報告しました。その内容は、京都DARCの建設予定地の地元住人による建設反対運動が行われ、地域中に反対するチラシが乱雑に貼られており、社会的にDARCは受け入れられていないのではないか、といったものでした。


山下さんによるプレゼン資料より


この報告から、【アメリカでもDARCのように街中にリハビリ施設が建設されたら反対運動は起こると思いますか?また反対することは差別だと思いますか?】とのテーマで議論が展開されました。これに対してCET留学生からは「アメリカでも反対運動は起こると思います。アメリカでリハビリ施設に入る人には会話が出来ないほど強い症状の人が多く、かなり危険視されている」という意見が挙がりました。アメリカでのリハビリ施設の環境、患者の違いなどから、日米の状況を一概に比較するのは難しいように感じました。また「反対運動は差別か?」については、「そもそも差別とは先天的な特徴に対するものなので、薬物使用のように自分で選択した行為に関しては差別とはいえず、薬物依存者が犯罪を起こすリスクに対する一種の拒否反応ではないか」との意見がありました。


CETアカデミックプログラム 濱田先生の資料より


さいごに【これは日本政府が薬物乱用防止を促すためのポスターです。このポスターはアメリカのものとどう違いますか?またこのポスターは世論形成にどのような影響を与えていますか?】について議論しました。
龍大生から「日本では幼少期からこの手の恐怖心を煽るような動画やポスターによる薬物教育を受けて来ているので、確実に“薬物=犯罪”という世論形成が出来上がっている」という意見がありました。この発言に対してCET留学生から「アメリカでは“薬物=病気”という認識をもっており、薬物教育も“どうやって薬物と付き合っていくか”ということから始めていくので、日本とはスタートラインが違う」という意見が挙がりました。

授業の終わりに石塚伸一教授(本学法学部・犯罪学研究センター長)が「アメリカと日本では薬物について大きな認識の違いがある。アメリカの一部の州ではマリファナは麻薬ではなく治療薬として考えられているなど日本との感覚とは違い、一概に比較することが難しいなかで、今回ここまで議論を重ねられたのは素晴らしい」と総括し、「さいごに1つ考えて欲しい。最近流行しているCovid-19に罹患した人の検査機関または療養施設が自分の居住地の近所に建った場合、あなたはどう思うだろうか。裕福な人ほど高額医療を受けており、貧しい人ほどこの病気に罹患している現状があり、罹患したであろう人の多くが自宅にこもっている。このことを、薬物の問題にも置き換えて考えてみてほしい」と問題を投げかけ、セッションを締めくくりました。

───────────────────────────
【補注】
*1 CETアカデミックプログラム
「CETアカデミックプログラム」(本部:ワシントンDC)は、大阪学院大学にオフィスをおき、アメリカの大学生のために短期の日本語留学プログラムを毎学期提供している。その教育の一環として、日本の社会や文化に関する研究プロジェクトを日本語で実施している。
https://cetacademicprograms.com/

*2 DARC(ダルク):
ダルクとは、Drug Addiction Rehabilitation Centerの略で、薬物依存者の薬物依存症からの回復と社会復帰支援を目的とした回復支援施設である。
http://www.yakkaren.com/zenkoku.html

【関連NEWS】
2019.12.11 石塚伸一教授がCETアカデミックプログラムの取材に協力【犯罪学研究センター】
犯罪学の知見から、アメリカ銃社会を比較的に検討する
https://www.ryukoku.ac.jp/nc/news/entry-4689.html


7月23日(木・祝)、龍谷大学ユヌスソーシャルビジネスリサーチセンターが共催するオンラインチャリティー講演会に、ユヌスセンターのムハマド・ユヌス博士(ノーベル平和賞受賞)が登壇されました。

演題を「NO GOING BACK 『アフターコロナ~経済制度をゼロから設計する~』」とし、コロナ禍による荒廃から世界をどう再建すべきか、ユヌス博士が白紙からの再設計を説かれ、講演後、各分野で活躍する有識者がアフターコロナの世界について質問し、ユヌス博士からそれに対して応答いただきました。

今回共催として関わる本学からは、白石克孝副学長、本学学生の安井大斗さん(政策学部3年)が質問者として登壇されました。

白石先生からは、本学もソーシャルビジネスを通じた社会の変革に寄与していきたい、コロナで生まれた新しい課題にどのように対応していくことができるのか、という質問がなされ、ユヌス博士からは、ソーシャルビジネスという新しい概念を学び対応する変革には時間がかかるが、目の前にある課題に対応するために、まず一歩を踏み出すこと、コロナ以前の世界に戻らないことを自己決定することが重要である、と返答いただきました。

安井さんからは、世界の富豪で組織されている団体「ミリオネアズ・フォー・ヒューマニティー」が、7月13日、自分たちへの大幅な増税を求める署名を各国に提出し、経済学的には懸念する声があるが、ユヌス氏から見てこのような動きは良い流れと考えるかどうか、という質問がなされ、ユヌス博士からは、ソーシャルビジネスという観点からは重要な一歩であり、利己心を超えて困難に対応することの重要性、自らの使命を自分で設定し、他の人々を幸せにすることこそが金銭的なリターンよりも大きな喜びとなること、大きなことでなく小さなことでよいから一歩を踏み出すべきである、という応答がありました。

また、本講演会は、高大連携推進室の協力により、龍谷大学付属平安高等学校や教育連携校、関係校、高大連携協定校にも案内がなされ、当日は一般、本学学生、教職員、連携する学校の高校生含め、500名を超える参加がありました。






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作成日2016/04/26

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作成日2017/04/26

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作成者KDL藤川

作成日2017/05/01

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