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 2026年7月25日〜26日、政策実践・探究演習(国内)洲本プロジェクトの2026年度第2フィールドワークに、学生18名と石倉研准教授、櫻井あかね実践型教育助手、西口高貴教育開発支援員が参加しました。
 2026年度は「千草竹原班」「企業連携班」「水産資源班」「気候変動班」の4班に分かれて活動を進めています。

〈水産資源班〉
 水産資源班の今年度のチーム目標は、魚の仕入れ方法や具体的な加工方法を確立し、試作を重ねながら商品開発につなげることです。

 2日目の午前は、洲本市内にある2つの鮮魚店を訪問し、魚の仕入れ先やアラの活用についてヒアリング調査を行いました。最初の鮮魚店では、メインで扱う由良産の魚が高騰する中での仕入れ方法の工夫について聞き取りを行いました。魚のアラを味噌汁や炊き込みご飯に活用するなど、食品ロス削減に向けた取り組みについても伺いました。次に訪れた鮮魚店では、1日約10kg出るアラを畑の肥料や猫のごはんに活用したり、専門業者に回収してもらったりしていることなどを伺い、廃棄を減らす取り組みについて理解を深めました。


鮮魚店にてお話を伺う

 2日目の午後は、由良湊神社の夏越祭に参加しました。夏越祭は厄年の男衆が神輿を担ぎ、沿道から大量の水を浴びせられながら町内を歩くという豪快な伝統行事です。地元の方々と一体となって迫力満点のお祭りを全力で楽しみ、由良という地域の持つ温かさと深い魅力に心から惹きつけられた素晴らしい時間となりました。


夏越祭の様子


沿道に水が入った大量のバケツ

〈気候変動班〉
 気候変動班は、気候変動下でも持続可能に農業が行えるよう、地域の方々がどのような適応の工夫をされているのかを探究しています。

 今回は岩見ライスセンターの岩見さんと、淡路島あめつち農園の塩田さんにお話を伺い、鮎原米の特徴や現場での具体的な取り組みなどについて学びました。岩見さんからは、高温耐性品種の課題や、既存の品種を工夫して育て続けるための技術的な試みなどについて教えていただきました。また、塩田さんからは、水田が持つ多面的機能や温室効果ガスの排出を抑えた環境配慮型の稲作について、実践的な知見を得ることができました。

 今後は現場での生の声を参考に、持続可能な地域農業のあり方についてさらに探究を深めていきます。

(文責:政策学研究科修士2年 西口 高貴)
(文章作成協力:政策学部2年 近藤 紗和、政策学部4年 平野 雄大)

前の記事▶ 政策実践・探究演習(国内)洲本プロジェクト2026年度第2フィールドワークを実施①【政策学部】


 2026年7月25日〜26日、政策実践・探究演習(国内)洲本プロジェクトの2026年度第2フィールドワークに、学生18名と石倉研准教授、櫻井あかね実践型教育助手、西口高貴教育開発支援員が参加しました。
 2026年度は「千草竹原班」「企業連携班」「水産資源班」「気候変動班」の4班に分かれて活動を進めています。

 今回のフィールドワークでは、1日目に洲本プロジェクト生全員での活動、2日目はそれぞれの地域に移動し班活動を行いました。
 
 洲本市の域学連携に関わっておられる白石克孝名誉教授が、今後、域学連携の拠点となるように購入された物件が市内にあります。1日目は、この家の片付けを全員で行いました。主な内容は残置物の撤去や掃き掃除、草刈り等です。新たな域学連携の拠点となるよう、洲本プロジェクトは今後も継続的に関わっていきます。


残置物を撤去している様子


草刈りの様子


暑い中頑張りました!


 2日目は、班ごとに関係する地域の方と今年度の活動について話し合いました。各班の活動内容は以下の通りです。

〈千草竹原班〉
 千草竹原班は、千草竹原集落にある自然のコンテンツと、民泊施設のことうみ亭をつなげる企画を検討しています。
 
 朝から山に登り、「しきみ」や「さるとりいばら」といった地域特有の植物を観察しながら散策しました。頂上からは千草竹原の自然豊かな景色を一望することができ、地域の地理的な特徴を肌で感じることができました。山登りを終えた後は、あわじ花山水オーナーの水田さんから、お墓や仏壇にお供えする「しきみ」の出荷・商品化作業の工程について実演を交えて教えていただきました。市場に届けるための工夫や、綺麗な状態を保つためのプロのコツなど、現地ならではの貴重な知見を伺うことができました。


山散策の様子


しきみの出荷・商品化作業の実演

 山でのフィールドワークの後は、千草竹原にある民泊施設の「ことうみ亭」でDIYを行いました。より快適で魅力的な空間づくりを目指し、作業を進めました。


屋根裏の塗装作業


話し合いの様子

 午後は、千草竹原住民の太田さん、あわじ花山水オーナーの水田さん、ことうみ亭亭主の小林さんにご参加いただき、今回のフィールドワークの振り返りと今後の活動について話し合いました。話し合いでは、「集落の自然を活かしたコンテンツづくり」と「民泊施設『ことうみ亭』を活用した滞在型コンテンツづくり」の2つを軸に活動を進めていくことを確認しました。

 今後の企画内容については引き続き学生同士で話し合いを重ね、地域の方々と連携しながら、千草竹原の魅力を活かした活動を進めていきます。

〈企業連携班〉
 企業連携班は今年度、MUKU代表の福井さんと連携し五色町にあるゲストハウスMUKU−無垢−にて、「おいしく、キレイに、健康に」をコンセプトにした宿泊イベントを秋に実現できるように計画を進めています。

 午前はゲストハウスMUKUで福井さんと意見交換を行い、イベントのターゲット層を誰にするのか、五色町の農家さんと連携し五色の食材を使ってご飯を作るために、誰と連携できるかの可能性を一緒に検討しました。また、改めてMUKUの室内と周辺を見学し、どのような段取りでイベントを行うかを探りました。


福井さんとの話し合い


ゲストハウス周辺を歩いて移動手段を確認

 午後からは、宇谷公会堂に移動し、五色町であめつち農園を営んでおられる塩田さんと意見交換を行いました。塩田さんが五色町で取り組んでおられることや食材関係で連携できることを中心に話し合いを行い、連携方法を考えました。


塩田さんとの話し合い


 また、地域の方々やイベント参加者に私たちの班に親しみを持ってもらえるように、グループ名を「むくとも」としました。「MUKUと共に、MUKUと友達になる」といった意味が込められています。今後はイベント実現に向けて企画固めや集客、予行練習を通してイベントが成功出来るように活動を進めていきます。


(文責:政策学研究科修士2年 西口 高貴)
(文章作成協力:政策学部2年 高橋 琉那、溝口 ふう香)

次の記事▶ 政策実践・探究演習(国内)洲本プロジェクト2026年度第2フィールドワークを実施②【政策学部】


2026年8月1日(土)、政策実践・探究演習(国内)南丹プロジェクト(担当:大石尚子教授)の学生12名と教員1名は、南丹市日吉生涯学習センター「遊youひよし」で開催された「南丹市の地域づくりとこれからを語ろう」に参加しました。本記事では、当日の活動内容や学びについて報告します。


 学生たちは南丹市日吉生涯学習センター「遊youひよし」で開催された「南丹市の地域づくりとこれからを語ろう」に参加しました。

 はじめに地域おこし協力隊の舩本将寛隊員、矢野大輔隊員による活動報告を伺いました。それぞれが地域で取り組まれている活動や地域の魅力、課題についてお話しいただき、地域おこし協力隊の役割や地域づくりへの思いについて学ぶことができました。

 続いて、八木町の「刑部ふれあいサロン」と日吉町の「世木地域振興会」による地域活性化の取組報告が行われました。また、私たち龍谷大学も、南丹プロジェクトでこれまで5年間取り組んできた活動の成果について発表しました。地域の方々に活動内容を知っていただくとともに、これまでの取組を振り返る貴重な機会となりました。


登壇発表する学生たち

 最後に行われた座談会では、地域おこし協力隊の方々や地域住民の皆様と意見交換を行いました。私たちの活動に対するアドバイスやご意見をいただき、南丹市のさまざまな地域で活躍されている方々の経験や考えに触れることで、今後のプロジェクト活動につながる多くの学びを得ることができました。地域の方々との交流を通して、地域づくりには住民同士のつながりや継続的な活動が重要であることを改めて実感する機会となりました。

 その後、学生たちは「殿田活力倍増センター」に移動し、地域の農業や文化に触れ、地域の方々との交流を深めることを目的とした「稲刈り・高稲木掛けツアー」の企画について検討しました。


学生と地域の方々との会議の様子

 今回の企画では、地域外からの参加者を募り、実際に稲刈りや高稲木掛けを体験してもらうことで、南丹市の農業や地域の魅力を知ってもらうことを目指しています。また、単なる農業体験としてだけではなく、地域の方々との交流を通して、継続的に地域と関わる関係人口の増加や、地域のファンづくりにつなげることを目的としています。企画の検討では、30~40代の親子世代を主なターゲットとして、子どもに農業体験をさせたい方などを対象とすることについて話し合いました。当日の行程についても、集合場所から田んぼまでの移動や高稲木掛け体験、昼食など参加者が地域の魅力を感じられる内容となるよう検討しました。また、参加者に準備してもらう服装や持ち物、参加費、広報方法などについても意見を出し合いました。さらに、ツアーをより充実したものにするため、日良し米について紹介する機会を設けたり、持ち帰り用の米のパッケージに地域の情報や高稲木に関する動画のQRコードを掲載したりするなど、ツアー終了後も地域への関心を持ってもらえるような工夫についても地域の方々と検討しました。

 今回の企画検討を通して、地域の農業を体験してもらうだけでなく、地域の方々と参加者が交流し、南丹市の魅力を知ってもらうことの重要性について考えることができました。今後も地域の方々と協力しながら、参加者にとっても地域にとっても有意義なツアーとなるよう、具体的な内容を検討していきます。


政策実践・探究演習(PBL)「南丹プロジェクト」 担当教員:大石尚子
(原稿作成協力:政策学部2回生:岩切芽生、平井優羽)


政策実践・探究演習(国内)南丹プロジェクト(担当:大石尚子教授)は南丹市日吉町世木地域と園部町西本梅地域の2つの班に分かれて活動しています。今回は日吉町世木地域をフィールドとし活動している私たち世木班の活動報告です。

 2026年7月25日(土)に「ハピろー!の森京都(京都府立府民の森ひよし)」で開催された「なんたん龍の森夏祭り」にてブースを出展させていただきました。イブニングマルシェや屋台、ステージイベントなどが行われ、夜には花火の打ち上げもあり大盛況のお祭りでした。私たち世木班からは学生10名、教員1名が参加し、「みんなでアートを作ろう 龍谷夏祭り」と題したアンケートブースを実施しました。


ブースを訪れた南丹市長と写真を撮る学生たち


 2021年度より南丹市日吉町世木地域と龍谷大学政策学部が連携し、フェノロジーカレンダーの作成や納豆餅のフレーバー開発、世木地域農産品認証ロゴマークの導入、昨年度はサスティナブルツーリズムのモニターツアー実施など、皆さんと共にさまざまな地域振興活動に取り組んできました。このように私たち学生が今まで取り組んできたことを地域の方々に伝えると同時にアンケートを通して地域の実態を知り、さらにはブースとしても楽しんでもらうことを今回の目標として活動しました。

【ブース内容】
1.ポスターの掲示
私たちのこれまでの活動を見える化することで、何をしている人達なのかと言う疑問を解消し、応援・協力の輪を広げました。


掲示したポスター

2.体験型アンケートの実施
お祭りの雰囲気を壊さず、楽しみながらアンケートを答え、アートを完成させることができるようなブース作りを心がけました。年齢やこのイベントを知ったきっかけ、どこから来たのかをそれぞれ答えていただき回答に合わせたシールやお花を貼ることでアートを作りました。さらに、金魚すくい風のコーナーを設けることで自然と活動に触れていただき、私たち学生との交流にも繋がりました。


ブース出展の様子


ブース出展の様子


ブース出展の様子


ブース出展の様子

 アンケートでは、友人や知人から知ったと言う回答や南丹市からの参加者が多いことからも、地域密着型のお祭りであると分かりました。
また、イベントを知ったきっかけは広報誌(SNS)が一番多く、近隣の市からの参加者も一定数いたため、地域外からの集客力も備えていると考えられます。

 最後に短い時間ではありましたが実際に地域の方々と直接お話をし、交流を持てる貴重な機会となりました。「応援してるよ」「色々活動しててすごいね」とたくさん嬉しい言葉をかけていただき、私たちはこの地域の応援してくれている1人1人のために、今後も継続的な活動をしていきたいと強く感じました。

 また、「なんたん龍の森夏祭り」ブース出展にご協力いただいた地域の皆様、龍谷大学の皆様をはじめ、アンケートに回答いただいた全ての皆様に心より感謝申し上げます。



政策実践・探究演習(PBL)「南丹プロジェクト」 担当教員:大石尚子
(原稿作成協力:政策学部2回生:大神芽吹)


 政策学部 金ゼミが、2026年7月24日・25日に開催された大阪天神祭りのごみゼロ作戦の環境ボランティア活動に参加しました。毎年恒例となっている活動ですが、今年もゼミ生の自主的な活動として実施されました。

 天神祭は、大阪市で毎年7月24日・25日に開催される日本三大祭の一つであり、約1000年以上の歴史を持つ伝統的な祭りです。祭り期間中は、陸渡御(りくとぎょ)や船渡御(ふなとぎょ)、奉納花火などが行われ、国内外から毎年約130万人もの来場者が訪れる大阪を代表する大規模なイベントとなっています。
 一方で、多くの来場者が集まることから、大量のごみが発生することも課題となっています。そのため、ごみの分別やリサイクルの推進、ごみのポイ捨て防止を目的として、多くのボランティアが活動しています。

 天神祭ごみゼロ大作戦は、日本三大祭の一つである天神祭において、大量に発生するごみの削減と適正な処理を目的として実施された環境保全活動です。
 2026年7月24日(宵宮)・25日(本宮)の2日間で、主に南天満公園や桜ノ宮公園周辺を会場として行われました。この活動は祭りで発生する廃棄物について「3R(リデュース・リユース・リサイクル)」を推進し、来場者が快適に祭りを楽しめる環境づくりを目的としています。

 主な活動内容として、来場者へ分別を呼びかける「エコステーション」の設置、繰り返し使用できる「リユース食器」の導入、散乱ごみの回収・清掃活動などが行われました。エコステーションにはボランティアスタッフが常駐し、ごみの分別方法を案内することで資源のリサイクル促進とポイ捨て防止に取り組みました。また、リユース食器を活用することで使い捨て容器の削減を図り、ごみの発生そのものを減らす工夫がなされました。


 天神祭では毎年120万人以上が訪れ、過去の調査では2日間で少なくとも約60トンものごみが発生しています。そのため、この活動は環境負荷の軽減だけでなく、来場者一人ひとりが環境問題について考え、行動するきっかけづくりとしても重要な役割を果たしています。行政や環境団体、企業、ボランティアが協力し、伝統ある祭りと環境保全を両立させる持続可能な取り組みとして実施されています。

 金ゼミでは、7月24日と25日の2日間にわたり、この活動に参加しました。
 24日は12名25日は4名のゼミ生が参加し、エコステーションでのごみ分別の案内や、リユース食器、ペットボトル、缶などの分別回収を行いました。また、担当エリアを巡回しながら散乱ごみや放置されたリユース食器を回収し、会場周辺の環境美化に取り組みました。さらに、募金活動への協力を呼びかけ、活動への理解と支援をお願いしました。それぞれが役割を分担しながら活動に取り組み、祭り会場の環境美化に貢献するとともに多くの来場者に環境保全の大切さを伝えることができました。


 この活動を通して得た最大の学びは、「ごみゼロ」の実現には回収設備などのインフラ整備だけでなく、参加者一人ひとりの当事者意識が不可欠だということです。現場にエコステーションという回収の仕組みが用意されていても、分別ルールが守られなければ運営側に多大な負担がかかります。非日常の熱気の中で次々と発生する大量のゴミを目の当たりにし、私たちの消費行動の裏側にある環境負荷の大きさを痛感しました。伝統ある天神祭を持続可能な形で未来へ引き継ぐためには、イベントの主催者だけでなく、訪れる側も単なるお客様ではなく「祭りを構成する一員」として責任ある行動をとる必要があると深く理解しました。

 炎天下での活動は体力的に大変でしたが、来場者との交流を通じて人の温かさに触れる機会も多く、「暑い中ありがとう」「ご苦労様」と声をかけて、丁寧に分別へ協力してくださる来場者の存在が活動の大きな励みになりました。
 これまでお祭りを来場者として楽しむ立場でしたが、運営を支える多くの人々の存在を知ったことで視野が大きく広がりました。今回の貴重な経験を忘れず、今後は日々の生活の中でも自分が出すゴミのゆくえに関心を持ち、小さなことから環境への配慮を行動に移していきたいです。



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作成日2016/04/26

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作成日2016/04/26

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作成日2016/04/26

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作成者KDL藤川

作成日2017/04/26

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作成日2017/04/26

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作成日2017/04/26

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作成日2017/05/08

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作成日2017/05/08

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作成日2017/05/15

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作成者有限会社アップルップル

作成日2016/04/26

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作成者KDL藤川

作成日2017/05/01

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