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2014(平成26)年度 第6回REC BIZ-NET研究会「新しい常温成膜技術の普及をめざした取り組み~エアロゾルデポジション(AD)法の原理とその実用化事例のご紹介~」を開催しました
2014年11月5日
2014(平成26)年度 第6回REC BIZ-NET研究会「新しい常温成膜技術の普及をめざした取り組み~エアロゾルデポジション(AD)法の原理とその実用化事例のご紹介~」を、11月5日(水)、龍谷大学瀬田キャンパスRECホールにて開催しました。当日は約90名(学内者含む)の参加があり、会場内がほぼ満席となるなど、大変活況な研究会となりました。
本研究会では、まず始めに、本学理工学部機械システム工学科の森正和講師から、新しい常温成膜技術であるAD法にかかる概要を含めた趣旨説明がなされました。
その後、AD法の基本原理から最新の実用化事例に至るまで、産・官・学それぞれの視点から話題提供が行われました。
<話題提供内容>
◆「エアロゾルデポジション法の原理と最新応用事例」
独立行政法人産業技術総合研究所
先進製造プロセス研究部門 首席研究員 明渡 純 氏
◆「エアロゾルデポジション法とその実用化について」
TOTO株式会社
総合研究所素材研究部 上席研究員 清原 正勝 氏
◆「龍谷大学におけるエアロゾルデポジション法の研究事例」
理工学部機械システム工学科 講師 森 正和 氏
◆「エアロゾルデポジション法産業応用をめざした公設試と滋賀県の取組」
滋賀県東北部工業技術センター 主任主査 佐々木 宗生 氏
また、話題提供終了後には、別会場にてパネル及びサンプル展示形式による情報交換会を開催しました。情報交換会では、多くのご参加者が各講演者と技術的なニーズや今後の展望等について積極的に話し合う有意義な機会となりました。
RECでは、今後も引き続き産業技術総合研究所・滋賀県工業技術総合センター・滋賀県東北部工業技術センターとの連携を加速させるとともに、関西におけるAD法普及をめざした産官学連携体制づくりに取り組んでまいります。