かぜで注射をされた場合は、抗生物質とビタミン剤を使用することが一般的でしたが、抗生物質を注射することは明らかな細菌感染症で重症の場合を除き、一般のかぜには効果がありません。また、ビタミン剤の使用は現在認められていません。注射をしてもらって元気が出たという場合、心理的な要素が影響しているかもしれません。
但し、高熱や下痢が続いているのに、水分を口から補給することができない時には、病院を受診し点滴などによる治療について相談してください。
体温が37.5℃以上のときには、入浴を控えましょう。また、高熱が続いた後は、髪を洗うのを控えましょう。どうしても洗いたかったら、短時間で洗髪し、すぐに乾かしましょうね。
人にうつしてもうつさなくても、治る期間は影響しません。かぜを早く治す為とウイルスを撒き散らさないように、かぜをひいたら外出をさけ、マスクを使用しましょう。
*人前や人の顔を気にとめずに咳をする人が、最近、増えています。わざとではないと思いますが、咳が出そうになったら手で口元を覆うとか、顔を人から逸らすとか、あたりまえのエチケットを大切にしたいですね。