Need Help?

新着情報

新着情報の一覧

製品情報

ここにメッセージを入れることができます。

ハイブリッド形式で行い一般参加無料・申込不要

 

 

【本件のポイント】

  • 軍隊、病院、刑務所に勤務するチャプレンを招いて、公開シンポジウムを開催
  • チャプレンの実際を知ることだけでなく、宗教者とは?という問いに対する考えを深める機会に
  • 対面とオンラインを併用し一般参加無料・申込不要

 

【本件の概要】

 龍谷大学実践真宗学研究科は、本学の建学の精神である浄土真宗の教えに基づき、釈尊の教示した仏教、および親鸞の宗教を、世界的視野、かつまた地域的視点より実践的に領解し、現代における人間存在の根本問題、ならびに社会的存在として惹起する諸問題に、具体的に対応できる宗教的実践者としての能力を養成することを目的としています。宗教的実践者にふさわしい高度かつ専門的な素養をもつスペシャリストの養成に際し、社会実践分野では特にチャプレン(chaplain)という存在を重視します。寺院・神社・教会などの宗教施設での実践ではなく、公共空間において広く心のケアを含めた働きを展開する宗教者のことです。

 この度の公開シンポジウムでは、軍隊、病院、刑務所(拘置所)で実践しているチャプレンに登壇いただき、それぞれの立場からみた宗教者としてのアイデンティティーの問題、実践の特徴や課題、さらに今後の展開についてお話いただきます。

 単に様々な宗教的背景をもったチャプレンの実際を知ることだけでなく、参加者にとって、改めて宗教者とは?という問いに対する考えを深めていただく契機となることを目指します。

 

 

1.日 時 2024年12月12日(木)13:30~16:45

 

2.場 所 龍谷大学大宮学舎西黌2階大会議室ならびにオンライン

      (YouTube:ライブ配信)

  大宮学舎キャンパスマップ:

  https://www.ryukoku.ac.jp/about/campus_traffic/omiya.html

  ライブ配信(Youtube)URL:

  https://www.youtube.com/watch?v=fiL7lIunpm4

 

3.シンポジウム

「スピリチュアルケアと宗教的ケア ~チャプレンとしてのアイデンティティー~」

 

 提言者 咸 賢俊(ハム ヒョンジュン)氏

     「ミリタリーチャプレンの任務と役割」

     浜本 京子(はまもと きょうこ)氏

     「『地の塩」として―病院で働くクリスチャンチャプレンの働きとその宗教性」

     若狭 一廣(わかさ かずひろ)氏 

     「教誨の現場から―その背景に見えてくるもの」

 

 コーディネーター 龍谷大学大学院実践真宗学研究科教授 岩井 未来、森田 敬史

 


問い合わせ先:龍谷大学 文学部・心理学部教務課

Tel 075-343-3317  o-let@ad.ryukoku.ac.jp  https://www.let.ryukoku.ac.jp/practical_shin/

 


 2024年11月30日(土)、龍谷大学町家キャンパス(京都市伏見区)で、京都府南丹市日吉町世木地域を舞台に住民参加で撮影された映画「地蔵に願いを」の上映会とトークショー、地場産食材を使用した料理の試食会が開催され、政策学部「南丹プロジェクト」の学生8人(2、3回生)と教員1名(大石尚子教授)が運営に参加しました。(南丹プロジェクトと世木地域振興会の共催)

 南丹プロジェクトでは、2年前から世木地域振興会と共同で農薬や化学肥料を極力使わず、伝統的な高稲木で天日干したお米を「日良し米」と名付けて開発・販売してきました。また、今年度から地元産のもち米を使った、伝統食「納豆餅」のリニューアルに地域で取り組み、4つの味(塩、砂糖、コチュジャン・チーズ、柚子胡椒)を楽しめる商品「ふるさと」を発表。地元で開催されたマルシェで販売しました。
 今回のイベントは、都市部での商品や活動のPRとともに、世木地域の魅力を発信することを目的として開催しました。
 
 学生と世木地域振興会のメンバーは午前中から集まり施設にあるおくどさんで試食メニューの調理にとりかかりました。


試食メニュー調理の様子


 第1部で、学生たちは世木地域と南丹プロジェクトの紹介と世木地域にゆかりのあるゲストのトークショーの司会進行を務めました。これまで十分に準備に取り組んだ成果が出せたようです。


トークショー「世木地域の魅力を語る」


 そのあと試食会が始まりました。今回試食したのは日良し米と地場産黒枝豆を使った豆ごはん、納豆餅のほか、人参やさつまいもなど地元産の食材を多く使用した豚汁なども提供しました。


試食会の様子


 納豆餅を食べた参加者から「コチュジャン・チーズが一番美味しかった」とのご意見がありました。これに対し、一緒に商品を企画した連世木地域振興会メンバーから「それは学生たちと考えた味で、若者にしか思いつかない」といったようなやりとりが印象的でした。


 第2部のワークショップでは、ゲストと参加者が学生たちとともに、今後の活動に関する地域の課題に対して意見を出し合いました。




 出された主な意見は「納豆餅の価格が高い」「SNSやウェブサイトを開設する」「You Tubeで世木の温かさを広める」といった意見が出されました。南丹プロジェクトと世木地域振興会の今後の共通目標として、地域の人々をもっと巻き込んでいくことが掲げられました。
 今回のイベントは、学生たちや世木地域振興会にとっても、地域における今後の活動展開への意欲を高められるものとなりました。

(本文執筆協力:政策学部2回生 稲森爽馬)


▼こちらからも情報発信していますので、ぜひご覧ください。

世木地域振興会のInstagram


南丹プロジェクトのInstagram


龍谷大学は、カーボンニュートラルを先導する大学として2022年1月に「龍谷大学カーボンニュートラル宣言」を発出し、創立400周年を迎える2039年に「ゼロカーボンユニバーシティ」の達成を目指し、様々な取組みを行っています。
その取組みの1つとして、本学では、学生らが話し合い、大学の気候ガバナンスへの参画を目指す「龍谷大学学生気候会議」を2021年度から開催しています。

第4回目となる今回の学生気候会議は、2日間を予定し、1日目は、2024年11月30日(土)に瀬田キャンパスにて開催されました。

村田 和代教授(政策学部)からオープニングとして挨拶がなされ、サステナビリティ推進室長を務める深尾 昌峰副学長から、気候会議の参加者に向けて「楽しみながら気候変動について学び、みなさんの考えを大学政策に取り込んでいきたい」とビデオメッセージが送られました。
その後、的場 信敬教授(政策学部)より本取組の主旨説明が行われ、1日目は「『龍谷の森』の活用をテーマに、地域との連携も視野に入れた活用のアイデア」であることが発表されました。


村田教授によるオープニング


的場教授による主旨説明


深尾副学長のビデオメッセージ


気候会議の前半では、木原 浩貴氏(京都府地球温暖化防止活動推進センター 副センター長)と豊田 陽介氏(認定NPO法人気候ネットワーク 上席研究員)を講師にお招きし、アイスブレイクを兼ねたカードゲーム「2050カーボンニュートラル」が行われました。
このカードゲームでは、過去から現在にかけて自分たちが行ってきた様々な活動が地球環境にどのような影響を与えているのかをマクロ的に俯瞰することによって、自分たちの価値観や考え方に気づき、行動変容に働きかけるためのシミュレーションゲームです。
参加者は、チームメンバーと協力し、「なぜカーボンニュートラルが叫ばれているのか?」「そのために、何を考えどう行動するのか?」を話し合いながら、ゲームのクリアを目指していました。

さらに、カードゲームでの知識をさらに深いものにするため、斎藤 文彦教授(国際学部)より「気候変動とSDGs・サステナビリティ」と題し、基礎知識を醸成できる講義がなされました。


木原氏によるカードゲームの説明


カードゲームをする参加者


カードゲームをする参加者


カードゲームをする参加者


カードゲームをする参加者


斎藤教授による講義


後半では、横田 岳人准教授(先端理工学部)より、今回のテーマである「龍谷の森」や会場となっている瀬田キャンパスについての紹介がなされ、奥田 哲士教授(先端理工学部)より「森林のCO2収支」や「『龍谷の森』保全活用事例」についての講義がなされました。

さらに、横田 岳人准教授(先端理工学部)による瀬田キャンパスと「龍谷の森」でのフィールドワークが行われ、参加者は紅葉が進む秋の瀬田キャンパスを堪能するとともに、「龍谷の森」について深く考える機会となりました。


横田准教授による講義


奥田教授による講義


横田准教授によるフィールドワーク


フィールドワークをする参加者


龍谷の森でのフィールドワーク


Green Deckでのフィールドワーク


その後、「龍谷の森」をテーマにしたワークショップが行われました。
今までのカードゲームや講演内容、瀬田キャンパスや「龍谷の森」でのフィールドワークの内容を活かしながら、それぞれのチームで話し合った後、各チームのアイデアを発表して全体で共有し、地域との連携も視野に入れた様々なアイデアが出されました。


グループワークの様子


グループワークの様子


グループワークの様子


グループワークの様子


グループワークの様子


グループワークの様子


発表の様子


発表の様子


各グループの発表を聞く参加者


最後に、朝からファシリテーショングラフィックを行っていただいた外崎 佑実氏(特定非営利活動法人グローカル人材開発センター チーフコーディネーター)により、1日の振り返りがなされました。

第4回龍谷大学学生気候会議の2日目は、2024年12月14日(土)に深草キャンパスにて行われます。
参加者は、それまでに気候変動に関する更なる知識醸成を行い、2日目のワークショップに挑みます。


外崎氏によるファシリテーショングラフィックの解説


主  催:龍谷大学学生気候会議実行委員会
共  催:龍谷大学地域公共人材・政策開発リサーチセンター(LORC) 
     サステナビリティ推進室
運営協力:龍谷大学学生気候会議OC’s(Xはこちら、Instagramはこちら) 
問い合せ:lorc@ad.ryukoku.ac.jp


11月21日(木)~12月3日(火)の期間、深草キャンパス和顔館1階ギャラリーにおいて、障害者アート展「COLOR & SOUND」(企画:松本拓ユヌスソーシャルビジネスリサーチセンター客員研究員)を開催しました。

福祉施設の「たんぽぽの家」、アトリエの「YELLOW」と「やっほぅ!!」と協力してアーティストの作品を展示し、視覚と聴覚の交差点である「色」と「音」をテーマに、アート作品にはそれぞれに合う音楽が添えられ、訪れる方々が視覚だけでなく、聴覚を通じても作品の世界に浸れるよう独自の感覚体験を提供しました。
会期中は教職員や一般の方が、ヘッドホンをしつつ絵画やオブジェを楽しむ姿が見られました。

展示の様子を、「デジスタイル京都」さんが記事として掲載くださいましたのでご紹介いたします。

■デジスタイル京都「龍谷大学深草キャンパスにて障害者アート展「COLOR & SOUND」開催中」
https://www.digistyle-kyoto.com/magazine/47788

■yahoo!JAPAN「龍谷大学深草キャンパスにて障害者アート展「COLOR & SOUND」開催中」
https://article.yahoo.co.jp/detail/d8de372004f0d515b58f37953ad5c7b7c913eb0c

また、12月5日(木)~12月17日(火)の期間、滋賀大学大津キャンパスにて関連の展示が開催されますので、是非ご参加ください。
■滋賀大学HP
https://www.edu.shiga-u.ac.jp/news/29626/


龍谷大学と理系人材輩出に力を注ぐ育英西高校が連携 
高大連携をもとに育英西中学校にも理系分野の学びの機会を提供



龍谷大学深草キャンパスにて実施した協定締結式の様子
左より:龍谷大学 学長 入澤 崇(いりさわ・たかし)/育英西中学校・高等学校 校長 北谷 成人(きたたに・しげと)

【本件の概要】
 2024年12月4日、龍谷大学は奈良育英学園育英西高等学校(以下、育英西高校)と高大連携に関する包括協定を締結しました。
 育英西高校は、グローバル社会で活躍できる自立した女性の育成を目指し、1983年に創立されました。同校では、「育英誓願」を教育の基本として、中学校では国際バカロレア(MYP)を、高等学校では独自の探究的学習を行うことで、一方的な知識伝達の教育ではなく、身につけた知識やスキルを基にして、協働して考え、伝え、行動させる教育を展開されています。

 

 本学とはこれまで、深草・瀬田キャンパスでの大学見学会や、先端理工学部による育英西中学生・高校生に対する提供講座の実施、本学に在籍するウクライナ人留学生による異文化交流を目的とした講演やダンスパフォーマンスの実施といった多岐にわたる連携事業を行って参りました。
 育英西高校は近年、特に理系人材(理系女子)の育成に力を入れており、これまでの本学との連携を一層推し進め、理系人材の更なる輩出を目指すべく「高大連携に関する協定」を締結するに至りました。
 今後は、本学瀬田キャンパスを主な連携事業の拠点とし、中学生も対象にした様々な連携事業を展開していく予定です。

 

【龍谷大学 入澤学長コメント】
 育英西高等学校は、学校法人奈良育英学園のもと1983年に設立され、昨年創立40周年を迎えられた女子中高一貫校です。
 同校では、中高6年間を通して、従来の知識伝達型の教育に加え、全教科でプレゼンテーションやディスカッション、レポート等を多く取り入れた双方向の探究型授業を行い、生徒の力を多面的に評価する先進的な教育を実施されています。また、近年は理系人材・理系女子の育成にも力を入れておられます。これまで育英西中学校・高等学校それぞれの生徒を、本学先端理工学部で受け入れ、中高大連携を重ねて参りました。
 多様な教育に取り組む同校と、「国際社会で活躍できるグローバル人材の育成」「多文化共生キャンパスの実現」を掲げる本学とは、親和性が高いと考えており、今回の協定締結を機に、更なる連携が進むことを期待しています。

 

【育英西中学校・高等学校 北谷校長コメント】
 本校はこの10年間、時代を担う「自立女子」「理系女子」の育成を目標に掲げ、探究学習を教育の柱にしてまいりました。7年前からは、中学校で国際バカロレアMYPを導入し、その中学生の高校への内部進学に合わせて、高校の教育改革も実施してまいりました。また、現在本校では、より偏差値の高い大学への合格を目標に学習させる受験指導から、生徒自身が将来を見据え、それを目標に学習させる進路指導に転換しています。
 これらの取り組みの中で、龍谷大学とは、この数年、理系人材・理系女子の育成を目的として、多様な教育連携をさせていただき、生徒が将来、大学では何を研究し、どのような職業選択をするかを考える機会を多く作ることができました。
 この度、奈良県で唯一の女子の中高一貫校である本校が、長い歴史をもつ私立大学である龍谷大学と高大連携協定を締結できたことは、とても誇りに思っております。この協定をきっかけにより高度な高大接続の在り方を作り上げることができたら素晴らしいと思います。

 

◇これまでの連携事業の一例


問い合わせ先:龍谷大学 高大連携推進室
Tel 075-645-2104     renkei-ad@ad.ryukoku.ac.jp https://www.ryukoku.ac.jp/about/activity/coordination/


お電話でのお問い合せはこちら

電話番号: