Need Help?

新着情報

新着情報の一覧

製品情報

ここにメッセージを入れることができます。

 「地域と企業」は、経営学部の三つの「プログラム科目」の一つです。「地域と企業」は事前学修-現場実習-事後学修のプロセスから成り立っています。2019年度も徳島県つるぎ町役場のご協力(コーディネート)を得て、「現場実習」を徳島県内で行いました。
 今年度は8月25日(金)から26日(月)までの4間、5人の学生が地域で学び、徳島文理大学総合政策学部の齋藤敦ゼミナールとの交流を深めました。古林敏美教育委員会次長を始めとするつるぎ町役場のみなさま、徳島文理大学の齋藤敦先生に改めて御礼申し上げます。
 今年度は、「創造的過疎」の取り組みで知られる神山町を訪問し、「神山つなぐ公社」の方からのヒアリングを行うなどしました。また、(前期中の)事前学修で講演いただいた、Tサポート代表取締役の村上稔氏にご案内いただいて移動販売「とくし丸」の実際を見学させていただきました。
 徳島文理大学との学習交流(24日)では、龍谷大学の学生から京都企業3社についての報告があり、徳島文理大学の学生は、齋藤ゼミで取り組んでいる最低賃金に関する研究などについて報告されました。学習交流の前日の夜には懇親会を開催し、二つの大学の学生が交流を深めました。
 最後に参加した学生の感想の一部を紹介します。
 徳島文理大学の斎藤先生のゼミと交流を行った。そこで感じたことが、学部の違いはあっても、地域が違うと物事の捉え方や、視点が変わるということだ。彼らは、2グループが発表を行ったのだが、その中でも最低賃金の問題に関しては、徳島で生活し、勉強しているが故の問題提起だと感じた。違う環境の学生と交流できたことは非常に有意義であったと思う。
 今後も「現場で学ぶ」機会を大切にしていきたいと思います。 





 細川ゼミでは演習(4セメ~7セメ)において経営学検定試験(マネジメント検定)の団体受験を行っています。経営学検定試験は「経営に関する基礎的・専門的知識やその応用能力としての経営管理能力や問題解決能力が一定水準に達していることを全国レベルで資格認定する検定試験」とされています(詳しくは、http://www.mqt.jp/でご覧いただけます)。
検定試験には初級、中級、上級の三つのレベルが設定されており、このうち初級は、
 ・経営学に関する初歩的・基礎的知識を習得しているかどうかを判定する。
 ・短期大学卒業生、4年制大学の2~3年生レベルで習得しておくべき経営学の基礎知識が求められる。
とされています。細川ゼミでは第4セメスター(2年次の第2学期)において、「それまで経営学部において学んできた経営学の知識をしっかりと身に付ける機会として」検定試験の受験を位置づけています。受験は任意ですが、団体受験(龍谷大学を会場にして受験することが可能)の機会を設けており、これまで多いときには1回に10名ほどの学生が受験しています。
 ここ数年、受験を推奨しているのが中級試験です。これは、ビジネス・パーソン(中堅社員・マネジャー)を対象としたものであり、
 ・経営に関する専門的知識や経営課題を解決するための分析能力を習得しているかどうかを判定する。
 ・ビジネスパースンが通常身につけておくべき経営学に関する専門的知識や問題解決能力が求められる。
とされています。試験の内容は、初級よりもより詳細な問題が出題され、大学の2~3年次の学生にとっては手ごわいレベルです。
 経営学検定試験のウェブサイトでは、「管理職として、経営基本要素(経営戦略、経営財務、マーケティング、人的資源管理)を備えることは必須の要件なので、管理職の昇格テストに中級試験を活用し、中級合格を昇格の前提条件の一つとして活用しています」(社員数約21,500人の電子関連機器T社)という事例も紹介されています。
 このようなレベルの試験ですが、第22回検定試験(2014年6月)、第24回検定試験(2015年6月)でそれぞれ2人が中級試験に合格しています。この間、ゼミが開講されない期間がありましたので受験は途絶えていましたが、2018年度からの17期のゼミにおいても団体受験を行い、第31回検定試験(2018年12月)、第32回検定試験(2019年6月)でそれぞれ1人が合格しています。このうち第31回は、ゼミでは初めての2年次での中級試験合格です。
 細川ゼミでは実際に企業を訪問してヒアリングや見学の機会を通じて、「現場」で学ぶことを重視しています。そのような場合に経営学の知識は不可欠ですので、引き続き経営学の学習の一環として経営学検定試験を位置づけ、団体受験に取り組んでいきたいと考えています。


9月3日(火)、4日(水)の一泊2日、瀬田キャンパスの学生スタッフが滋賀県野洲市 近江希望が丘ユースホステルにて夏合宿を実施しました。

春と夏の長期休暇中、それぞれのキャンパスでは年に2回合宿を行っています。今回にの夏合宿では、学生スタッフが日常活動として行っている班活動について話し合いました。

現在、瀬田キャンパスの学生スタッフは、「広報班」「コーディネート班」「メディア班」に分かれて活動しています。
班活動を見直す機会がないまま、同じような活動を続けていていいのか、もっとよい班編成はないのか、班活動に含まれていない活動をどのようにすすめていくか、など課題が多くあったため、今回の合宿でじっくりと時間をとって取り組みました。

普段は議論することなくやっていることも、寝食をともにしつつ、みんなで話し合うからこそでてくるアイデアがあり、有意義な時間となりました。今回の合宿で出た意見をまとめ、これからの改善策として新たな活動へ移行する予定です。

今回の合宿で気持ちも新たになった学生スタッフ達がボランティアに関する情報をみなさんに紹介していきます。ぜひ、ボランティアへの最初の一歩としてセンターをご利用下さい。

【夏合宿スケジュール】
○1日目(9/3)
13:00~14:20   開会式、ボラセン理解、アイスブレイク
14:40~17:00 「理想の班係構成を考えよう」
18:30~22:00   夕食、交流会

○2日目(9/4)
10:00~12:00  「理想の班係構成で考えようⅠ」
12:00~13:00   昼食
13:00~14:00   「理想の班係構成で考えようⅡ」
14:00~15:30   振り返り、まとめ
16:00 終了



グループに分かれての話し合い、ディスカッション



それぞれのアイデアを発表し合う


瀬田キャンパス学生スタッフ


農学部では、9月12日(木)~13日(金)にかけて、JALAgriport株式会社(千葉県成田市)と連携した研修プログラムを実施しました。これは、2018年度に日本航空株式会社(JAL)代表取締役副社長の藤田直志氏による講演会を開催したことをきっかけにして、異業種から農業事業に参入した新しいビジネスの形を学ぶ機会を学生に提供するために、JALとJAL Agriport株式会社の協力のもと実現したものです。
プログラムには、希望者9名と宇山満教授(食料農業システム学科)が参加しました。

研修では、JAL Agriport株式会社代表取締役社長の鎌形晶夫氏による同社の事業説明を受け、「インバウンド」「観光」「農業の6次産業化」など日本の重要課題に取り組む
同社の挑戦を学びました。また、成田空港内における飛行機の整備工場現場を見学したり、植物防疫所など農産物輸出入の現場を目の当たりにしました。

当日は、台風直下の影響をうけ、予定していた同社農場での実習(イチゴ定植)が中止になったり、空港内の周辺倉庫の停電のために農産物の輸出入の現場での輸入ができない状況など、通常の状況ではない自然相手の農業の厳しさを身をもって感じる機会となりました。

参加学生の声(アンケートより抜粋)

〇JAL Agriport(株)がはじめようとしている事業にとても興味がでて、新しいビジネスをする面白さを社長や農業長の話から伝わってきました。また、異業種の企業が農業を行うことの難しさを学びました。このプロジェクトに参加する前は、新しく農業ビジネスをすることは簡単だと思っていましたが、全然そんなことはなく大変なことばかりでした。 今後、日本農業を発展させていくには全く別の会社が農業ビジネスに参入していくことが重要であると思います。 

〇興味の持っていたJAL Agriport(株)に参加することができて良かったです。植物検疫では、人手不足の中でもしっかりと花やバナナを確認していて、現状を知ることができました。イチゴの定植は、台風の影響でできませんでしたが、台風が農業にどのような影響を与えるかを生で見ることによって実感し、農業の大変であることを再確認しました。土地持ち非農家などが増えたりすることによって、日本の土地が余ってきているので、そのような土地を企業が管理することは、とても大事だと思います。

〇JAL Agriport(株)の経営ビジョンや、農企業の問題や課題、台風でのダメージによる農業の影響を学び、 農企業を経営する難しさを学びました。 大企業は、農業ビジネスを成功できるいろいろなつながりがあると分かった。


<参考URL>
2018年7月3日 日本航空株式会社 代表取締役副社長執行役員 藤田 直志 氏による講演会を実施しました
https://www.ryukoku.ac.jp/nc/news/entry-2080.html









お電話でのお問い合せはこちら

電話番号: