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 2019年9月13日(金)~15日(日)に福知山市まちづくり推進課主催の「ふくちやま次世代交流ワークショップ」が開催されました。政策学部の「政策実践・探求演習(国内)」福知山・守山プロジェクト(担当教員:只友景士教授)の学生(2回生4人、3回生9人、4回生1人)と福知山公立大学生7人が、市民の話し合いのファシリテーターとして参画しました。本プロジェクトの取り組みは、今年で7回目となります。


ふくちやま次世代交流ワークショップの市民参加者とスタッフ全員で(1日目)

 初日には、参加市民向けの事前説明会が行われました。只友教授が本ワークショップの趣旨・意義について講演を行い、学生が寸劇を通して話し合いのグランドルールをわかりやすく参加者に伝えました。さらに、当日の話し合いがスムーズにいくよう参加者同士で自己紹介を行いました。はじめは緊張が見られた参加者も、最後には笑顔が見られました。


只友教授の趣旨説明


プロジェクト学生が進行


「良い話し合い」とは、について寸劇をまじえて説明


「良い話し合い」とは、について寸劇をまじえて説明

 ふくちやま次世代ワークショップは、世代ごとの無作為抽出により選出された市民がグループに分かれて、まちづくりに関するテーマについて議論を行います。今回は、高校生から高齢者の幅広い市民が参加しました。学生たちは、ファシリテーター(話し合いの進行役)、グラフィッカー(意見を模造紙に書き出しながら話し合いを構造化していく役)、アシスタント(ファシリテーターの補助役)の計3人が1チームを結成し、話し合いをリードしました。
 今回のテーマは、「明智光秀と福知山のまちづくり」「SDGsから福知山の街づくりを考える」の2つでした。1つ目のテーマは、明智光秀の良いイメージを広めることが大切ではないかという意見が主に出されました。そのためにも、パンフレットを作成したり、明智光秀を絡めたイベントを開催したりするなど福知山市民以外の人が福知山市にくるための仕掛けが大切だそうです。2つ目のテーマは、参加者はSDGs(持続可能な開発目標)に苦戦しながらもSDGsに絡めた福知山のまちづくりについて議論を出し合いました。地域の盛り上がりが少ないといった課題があることを踏まえて、住みやすいまちにすることが大切ではないかという意見がでました。そのためにも、自らが動く事や市民が語り合う場が必要だとのことでした。この全体発表の場では2人の学生が意見を模造紙にまとめていき、話し合いの可視化を行いました。


グループワークの様子


グループワークの様子


グループワークの様子


グループワークの様子


グループワークの様子


話し合いの結果を全体で共有


全体発表をまとめるグラフィッカー


グラフィックの一部


グラフィック(テーマ2)

 日常の講義の中では体験できない生きた現場において、学生たちは参加者の知識の差をどのように埋めるか、どのようにしたら参加者が平等に意見を出せるような話し合いの場を作れるかといった課題に直面しました。しかし、工夫しながら試行錯誤を繰り返すことで、その課題を乗り越え、参加者が意見を出しやすい場をつくることができました。
 最後のミーティングでは、福知山市役所の方から学生たちに対して高い評価をいただきました。学生たちは自信を深め、さらにスキルを重ねていくことを決意したようです。今回の貴重な経験を活かし、学生の更なる成長をご期待ください。(文責:4回生 内海ありさ)


福知山・守山プロジェクトの参加メンバー(3日間を終えて)


大阪府中小企業家同友会と共催にて、「社長と話せる合説」を大阪梅田キャンパスで8月28日に開催しました。

本説明会は、大阪における中小企業との産学連携及び学生への就職支援を目的としたもので、2015年より継続して実施をしています。

当日は、同友会に登録されている7社の企業様より、社長・経営層の方にお越しいただき、各社についてのご説明をいただきました。

社長や経営層の方より直接説明をいただくことで、参加学生たちは企業への理解をより深めている様子でした。





「龍谷大学」を手話で表現しました

障がい学生支援室では、障がい学生支援について広く大学全体で共有することを目的に、教員向けの研修会を開催しています。今回は、今年4月に連携協力に関する協定を締結した、社会福祉法人全国手話研修センターの協力を得て、「聴覚障がいの理解と手話」をテーマに開催し、約30名の教職員、学生が参加しました。

 まず、障がい学生支援室コーディネーターから「聴覚に障がいのある学生の修学支援の現状と課題」について報告しました。本学での情報保障は、従来からのノートテイクやパソコンテイクに加え、今年度からUDトーク(音声認識アプリ)を導入したことなどが報告されました。

次に、全国手話研修センターの常務理事 小出 新一氏から、「手話の歴史とろう者のくらし」をテーマに、手話の歴史や成り立ち、大学での手話授業の実態調査の紹介、手話を取り巻く社会状況等、分かりやすくご講演いただきました。

引き続き、手話実技として、同センターの日本手話研究所 手話総合資料室 髙塚 稔氏から、手で形を作る(テーブルやボール等)、手で表現してみる(りんご、バナナ、観覧車、飛行機やいろいろな乗り物やスポーツ、洋服の柄)、手であいさつをしてみる、をフロアの参加者と一緒に実技に取り組みました。最後に「龍谷大学」をどう手話で表現するかを教えていただきました。

 今回の取組を一つの契機として、障がい学生支援室では部署間で連携を取りながら誰もが過ごしやすい共生のキャンパスづくりを目指して取り組んでいきます。

深草学舎でも同様の研修を10月30日(水)15:00~16:30(22号館107教室)で開催します。ぜひご参加ください。詳細は添付のチラシをご覧ください。


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