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【本件のポイント】
・龍谷大学農学部と熊本県が「連携・協力に関する協定」を締結
・滋賀県と類似した環境保全型農業を行う農業先進地域の熊本県の取り組みを学ぶ。特に水俣・芦北地域での実践的学習を実施
・本学の知的資源を活かした研究や地域ブランドの確立を通し、持続可能な社会の構築に貢献

 熊本県と龍谷大学とは、2016年2月の就職支援に関する協定締結を契機として本学学生に対して熊本県内の企業情報やイベント情報を発信する等、さまざまな事業連携に取り組んできました。また、本学農学部では熊本県地震の発生以降、被災地域の農業の復興や、農作物のブランド化や地域の活性化に資する活動に積極的に取り組んできました。このような経緯のもと、熊本県と本学農学部は相互に交流を進めており、このたび、「食」と「農」をテーマに様々な学びを深めながら、地域の振興に寄与することを目的として、連携・協力に関する協定を締結します。
 熊本県と本学農学部との連携を深めることで、本学学生が環境保全型農業を行う農業先進地域の取り組みを学ぶ機会を得られるほか、熊本県からは本学の知的資源を活かした研究や地域ブランドの確立とその発信が期待され、持続可能な社会の構築に貢献する人材の育成をめざします。


1 協定書の名称
 熊本県と龍谷大学農学部との連携・協力に関する協定書

2 協定締結式     
 日  時 2019(令和元)年8月27日(火) 13:30~14:00
 会  場 熊本県庁 本館5階知事応接室(熊本県熊本市中央区水前寺6丁目18番1号)
 出席者
 <龍谷大学> 
 学長 入澤 崇(いりさわ たかし)、農学部 学部長 大門 弘幸(だいもん ひろゆき)他
 <熊本県> 
 知事 蒲島 郁夫(かばしま いくお)、企画振興部長 山川 清徳(やまかわ きよのり)他 

3 連携協力事項
 (1)食と農の教育・研究に関する事項
 (2)農業実習を始めとする現場学習に関する事項
 (3)地域ブランドの確立・発信に関する事項
 (4)その他、連携・協力に関する事項

4 当面の連携内容
 ・熊本県において環境保全型農業を実行している生産農家や行政の専門家を招聘した講義の実施
 ・生産農家での調査実習を始めとする現場学習の実施
 ※現時点での予定。今後、更なる連携の取り組みを協議して決定します。

問い合わせ先 : 農学部教務課 糸井・田中  Tel 077-599-5601


2019年8月6日、東近江市(市長:小椋 正清)と龍谷大学(学長:入澤 崇)は、東近江市役所にて「東近江市と龍谷大学との連携協力に関する協定書」を締結しました。

東近江市と龍谷大学は、これまで公益財団法人東近江三方よし基金の創設、農村振興基本計画の策定、民生委員・生活支援サポーター養成講座の講師派遣など、様々な連携事業を展開することにより、相互の協力体制を築いてきました。

龍谷大学が、地方自治体と包括連携協定を締結するのは、大津市(2005(平成17)年3月)、鳥取県(2010(平成22)年7月)、守山市(2011(平成23)年7月)、印南町(2014(平成26)年9月)滋賀県(2015(平成27)年10月)、米原市(2016(平成28)年8月)、栗東市(2017(平成29)年7月)、草津市(2018年(平成30年)2月)、有田川町(2019(令和元)年7月)に続いて10例目となります。

【協定書の名称】「東近江市と龍谷大学との連携協力に関する協定書」

【連携協力事項】
(1)歴史文化を活用したまちづくりに関すること
(2)農業振興に関すること
(3)社会的投資の推進に関すること
(4)地域で活躍する人材育成に関すること
(5)社会的孤立のないまちづくりに関すること
(6)インターンシップ等の現地学習に関すること
(7)その他甲及び乙が必要と認める事項に関すること

協定締結式では、東近江市小椋市長、龍谷大学入澤学長からの挨拶の後、東近江市議会大橋議長からお祝いのお言葉をいただきました。
続いて、龍谷大学龍谷エクステンションセンター(REC)深尾センター長から本協定による取組について説明した後、意見交換を行いました。
協定締結式は、終始和やかな雰囲気の中、実施されました。

「包括連携協定」の締結により、協定書に記載されている、「歴史文化を活用したまちづくりに関すること」等、これまでになかった幅広いテーマにおいて取組を進めていく予定です。今後の東近江市と本学の連携にご注目ください。









 龍谷大学経営学部では毎年、後期(第2学期)に、3回生以上を対象にして「我が社の経営と京都」という特別講義を開講しています。その内容は、京都企業の経営者をお招きし、実際の企業・経営についてお話いただくというものです。この特別講義は若干の名称変更がありましたが、2002年度から毎年開講されています。
 本科目の運営については、昨年から若干のリニューアルを行いました。それは、経営者の方の講演の回数を減らし、各経営者の講義に対する「振り返り」の学習の機会を設けるということです。具体的には、経営者の方の講演は5回、学生自身による「振り返り」の学習も5回としました(「振り返り」は受講生が関心を持った企業についてグループを編成し、プレゼンを行うというものです)。
 今年お招きする企業とその狙いは以下のようです(ここでの紹介は科目担当者によるものです)。

10月22日 株式会社ヨードクリーン
 「社会的企業」という側面から講演をお願いしました。同社は1990年に創業され、京都の資源(樹木・竹・草などの枝葉)をリサイクルし堆肥化するという環境ビジネスに取り組んでいます。2010年には「平成22年京都府環境トップランナー」として表彰されています。出発点は、創業者の「もったいない」という思いです。
10月29日 京都生活協同組合
 協同組合の形態をとっている企業にも関心をもってもらいたいということで、昨年に続いて講演をお願いしました。1964年に創立され現在、京都府下に55万人近い組合員を擁しています。「大学生協は知っているけれども……」という学生に消費生協(地域生協)という存在を知る機会になればと思います。
11月5日 三洋化成工業株式会社
 同社は「パフォーマンス・ケミカルス」と呼ばれる分野で事業を展開する有力企業です(東京証券取引所の1部市場に上場)。学生たちにはなじみのない会社かもしれませんが、京都にはBtoBの分野に優れた会社があることを知ってほしいと思います。昨年に続いて講演をお願いしましたが、今年はまた違った角度からのお話も予定されています。
11月12日 タキイ種苗株式会社
 同社は「タネ(種)」をビジネス」にしています。F1(交配種)の開発と生産に強みを有しており、日本を代表する種苗メーカーの一つです。他の有力種苗メーカー2社が上場(株式公開)しているのに対し、同社は非上場を貫いています。1835年に創業された長寿企業でもあります。竹原義郎『ほんものの京都企業』PHP研究所、2010年でも紹介されています。
11月19日 株式会社龍村美術織物
 京都は長い間、都がおかれていたことがあり、伝統産業都市でもあります。同社は1894年の創業以来、「美術織物」の分野で事業を展開してきました。同時に、産業資材などの新しい分野にも取り組んでいます。伝統産業におけるビジネスや革新の取り組みについて学ぶ機会になればと考えて、講演をお願いしました。同社も『ほんものの京都企業』に登場する7社の一つです。

 先にも記しましたように、これら5社の講演の後(11月26日から)には受講生たちが、学んだことを振り返るとともに、自らの視点で考察を加えます。毎回の講演の様子は後日、このウェブサイトで報告させていただきます。


2018年度 三洋化成工業株式会社様の講義の様子


グループ討議の様子


グループ討議後の発表


【本件のポイント】
・ 京丹後市大宮町口大野区の幅広い世代の住民に防災への理解を深めてもらうために、龍谷大学政策学部生が防災イベントを企画
・ イベントでは、1927年に起こった丹後震災のお話を被災経験者のご家族から聞き取り
・ 子どもたちに防災に関する知識をわかりやすく身につけてもらうために、防災クイズやゲーム、防災啓発のためのグッズ作りを実施

 龍谷大学政策学部で開講しているPBL科目「政策実践・探究演習」の「京丹後防災プロジェクト」※1(担当教員:石原 凌河准教授)では、「京丹後市夢まち創り大学」※2と協働しながら、2018年4月から大宮町口大野区を中心に地震・風水害・雪害といったハザードや地域防災活動の状況などを調査し、地域防災活動の担い手としての素養を育むとともに地域防災活動のさらなる発展を目的として活動しています。
 口大野区は地震時に竹野川に架かる橋の倒壊や水害時に竹野川の氾濫の恐れがあるものの、避難所に向かうためには橋を渡る必要があり、まとまった人数を収容できる避難所や避難場所の確保をどうするかが防災上の課題となっています。今後は、口大野区における地域住民の防災意識のさらなる醸成、備蓄、避難場所の確保、避難行動などを検討し、地域防災活動の発展につなげていく予定です。
 今回は、子どもやその保護者世代に防災への理解を深めてもらうために、地域住民の方による丹後震災のお話や防災の知識をわかりやすく身につけるためのゲームやクイズ、グッズ作りなどを実施予定です。

1.日 時:2019年8月25日(日)10:30~12:00
2.場 所:口大野公民館
 〒629-2501 京都府京丹後市大宮町口大野 889(TEL:0772−64−2137)
3.参加者(予定)
 京丹後市大宮町口大野区の住民、龍谷大学政策学部PBL科目「政策実践・探究演習(国内)」京丹後防災プロジェクト受講生、政策学部 石原凌河准教授
4.実施内容・スケジュール
 10:30~    地域住民による子ども・保護者に向けた丹後震災の話
 11:00~12:00 子ども向けの防災クイズやゲーム、グッズ作りなど
          防災クイズやマップでの情報をもとに、防災下敷きを作成
5.補足
※1 京丹後防災プロジェクト
 本学参加学生309名。2018年度より地域防災活動のさらなる発展を目的として、京丹後市大宮町口大野区を拠点に北近畿地震の被災経験や災害伝承に関する聞き書き冊子の作成、防災イベント等を実施。
※2 京丹後市夢まち創り大学
 大学が蓄積してきた高度な知識、技術及び情報並びに若い大学生の活力を市内に導入することで、京丹後市の地域と大学が互いに学び合い協働して地域課題の解決や地域の活性化を図ることを目的として、全国11大学の参画を得て「京丹後市夢まち創り大学」を組織。

問い合わせ先…龍谷大学 政策学部教務課 担当:奥村・石倉  Tel 075-645-2285


 東日本大震災が発生した2011年から、龍谷大学が毎年宮城県でおこなっている復興支援ボランティア活動。9年目となる2019年も8月12日(月)~16日(金)の期間、石巻市雄勝町と牡鹿郡女川町にて学生30名と石原副センター長、コーディネーター2名の計33名で活動してきました。

・1日目:8/12(月)
 朝8時に深草キャンパスを出発し、京都駅で筒井センター長をはじめとするセンター関係者に見送られながら、宮城県に向けてバスで移動しました。車内では自己紹介や他己紹介など、参加メンバーの交流を深めながら、夜遅くに石巻市内のホテルに到着しました。

・2日目:8/13(火)
 今回最初のプログラムとして、『3.11みらいサポート』の高橋さんに車窓から案内をいただき、南浜つなぐ館を見学しました。学生たちはしっかり耳を傾けて話を聴いていました。その後、大川小学校を訪れ『大川伝承の会』の鈴木さんより伺ったご遺族のお話や、命を守る行動とは逃げること、逃げてくださいという言葉は学生たちの心にも強く刺さりました。
 昼食に『おがつスターズ』の雄勝名産ホタテ弁当をいただいた後、メインの活動である灯籠流しの準備です。テントを立ててから灯籠づくりをする中で、はじめは作業に戸惑っていた学生も、しばらくすると話をしながら和気あいあいと製作していました。女川駅前のコワーキングスペースをお借りして行った一日の振り返りでは、今日聴いたこと、見たこと、活動したことから感じたこと気づいたことなどを話しました。

・3日目:8/14(水)
 台風の影響で小雨が降る中、朝から灯籠流しの準備をしていましたが、残念ながら午後には延期することが決定しました。作った灯籠は、順延日となる8/20に地域の方が流してくださることになりました。
 午後は灯籠の片づけや浜供養の準備、夜の雄勝中央納涼祭の準備を手伝った他、東北学院大の学生との交流や、雄勝地区慰霊碑や祈りの塔の見学などをしました。浜供養に参列した後は、納涼祭で雄勝の地域の方と一緒にBBQや盆踊り、駐在さんのバイオリンの演奏を楽しみました。

・4日目:8/15(木)
 活動最終日は、昨夜の納涼祭の片付けをしてから、雄勝ローズファクトリーガーデンで徳水先生の防災教育を受けました。昼食後はガーデンの裏山や、雄勝小学校跡地裏の当時子どもたちが避難した経路の一部を登りました。津波について学び、そして津波の高さを体感しました。
 その後は女川町へ移動し、観光協会の方からまちを案内していただく中で、女川の津波被害、そして復興に向けたまちづくりなどについて丁寧にお話をしていただきました。最後にこの4日間の振り返りをおながわ交流会館で行い、参加学生達から多くの学びと気づき、地元の方達とのエピソードが語られました。夕食と入浴を済ませて、20:30に京都に向けて出発しました。

・5日目:8/16(金)
 朝9:00に深草キャンパスに到着しました。帰路は台風の影響を心配していましたが、遅れもなく、無事に全員元気に帰って来ることができました。
 残念ながら灯籠流しは出来ませんでしたが、今年もたくさんの出会いがあり、学生たちは地域の方をもてなしたり、もてなしていただいたりしながら、とても良い時間を過ごすことが出来ました。雄勝町や女川町でお世話になった皆様、安全運行してくださった運転手のみなさま、本当にありがとうございました。

 今回の活動の報告会を下記の日程でおこないます。学生たちが感じたこと、学んだことなど、生の声をぜひ聴いてください。ご参加、お待ちしております。
【深草】10/1(火)17:30~19:00@アクティビティホール
【瀬田】10/3(木)17:30~19:00@プレゼンテーション室



大川小学校近くの山にて大川伝承の会の鈴木さんのお話を伺う


灯籠制作の様子


台風のため灯籠流しは順延。テント撤収作業の様子。


浜供養の様子


納涼祭 花火で交流


雄勝ローズファクトリーガーデンでの防災教育


雄勝小学校跡地の裏山 子どもたちの避難経路をたどる


女川町観光協会の語り部の方からお話を伺う


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