【報告】地域の高齢者の集まりで、学生団体が演目披露しました。
ボランティア・NPO活動センターには、地域の様々な団体からボランティア募集の依頼が寄せられます。その中には「サークル活動団体を紹介して欲しい」といった依頼があり、センターの登録サークルへ繋いでいます。学生のスケジュールによっては応えられない場合もありますが、複数の団体が協力可能となるイベント等もあります。
3月18日(月)に伏見稲荷大社の参集殿で、近隣地域の高齢者の集まり「稲寿会」の誕生日会が行われ、学術文化局の落語研究会とマンドリンオーケストラが演目を披露しました。
落語研究会からは文学部3回生の西朋樹さんが、冒頭に自己紹介を交えた日常的な話で笑いを誘って雰囲気を和ませてから、「禁酒番屋」という一席を披露しました。落語研究会は定期的に稲寿会から依頼を受けて落語を披露し、会報紙にも載せていただいたこともあります。西さんは「よく依頼いただくので、今まで話したことのない演目を選ぶようにしています」と述べ、色々と工夫していることが伺えました。
また、マンドリンオーケストラは6人の演奏学生とサポート学生1人の計7名体制で協力しました。最初に演奏した「ジブリメドレー」はマンドリンの音色が美しく響き、「となりのトトロ」のテーマ曲では、お孫さんがおられる参加者は頭でリズムを取る様子が見受けられました。次に演奏した「上を向いて歩こう」「荒城の月」では、歌詞カードを見ながら参加者のみなさんが雄大に合唱されていました。MCを務めた社会学部3回生の平松直登さんは、「緊張して少し間違えてしまったところはあったのですが、温かく見守ってくださり有難うございました」と述べていました。
両サークルとも、参加者から「また演目披露して欲しい」「別の会でも協力してもらえないか」などと依頼されている様子が見られました。

約70名の参加者の前で披露しました

落語研究会の西さん(文学部3回生)

マンドリンオーケストラの学生たち

参加者のみなさんが曲に合わせて合唱