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 文学部の授業風景はどのようなものなのか、その一端を紹介するために、文学部日本語日本文学科の安藤徹先生が実施した内容を報告いたします。 

 日本語日本文学科の安藤ゼミ(古典文学演習ⅠB)では現在、課外プロジェクト学習に取り組んでいます。テーマは、「魅力的な『源氏物語』展の企画書を作る」です。
 このプロジェクトは、龍谷大学創立380周年を記念して龍谷ミュージアムで『源氏物語』展を開催することが決定した、というフィクションの設定に基づいています。今まさにゼミで『源氏物語』を学んでいる学生たち(5グループ)が、その成果を活かしつつ展覧会の企画を検討中です。
 2018年11月17日(土)午後、龍谷大学大宮学舎東黌1階のラーニングコモンズ内「アクティビティホール」で、学習成果の中間発表会を開催しました。各グループ、30分の持ち時間のなかでプレゼンと質疑応答を行ないました。当日は、ゼミ外からも教職員等が参加してくださいました。
発表会の最後に、参加者全員による投票を行ない、一番魅力的な展示になると感じたプレゼンをした「本日のチャンプ・グループ」として第1班が選ばれました。第1班には表彰状と特別活動支援(コピーカード3,000円分)が贈呈されました。
 なお、2019年1月16日(水)に学習成果の総まとめとして「最終発表会」を公開実施する予定です。詳細は後日、改めてお知らせします。








【本件のポイント】
・ 日本で年間646万トンにものぼる「食品ロス」の課題に、大学生が地域を巻き込んで取り組みます。
・ 今春、関西で初めて(全国で3番目)開催された「無料スーパー」の取り組みで、今回で5回目の実施。
・ 前回第4回目の開催では、大学近隣の地域住民70人近くの方が来場し、101品が完売。約3万kcalのエネルギー、約28kgの食品を循環。
・ 大学周辺の近隣住民だけでなく、さらに深草区域外の地域住民にもアプローチ範囲を広げ、チラシ掲示やポスティング、ラジオ放送、SNSなどで呼びかけを実施。

龍谷大学政策学部深尾ゼミナールでは、京都市の生ゴミの現状を研究し、将来的に生ゴミをなくすことを目標に活動しています。今回のイベントで行う「無料スーパー」とは、このままだと捨てられてしまうような賞味期限前の食品を寄付で集め、来場者に無料で提供し、食品が手付かずのままゴミになるのは「もったいない」という想いを伝える啓発イベントです。

1.第5回Kyo 0 market(「無料スーパー」)概要
 日時 : 2018年12月2日(日) 11時~17時 (商品が無くなり次第、終了)
 場所 : 龍谷大学深草町家キャンパス (京都市伏見区深草直違橋6丁目303番地)
 背景 : 日本国内における年間の食品廃棄量は、食料消費全体の3割にあたる約2,800万トン。このうち、売れ残りや期限を超えた食品、食べ残しなど、本来食べられたはずの、いわゆる「食品ロス」は約646万トンとされています。これは、世界中で飢餓に苦しむ人々に向けた世界の食料援助量を大きく上回る量です。これらの現状を踏まえ、ゼミ活動の一環で京都府の生ごみリサイクル施設「エコの森」へ視察に行った際、 食べられる食品が大量に捨てられている現状を目の当たりにし、深尾ゼミで生ごみの循環、食品ロスの現状についてテーマ研究を行うことになりました。東京都多摩市のNPO法人「シェア・マインド」が行っている「無料スーパー」の取り組み等を参考に調査・研究を進め、食品ロス削減の啓発に焦点を当てた「Kyo 0 market」を開催することに至りました。

2.実施内容詳細:
 ①もったいない(無料)スーパー
 東京都などで既に行われている「無料スーパー」を参考にし、個人(一部企業)から食品を寄付で集め、来場者に無料で配布するというものです。
 ②リサイクルかるた
 小学生向けに作成したクイズ形式のカルタゲーム。リサイクルした後のものがカルタに描かれており、リサイクルされる前の素材が読み上げられます。
 ③水切りゲーム
 生ごみは80%の水分が含まれていることから水切りを体験してもらって、水切りを行う前と後でどれだけ重さが変わるかというのを体感してもらうゲームです。
 ④エコカフェ
 食品ロスで出たお茶等を活用しそれを飲みながら余った食材の活用レシピを紹介したり、来場者と大学生が生ごみの現状を一緒に考える会です。
 ⑤賞味期限カレンダー
 来場者に配布するカレンダーで、食品の賞味期限を書き込んでもらうことによって食品の期限を把握してもらうことを狙いとしています。また、家庭で簡単にできる余った食品を活用したレシピと、今日からできる簡単な意識改革をチェックリストかしたものを一緒に掲載しています。

3.食品回収日・回収場所
2018年 11月28日(水)14:00〜16:00   於:龍谷大学 深草町家キャンパス

4.参考
■kyo 0 market(「無料スーパー」) の様子
 深尾ゼミでは、2018年4月からkyo 0 market(「無料スーパー」)を3回開催してきました。これまで行ってきたKyo 0 market取り組みでは、600品以上の食品が集まり、食品エネルギー約20万kcal、重さ約107kgもの食品を廃棄せずに循環させることが出来ました。今回は、前回よりも更に食品廃棄予定の食品を集め、多くの方に食品廃棄のことについて、考えてもらえるようなイベントといたします。





■深尾ゼミ FMラジオ番組情報
 深尾ゼミでは、毎月第1・3土曜日19時7分から30分間 FM79.7「Pick Upper~明日を考える30分~」にて、ラジオ放送を行っております。当ラジオ放送においても、日々のゼミ活動や当イベントに関する告知を行いますので、是非ご聴取ください。

問い合わせ先…龍谷大学 政策学部教務課 担当:奥村・石倉 Tel 075-645-2285


 本日(25日)の京都は高気圧に覆われて広く晴れわたり、京都駅は行楽地などへ足を運ぶ方々らで大賑わいでした。

 さて、好評開催中の特別展「水木しげる 魂の漫画展」は本日が最終日となり、多くの皆さまが駆け込みで次々とお越しになっておられますが、午前中に開幕からの入場者数が4万人を突破いたしました。当ミュージアムでの展覧会で4万人を超えましたのは、2011年4月から約1年間をかけて開催いたしました開館記念展を除き、初の快挙となりました。

 記念すべき4万人目の奈良県三郷町から来られた岡﨑さんご一家には、木田知生・龍谷ミュージアム顧問から特別展図録やオリジナルの文具類などが贈られました。ご主人の岡﨑幹也さんは「普段から色んな展覧会を家族全員で楽しんでいますが、たまたま奈良のお寺に貼られていたポスターを見かけて、初めてこのミュージアムを訪れました」と話し、「イベントでよく何万人目の入場のニュースを目にしますが、まさか自分がなるとは…」と驚いた様子で展示会場に向かわれました。

 本特別展もあと数時間でフィナーレとなります。お急ぎください。

 ※ 閉館は17時です。


木田顧問(右)から岡﨑さんご一家に記念グッズがプレゼントされました

【関連サイト】
 ◆ 龍谷ミュージアム
 ◆ 「水木しげる 魂の漫画展」特設サイト
 ◆ 「水木しげる 魂の漫画展」公式Twitter


塩田ゼミ4回生

 文学部の授業風景はどのようなものなのか、その一端を紹介するために、文学部英語英米文学科の塩田英子先生が実施した内容を報告いたします。
 
 文学部 英語英米文学科 英語学 塩田ゼミでは毎年恒例の3・4回生合同卒業論文研究発表会を開催しました。

 「3・4回生合同卒業論文研究発表会」は今年で3回目。当日は15名の4回生が配布資料とパワーポイントを用いて後輩たちにそれぞれの研究を熱く語りました。
 
 発表会には3・4回生はもちろん、英語学に興味のある2回生も参加。熱心にメモを取りながら、先輩たちのプレゼンテーションに聞き入っていました。
 
 塩田ゼミでは英語のジョークやポライトネス、共感覚表現、ことばとジェンダー、字幕翻訳、ことわざの翻訳、発話の間接性などさまざまなトピックに語用論的観点からアプローチしています。ハリーポッターのイギリス版とアメリカ版の比較翻訳やWeb広告、映画『タイタニック』『プリティ・プリンセス』『ミセス・ダウト』など幅広い題材からの用例を分析した、ユニークな研究が盛りだくさんの発表会となりました。

 4回生は、これからいよいよ研究の大詰めを迎えます。研究発表会をひとつの区切りとして4回生は卒業論文の完成、3回生は卒業論文のテーマ選定に取り組んでいきます。


発表会参加者


和田 結里朱さん「日本にまつわるエスニックジョーク ―関連性理論の観点から―」


砂坂 淳史さん「Web広告の分析 ―バナー広告を例に― 」


金田 大空さん「表意と推意に関わるジョーク・ユーモアについて ―関連性理論の立場から―」


土川 雄大さん「Harry Potterの翻訳分析 ―英・米語版の比較を通して―」




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