Need Help?

新着情報

新着情報の一覧

製品情報

ここにメッセージを入れることができます。

経済同友会副代表幹事であり、ANAホールディングス、みずほフィナンシャルグループ、三井物産の社外取締役をされている小林いずみ氏をお招きして、グローバルスタディーズ学科専攻科目「多国籍企業論」における特別授業を実施しました。

小林氏は、大学を卒業された後、メリルリンチの日本関連会社(メリルリンチ・フューチャーズ・ジャパン)に入社され、法人顧客グループ業務統括本部長を経て、代表取締役社長に就任されました。また、2008年には、多数国間投資機関(Multilateral Investment Guarantee Agency:MIGA)の長官に就任されました。2005年には、米ウォールストリート・ジャーナルによる「注目すべき女性50人(50 Women to Watch)」にも選ばれました。
2013年以降は、ANAホールディングスをはじめ、複数のグローバル企業の社外取締役として活躍されています。

「グローバルに活きる」というタイトルで、国際機関の仕組みと機能からグローバルな経済における役割を知り、将来のキャリアと仕事についてお話しいただきました。
就職にあたって大切なことや、仕事との向き合い方、そしてどのような行動を起こしていくのかなどをご自身の経験や現状の話を踏まえてお話しいただけたことで、学生の心にも響くものがあったようです。
グローバルな環境で活きる上で求められる能力(リスクマネージメント・様々な価値観に対する理解と妥協点の発見)のお話は具体的で、グローバルリーダーを目指す学生のキャリア意識醸成において、大変貴重な機会となりました。



農学部では、12月18日(火)にヤマトホールディングス株式会社 取締役会長 木川 眞(きがわ まこと)氏をお招きし、「物流の進化で支える日本の農水産業の未来」についてご講演いただきます。
同社は、宅配便のシェアNo.1であるヤマト運輸株式会社などを傘下に持つヤマトグループの持株会社で、2019年に創業100周年を迎えます。
 農水産品の輸送に関する品質管理や、コールドチェーンを軸としたグローバル展開、プラットフォーマーとして、生産者と消費者をつなぐ事業なども展開されています。今回、物流の過程でどんな付加価値が加えられるかという視点での同社の取り組みを中心に、農水産業の未来について講演いただきます。みなさんの研究テーマの選択や就職(キャリアプラン)を考える上で、貴重な経験となるはずです。

------------------------------------------
講演日:2018年12月18日(火)11:05~12:35
場 所:瀬田キャンパス8号館103教室
講演者:ヤマトホールディングス株式会社 取締役会長
      木川 眞 氏
タイトル:「物流の進化で支える日本の農水産業の未来」
問い合わせ先:農学部教務課
       TEL:077-599-5601
 
農学部生以外の聴講も可能です。
------------------------------------------


ファイルを開く

ヤマトホールディングス会長 木川 眞 氏 講演会チラシ


12月5日午後、知的障がい者オープンカレッジ「ふれあい大学」課程の音楽と演劇の発表会が、深草キャンパスの顕真館で開催されました。学生、ふれあい大学の卒業生、地域の方たちが鑑賞するなか、春から取り組んできた成果が、一生懸命に披露されました。学生が笑顔で言葉をかけ励まし、楽しい舞台になりました。





「政策実践・探究演習(国内)洲本プロジェクト(以下、洲本プロジェクト)」(担当:的場信敬教授)の第8回合宿(1泊2日)を行い、10名が参加しました。今年度の洲本プロジェクトはテーマごとに5班に分かれて活動しており、今回の合宿には「千草竹原班」、「イベント班」、「塔下班」が参加しました。以下、各班の取り組みを報告します。
■千草竹原班
千草竹原(ちくさたけはら)は、再エネ自給村をめざす7人3世帯の集落です。2014年度に龍谷大学と九州大学、地元企業の協力のもと、農業用水路をつかった小水力発電システムを設置し、発電した電力を集落内の街灯や防犯カメラなどに使っています。また、洲本市では小水力発電の電力を使って音楽祭をこれまでに2回開催しました。
千草竹原地区での活動を通じて、他大学との連携の輪が広がっており、首都大学東京はロングトレイル、兵庫県立大学がナルトサワギクの除去、本学千草竹原班は再生可能エネルギーを置いたテーマに活動しています。

千草竹原班の具体的な活動内容としては、どのように再生可能エネルギーや関係人口、移住者を増やしていくかを調査し、集落の将来ビジョンをまとめています。今回の合宿では、住民の方々にどのような種類の再生可能エネルギーを増やしていきたいか、どのような人に住んでほしいかなど具体的に話を聞きました。
合宿2日目は、太陽光発電を検討している農地から各住宅への配電ルートを測量し、地図に書き込む作業を行いました。今後は、各家庭の消費電力と照らし合わせて、集落全体でどのくらいの電力が必要か、太陽光発電の規模と設置コストの試算などを行う予定です。



また、首都大学東京の合宿と日にちが重なったので、ロングトレイルコースを一緒に歩き、千草竹原のPRビデオを制作するためのワークショップをおこないました。



■塔下(とうげ)班
10月20~21日に開催されたレトロこみちのイベントで鮎原米の米ワッフルを販売し、2日間で200個以上販売したことを塔下新池田主(たず)の皆さんに報告しました。このイベントでの販売では、味や食感の新しさは好評でしたが、冷めてもおいしい物にするにはレシピ開発が必要なこと、保存方法などの課題等を地域の方と共有しました。島外にむけて鮎原米をPRすることが目的なので、来年度に引き継ぎ発展させていく予定です。


■イベント班
今年度は洲本市企画課と連携して、学生目線で捉えた洲本市内のサイクリングマップを作成しています。8月と9月の合宿では、市内をクロスバイクで走り、これをもとに走行ルートを選定し、立寄るスポットやおすすめの店舗を考えてマップの企画案を作りました。
今回の合宿では、女性でも気軽に走ることが可能か、ルートを実際に走ってみて確かめました。今後は、サイクリングマップの紙面構成、写真選定、記事作成、デザインなど具体的な作業を進めて、2019年2月末の完成をめざします。




12月8日(土)、瀬田キャンパスにて、福祉フォーラム2018「孤立と支え-つながりは回復する-」を開催しました。
鈴木大介さんは、貧困や虐待など厳しい環境に置かれている女性や子ども、若者に対する熱心な取材を元にした書籍を数多く上梓されてきましたが、自らも脳梗塞を発症され、自らがさまざまなハンディを抱える立場に置かれるました。このような経験をされてきた鈴木さんから、孤立していく人達のこと、そしてそれを支えることについてトークイベントを開催しお話しを伺いました。

トークイベント後は、滋賀県内に若者支援を行う「四つ葉のクローバー」の杉山氏、地域で権利擁護活動に携わる「甲賀湖南成年後見センターぱんじー」の桐髙氏から事例の報告を行っていただき、それぞれの事例に鈴木氏からコメントをいただきました。

支援者とは異なる価値観を持たざるを得なかった「大事にされてこなかった人達」が私たちの社会にはたくさんいること、そして気づきと小さな関わりが展望を開いていくことを深く学び得た機会となりました。





a

龍谷大学 You, Unlimitedの記事一覧

お電話でのお問い合せはこちら

電話番号: