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「塀のない刑務所」「開放的施設」として知られる松山刑務所大井造船作業場(愛媛県今治市)から受刑者の平尾龍磨容疑者が逃走した事件に関連して、赤池 一将(本学法学部教授・犯罪学研究センター 教育部門長)が、フランスの日刊紙『Libération(リベラシオン)』の取材を受けました。

【『Libération(リベラシオン)』web記事はこちら】
http://www.liberation.fr/planete/2018/06/05/au-japon-la-cavale-du-prisonnier-qui-voulait-etre-enferme_1656785


『Libération(リベラシオン)』2018/6/5付ニュースより

『Libération(リベラシオン)』2018/6/5付ニュースより


2018年6月5日付の記事では、【逃走した受刑者は、塀の中にいることを望んでいた】というタイトルが掲げられ、松山刑務所からの受刑者逃走事件が日本に与えた影響の大きさ、そして本事件を受けて日本政府は受刑者の処遇を見直す可能性があると報じています。


赤池 一将(本学法学部教授・犯罪学研究センター 教育部門長)

赤池 一将(本学法学部教授・犯罪学研究センター 教育部門長)


*以下、記事より赤池教授コメント箇所を中心に一部紹介します。
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«Les prisons ouvertes correspondent à la semi-liberté répandue en France, où les détenus travaillent le jour et dorment le soir en cellule, précise Kazumasa Akaike, spécialiste des établissements pénitentiaires à l’université Ryukoku de Kyoto. Elles rassemblent au Japon 1 % des détenus, qui ont des profils idéaux et sont soigneusement choisis.» Entre 2011 à 2016, la prison Matsuyama n’a eu que 6,9  % de récidivistes à la sortie, ce qui est nettement inférieur à la moyenne nationale de 41,4  %. «Ces prisons pourraient toutefois accueillir le double de détenus, reprend le chercheur. Notre système pénitentiaire est très en retard. Un traitement classique des peines est privilégié, avec des prisons fermées et une discipline sévère. Ce caractère sécuritaire de la société japonaise est très gênant.»

Tatsumo Hirao, qui a commis un menu larcin et une cavale plutôt héroïque, affirme s’être évadé parce qu’il était «dégoûté» des relations humaines. Il évoluait dans des pièces non verrouillées, travaillait sur un chantier naval avec d’autres employés. Mais il souffrait de se sentir trop surveillé par ses congénères auxquels il aurait préféré, dit-il, la compagnie… des quatre murs d’une cellule.
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【「開放的施設とは、フランスで半自由として知られるものに相応しており、昼間、受刑者は外で働き、夜は居室で寝ます」刑事施設の専門家である京都・龍谷大学の赤池一将教授は説明する。「日本では開放的施設に1%の受刑者が収容されています。彼らは申し分のない経歴を持ち、注意深く選ばれるのです」2011年から2016年の間、松山刑務所から出所した者のうち再犯者は6.9%に過ぎず、日本全体の平均である41.4%を大きく下回っている。赤池教授は続けて「こうした刑務所には、定員の半分程度しか収容されていません。私たちの刑務所システムは極めて遅れたものです。伝統的な刑務所の処遇は、閉鎖された施設と厳しい規律によって支配されています。この日本社会の保安重視の性格は極めて窮屈なものなのです」】

【ささいな盗みと英雄的とも言うべき逃走をなしとげたタツマ・ヒラオは、逃走の理由を人間関係に「うんざりした」からであると述べている。彼は鍵のかかっていない部屋に進級し、他の労働者と共に造船所で働いていた。しかし、同僚からの眼差しに息苦しさを感じた彼は、居室の中で四方を壁で囲まれる方が良いと考えたのである】
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龍谷大学犯罪学研究センター(Criminology Research Center)では、今後も多様な研究活動を通じて、犯罪予防と対人支援を基軸とする「龍谷・犯罪学」を構築し、日本国内だけでなく、広く世界に海外にアピールしていきます。


翻訳協力:相澤 育郎(犯罪学研究センター嘱託研究員)


【本件のポイント】
・2020年のオリンピック・パラリンピック大会の開催を控え、あらためて観光業界の役割としての多文化理解・多文化共生社会の実現の必要性や、地方再生・地域創生を含む地域活性化の必要性に着目
・多文化理解・多文化共生・地域活性化の推進を行う 株式会社アクティビティジャパンの小川雄司代表取締役社長が事業の実例を含めた講義を実施

【本件の概要】
 龍谷大学短期大学部の国際福祉学の講義の中で、日本人及び訪日外国人向けの着地型商品造成・販売等を行う 株式会社 アクティビティジャパンの小川雄司代表取締役社長に、多文化理解・多文化共生・地域活性化の推進に果たすことができる観光の役割、可能性についてご講義いただきます。
 多文化理解・多文化共生・地域活性化の推進といった社会的な課題への取組は、国・自治体、福祉業界・福祉の専門家などを含む非営利セクターだけでなく、観光業界、観光に仕事に携わる人たちとも共有できるという認識を広め、国・自治体、非営利セクターと観光業界との協働による社会課題への取組を促進させることをねらいとしています。
 観光客の現状・動向、国・自治体における観光政策の動向、多文化理解・多文化共生・地域活性化の推進につながる(株)アクティビティジャパンの事業の実例などをお話しいただく予定です。

1.日時:2018年6月19日(火)16:45~18:15

2.場所:龍谷大学 深草キャンパス 和顔館B102 教室

3.補足:参加費無料・事前申込不要・一般の方も参加可能

問い合わせ先 : 短期大学部教務課 杉山  Tel 075-645-7897


センターでは、学生や市民活動に関わっている皆さんの活動を応援しようと、特定非営利活動法人日本ボランティアコーディネーター協会が実施している「ボランティアコーディネーション力3級検定」を本学で実施します。「市民の自発的な社会参加と継続的な活動を支えるための力“ボランティアコーディネーション力”」をぜひこの機会に学び、これからの活動に役立てて下さい。


■日時:2018年9月22日(土)
    直前研修10:00~16:30、検定試験 17:00~18:00

■場所:龍谷大学 深草キャンパス 21号館101教室

■申込方法:ちらしの受験申込書に必要事項を記入の上、センターまでお申し込みください。

■定員:30名

■申込締切:2018年8月3日(金)17:00まで(定員になり次第締切)

■受検費用:龍谷大学生  6,380円 その他一般  11,700円
     ※テキスト代、研修受講料、検定料込みの価格です。

■その他:講師は龍谷大学社会学部教授 筒井のり子氏

■問合せ:龍谷大学ボランティア・NPO活動センター(深草)まで
    【TEL】075-645-2047 【Email】ryuvnc@ad.ryukoku.ac.jp
     【FAX】075-645-2064





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【本件のポイント】
・ 就職活動が本格化し、東京で就職活動を行う龍谷大学生が、経済的事情から夜行バス
 で上京するケースが増加している
・ 「MARUNOUCHI Bike & Run」(丸の内バイク&ラン)では、皇居ランナーや丸の内
 オフィス街への自転車通勤者をターゲットとしてシャワー・更衣施設(ランニング・ス
 テーション機能)を提供
・ 2018年6月1日から両者が連携し、上京した龍谷大学生は通常価格の半額以下の特別
 価格(一回300円)で施設を利用できるサービスを開始した
・ 費用の一部は、龍谷大学親和会(保護者会)が補助

【本件の概要】
 現在、龍谷大学では、約3割の学生が東京に本社をおく企業に就職しており、学生や卒業生の支援などを目的とし、丸の内に「東京オフィス」を設置しています。就活シーズンには、毎日10~20人の学生が東京オフィスを訪れ、学生同士の情報交換、面接の準備などを行っています。東京オフィスを利用する学生の約半数が夜行バスを利用しており、リクルートスーツで活動する学生にとって、特に、梅雨から夏の時期には安価な料金でシャワー施設を利用したいという願いに切実なものがありました。
 そこで、龍谷大学(本部:京都市伏見区)と、「MARUNOUCHI Bike & Run」を運営する日本駐車場開発グループが提携し、6月1日から龍谷大学生を対象とする特別割引サービスを開始しました。
 具体的には、「MARUNOUCHI Bike & Run」を龍谷大学生が利用する場合、通常初回利用は入会金と利用料がかかるところ、初回から利用料300円のみで学生は利用することができます。「MARUNOUCHI Bike & Run」が一部料金の割引をするほか、龍谷大学が学生のために利用料を負担します。なお、龍谷大学の負担額は、龍谷大学親和会(保護者会)が大学に助成します。
 「MARUNOUCHI Bike & Run」は、龍谷大学東京オフィスの近隣にあり、両者の連携により、東京で就職活動を行う学生に対する支援体制がより一層強化されることとなります。また、「MARUNOUCHI Bike & Run」の利用者は丸の内エリアに勤務するビジネスパーソンが非常に多く、学生が同じ施設を利用することにより、都心のオフィス街の雰囲気に慣れることができる効果も期待しています。
 このような地方大学と東京都心のシャワー施設との連携事例は、夜行バス利用者のための休憩施設との連携事例が数例ありますが、ランニング・ステーションとの連携は初めての取組です。

問い合わせ先 : 龍谷大学 東京オフィス 担当;田中  Tel:03-3201-2751
         日本駐車場開発株式会社 担当:橋本  Tel:03-3218-1904


障がい学生支援では、障がいの有無に関わらず全ての学生が、「つまずき」や「困りごと」をひとりで抱え込むのではなく、学生、教職員など身近な人間関係の中で、互いを気に掛け合い、助け合える「共生のキャンパスづくり」をすすめています。

6月12日、障がいのある学生や障がい学生支援に関心のある学生が集まり、「学生交流会」を実施しました。企画やチラシづくりなども学生達で取り組みました。
「気軽に話せる友達が欲しい!」と感じていた1回生の参加が多く、ゲームを交えて自己紹介を行ったり、ドリンクやお菓子を食べながら交流を図りました。3・4回生、大学院生の参加もあり、大学生活において不安なことを相談する機会にもなりました。
障がい学生支援室では、今後もいろいろな学習会や交流会やシンポジウム等を実施していく予定です。
関心のある方は、お気軽に障がい学生支援室へお越しください。


自己紹介後、ゲームでも大いに盛り上がり盛況のうちに終了しました。


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