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2018年1月20~21日「政策実践・探究演習 洲本プロジェクト」(担当:的場信敬)の合宿を実施し、学生13名が参加しました。兵庫県淡路島にある洲本市では、市内の温泉施設「ゆ~ゆ~ファイブ」に竹チップボイラーを設置し、竹を熱エネルギーとして活用する取り組みを進めています。今回の合宿では、竹をテーマに、灯篭づくりと竹伐採をおこないました。

<1月20日>
洲本市五色町鮎原下地区の住民で竹林管理に取り組む「鮎原下を中心とした相原地区活性化協議会」下森氏から、淡路島の竹林の現状、竹林の管理計画、今後の竹林公園化についてヒアリングを行いました。竹には、マダケ、ハチク、モウソウチクの3種があり、燃料に使うには肉厚なモウソウチクが適しています。翌日の練習も兼ねて、集落の裏山で竹の伐採方法について講習を受け、実際に数本伐採を行いました。

次に、切りだした竹を使って竹灯篭づくりにチャレンジしました。電気ドリルで穴を開け、ノコギリで模様を彫ったり、各々自が分でデザインした灯篭を作り、夜に灯りをともしました。

<1月21日>
合宿2日目は、鮎原下地区の別の山で終日竹の伐採を行い、竹を熱エネルギーとして活用する仕組みを実地体験で学びました。
当日行った作業工程は以下のとおりです。
①竹をチェーンソーで切り倒す(竹の高さは10メートルほど)
②4メートルに切りそろえる
③枝をノコギリで落とす
④竹を集積場に積みあげる
⑤竹の細い部分や、切り落とした枝は捨てる

これらの切り出した竹は、今後買い取られて、工場で粉砕してチップとなり、最終はボイラーで使われる予定であり、放置竹林問題の解決策としても有効な仕組みが出来ています。ただし、重労働な竹の伐採をいかに継続して行う仕組みを作るか等、解決すべき政策課題はまだまだ残っています。
今後も「政策実践・探究演習」では、このような地域の政策プロジェクトへの参画,地域との交流などを通じて、気づきの力、プロジェクトマネジメント能力、思考力、コミュニケーション能力を養成し、課題を他者と協働して解決することのできる協働社会づくりに不可欠な人材育成を行います。

■リンク
的場 信敬准教授 紹介ページ
政策実践・探究演習






経済学部では、卒業生の活躍も応援しています。


動物をモチーフにしたユーモラスな木彫作品を生み出している若手作家、坂田源平さん(京都府出身、2011年卒業)の展覧会が、2018年1月19日(金)から、岡山県瀬戸内市牛窓町にある瀬戸内市立美術館で開催されています。

坂田さんは龍谷大学経済学部在学中から作品を発表し、卒業後、木彫作家としての活動を本格化させました。小学1・2年生の図画工作の教科書に作品が掲載され、谷川俊太郎氏の詩とコラボしたカレンダーも制作しています。

ギャラリーでの個展はこれまでに複数回開催していますが、美術館での個展は初めてです。今回は、ヒノキを使って表現した、恐竜やゾウ、クマなどの彫刻100点とパンダの絵画1点を展示しています。

若手作家が美術館で個展を開催してもらえるケースは稀有ですが、坂田さんが生み出す動物の表情や姿には一度見たら忘れられないインパクトがあり、その独特の世界観が高い評価を得ています。

20日(土)午後には、美術館でレセプション、その後、倉敷市の美観地区にあるレストラン「亀遊亭」でパーティーが催され、九州や四国、関東からも大勢の坂田ファンが駆けつけました。

展覧会は2月12日(月)まで開催されます。


瀬戸内市立美術館(坂田源平木彫展 いとしき動物たち)

坂田源平氏紹介

経済学部現代経済学科4年生 坂田源平さん|龍谷大生がキョウを行く|龍大生の等身大の学生生活


美術展会場入口で


レセプション全景


レセプション会場で(坂田さんとその作品)


パーティー会場で辻田教授、ゼミ仲間と(倉敷のレストランにて)


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