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社会学部の「社会共生実習(地域エンパワねっと・大津中央)」(担当教員:脇田健一教授)では、滋賀県大津市の中心市街地の住民の皆さまとのコラボを通じて、地域活性化に取り組みます。課題を地域住民とともに学生自身が見つけ出し、その課題解決に向けて活動します。

本プロジェクトの受講生は、実習先である滋賀県大津市中心市街地で「商店街を訪れる親子連れが少ない」、「大きなイベントの時は人が集まるが、日常的なにぎわいを維持するのが難しい」といった課題があることを知り、本プロジェクトの過去のイベント「あつまれ!みんなで作る絵本館」で地域の方々から寄贈された絵本という身近な資源を活かし、継続的に実施できる親子の居場所づくりを目標に活動してきました。


その皮切りとして、地域の方のご協力を得て、12/13(土)にナカマチ商店街のレンタルスペース「ナカマチスタジオ」を会場に、絵本を自由に手に取って読める温かな空間を提供しました。


装飾中…


装飾中…

第1回目の今回は、特別企画として、近江怪談クラブの語り部・湖太郎さんによる「大津の怪談文学紙芝居」も上演され、地域の文化や物語に親しむ機会も設けられました。


近江怪談クラブの語り部・湖太郎さん

当日は小さなお子様連れの親御さんが多数ご来場くださり、日常のせわしない育児時間の合間に少しほっとした時間を過ごしていただけたように思います。



通りすがりで立ち寄ってくださった3児のお母様は、「住まいが近くで、今日は前のスーパーが特売日だったので散歩がてら通ったら、ガラス張りの空間にたくさんの本を見つけて、下の子がベビーカーから這い出てしまいました(笑)。学生さんが読み聞かせもしてくださって、上の子たちも居心地がよかったみたいで長居してしまいました。」と楽しんでくださったようでした。

この活動のリーダーとして企画発案や地域の方々との調整をおこなった松尾成美さん(現代福祉学科2年生)は、「私の地元は田舎だったので親族以外の大人や子どもたちと関わることが多くてそれが当たり前だと思っていたのですが、この実習をとおしてそれが当たり前ではない地域もあるということを知りました。それは寂しいことだと感じたので、そういった子どもさんたちにも地域の温かさに触れてもらえる機会を提供できればと思い活動してきました。」と語ってくれました。


松尾成美さん

本企画の第2回は1/17(土)を予定しています。
お近くにお住まいの方、この活動に興味のある方はぜひ足を延ばしていただけると幸いです。


第2回チラシ

社会学部「社会共生実習」について、詳しくはこちらの【専用ページ】​をご覧ください。


<12月20日(土)13:00より龍谷大学大宮キャンパスにて>

 

【本件のポイント】

  • 大谷探検隊が収集した資料をめぐる研究成果を、国内外の研究機関と共有する国際シンポジウムを開催
  • 古典籍・文化財を“デジタルで読み解く”、デジタルヒューマニティーズ(人文情報学)の最前線を紹介
  • 会場では国内外の研究者による研究報告のほかに、研究ポスター展示を同時開催

 


【本件の概要】
 12月20日(土)13:00〜17:00、古典籍・文化財デジタルアーカイブ研究センター(DARC)は、世界仏教文化研究センターと共に、国際学術シンポジウム「西域響流(さいいきこうる) 〜大谷探検隊をめぐるデジタルヒューマニ ティーズ最前線〜を開催します。
 龍谷大学は、膨大な古典籍や中央アジア出土資料など希少価値を有する文化財を保管しています。これは、仏教(浄土真宗の精神)を建学の精神とし、386年の伝統を有する本学だからこそ実現できたものであり、その文化財は、そのまま学術資料でもあります。2001年開設のDARCは、本学の古典籍・文化財を有効活用すべく、最先端技術を用いて、学術資料のデジタルアーカイブを形成していくことを目的に活動してきました。
 20世紀初頭(明治時代後期)、仏教の伝播を探るため、西本願寺の鏡如新門(大谷光瑞、後の第22世鏡如宗主)が、一宗派の事業として組織した大谷探検隊。中央アジア各地を調査探検し、シルクロード研究の進展において貴重な業績を残した学術探検隊の収集品は、現在、本学を含む日本国内のみならず、アジア諸国に分散して保管・研究されています。
 今回の国際学術シンポジウムでは、大谷探検隊の収集品について各国から研究報告を行うと共に、DARCにおける情報科学・科学分析等を通じたデジタルヒューマニティーズ(人文情報学)の最新の成果を共有します。
 


沙漠地帯を横断するラクダ隊 大正3年(1914)
原資料:ガラス乾板|出典:龍谷大学図書館

【イベントの概要】
-名 称:国際学術シンポジウム

    「西域響流 〜大谷探検隊をめぐるデジタルヒューマニティーズ最前線〜」
-日 時:2025年12月20日(土)13:00〜17:00
-会 場:龍谷大学 大宮キャンパス 東黌(とうこう)1階 101教室
    (京都市下京区七条通大宮東入大工町125-1)
-主 催:古典籍・文化財デジタルアーカイブ研究センター(DARC)

-共 催:世界仏教文化研究センター
-申込み:https://darc.ryukoku.ac.jp/blog/events/events-517/ 

    ※12月19日(金)17時まで受付
    ※参加無料・一般参加歓迎・事前申し込み制



【本企画にあたって】
三谷 真澄(みたに まずみ)教授(本学文学部仏教学科)・DARCセンター長
(専門:仏教文化学・古写本学)
 「仏教は現代日本の文化の中に脈々と受け継がれています。大谷探検隊による敦煌・トルファン出土写本の研究もその一環で、これまで研究活動を通じて国内外の多くの方や所属機関、研究組織とつながることができました。響流(こうる)とは、仏教用語で“響き流布する”ことで、仏の教えがあらゆる世界に響き渡ることを意味します。今回の国際学術シンポジウムを通じて、西域における仏教研究の成果が広がることを願い、タイトルとしました。
 DARCは、2024年度に創設された本学『学際的研究プロジェクト』に採択された研究プロジェクトのひとつです。その第1フェーズ最終年度にあたる本年、大谷探検隊収集資料にかかわる国内外の研究者を招聘することにいたしました。それは、小さな断片や考古学的遺品がつないだ関係が基盤となっています。100年以上前に、命がけで現地を調査してもたらされた仏教文化資料が、時空を超えて多くの研究者をつないだのです。この企画を機縁として、往時の人びとをつないだ仏教文化が、現代において国境や様々な垣根を越えて響き渡るものとなればと期待しております。」

 

 

研究セミナー・担当教員の取材を希望される場合は、下記問い合わせ先までご連絡ください。
 


問い合わせ先:龍谷大学 古典籍・文化財デジタルアーカイブ研究センター(DARC)
Tel:075-645-2154 darc@ad.ryukoku.ac.jp  https://darc.ryukoku.ac.jp/


 2025年11月29日〜30日、政策実践・探究演習(国内)洲本プロジェクトの2025年度第4フィールドワークに、学生7名と櫻井あかね実践型教育助手が参加しました。

〈千草竹原班〉
 千草竹原班は2025年度、集落で栽培されている原木椎茸の認知を広めるために活動しています。洲本市内の安乎保育所の協力を得て、学生が企画した「きのこ嫌いも思わず笑顔になる 幸せしいたけレシピコンテスト」を行ってきました。
 保育所に通う園児と保護者を対象にレシピを募集し、11月29日は応募されたレシピの中から学生内で候補を選び、そのうち3つを実際に調理して試食審査を行い、学生特別賞を決めました。椎茸嫌いの子でも食べられるような工夫が施されたレシピがあり、改めて椎茸の魅力に気づくことができました。


試食審査のための調理


出来あがった椎茸メニュー

 30日の午後は安乎保育所へ行き、事前に用意した投票用レシピを保育所内のフェンスに貼り付け、投票開始の準備を行いました。投票は園児と保護者の参加型になります。12月1日から投票が開始され、いよいよグランプリの給食化が目前まで迫ってきました。


保育所に投票用レシピを貼り付ける

〈企業連携班〉
 企業連携班は2025年度、竹をつかった企業研修を企画しています。今回のフィールドワークでは、企画した研修を実際に企業に提案する取り組みを行いました。
 29日午前は、株式会社新井組にてプレゼンテーションを行いました。これまで検討してきた研修の内容を学生が作成した提案書を用いて、目的や期待される効果、タイムスケジュールなどを説明しました。新井組の方には「洲本プロジェクトとぜひ連携したい」という前向きな言葉をいただくことが出来ました。
 30日の午後は、特定非営利活動法人MUKUを訪問し、2社目のプレゼンテーションを行いました。MUKUの方からは、社内で検討し社員研修としてできるかもしれないという話で、2社とも前向きに考えていただき嬉しく思いました。これから、企業研修を実現するために準備を進めます。


新井組にてプレゼンテーション


MUKUにてプレゼンテーション

 30日の午前は、千草竹原班・企業連携班合同で大森谷の大ばね池にてかいぼりを行いました。かいぼりは、農閑期の冬に農業用ため池の水を抜き、堆積した泥を放出する作業のことを指します。ため池を健全な状態に保つために行われる、ため池の維持管理作業です。放水しながら泥をはがし、鋤簾(じょれん)を使って、泥を撹拌していきます。初めてのかいぼりでしたので、足場が泥でゆるいところには行かずに、足踏みしながら作業を行うなど注意点を教えてもらいながら作業を行いました。初めて行うかいぼりで汗を流し、楽しみながら行うことが出来ました。


水が抜かれた大ばね池


鋤簾を使って泥を流す


日本学生支援機構の貸与奨学金を利用しており、2026年度も本学に在籍する方は、奨学金の継続手続きを行う必要があります。

対象者には、学生ポータルサイトから下記のお知らせを配信していますので、期限内に必ず手続きを完了させてください。

「日本学生支援機構 貸与奨学金の継続手続きについて」(12月16日配信)

 

■提出期限
 2026年1月15日(木)まで

 

【注意事項】

  • 期限内に提出(入力)を完了しなかった場合、2026年4月以降の奨学金は【廃止】となり、奨学生としての資格を喪失します。
  • 複数の貸与奨学金を同時に利用している場合は、全ての奨学生番号に対して継続手続きを行ってください。
  • 奨学金の継続を希望しない場合も、意思確認のため継続手続きが必要です。
  • 第一種奨学金と修学支援新制度(給付奨学金)を同時に利用中で、併給調整により第一種奨学金の振込金額が「0円」に制限されている場合も、第一種奨学金の継続手続きが必要です。
  • 提出(入力)内容に不備があった場合、大学から問い合わせ(ポータルサイト・大学メール・電話等)を行うことがあります。

 

■問い合わせ
学生部 奨学金窓口

E-mail:shogakukin@ad.ryukoku.ac.jp 

※学籍番号・氏名および奨学金種別を明記してください。


 2025年12月13日(土)、本学深草学舎に新しくオープンした慧光館3F301教室にて、第32回インターカレッジ民法討論会を開催しました。

 当日は、龍谷大学のほか、京都産業大学、法政大学、山形大学(以上、50音順)より、7つの民法ゼミが参加しました。
 本年度は本学のカライスコス先生により、妻の不動産の夫による売却を中核にすえつつ、いくつもの基本的な論点が仕込まれた問題が出され、10分間で、何をどのように取り上げて説得的なプレゼンができるのか、各ゼミの法的センスと根本的な理解が問われる問題となりました。午前10時半から開始し、午後にわたって充実した立論、質疑応答が展開されました。本学からは、カライスコスゼミ(3回生)、中田ゼミ(3回生)、若林ゼミ(3回生)が参加しました。
 
 投票は、すべての立論、討論を聞いた一般聴講を含む学生および教員(総勢120名)によって行いました。
 結果、山形大学・神澤ゼミ(優勝)、法政大学・田尻ゼミ(準優勝)に続き、本学からは3位に若林ゼミが入賞しました。
 優秀質問者賞には、神澤ゼミの安達さんと本学中田ゼミの波多野充輝さんが選ばれました。
 また惜しくも入賞とならなかったものの、初参加のカライスコスゼミの皆さんには、特別奨励賞が送られました。

 参加された皆さんは、いずれも、この1ヶ月間、自分たちの力だけで入念な検討を重ねられ、当日は、それぞれの立論や討論、また討論終了後に行われた出題者による解説や続く教員討論を通して、多くの学びと刺激を得られました。終了後、多くの学生から、民法の勉強って楽しい!とコメントいただけ、嬉しく思います。
 この経験を是非、今後のゼミ活動にも生かして下さい。

 最後になりましたが、本討論会のあたり、本学法学会(越山和広会長)から多大なご支援をいただきました。改めて御礼申し上げます。 
 また本討論会の運営にあたっては、総合責任者となった4回生の小林俊明さん、副責任者の村上稜将さんをはじめ、昨年度、入賞された若林ゼミ3回生の皆さんが、卒論の執筆と併行しつつ、周到に事前準備を進め、すべての運営を担っていただきました。その他にも、舞台裏にて、ご協力いただきましたすべての皆様に改めて感謝申し上げます。

 なお、本討論会のこれまでの歴史については、松岡久和先生のWebサイトでご覧いただけます。


※若林ゼミ立論代表者からのコメント

●岡本周成さん(若林ゼミ)
 お忙しい中、このような貴重な発表の場を設けてくださった先生方、そして運営を支えてくださった先輩方、2回生の皆様に心より感謝申し上げます。また、共にこの日のために準備を重ねてきた参加学生の皆様、本当にお疲れ様でした。
 私にとって、これほど大勢の前で立論を行うのは初めての経験でした。本番は緊張の連続でしたが、ゼミ生全員で議論を積み重ねて作り上げた主張を、自分たちの言葉でしっかり伝えられたことは、大きな自信になりました。
 優勝には及びませんでしたが、全力を出し切って3位という結果を残せたことを素直に嬉しく思います。この舞台で得た学びと自信を、今後の学習に活かしていきたいと思います。

●三橋宏輝さん(若林ゼミ)
 インターカレッジ民法討論会に協力していただいた皆様、このような発表の場を設けてくださりありがとうございました。
 私は前期に行ったプレインカレで思ったような成績を収めることが出来ず、本番のインカレでは「負けたくない」という思いで本番に向けて日々議論を重ねてきました。結果は三位という結果に終わってしまったのですが、議論の際に、お互いの意見をぶつけ合ったり、悩んだりして理解を深めていった時間というものがすごく貴重で、これからの私たちの生活に役立つような力をつけることが出来たと思います。また、私が間違えた結論を出した際に周りのゼミ生から間違いを指摘してもらうことで軌道修正ができ、グループで話し合う大切さを肌で感じることが出来ました。
 日々のゼミ活動やチームで議論したことが、三位という形で結果に結びついたことをうれしく思います。これからも学んだことを活かして勉学に励みます。

●中田真衣さん(若林ゼミ)
 誰に対してどのような請求ができるかを一から検討していく設題に対して、ゼミの仲間と何時間も議論を重ねたことにより、様々な観点から粘り強く思考し続ける力をつけることができました。検討したことを立論に落とし込むのが難しかったのですが、全員で協力し、最終的に発表できる完成度にもっていけたことがよかったです。
 インカレ当日は、各ゼミの立論を聞け、様々な考えに触れることができて大変学びのある時間でした。質疑応答の際は、相手の主張をしっかりと理解し、その上で自分の意見を主張することの難しさを感じる機会ともなりました。最後の解説を通して、基本的な法律の理解が及んでいなかった点にも気づくことでき、今後の学びに生かしていきたいと思います。
 このようなかけがえのない多くの学びを得ることができたインターカレッジ民法討論会を運営してくださった皆様に心より感謝申し上げます。

●優秀質問者:波多野充輝さん(中田ゼミ)コメント
 まず、お忙しい中このような場を設けてくださった各大学の先生方、および運営をして頂いた若林ゼミの先輩の方々に厚く御礼申し上げます。またこの日に向け、様々な検討など準備を行われた各参加ゼミの方々、本当にお疲れ様でした。私は前期のプレインカレの際には何も質問出来なかった悔しさから、今回の問題ではしっかり検討を重ねて準備し、質問ができるように理解を深めておこうと決めていました。ゼミとしては、ゼミで掲げていた目標は達成できませんでしたが、質問を通して民法に対する理解度等を深めることができたなと感じていますので、今後も精進してまいります。



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