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 経営学部で輝いている学生の方を紹介する龍谷経営人(びと)、今回は経営学部 4 年生上田数也さん(奈良出身)をご紹介いたします。
 東京海上日動あんしん生命保険株式会社に就職先を決めた上田さんですが、その学生生活の過程をひもとくと、就職活動の内定獲得までが自然な成り行きであることが分かります。「就職活動は自分のことを真剣に考えている人は楽しめる。」就職活動でそのような自信を得た上田さんはどのような人物なのか、ご紹介いたします。


不本意ではじまった大学生活
 実は龍谷大学は志望校ではなかったので、入学当初は不本意入学でした。しかし、私の志望校に入学した高校の同級生が簿記の資格取得を目指すと聞き、触発され私も勉強しはじめました。悔しさもあいまって、1 年生の 6 月には 3 級を取得し、11 月には 2級も取得できました。後日談ですが、前述の友達は 2 年生になってから 2 級を取得していたので、自分の努力が認められたようで嬉しかったです。

自信をつけたゼミ活動、ゼミ連活動
 フレゼミの先生には経営学にかかわる本を紹介してもらい、フレゼミ終了後も関連する本を紹介し続けてもらい、いつの間にか本を読むのが楽しくなっていましたね。演習では先輩のすすめもあり、濱田ゼミに所属しました。ゼミ内での目標として、日本学生経済ゼミナール全国大会のプレゼンテーション部門で優勝することを掲げました。濱田ゼミはメンバー全員の意識が高く、3 年生の 11 月におこなわれた関西大会では見事に優勝、12 月の全国大会でもベスト 8 に入るなど、努力した甲斐が見いだせました。
 一方で経営学部のゼミナール連合会の活動も行い 3 年生の時には会長まで務めるなど、忙しいけども充実していましたね。

個別指導塾のアルバイトで身につけた相手本位の思考
 個別指導塾でアルバイトを 4 年間続けたことは、もう 1 つの自分を形成したといえる活動です。その塾では古文を教える先生がいなくて、私がやろうということで新規開拓しました。私はテキスト作成から始めました。テキストとはいうものの生徒の理解を見ながら、日々のプリントを作成するというものでした。その活動の中で生徒が何故理解できていないのかが分からない状況が多々ありました。その経験から相手本位で考えることの大切さを感じました。両脇に生徒を抱え、生徒に自分で作成したプリントを解いてもらい、反応をみて作り直す。シンプルな作業だけども実に難しい、だけども作り変えたプリントで生徒の理解が進むと嬉しかったですね。4 年間続けたこのアルバイトは自分を成長させてくれました。

そして迎えた就職活動は徹底した自己分析
 濱田ゼミのいいとろでもあるんですかね。先生が熱くて就活解禁近くになったら発破をかけてきます。もちろんゼミ生の意識も高いので、みんな勢い良くスタートします。またゼミでは、縦のつながりも強く、先輩方が私のエントリーシートの添削もしてくれます。私は決して多くはないのですが 25 社ほどエントリーしました。
面接を進めるにつれ、初対面の人に客観的に自分をアピールするのはこんなにも難しいことなのだということを感じました。私は「企業研究も大事だけど、その自社に勤めている方には絶対かなわない。」と思い、そう考えると自分自身についての理解が一番重要だと思い、それからは、自己分析を徹底してやりました。自分の年表ができあがるとワクワクする。会社によっては選考の過程である座談会とかは特に楽しかったですね。自分年表の中にある「将来やりたいこと」と会社の方が話しておられる内容が一致した時に、自分の中にある可能性は際限がないと思えることが楽しかったです。
 そして、就活中は他大学の名前だけで引けを感じることもあるのですが、1 年生の簿記の資格の出来事や、プレゼンテーション大会で全国大会に出場したことで、そのあたりの垣根も低くなっていたことが自信に繋がっていました。

第一志望の就職先
 私は父親が学校の校長先生であったこともあり、周囲の教師から頼られている父の姿が格好良く、自然と尊敬するようになりました。自分も嘘偽りなく、将来の自分の子供にそのような姿を見せたいし、少しでも長く子供と接していたい。そのためには安定した収入や休み、周囲の人々から信頼を寄せられる仕事が大事だと思い、損害保険会社や生命保険会社を中心に就職活動を行っていました。東京海上日動あんしん生命保険株式会社は龍谷大学からの採用実績が無く、最初はあまり関心がありませんでした。しかし、社員の方々とお話をし、会社のことを知るにつれて、次第に志望度が高まり、気付けば第一志望企業になっていました。選考を受けて内定を頂いた時は本当に嬉しかったです。


 上田さんの話を聞いていると、悔しさをバネにする力、ものごとを楽しむ力というものを感じました。「就職活動は自分のことを真剣に考えている人は楽しめる。」という言葉は、自己分析を徹底して行い、それらを相手本位に変換ができたから楽しめたのだと感じました。それらの陰には個別指導塾での経験やゼミといった環境、そして人一倍の努力家であることがそうさせたのかもしれません。上田さんの社会に出てからの活躍が期待されます。


日本学生経済ゼミナール全国大会のプレゼンテーション部門予選会 於:山口大学


 政策学部では、1年生の基礎演習Ⅰ・Ⅱ(前・後期)の授業にクラスサポーター制度を導入しています。各クラスに3~4人ずつ配置されたクラスサポーター(2・3年生)は、クラス担当の先生方と連携しながら、レポート課題やグループワークの取り組み方に関するアドバイスや学生生活に関するアドバイスなど、さまざまな角度から1年生をサポートしています。
 2017年7月19日に、クラスサポーター研修会を開催しました。約30人のクラスサポーターと、的場信敬教務主任をはじめ4名の政策学部教務委員が出席して、2時間の研修を行いました。研修会では、基礎演習での1年生の様子を中心に、授業に対するクラスサポーターの関わり方や先生方との連携方法についてなど、活発な議論がなされました。
参加したクラスサポーターからは、事例をあげて、「クラスのまとまりが出てきた」、「ディスカッションが活発になった」、「○組みの事例を取り入れたい」といった意見があり、非常に有意義な研修会となりました。
 政策学部は、クラスサポーター制度を通じて、1年生の学修・学生生活支援を充実させるとともに、クラスサポーター自身のファシリテーションスキルの向上を目指します。

基礎演習Ⅰ・Ⅱ



 6月17日(土)午後に第2回龍谷経営サロンが開催されました。当日は、現役の大学院生、修了生、教職員など34名にご参加いただきました。

第Ⅰ部 講演(14:30-16:20)
・「ごあいさつ」
山下 章夫(龍谷大学大学院経営学研究科長)
・「龍谷大学大学院経営学研究科での研究・教育を振り返って」
  夏目 啓二 氏(龍谷大学名誉教授)
・「社会人になった2年間」
  郭 琪(カク セイキ) 氏(龍谷大学経営学研究科修了生)
(株式会社SCREENホールディングス(スクリーン・グループ))
第Ⅱ部 懇親会(16:30-18:20)

 龍谷経営サロンは、今年度からFD研修会の一環に位置づけられるようになりました。夏目先生の講演では、論文の書き方についてこれまでのご自身の経験と大学院での学生指導を踏まえてお話しいただきました。郭さんの講演では、現在の職務の概要とそこでの仕事の様子をご紹介いただき、後輩に向けて大学院での学修の仕方についてお話しいただきました。学生も教員もそしてOBの方々も大いに勉強になったという非常に有意義な内容でした。
 懇談会では、参加者全員に自己紹介のスピーチをお願いし、みなさんのご活躍ぶりをうかがい知ることができました、そして楽しい交流の場となりました。
 次回は2018年6月頃の開催を予定しております。ぜひ皆様のご参加をお待ちしております。






2017年6月28日(水)、2017年度龍谷大学給付奨学生(アカデミック・スカラシップ奨学生(在学採用型))に対して、表彰式を行いました。アカデミック・スカラシップ奨学金(在学採用型)は、前年度の学業成績優秀者対象の奨学金で、本年度は計36名(2年生12名、3年生12名、4年生12名)が表彰されました。また、それぞれの学年の最優秀学業成績優秀者の計3名には、親和会からの学部教育賞も同時に表彰されました。

表彰式では、野間経営学部長より対象者全員に対してお祝いの言葉が贈られ、ひとりひとりに表彰状が授与されました。今後の学生生活においても、他の学生の良き模範となるよう、ますますのご活躍を期待しています。







経営学研究科は、6月7日(水)に修士課程2年生の修士論文・課題研究構想報告会を開催しました。
本報告会は、経営学研究科修士課程の修了資格認定の一要件として位置づけられており、修士課程2年生が修士論文や課題研究の「研究テーマ」や「問題意識」、「論文構成」、「研究の進捗状況」、「研究課題」、「主要参考文献」を約15分間報告し、その報告内容に対する質疑応答に応じるものです。

当日は、緊張感のある雰囲気の中、大学院生が報告し、教員から今後の研究の進め方について質問やアドバイスを受けました。また、多くの修士課程1年生が参加し、熱心に耳を傾け、積極的に質問をする姿も見られました。

本報告会を通じて、大学院生はそれぞれに今後の研究における到達点を確認し、研究の新たな着想を得ることができました。

構想報告会終了後には、慰労と今後の活躍を念じて懇親会が開催され、教員と大学院生の交流を深めました。








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