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2018年4月に文学部に新たに着任した教員を紹介します。

 教養教育
丹野 研一(たんの けんいち)准教授

① 研究内容を教えてください。
 人間と植物のかかわり合いについて研究しており、とくに考古植物学と品種改良をやっています。人類史のターニングポイントと言われる「農耕のはじまり」をあきらかにしようと、西アジア各地の考古遺跡で発掘調査に参加して、出土した炭化種子や炭化材を顕微鏡で見て種類の同定をするというものです。日本には専門家がおらず、私はフランスで2年間修行を積んできました(フラ語はまったく上達しませんでしたが)。
もうひとつの品種改良というのは、小麦の仲間に新しい品種を作りだす農業的な研究です。西アジア原産である小麦の仲間は、世界ではたくさんの種類が利用されていますが、日本にはスパゲティの原料であるデュラムコムギさえも最近までは品種がなかったという始末です。考古学的あるいは民族学的な調査結果をもとにして、現代日本でおいしく食べられる色々な小麦を生み出そうとしています。

② 専門分野のおもしろさは何ですか。
 学際というか分野横断型というか、「農耕起源」というひとつのテーマを解明するために、様々な知識を動員して考えるところが楽しいです。分野でいうと植物分類学や、生態学、分子生物学、作物学、育種学、栽培学、栄養学、生薬学、先史学、語学など、多岐にわたる知識・技術を身につけるわけですが、知れば知るほど新たな解釈につながって、じつは誰も気づかなかったシンプルな真理に結びついていた、なんて発見があるのでとても充実しています。発掘では動物学者とか石器学者とか、それぞれの専門家と議論するわけですが、植物担当者として全責任を負って意見を述べるスリル感と、議論から研究が新展開するときの感覚が研究者冥利というところでしょう。品種改良のほうは、とにかくパンにして、パスタにして「おいしい小麦」、つまり研究データなんてどうでもよいという曖昧なところを明確な目標にして取り組んでいます。

③ なぜその分野を専門として選ばれましたか。
 実質的には大学生だったころの貧乏生活で、食べる野菜を山に求めたことが契機でした。植物名を覚えることには当時は興味がなく、可食か否か、うまいかまずいかで植物を理解していました。それが狩猟採集民と農耕起源の研究につながるとは!

龍谷大学研究者データベース(丹野 研一)


2018年5月23日(水)に、本学学生の保護者会にあたる親和会による優秀者表彰制度「学部教育賞」受賞学生に選出された学生に対し、賞状と表彰金の授与式をおこないました。
今回は、国際文化学科から3名、グローバルスタディーズ学科から1名が選出されました。
授与式では、学生のゼミ担当者が同席し、国際学部 三谷学部長から、親和会長からのお祝いの言葉が代読され賞状と表彰金の授与をおこないました。
他の学生の良き模範となるよう、益々のご活躍を期待しています。




2018年5月10日(木)・11日(金)の昼休みに、2018年度後期に提携留学をする学生と昨年度に提携留学を経験した学生との交流会が開催されました。

昨年度の留学座談会参加者からの、「留学への不安や疑問点が解消された。」、「ナナメ(上級生)の繋がりができたので、ゼミの事など気になっている情報がもらえた。」等
好評の声が多々あり、今年度もナナメの繋がりを是非有効活用してもらいたく交流会開催に至りました。

前回は留学先別大学紹介のプレゼンを行いましたが、今回は最初から留学先別のグループに分かれ、留学経験者がリードする形でセッションが開始し学生同士交流を深めました。
これから留学をする学生にとっては、未知の世界へ飛び立つ不安な思いが少し緩和され、帰国後の目標が高まるような充実した機会になったのではないでしょうか。

今後もGS学科ではこのようなナナメの関係を深められる企画をしていく予定です。


留学経験者との交流会の様子


日産自動車株式会社から取締役の志賀 俊之氏をお招きして、特別講演を実施しました。

日本では誰もが知る自動車メーカーの日産自動車株式会社。資本関係にある仏ルノー、三菱自動車との3社連合の2017年自動車販売実績は世界第2位を誇ります。
講師である志賀氏は、90年代末からルノーのカルロスゴーン氏とタッグを組んで経営危機にあった日産自動車をV字回復に導かれました。2005年に代表取締役最高執行責任者に就任され、現在に至るまでグローバル企業のリーダーとして活躍されています。

「何故、グローバルに戦える日本人ビジネスリーダーが少ないのか?」と題しての講演のなか、日本の教育の問題点、日本という充実した環境だけを視野に入れたビジネス展開の危うさ、個人としての将来ビジョンの希薄さ、様々な角度から問題提起をされ、今後、グローバルな環境で戦わざるを得ない状況にある我々は、どのような素養を身につけるべきなのか、お話し頂きました。


・演題にあるビジネスリーダー = 起業・経営することがすべてではないが、何となく会社という枠組みに収まり、何となく仕事をこなすだけでは成長できない。「真にやりたいこと」「目標」を定め、現在の自分とのギャップを埋める努力を続け、それを達成すること、夢が叶ったという成功体験こそが、人生を豊かにする。
・できないと思った瞬間に自身の成長は止まる。挑戦しなければ何も学びはないが、失敗からは多くの学ぶことがある。失敗を恐れず、あえて修羅場に足を踏み入れてほしい。
・Aiが世界を席巻するような時代であるからこそ、真に人間力が問われる。教養とチャレンジ精神を身につけ、精神・心・魂を磨いてほしい。

グローバルリーダーとして活躍するのみならず、今後、学修をするうえで、社会に出るうえで、多くの重要なメッセージを頂き、国際学部生のキャリア形成において大変貴重な機会となりました。




2018年度矯正・保護課程「夏季施設参観」の申込みは次のとおりです。「実施要項」「遵守事項」等を熟読の上、所定の手続きをしてください。

◆申込資格:原則として、「矯正・保護課程」を受講している者(過去の受講者を含む)
※学外者・受講者以外の本学関係者で本施設参観への参加を希望される方は、所定の「施設参観志望理由書」を提出いただき、矯正・保護課程委員会でそれをもとに参加可否を審査します。
◆申込期間:①課程受講者:2018年6月18日(月)~7月12日(木)
      ②課程受講者以外:2018年6月25日(月)~7月12日(木)
◆申込窓口:(深草)法学部教務課、(大宮)文学部教務課、(瀬田)社会学部教務課
◆申込方法: 証明書自動発行機にて、申込書を購入し必要事項を記入の上、上記申込窓口
       へ提出してください。(学外者・受講者以外の本学関係者は、別途「施設
       参観志望理由書」を添えること) 
◆定  員:下記「参観日程」を参照 
      ※申込みは先着順(定員になり次第締切り)
◆参観日程:①8月 7日(火) 播磨社会復帰促進センター/ 加古川刑務所
                (定員:30名)
      ②8月 9日(木) 和歌山刑務所(定員:30名)
      ③8月10日(金) 更生保護法人和衷会/大阪府立修徳学院
                (定員:30名)
      ④8月20日(月) 交野女子学院/浪速少年院(定員:40名)
      ⑤8月21日(火) 奈良少年院/大阪少年鑑別所(定員:30名)
      ⑥8月27日(月) 大阪医療刑務所/大阪刑務所(定員:35名)
      ⑦8月28日(火) 更生保護法人京都保護育成会/滋賀刑務所
                (定員:20名)
      ※各施設の概要は添付ファイル「施設参観先概要一覧」をご覧ください。

<問い合わせ先>
矯正・保護総合センター事務部(075-645-2040)


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