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11月25日、政策実践・探究演習(国内)洲本プロジェクトの2023年度第8回フィールドワークに学部生3名と櫻井あかね実践型教育プランナーが参加しました。

洲本プロジェクトは今年度から株式会社成田と連携し、かいぼりの広報活動に取り組んでいます。株式会社成田は洲本市に本社を置き淡路島で建設業、土木業を営む会社です。「暮らしのお困りごとを解決します」をモットーに2017年からかいぼり事業に着手し、大量の泥を常時吸引・排出できるモバイルポンプかいぼり君を開発しました。

洲本プロジェクト企業連携班は、かいぼり君の優れた機能をPRするため賞に応募したりパンフレットなどの作成を進めてきました。この日は、かいぼり君を使った現場を見学できるということで、南あわじ市にある竹谷下池に行きました。

かいぼりは冬期に池の水を抜き底にたまった泥を川に流す作業です。泥に含まれるミネラル豊富な成分が海に流れることで、ノリの色づきが良くなる効果が認められています。また、泥のかき出しが池の適正管理につながり防災面にも効果があります。

洲本市土地改良事務所が竹谷下池を管理する田主(たず)から依頼を受け、池の底にある栓=底樋が詰まっていたため、かいぼり君を稼働させることになりました。

淡路信用金庫や株式会社パソナ、南あわじ市の方々も含め41名が参加、消防ポンプの放水で固まった泥を剥がしたあと、鋤で泥を攪拌しながら柔らかくします。かいぼり君で底樋周辺の泥を吸引し、同時にポンプの力で川へ流していきました。


放水しながら泥をはがす


放水しながら泥をはがす


開発されたかいぼり君


泥水をポンプで吸引する


数時間の作業の結果、詰まっていた底樋が開通し通常の水路から池の水を流せるようになりました。農閑期の冬のあいだはこのまま池を天日干しにして水質改善に努めるそうです。初めてかいぼりを体験した学生は、予想以上の大掛かりな作業に驚きながらも胴長を着て汗を流しました。


泥を攪拌して柔らかくする


池の水が抜かれた池の様子


【本件のポイント】

  • 学生・教職員・一般の方を対象とした社会的テーマを題材とした映画とミニレクチャーのイベント
  • 中東現代政治の専門家である濱中新吾法学部教授によるミニレクチャーを併せて開催
  • 一人で映画を見るだけでは得られない視点や考え方を得る機会に

 

【本件の概要】
 龍谷大学ユヌスソーシャルビジネスリサーチセンターでは、あらゆる「壁」や「違い」を乗り越え、世界の平和に寄与するプラットフォームとなることを目指し、様々な事業を運営しています。
 その一環として、大学内の本格的なシアターで、社会的テーマを題材とした映画と教員によるミニレクチャーを開催するイベント「RYUKOKU CINEMA」を2021年度から実施しています。
 今般、ハマスとイスラエルの紛争を受け、本学は2023年10月12日付で「ハマス―イスラエルの紛争に対する声明」を発出しました。本上映会を通じ、ニュースを通じてしか触れることのないガザで、人びとが我々と同様に暮らしているのを想像するとともに、イスラエル、パレスチナ、周辺の様々な立場を理解した上で、多くの方々と、共に考える機会にしたいと考えています。

 

日  時:2023年12月12日(火)17:00~20:00
上映作品:「ガザ 素顔の日常」(92分/アイルランド・カナダ・ドイツ/2019年/ドキュメンタリー)
ミニレクチャー:濱中 新吾(法学部教授)「イスラエルはなぜガザ攻撃を止めないのか」
対  象:本学学生、教職員、一般の方
場  所:龍谷大学成就館Main theater(龍谷大学深草キャンパス内)
費  用:無料
申込方法:前日までに申込フォーム(https://x.gd/Ack2W)に入力


上映映画のワンシーン

問い合わせ先:
龍谷大学ユヌスソーシャルビジネスリサーチセンター(龍谷エクステンションセンター内)
Tel 075-645-2098  ysbrc@ad.ryukoku.ac.jp  https://ysbrc.ryukoku.ac.jp/index.php


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【チラシ】RYUKOKU CINEMA_ガザ素顔の日常


【本件のポイント】

  • 栗原氏がこれまでのキャリアで得た経験や女性起業家のサポートをされてきたことを講演。
  • 栗原氏が初の女性総合職として日本開発銀行に入行され、様々な役職を歴任されてきた経験を聴講することで、学生のキャリアプランを考える機会を創出。


【本件の概要】
 龍谷大学農学部では、2016 年度から各業界の企業経営者をお迎えし、業界や企業における 「食」や「農」に関する事業展開や戦略、国際社会における課題等を講演いただいています。
 2023 年度は、株式会社価値総合研究所※の代表取締役会長である栗原 美津枝氏をお迎えします。栗原氏には、日本開発銀行に入行されてから様々な業務に従事された経験や「女性起業サポートセンター」を立ち上げ、実際に多くの女性起業家のサポートをされてきたお話を交えながらご講演いただきます。
 農学部の学生たちは農作物の育成から生産・加工・消費までの「食の循環」を体験・学修するなかで、持続可能な社会の実現を目指しています。また、農学部は理系学部ながら在学生の約40%を女子学生が占めています。今回の講演では、このような学生たちの研究テーマの選択やキャリアプランを考える機会を創出します。

日 時: 2023年 12 月7 日(木)11:00~12:30
場 所: 龍谷大学瀬田キャンパス 8 号館 103 教室(滋賀県大津市瀬田大江町横谷 1-5)
内 容: 『社会課題解決こそ成長の鍵』(株式会社価値総合研究所 代表取締役会長 栗原 美津枝 氏)
対 象: 「日本・京滋の食料と農業」および「食料流通システム論」の受講生等(農学部生約400名)

※株式会社価値総合研究所
"環境・エネルギー"、"運輸・交通"、"都市・住宅・不動産"、"経済・産業・情報"、"地域活性化"等の分野で、経済均衡・地域経済モデルや地理情報システム(GIS)を始めとした多様な手法を駆使しながら、リサーチ&コンサルティング業務を行っている企業。https://www.vmi.co.jp/jpn/index.html


問い合わせ先:龍谷大学 農学部教務課 担当者 新田
Tel 077-599-5601  agr@ad.ryukoku.ac.jp  https://www.agr.ryukoku.ac.jp/


 2023年11月18日(土)、2023年度政策学部合同演習討論会が開催されました。

 この討論会は、多様な分野のゼミナールが、互いの研究活動の内容を知ることで
 自身の知見や教養の幅を広げるとともに、今後の研究活動に対する意識向上に
 つなげることを目的としています。

 政策学部生による自治組織「政策学部ゼミナール連合会」の運営のもと、
 今年度は15ゼミが3会場に分かれて参加し、熱い議論を交わしました。




11月8日、台湾の国立嘉義大学(National ChiaYi University, NCYU)から、陳 宣汶(Prof. Hsuan-Wien CHEN)生物資源学部 主任研究者(PI:principle investigator)のグループが環境生態工学課程に来訪、寄生虫と外来生物に関するセミナーを開催。本学から三木 健 教授と山中 裕樹 准教授の研究室の学生や博士研究員が加わり研究交流を行ないました。

2008年より日台間で生態学や環境問題にかかわる科学者・学生の交流がおこなわれ、「日台生態学ワークショップ」による研究交流会を定期的に開催、2016年の第5回研究交流会では本学が主催するなど交流を深めてきました。

陳 宣汶先生は当初よりこのワークショップの主要メンバーでしたが、今回の訪問を契機に,龍谷大学と国立嘉義大学の二大学間でも定期的に生態学・生命科学・環境科学関連の学生の研究交流を進めていきたいとの提案があり、今後ますます活発な交流が期待されています。

【関連リンク】
陳宣汶先生の研究室ウェブサイト(中文)


【用語解説】
国立嘉義大学
1919年に設立された「台湾公立嘉義農林学校」が始まり。1931年には甲子園に初出場し準優勝をしたことでも有名。現在では7つの学部を擁する総合大学として各界で国際的に活躍する人材を輩出しています。



日台間で活発に交流がおこなわれた


学部生も大学院生も自分の研究内容を英語で発表している姿が印象的だった


陳 宣汶(Prof. Hsuan-Wien CHEN)嘉義大学 生物資源学部 主任研究者


三木 健 環境生態工学課程 教授


1号館の噴水前で


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