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 11月8日(水)に第3回 REC BIZ-NET研究会「摩擦発熱現象を利用した固相接合法のご紹介~最新の研究開発動向と社会実装を目指した取組~」をハイブリッド(対面+Web)にて開催しました。

 金属を接合する技術の固相接合は、一般的な「溶接」と比較してエネルギー消費量が小さいことに加え、異材接合にも適しています。また、溶接すると割れてしまうような金属材料へも適用することができます。これらの特徴は、製品の「軽量化」「応用範囲の拡大」を加速し、「カーボンニュートラル」へ寄与します。大阪大学接合科学研究所と龍谷大学は、共同研究を通して、固相接合のさらなる社会実装を目指しています。
 今回の研究会では、固相接合に関心をお持ちの企業様や接合技術に課題をお持ちの企業様を主な対象とし、固相接合の研究開発動向や社会実装への取り組みをご紹介しました。

講演テーマ①「強度低下のない接合を実現する低温固相接合技術群の確立」
       大阪大学 接合科学技術研究所 所長 藤井 英俊 教授
 溶接・接合は、モノ作りの基本であり、あらゆる産業分野で用いられています。モノ作りの分野では、「割れ」等の発生によって、溶接できない素材が多数あり、金属製品開発の範囲を大きく制限してきました。我々は、固相かつ低温で行う接合技術を開発し、変態を伴わない「無変態接合」を実現しました。強度低下を起こさない接合(完全接合)の実現により、接合部を考慮した設計が不要となります。
 本講演では、これら接合技術について、ご紹介いただきました。

講演テーマ②「京滋地域における固相接合の社会実装に向けた取り組み」
       龍谷大学 先端理工学部機械工学・ロボティクス課程 講師  森  正和
 固相接合は、これからのモノづくりに欠かせない技術と考えております。我々は、大阪大学接合科学研究所藤井研究室と連携し、特に、京滋地域における固相接合の社会実装に向けた取り組みを行っています。
 本講演では、共同研究事例の紹介、また、大阪大学と龍谷大学の研究成果を元に創業した株式会社Solid Phaseの事業内容も併せてご紹介いただきました。




 各講演後の質疑応答の時間には、対面、オンラインともに参加者から積極的な質問が寄せられ、今回の研究(講演)内容への関心・注目の高さが伺えました。

 最後は対面参加の方を対象に講師との名刺・情報交換の場を設け、参加者数十名が列を作り、藤井先生、森先生と言葉を交わされました。併せて会場内には森先生によるポスター展示やサンプルの展示コーナーも設けられ、参加者の熱い視線を集めていました。
 
 開催後のアンケートには、研究会の内容に関し好評の声が多く寄せられたと共に講師への質問も届きました。今後、新たな産学連携、産官学連携が期待できる研究会となりました。


講演中の藤井先生


講演中の森先生


名刺交換の様子


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チラシ


 

10月13日(金)の教義学演習ⅠBの授業時間内にて、西本願寺聞法会館の常例法座の聴聞に行きました。

 

 

体調不良やインターンシップで欠席の学生が多かったため、授業内容を急遽変更しての実施となりましたが、学生にとって、伝道の現場を体験する貴重な経験となりました。

 

ご講師は、担当者(玉木教授)の学生時代同期の中村英龍師でした。 「自分を誤魔化さずに見つめられる道場として、各家庭にお内仏をお迎えすること」を分かりやすくお話しくださいました。

 

 



2023年10月28日(土)の10時から、仏教学基礎演習(1回生対象)の4クラス合同の学外研修として、東福寺を参拝しました。

京都五山の一つ東福寺は、臨済宗東福寺派の本山であり、「伽藍面」と呼ばれるほどの立派な伽藍が建ち並ぶ寺院です。このたびの研修では、重要文化財の禅堂で坐禅を体験したり、一般公開されていない本堂(仏殿兼法堂)内や三門楼上を拝観したりしました。

 

 

坐禅体験では、最初に東福寺の御坊様に坐禅の目的や作法についてご説明いただきました。学生たちは慣れない座り方に苦戦しながらも、坐禅が始まると、静寂の中、集中して坐禅に取り組んでいました。

 


東福寺塔頭一華院・永井秀嶺様の指導の下に、坐禅をおこなう受講生


 

本堂では、堂内に入り、ご本尊の釈迦如来立像(重要文化財)を拝観したり、天井に描かれた蒼龍図を鑑賞したりしました。また音が響くように設計された本堂の中で、実際に堂内に響く音を体感しました。


本堂内でお堂の歴史や釈迦如来立像の説明を聞く受講生


 

国宝の三門では、楼上内部に安置されている宝冠釈迦如来坐像や十六羅漢像を拝観しました。また楼内の天井や柱に明兆とその弟子が描いた浄土画を間近で鑑賞することができました。三門楼上から東福寺全体を見渡し、あらためて伽藍の荘厳さや広大な境内を実感しました。

 

 


三門から境内や京都を見渡す受講生


 

仏教学科では、文化財を通した学びや体験重視の実習を取り入れた講義を開講しています。今回の東福寺研修もその一貫として実施したもので、これからもこのような講義やイベントをおこなっていく予定です。

 

 

※東福寺様のご協力により、座禅体験や特別拝観などを実施することができました。格別のご厚情を賜りましたこと、心より御礼申し上げます。


伊達 浩憲 経済学研究科長の任期満了(2024年3月31日)にともなう選挙会を11月15日(水)に実施した結果、次期経済学研究科長に大原 盛樹(おおはら もりき)教授を選出しましたのでお知らせいたします。大原教授の略歴は、下記のとおりです。

 

【龍谷大学経済学研究科長】
任  期: 2024年4月1日~2026年3月31日まで
氏  名: 大原 盛樹(おおはら もりき)教授 
 

【専門分野】
 中国経済論、アジア産業発展論

 

【最終学歴】
1993年9月 英国ロンドン大学東洋アフリカ学院経済学研究科修了

 
【学位】
 博士(経済学)〔京都大学〕(2007年3月)

 

【職歴】
1993年10月    アジア経済研究所(現日本貿易振興機構アジア経済研究所)入所
1997年3月    在中国(北京、成都)海外派遣員(中国社会科学院工業経済研究所、四川省社会科学院経済研究所)
2004年4月    東京外国語大学大学院(地域文化研究科国際協力コース)客員教授
2006年3月    在米国(バークレー)海外調査員(Center for Chinese Studies, University of California, Berkeley)
2007年3月    在中国(北京)海外調査員(中国社会科学院工業経済研究所)
2010年4月    龍谷大学経済学部准教授
2021年4月    龍谷大学経済学部教授(現在に至る)

 

【研究業績】
・Industrial dynamics in China and India , Palgrave Macmillan , London , 2011 
・都市労働者の社会的保護意識が技能選択に与える影響ー北京と蘇南での調査から(張迎と共著)中国経済経営研究 4(2) 1-19 2020年
・中国の自動車解体産業に見るフォーマル部門のインフォーマリティと地方政府の関与 : 主に吉林省の事例から(呂苑渓と共著)社会科学研究年報 (46) 155-176 2015年  
・郷鎮へ届くメーカー主導の統合型販売ネットワークーオートバイと電動二輪車の事例ー(庄倩と共著) 中国21 (38号) 143-165 2013年 
・中国の新しい自動車産業発展計画と省エネ・新エネ化の展望 自動車工業 2-9 2012年  
・中国とインドの産業発展過程の比較―異なる競争とダイナミズム 現代中国研究(28)2-11 2011年
・Comparing the interfirm relations in motorcycle industry in China, Taiwan, and India 経済論叢182(2) 257-278 2008年
 

【所属学会】
中国経済経営学会(現在、理事)

 

問い合わせ先:龍谷大学 経済学部教務課 内田、乾
Tel 075-645-2496  keizai@ad.ryukoku.ac.jp  

 


 社会学部の「社会共生実習(いくつになっても出かけられる~高齢者を元気にする介護ツアー企画~)」(担当教員:現代福祉学科 髙松智画)では、高齢者を対象とした学生企画の介護ツアー実施を予定しています。
 
 介護ツアーを計画するにあたって、高齢者の方の意見を参考にさせていただくべく、11/10(金)には3名の方にご協力いただきインタビューをおこないました。


しっかりと聞き取りをしている様子


話に耳を傾ける受講生

 ゲストの方々と受講生を2グループに分け、20分ずつ各ゲストへ外出や旅行に対して気を付けていることや、介護ツアーへの希望などの意見を伺いました。

 車いすで「外出する際にどんなことに気を付けているか」「外出する際にどんなことに困るか」などの質問に対し、少しの段差でも一人で押すことはとても大変であること、ストッパーのおろし忘れに一番気をつけていることなどを教えてくださいました。

 「どのような場所に行ってみたいか」や「もう一度行ってみたい場所」などの質問に対し、「車いすで、奈良の正倉院展や京都迎賓館に行ったことがある」、「琵琶湖のミシガンに乗ったことが楽しかった」、「昔は家族でよく山登りや釣りをしたので自然の景色が綺麗な所に行きたい」など、今までに訪問された場所での思い出を交えながら熱心にお答えくださいました。


多くの質問にも真摯にお答えくださいました

 インタビューの合間の休憩時間には、受講生が考えた簡単な体操やゲームを行い、インタビューだけでなく、高齢者の方々と交流を図ることができました。


休憩時間のゲームの様子


笑い声もたくさん聞こえました

 穏やかにお話しくださるゲストの方々のお話に、受講生たちはしっかりと耳を傾け、時間が許す限り質問をしていました。

 最後には全員で記念写真を撮り、終始和やかな雰囲気でインタビューを終えました。


最後には 笑顔でパチリッ

 今後、受講生は伺った意見を取り入れながら3月の実施に向けて、ツアー計画を練っていく予定です。

 社会学部「社会共生実習」について、詳しくはこちらの【専用ページ】をご覧ください。


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