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Volunteer NPO Center

ボランティア・NPO活動センター

センターからのメッセージ

ご挨拶 「対話する力を育む」

ボランティア・NPO活動センター長 筒井のり子

長い間、日本社会は、ほぼ同じような価値観や生活習慣を持つ者同士の集まりの中で、事細かに説明しなくてもいい「察しあう文化」を培ってきたと言われます。これは素晴らしいことだと思います。

しかし、今や日本で暮らす外国人は約260万人。50人に1人の割合です。2019年4月からは入管法の改正により、さらに増加すると予想されます。経済のグローバル化が進む中、若者や子ども達はこれから否応なく国際社会を生きていくことになります。そこでは、「察し合う文化」は通用しません。自分たちの価値観や論理を他者に言葉で説明する力が求められるようになります。それは単に語学ができるとかしゃべるのが上手という意味ではありません。

これから求められるのは、「対話」する力です。親しいもの同士の単なる「会話」でもなく、異なる論理を戦わせてどちらか一つに決める「対論(ディベート)」でもありません。異なる価値観や論理を持つ人達が、互いにその擦り合わせを行い、お互いが「変わる」ことで新たな概念を生み出して行くのが「対話」です。

こうした力を身につけるためには何が必要でしょうか。それは、自分と異なる立場、状況、文化、言語をもつ多様な人と出会い、ともに何かに取り組む(協働する)という経験です。その意味で、ボランティア活動は個人にとって、そして社会にとって本当に大きな意味を持っています。

ボランティア活動に参加することで、通常の学生生活だけ送っていたのでは、とうてい出会えないような人達や課題に出会うことができます。たとえば、開発途上国の人々、ホームレス状態にある人、大災害によって生活基盤を失った方々、心身の障害や難病による生活課題を抱えている人・・・。そして、それらの課題解決に取り組む活動の中で、地域住民、企業人、自治体職員、NPO/NGOスタッフなど・・・。

さて、問題はその入り口です。何に取り組めばいいのか、どこから始めたらいいのか、多くの人は立ち止まってしまうでしょう。

しかし、安心してください。龍谷大学にはボランティア・NPO活動センターがあります。専門職であるボランティアコーディネーターと学生スタッフが、相談にのってくれます。また、海外体験学習、被災地での学習と支援、大学地元での防災活動、商店街活性化、環境保全活動、社会的孤立を防ぐ活動等々、多彩なプログラムも展開しています。

ボランティア活動に参加することで、学生生活の幅がぐんと広がるはず。ぜひ、センターへ足を運んでください。

ボランティア・NPO活動センター長
筒井 のり子