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 実践真宗学研究科では、春期入学試験の受験を検討しているみなさんを対象とした進学ガイダンスを、2021年1月7日(木)に開催いたしました。
 引き続き、1月14日(木)にも開催いたしますので、是非ご参加いただきますようにお願いいたします。

 また、ホームページにて、実践真宗学研究科紹介動画も掲載しておりますので、ご覧いただきご質問がありましたら受付をいたします。

 参加した学生からのアンケートでは、大学院進学を考えるにあたって決め手になる要因は、資格取得(臨床宗教師、布教使)に多くの関心が寄せられていました。特に、臨床宗教師については、所定の実習・講義を修得することより、「臨床宗教師」修了証書が授与され、日本臨床宗教師会「認定臨床宗教師」の資格が取得可能であることが魅力であるようでした。

 実践と名のついた大学院は、全国でも三校しかないことから、注目されている大学院です。是非、実践真宗学研究科の受験を検討をいただきますようにお願い致します。関心のある方は、文学部教務課(大宮)までお電話いただきますようにお願いいたします。

<実践真宗学研究科進学ガイダンス・合同研究室開放日>
○進学ガイダンス 2021年1月7日(木)12:30~13:10 西黌102教室(対面にて開催済み)
○合同研究室開放日 2021年1月7日(火)~8日(金)12:30~17:00

○進学ガイダンス 2021年1月14日(木)12:30~13:10  オンライン(ZOOM)開催)
参加申込:
 Zoomミーティングに参加する 
 ※関心のある方はご自由にご参加ください。
○合同研究室開放日 2021年1月14日(火)~15日(金)12:30~17:00

(お問い合わせ先)文学部教務課(大宮)075-343-3317

<実践真宗学研究科 紹介動画> 
URL 実践真宗学研究科 紹介動画
・設置趣旨と3つの特徴
・大学院生の活躍と修了生の進路先
・Voice 院生の声 ~臨床実習を終えて~

【入試日程】
〇 春期試験(一般入試・社会人入試・指定校推薦入試)
・出願期間:2021年1月6日(水)~1月22日(金)
・試 験 日:2021年2月21日(日)

<実践真宗学研究科チャンネルについて>
実践真宗学研究科に所属している大学院生がHPやパンフレットの+αの大学院の情報をYouTubeにて発信しています。よろしければご覧ください。
YouTube 実践真宗学研究科チャンネル


実践真宗学研究科では、春期入学試験の受験を検討しているみなさんを対象とした進学ガイダンスを、開催いたします。

ホームページにて、実践真宗学研究科紹介動画も掲載しておりますので、ご覧ください。

是非、実践真宗学研究科の受験を検討をいただきますようにお願い致します。関心のある方は、文学部教務課(大宮)までお電話いただきますようにお願いいたします。

<実践真宗学研究科進学ガイダンス>
1 オンラインによる進学ガイダンス
日  時: 2021年1月14日(木) 12時30分~13時10分
質問方法: オンラインにてご説明をいたします。お気軽にお越しください。
参加方法: こちらから参加ください   Zoomミーティングに参加する

2 実践真宗学研究科合同研究室開放日
日  時: 2021年1月14日(木)~1月15日(金) 12時30分~17時00分
※新型コロナウイルス感染拡大に伴い開催できない場合は、お知らせいたします。

<実践真宗学研究科ホームページ>
URL 実践真宗学研究科ホームページ にてご確認ください。

<実践真宗学研究科 紹介動画> 
URL 実践真宗学研究科 紹介動画
・設置趣旨と3つの特徴
・大学院生の活躍と修了生の進路先
・Voice 院生の声 ~臨床実習を終えて~

<実践真宗学研究科 入学試験情報>
〇 春期試験(一般入試・社会人入試・指定校入試)
・出願期間:2021年1月6日(水)~1月22日(金)
・試 験 日:2021年2月21日(日)
・合格発表:2021年2月27日(土)

〇学内進学奨励給付奨学金申請期間
 申請期間1月6日~1月12日
 ※文学部教務課(大宮)へお問い合わせください。

<実践真宗学研究科チャンネルについて>
実践真宗学研究科に所属している大学院生がHPやパンフレットの+αの大学院の情報をYouTubeにて発信しています。よろしければご覧ください。

YouTube 実践真宗学研究科チャンネル



日本を代表する航空会社の日本航空株式会社(JAL)取締役副会長の藤田直志氏をお招きし、「これからの航空業界」と題してご講演頂きました。
今回は、新型コロナウイルス感染防止の観点から、オンライン(ZOOM)で実施を行いました。
国際学部の学生だけでなく、他学部の学生も含め、180名程度の参加がありました。

講演の中では、「観光立国を目指す日本とツーリズム産業」「新型コロナウイルス感染拡大の影響」「新型コロナウイルスの危機を乗り切るために-マーケット」「JALフィロソフィと部門別採算制度について」「社会人としての生き方」の5つのテーマに関して、日本や世界の現状を踏まえながらお話をいただきました。
新型コロナ禍において大きな打撃を受けている観光・航空業界において、これからの観光・航空業界の使命や役割や新たな可能性の部分についてお話がありましたが、特に観光業界・航空業界だけでなく、地域や社会全体で支えあってこの危機を乗り切らないといけない、という点や雇用を維持しないといけないといったお話では、SDGsの理念「“No one will be left behind” 誰一人取り残さない」の実現を具現化するものとして、大きな感銘を受けました。
そして、働くということへの考え方や価値観等を藤田様ご自身やJALグループの事例を通してお話頂きました。JALグループの企業理念やJALフィロソフィのお話は、いずれは大学を卒業し、社会人として進んでいく本学学生達にとって、人として、社会人として、どう仕事に向き合っていくべきかを教えて頂いた、とても素晴らしい機会となりました。
最後におっしゃられていた「常に明るく前向きに」といお言葉は、暗いニュースが多い社会状況の中で、とても大切な言葉であると改めて感じました。

また、講演会終了後の質疑応答においては、観光や航空業界に興味をもつ学生からの質問に関して、日本航空としての取り組みをご紹介頂き、講演会後も多くの学生からの質問に対して、一人一人丁寧にご対応頂きました。

以下聴講した学生からの感想を一部ご紹介します。

■私は、現在コロナの影響により厳しい現実の中で「フィロソフィ」を大切にして働いておられるJALの皆さんを知り、とても尊敬しました。さらに、藤田様が仰っておられた、「試練に感謝すること」が私自身とても心に響きました。将来私も感謝出来るよう、今後改めて精進していきたいと感じました。

■私が今回の講演で特に印象に残ったことは、デジタルイノベーションの取り組みです。コロナウイルスが世界的に流行している今日において非対面・非接触のチェックインなどは、今現在まさに求められているものだと感じました。さらに、オンラインでの研修会などによる働き方の変化も大変興味深かったです。

■私が今回の講演を聞いて特に印象に残ったのは、企業理念とJALフィロソフィについてです。全社員の物心両面の幸福を追求する姿勢や、「一人ひとりがJAL」など社員とのつながりや社員を大切にしていることが伝わってきました。コロナ禍で地域へのボランティアの参加など知らなかった活動も知ることができてとてもよかったです。IT化に伴う非対面、非接触が可能になる機械の導入や、貨物便運航のコロナ禍での取り組みはとても素晴らしいなと思いました。

■私は、新型コロナウイルスによる観光業界への多大な影響を認識できたとともに、観光業界がどのように対策を行っているのかということを知ることができ、とても勉強になりました。また、藤田さんが仰っていた通り、会社とは人と人とが関係しあうことによって成り立っているというお話がありました。これからの大学生活でたくさんの企業さんに必要とされるような人間になりたいと思います。


 

みなさま、新年明けましておめでとうございます。年頭にあたり、一言ご挨拶申し上げます。

昨年は新型コロナウイルス感染一色に染まった感がいたします。未だに先が見通せない状況です。今年の正月は残念ながらめでたい気分に浸ることはできませんでした。視聴してくれている学生諸君の中には、故郷に帰ることができなかった人も大勢いるかと思います。仲間との楽しい会食を止めにするなどいろいろと制約があり、いまは耐え忍ぶことが必要になっています。

 

仏教では、菩薩が実践すべき大事な徳目のひとつに「忍」(忍辱)というのがあります。まさに耐え忍ぶこと、これが「忍」であります。正直言いまして、これが重要な事項であることは、若いときは実感がもてませんでした。忍耐力ということであれば一般にも言われることであり、なにも仏教をもち出すまでもないだろうと考えていた訳です。しかし、仏教で云う「忍」というのは「ただ我慢する」というものではありません。
私たちの穏やかな日常というのは、いつまでも続くものではありません。時に、予測できない事態がふりかかるものです。突然に、大切な肉親の死にあうこともあります。突然に、病魔におかされることもあります。突然に、自然災害に見舞われることもあります。人生は思い通りにならないものなのです。このコロナにしてもそうです。
コロナ禍にあって、ステイホームということが盛んにさけばれました。若い人にとっては、自室にこもれば息苦しさを感じてしまいます。ただ、その時に他者との関わりの大切さに気づく人もいたはずです。平常時にはなかなか気づかない。仏教で云う「忍」とは気づきを促すものなのです。耐えろ、辛抱せよ、といった根性主義とは違うのです。仏教で云う「忍」は目を開かせてくれる、智慧へと結びついていく性格のものです。
これまで学生諸君に、何度かメッセージを放ちました。このコロナ禍にあって、ステイホームをしている時、どう生きるべきかを考えようと促しました。でも、自分勝手に「どう生きるか」を考えても肝心なことは見えてきません。自分にとってどう都合よく生きるか、となってしまうものなのです。
問いかけが大事です。「今の自分にできることは何なのか」。そして、その問いかけをする前提として、今の状況をどう捉えるか。自己を見つめること、と同時に社会を見つめる、ということが大事です。

この度の新型コロナ感染拡大はまず中国・武漢が発生源とみなされ、大きく報道されました。中国の女性作家に方方(ファンファン)さんという方がおられます。その方方さんが、都市封鎖された武漢市の様子をブログで発信し始めたのは昨年の1月下旬からでした。このコロナ禍にあって私の心に響いたのは方方さんの言葉でした。彼女は2月24日にこのような文章を綴っています。

私は言っておきたい。ある国の文明度を測る基準は、どれほど高いビルがあるか、どれほど速い車があるかではない。どれほど強力な武器があるか、どれほど勇ましい軍隊があるかでもない。どれほど科学技術が発達しているか、どれほど芸術が素晴らしいかでもない。ましてや、どれほど豪華な会議を開き、どれほど絢爛たる花火を上げるかでもなければ、どれほど多くの人が世界各地を豪遊して爆買いをするかでもない。ある国の文明度を測る唯一の基準は、弱者に対して国がどういう態度を取るかだ。

もう一度、最後の文を読み上げます。

「ある国の文明度を測る唯一の基準は、弱者に対して国がどういう態度を取るかだ」

本学の建学の精神と響き合う言葉だと受けとめました。彼女が発信した言葉は『武漢日記』(河出書房新社)として発売になりましたから、関心のある方は読んでみてください。

この度のコロナ禍は文明災、文明の災いともいうべきものです。私たちに豊かさ、快適さ、便利さをもたらしてくれた文明が私たちを苦しめているのです。気候変動、環境破壊、文明の災いは、近年強力なものとなっています。さらに20世紀末から未知のウイルスが次々と現れてきました。そして今回のコロナパンデミック。人類が自然の隅々まで開発の手を伸ばした、生態系へのとめどない介入が未知のウイルスを人間社会に呼び込んでいるのです。今、人類に対し、大きな問いかけがなされています。「果たして私たちの文明はこのままでよいのか」と。

それにしても、学生諸君はいま手応えが感じられないままでいるかと思います。困難な状況。忍耐を強いられる状況。若者にとっては辛いことであります。ハンデを背負った状況にある人の営みから、何かを学びとることができるのではないかと、私は考えています。
あるテレビ番組で「ベストを尽くせたことが幸せ」という言葉に胸を打たれました。その番組というのは「私は左手のピアニスト 〜希望の響き 世界初のコンクール〜」です。
これは2018年11月に「左手のピアニスト」のためのコンクールとして開催された国際コンクールを取材した番組です。何回か再放送されたようです。この正月にも再放送されました(2021年1月2日 BS1)。ご覧になった方もおられるかと思います。
ジストニアという病気を発症して右手が動かなくなったピアニストたち。彼らは将来を期待されながらピアノが両手で弾くことができなくなったのです。
絶望の淵に立たされ、そこから再起してコンクールに臨むピアニストたち。左手だけでピアノを弾く。コンクールですから最終的には順位がつきます。参加者のひとりがコンクールを終えて言った言葉が胸に刺さりました。

「ベストを尽くせたことが幸せでした」

困難な状況下であっても、最善を尽くす。不安を抱えながらも最善を尽くす。それが幸せだ。考えさせられます。
私たちは日ごろ、何を幸せだと思って生きているでしょうか。欲しいものが手に入る。その時幸せを感じます。しかしまた次に別のものが欲しくなる。実は、それではいつまでたっても幸せがこないのです。
ある意味、私たちには欲望のエデュケーションが必要なのです。ハンデを背負っても、ピアニストであり続けたい。そうした強い意志が、参加したピアニストたちから精進努力を引き出したのです。

さて、仏教経典には、絶望をした人たちが多く登場いたします。息子が父親を殺し、母親を牢獄に閉じ込める。そうした物語が観無量寿経というお経の中に説かれています。母の名前は韋提希(イダイケ)。しかし、彼女はお釈迦さまから阿弥陀仏に関する法話を聴き、救済を得るのです。
正信偈の中にそのことが出てきます。親鸞聖人は唐の高僧善導を称える中で、韋提希が三つの「忍」、「三忍」を得たと語っています。

「与韋提等獲三忍」

という部分であります。三つの忍、すなわち、喜忍・悟忍・信忍です。阿弥陀如来の心を承認することができたという喜びを表す言葉です。それが三忍。三つの忍という言葉であります。
さきほどの「忍」は耐え忍ぶ。それは智慧へと繋がると申しました。ここでの「忍」は真理に対する頷き、喜びを表すものなのです。

教えにふれることで悲しみを喜びに転換することができるという確信の中に、親鸞聖人は生きています。苦しい状況下であっても喜びに転換する力を恵まれている確信の中に、親鸞聖人は生きています。建学の精神にふれる。建学の精神を学ぶ。それは、私たちが生きていくうえで大きな力を得ることにつながっていきます。学ぶ前提として一人ひとりが、自己をみつめ、社会をみつめる。
生涯にわたって学び続ける力を養う場が龍谷大学です。本当の幸せとは何であるかを見きわめる大学。それが龍谷大学です。自分の弱さ・愚かさを認めつつ、確かな道を歩んでいける土台をつくる大学。それが龍谷大学です。

昨年、本学では2039年の創立400周年を目指した長期計画「構想400」がスタートしました。図らずもコロナ元年となってしまいました。しかしながら、各人がこれまでの生き方を省みる、そして、近代文明以降の文明社会を省みる、そうした機会にしたいと私は考えています。創立380周年に掲げた「自省利他」を実践していきましょう。コロナという危機を、新たな価値観を創り上げていく契機とし、飛躍を遂げる機会と捉えましょう。個人の生き方だけでなく、組織の在り方をみんなで考え直す機会といたしましょう。共に助け合い、支え合いながら最善を尽くしてまいりましょう。

今、感染拡大がとまりません。最後に、視聴してくれている学生諸君には改めて自重した行動、当事者意識をもった行動を心がけてもらいたいと思います。
みなさまの健康を心から願い、私の年頭の挨拶とさせていただきます。
本日はご参加いただき、ありがとうございました。



新春シンポジウム「臨床宗教師研修の闇と光 ~2021年度臨床宗教師・臨床傾聴士研修募集要項」

日時 2021年1月13日㈬午後6時~7時
   オンラインzoom開催
主催 龍谷大学大学院実践真宗学研究科
   世界仏教文化研究センター

講師 谷山洋三(東北大学文学部准教授・龍谷大学大学院実践真宗学研究科アドバイザリーボード)
演題 臨床宗教師の現状と未来

ドキュメンタリーフィルム上映
「臨床宗教師研修で学びあえた大切な物語 episode7」
製作 鍋島直樹(龍谷大学大学院実践真宗学研究科長・文学部教授・臨床宗教師研修主任)
発表 2020年度研修生(佐々木氏、吉水氏、柳田氏、新發田氏)

メッセージ
ドキュメンタリーフィルムを楽しみにしていてください。
COVID-19 pandemicの闇の中で、あたりまえの日常がどれほど大切であるかに気づきました。
私は計画を綿密に立てては中止が続く中で、心は折れそうでした。
春、宮城県南三陸町の佐藤仁町長からもお電話がかかり、「残念だけど中止しよう。またやりましょう」と声をかけてくださいました。宮崎市の橘保育園・橘デイサービスセンターには、マスクや医療機器を届けました。8月にはできそうだったのですが、第二波がきて、9月の宮崎実習は中止となりがっかり。秋、打本先生が施設長とご準備してくださった特別養護老人ホーム常清の里の実習も、直前に中止が決定されました。
それでも2020年秋に、研修生は、大学で会えると笑顔でいつものように声をかけてくれました。
そのなんでもないことがこれほどうれしいことはありませんでした。
それぞれつらかったことと思います。
あそかビハーラ病院緩和ケア病棟だけが、私たちを受け容れてくださいました。それは光でした。
闇の中の光は、仏さまがどんなときも変わりなく照らし護ってくださる光であり、柳田さん、佐々木正暁さん、吉水さん、新發田さんたち研修生一人ひとりです。
鍋島直樹実践真宗学研究科長

・・・・・・・・・・・・・・
新春シンポ「臨床宗教師研修の闇と光」実践真宗学研究科

時間: 2021年1月13日 05:30 ~
URL Zoomミーティングに参加する


★新春シンポジウムにおいて、2021年度「臨床宗教師・臨床傾聴士研修」教育プログラムが発表されますこと申し添えます。



講師 谷山洋三(東北大学文学部准教授・龍谷大学大学院実践真宗学研究科アドバイザリーボード)


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