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犯罪学研究センター(CrimRC)の研究活動に携わる研究者について、気軽に知っていただくコーナー「犯罪学CaféTalk」。研究の世界に馴染みのない方も、これから研究者を目指す学生の皆さんにも、是非読んでほしい内容です。
今回は、吉川 悟教授(本学文学部/犯罪学研究センター「対話的コミュニケーション」ユニット長)に尋ねました。
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Q1. 吉川先生の学生時代について教えてください。



「学生時代はサッカー部でしたので、日々サッカーに明け暮れていました。また、モーグルもやっていて、冬になると仲間とよく滑りに行っていましたね。とはいえ苦学生だったので、アルバイトにも精を出していました。特に稼ぎが良かったのは、飲み屋さんの裏方スタッフです。住宅地の中にある高級な飲み屋さんで、今でいうクラブです。それと道路交通誘導員です。これが一番儲かりました。当時、一晩で1万円を稼いでいました。なので、学生時代はサッカー、モーグル、アルバイト、この三本柱で過ごしていました。勉強の方は全くしていませんでした(笑)」


Q2. 臨床心理の道に進まれた理由はなんですか?
「モーグルができなくなったからです(笑)モーグルは、セミプロのレベルだったので、将来モーグルで飯を食っていくつもりでいたんです。ところが、春スキーの最中に怪我をしてしまい、その影響でモーグルを続けられなくなってしまいました。どうしたら飯を食えるかなと考えた結果、臨床心理の道に進みました。当時は、臨床心理を実践したいと手を挙げたら、誰でもやれた時代でしたから…。だから、学生時代に勉強をしてこなかった私でもなれたんです。また、やんちゃな子どもの相手は得意でしたから。当時も不登校の子どもや、家庭内暴力の子どもがいましたからね。アルバイトの一つでやっていた家庭教師で、子どもの相手には慣れていたので、何とかなるだろうと思って(笑)」
「私は臨床心理のなかでも、家族療法(Family Therapy)*1 という分野を専門にしています。この分野は、社会のニーズは非常に高いのですが、効果があっても邪道だと言われることがあります。なぜなら、心理療法の王道は来談者中心療法(Person-Centered Approach:PCA)*2だからです。私が以前、「システムズアプローチ研究所」、「コミュニケーション・ケアセンター」をそれぞれ設立したのは、いろいろな方から「家族療法をやれるようになりたい」、「自分の能力を今以上に発揮したい」という要望が寄せられたこともあります。当時、臨床家を一人前に育てる、きちんとした家族療法の臨床トレーニングをするシステムは確立されていませんでした。思い返せば、私は幸運にも家族療法家として一人前に育てていただくチャンスをもらっていました。なので、他の方にも同じようにチャンスを与えられたら良いかなと思い、臨床だけではない、研修を実施する組織として設立しました。現在も、それぞれスタッフがいます。一人前になってから辞めて大学に行ったりしたスタッフも多く、全体で20人位いると思います。もうすぐ定年の人たちもいますが、今も現役で活躍している人も多数います」

*1 家族療法(Family Therapy):
個人や家族の抱えるさまざまな心理的・行動的な困難や問題を,家族という文脈の中で理解し、解決に向けた援助を行っていこうとする対人援助方法論の総称。 家族療法の中にはさまざまな理論や技法の考え方がある。

*2 来談者中心療法(Person-Centered Approach:PCA)
来談者中心療法(クライエント中心療法、Person-Centered Therapy)は、カール・ロジャーとその共同研究者たちにより提唱され、展開している心理療法の一派。 その名称は、ロジャーズによって、非指示的療法 (Non-Directive Counseling) から来談者中心療法、そして人間中心療法 (Person Centered Approach) へと、時代を追って改名されている。



Q3. 吉川先生の研究と犯罪学はどう関わりを持っていますか?
「一番わかりやすいのは、大阪で個人開業をしていた頃、家庭裁判所からやんちゃで手のつけられない子どもたちが送られてくるわけです。少年事件には、いわゆる継続審判があるので、裁判所から少年と家族に「必ず病院へ相談に行くように」と言われます。これは、少年法第25条において「家庭裁判所は、少年の保護処分を決定する必要があると判断した場合、相当の期間、家庭裁判所調査官の観察に付する」と規定されていることに基づきます。一方で、家庭裁判所は、適当な施設、団体又は個人に補導を委託することも可能なのです。なので、臨床心理士である私に、子どもたちの精神状態を定期的に診断し、相談に乗るよう依頼が来るんですよね。その相談結果によって審判の方針が変わります。だから、一応子どもたちは私のもとへは来るんですけど、彼らは病院に行ったという証明、あるいは相談をしたという保証が欲しいだけなんです。結局、口裏を合わせに来るだけになることも多いのですよ。そんな口裏合わせにやってくる連中を、きちんと社会復帰させる。私にとっては、これが楽しいんです(笑)一方で親たちは、子どもを相談に行かせたところで、どうせ何も喋らないと思っています。ところが、相談で子どもがまともに喋り、きちんと今後のことを考えているという状況になると、やっぱり親は親でちゃんとしなくちゃいけないという雰囲気になります。だから、やんちゃで手のかかる子どもほど、変化すれば親も自分たちが何とかしないといかんというケースが多いです」


「昔の少年非行の中核にあるのは、親が子どもの養育を放棄したことで子どもが罪を犯す、あるいは虞犯少年*4の対象になるケースです。しかし、現在の知見では、これに該当しないケースも当たり前になっています。つまり、生活苦があるから子どもが罪を犯す、あるいは虞犯少年の対象になるのでないのです。むしろ、普通の家族、一般的な暮らしのなかで子どもが罪を犯す、あるいは虞犯少年の対象となるケースが多くなっているんです。なので、普通の家族にとってみると、とんでもない子どもになってしまったと思うわけです。それでは困るから、早めに何とかしたいと思います。当然、子ども本人が相談に行かないから親が相談に行く。でも、親だけが相談を受けられるカウンセリングなんて、家族療法以外にないんですよね。だから、否が応にも、自分の研究は犯罪学分野との関わりが深いんです」

「人と人のやり取りって、中身が適切でさえあれば良いという神話があります。でも、もっと大事なのは、その話すという行為が本音できちんとやり取りをしているかどうかなんですね。本音でやり取りができるように仕向けられるかが臨床のミソなんです。犯罪学の世界では、保護司たちが、初期の関係作りの段階からすごく時間をかけて、相手を挑発することなく良好な関係を作ろうとします。だけど、これは非常に高度で、テクニカルな方法で、成功率も少ないものです。たとえば臨床の世界では、慢性のワンダリング、いわゆるいろいろな病院を転々として、どこに行っても病気が治りませんという人たちがいます。そういう人たちに、今回のプロジェクトで提唱しているような方法で対応すると、あっという間に変化が起こるのです。なので、圧倒的な効果はありますが、それを面接場面できちんとやろうと思うと、相当レベルの高いことをやらないといけないのが現状なんです」
「一方で、私がやっている、やんちゃな子どもたちの心を焚きつけて本音を引き出す方法は、手っ取り早いんですね(笑)だから、どっちをやってもらっても構わないのですが、いま対話的コミュニケーションユニットのプロジェクトでは、誰でも高度な方法ができるようにガイドラインを作成する活動をしています。あくまでも、入口の関係作りのところだけだったら、いくつかのスキルを駆使すれば、誰でもできる可能性があります」

*3 虞犯少年
虞犯少年(ぐはんしょうねん)とは、犯罪を犯してはいないが、少年法で規定する一定の不良行状があり、その性格または環境に照らして将来罪を犯す虞(おそ)れがある20歳未満の少年をいう。ただし、虞犯性については、少年がなすおそれのある行為をどこまで特定する必要があるかが議論されている。



Q4. 実際の実務に反映するために取り組んでいることはなんですか?
「私は、ユニットを立ち上げる以前から、家庭裁判所の調査官、各種の裁判官、保護司、あとは警察の少年課の研修会などで、カウンセリングの方法論をいくつか実践する演習を20年近くやってきました。実際、演習に基づいて皆さんに実践していただくと、たとえ一回きりの演習でも多少なりとも効果があるんです。ただ、各職種でオールマイティーに実践できるかどうかは別で、聞き手が相手の状態を把握できるか、応対できるかという個々の問題になってきます。前述のような職種の方たちの場合、相手が身構えている状態に対応しなければなりません。相手は『自分はどっちみち、犯罪者として見られているんだろう』と自虐的になっている場合が多く、それを『そうじゃないよ』という姿勢で入れるかどうかがミソになってきます。このアプローチの仕方を理解できれば、だいぶ違うだろうと思います。関係作りって何か難しいように思われがちですが、いろいろな人に会ったときのファースト・インプレッションって、最初の5分で決まりますし、それだけで変わるでしょ?だから、その最初の5分の段階で、どういったやり取りを相手とするのかということに集中して欲しいです。ここが大きなポイントですね」


Q5. さいごに、 吉川先生にとって「研究」とは?



『今までにない新しい方法、手続きをみつけると、楽しい臨床ができる』です。よくあるオリエンテーションなんかだと、やっぱり基本的な人間関係の作り方はこうなんだということを決めてやり始めるでしょ?それって不自由だと思うんですよ。だって、臨床も人同士の付き合いなわけじゃないですか。人同士の付き合いだから、相手がどういう人かによって付き合い方が変わるのは当たり前なんです。これが絶対正しい方法なんだというプロパガンダをオリエンテーションの場で言いたいのは、多分それぞれの派閥ごとの妙な権力を持っている人たちの流れが原因かなと考えています。もちろん、役に立たないことをやっている人たちばかりでないというのは分かります。だけど、表面的に「あんなことをすれば良い、こうすれば良い」という理屈でやるのではなくて、目の前にいる人のための役に立たなければいけません。やっぱり、臨床はサービス業ですから。だって、臨床って究極のことを言ったら、「人の不幸が飯の種」ですからね(笑)犯罪学も同じです。誰かの犯罪が飯の種です。実際のところ、危ないサービス業なんですよ。だからこそ、臨床の世界においては、危ないサービス業をやっているという自覚がないと、やっぱりまずいと思いますね」



吉川 悟(よしかわさとる)
本学文学部・教授/犯罪学研究センター「対話的コミュニケーション」ユニット長
〈プロフィール〉
教員としてだけでなく、臨床心理士、公認心理師として日々多数のケースに奔走。家族療法を発展させた心理療法である「システムズアプローチ」の有用性を提言している。


冨岡圭佑さん(電子情報学専攻修士課程修了(2018年度)/現在、シャープ株式会社 ディスプレイデバイスカンパニー所属)が筆頭著者の論文が、国際論文誌 IEEE Transactions on Electron Devices で出版されました。
この雑誌は、Impact Factor = 2.704 の権威ある国際論文誌です。
※冨岡さんは、在学時に木村睦研究室に所属して研究を行っていました。

◆論文名:
Retinal Prosthesis using Thin-Film Devices on a Transparent Substrate and Wireless Power Transfer (透明基板の薄膜デバイスと無線電力伝送を用いる人工網膜)

◆論文執筆者:
冨岡圭佑(電子情報学専攻修士課程 修了(2018年度))
木村睦(電子情報学科 教授)
石崎俊雄(電子情報学科 教授)
豊田 航平(電子情報学科4回生)
他2名

◆概要:
人工網膜は、視覚障害者の視力感覚を回復する技術である。今回、透明基板の薄膜デバイスと無線電力伝送を用いた人工網膜を開発。失明原因の大半を占める疾患に対し、視力を回復できる可能性をもつ。また、これまでの人工網膜は有線接続が必要なものが多く、生活の質(QOL)が著しく損なわれたが、開発した人工網膜は完全埋め込み型のため、生活の質(QOL)を落とさない。
今回、豚の眼球に開発した人工網膜を埋め込んだ動作確認にも成功しており、今後の実用化が期待される。

 IEEE Xplore digital Library


人工網膜の画素電極の顕微鏡写真


【本件のポイント】
・放置竹林×気候変動×農業振興に寄与する亀岡カーボンマイナスプロジェクト※1(以下、亀岡CMP)の市民普及のため、1年間、学生と農家が共同でクルベジ®を使った商品開発にチャレンジ
・2回にわたる試験販売を通じ、企画をさらにブラッシュアップし、商品を提案
・参加者による試食、外部審査員による審査とアドバイスを受け、取り組みは次年度も継続


 龍谷大学政策学部の学生による、「クルベジ®を使用した学生・農家共同商品開発プロジェクト」の1年間の成果報告会・試食・審査会を2月4日に亀岡市で開催いたします。

 龍谷大学政策学部では、専門科目「政策実践・探究演習(国内)」※2内に「亀岡プロジェクト」クラスを設け、亀岡CMPへの参加を通じた学生のアクティブ・ラーニングに取り組んでいます。本プロジェクトの目標は、市民協働・多世代交流を通した「カーボン・マイナス」の普及、定着のための社会モデルを、実践を通して提案することです。
 プロジェクトによる現状分析の結果、今年度からクルベジ®を使い、幅広い層に訴求できる商品開発に、クルベジ®生産農家と共同で取り組んでいます。
 8月は道の駅、10月はアグリフェスタでスウィーツ(野菜チップス、クッキー、プリンパフェ、おやき、クレープ)を販売。その経験を活かし、味はもちろん、こちらの思いを伝えるパッケージや販売ツールの内容など、企画のブラッシュアップを続けてきました。そして今年度の取り組みの集大成としてのスウィーツ商品を参加者に試食していただきます。外部審査員から客観的な意見やアドバイスをいただき、今後の商品企画など学生が参加する地域課題の解決に活かしていきます。

1.日 時・場 所
 2020年2月4日(火)14時〜16時まで
 KIRIcafe(亀岡市千歳町毘沙門向畑39)

2.参加者(予定)
 クルベジ®生産農家・中林弘一氏、他亀岡CMP関係者
 龍谷大学政策学部PBL科目「政策実践・探究演習(国内)」
 亀岡プロジェクト受講生、等
 立命館大学OIC総合研究機構 柴田晃 教授
 京都先端科学大学バイオ環境学部 藤井康代 教授
 政策学部 大石尚子 准教授

 外部審査員
  NPO法人ハンサムガーデン代表理事 窪 一 氏
  神戸松蔭女子学院大学講師、管理栄養士 松木 宏美 氏
  春風コーヒー 日下部 伸行 氏

3.実施内容・スケジュール(予定)
 14:00 開会 
 「低炭素農業(カーボンマイナスプロジェクト)による多世代協働の亀岡づくり」(京都府1まち1キャンパス事業)成果報告会 大学による成果報告、ディスカッション
 15:10 龍谷大学学生プロデュースのクルベジスウィーツ試食・審査会
 16:00 閉会

4.補足
 当日の時間は変更になる可能性があります。ご取材の際は、事前に担当者までご連絡をお願いします。

5.用語説明
※1 クルベジ®とカーボンマイナスプロジェクト
亀岡市は2008年から「亀岡カーボンマイナスプロジェクト(亀岡CMP)」に取り組んでいます。このプロジェクトは大学、地元農家、小学校・高校等と協働で、亀岡の農業を元気にしつつ、CO2を削減して地球温暖化防止を目指す活動です。2008年から放置竹林から造った竹炭を堆肥に混ぜ農地に散布する「炭素隔離農法」の実証実験、その圃場(ほじょう、田畑の意)で栽培された野菜を「クールベジタブル(クルベジ®)」と認定し、6次産業化も含むブランド戦略、クルベジ®を使った食育・環境教育、クルベジ®認証システム構築、生産・流通の拡大、クールライスを使った日本酒オーナー制度、ソーラーシェアリングを使った実証実験、小学校・高校での食農教育などへ、活動は広がりを見せています。

※2 政策実践・探究演習(国内)
龍谷大学政策学部の専門科目「政策実践・探究演習(国内)」では、4プロジェクト(福知山、守山、洲本、京丹後、亀岡)を各20名程度が受講し、専門知識・理論の他、プロジェクト現場での体験をベースにより深く実践・探究(アクティブ・ラーニング)をすすめています。亀岡プロジェクトは2017年度から開講されました。地域での実践を通じた学生の学びの目標は、①地域社会の課題解決の現場において、自分の役割を見つける、②気候変動の緩和などグローバルな課題と地域活性化などのローカルな課題の両面(グローカルな課題)の解決に資する企画を考えること、③プロジェクトの成果や課題を社会に発信すること、④明確な将来像を描き、継続的な地域との連携の仕組みを構築すること、です。


学生と教員の商品企画のミーティング風景


朝市(8/28)での商品PRの様子(アトリオにて)


アグリフェスタ(10/14)出店の様子(農業公園)

問い合わせ先…龍谷大学 政策学部教務課 担当:奥村・石倉  Tel 075-645-2285


「Jissenjya Project」(ジッセンジャー プロジェクト)代表 宗本尚瑛さん(大学院実践真宗学研究科3年生)

 京都市下京区140周年に当たり、龍谷大学大学院実践真宗学研究科院生たちが活動している「グチコレ」「Jissenjya Project」が、2019年11月24日ホテル・グランヴィアにおいて、下京区140周年記念式典において実施する「未来につなぐ!魅力あふれるまちづくり表彰」に表彰されました。若手奨励表彰部門は個人40名,団体31団体の計71名・団体,まちづくり表彰部門は個人21名,団体25団体の計46名・団体の表彰がなされました。

 受賞にあたりコメントいただきました。

★「グチコレ」代表(2019年度) 栗田弘智さん(大学院実践真宗学研究科2年生)
京都市の下京区140周年記念事業において、「グチコレ」の活動を、まちづくり表彰部門で表彰していただきました。グチコレが行政・地域に認められた活動になっていることを嬉しく思いました。今後も活動を頑張っていきたいと思います。

★「Jissenjya Project」(ジッセンジャー プロジェクト)代表(2019年度) 宗本尚瑛さん(大学院実践真宗学研究科3年生)
ジッセンジャーの活動が表彰されたことを機に、下京区をはじめとして、京都、日本全国に、活発的に活動していきたい。

 大学院実践真宗学研究科では、いろいろな活動を通して地域に貢献をしております。「グチコレ」「Jissenjya Project」の活動についてご紹介します。

「グチコレ」
 『グチコレ』とは「グチコレクション」の略である。街行く人々の愚痴を聞き、集め、サイトで公開していく活動である。愚痴はもともと仏教語で煩悩の一つとされるが、悩み多き現代人には、ためこんだ愚痴をこぼす場所が必要なのかもしれない。あるいは公開された他人の愚痴に共感し、ほんの少し気持ちが楽になることもあるだろう。愚痴は悪口や弱音というようにネガティブに捉えられがちだが、私達は愚痴を本音と向き合うポジティブなことと捉え、気軽に愚痴を言える社会を作っていきたい。『グチコレ』は、京都で仏教を学ぶ学生を中心とした、有志のグチコレクターの集まりである。今宵もまた、どこかの街に繰り出して、人々の尽きない愚痴を聞いていることだろう。

 <参考URL>
 浄土真宗本願寺派
 新春シンポジウム「グチコレ&臨床宗教師研修-反省と挑戦-」
 他力本願.net
 
「Jissenjya Project」
  2013年、龍谷大学大学院実践真宗学研究科の有志が集まり、仏教をテーマにした自作のヒーローショーを行う、Jissenjya Project を立ち上げました。
 現代社会にはさまざまな課題があり、そこに仏教の教えをどう「実践」していくのか、それを研究する中で、「ジッセンジャー」というヒーローの姿を通して、子どもにも分かりやすい新たな伝道の形が生まれました。
 子どもたちを中心により多くの方に仏教を身近に感じてもらいたいとの願いのもと、現在10人程で活動をしています。

 <参考URL>
 龍谷大学地域連携シーズバンクwith Dragon 龍谷大学大学院実践真宗学研究科ジッセンジャープロジェクト
 浄土真宗本願寺派
 本願寺出版社
 他力本願.net


グチコレ代表 栗田弘智さん(大学院実践真宗学研究科2年)


ジッセンジャー



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