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【本件のポイント】
・12月1日(日)に龍谷大学法情報研究会と京都府立図書館との官学連携企画として、「法教育フェスタ2019」と題した公開イベントを開催
・NHK『昔話法廷』法律監修者、大学教授、弁護士、ローライブラリアンなど「法」にまつわる分野で活躍するナビゲーターが、日本昔ばなし、マンガ、国際結婚などを題材にしたプログラムや全員参加型の模擬裁判を通じて、楽しく、ためになる法教育を提案
・裁判員制度の導入から10年の節目の年、子どもから大人までの誰もがより良く生きていくための「法」について「知る」、「体感する」機会に


 犯罪予防と対人支援を基軸とする「龍谷・犯罪学」の構築をめざす、龍谷大学 犯罪学研究センター1)は、12月1日(日)、京都府立図書館において、子どもから大人までの誰もが、多様な観点から法学への理解をすすめることを目的とした「法教育フェスタ2019」を共催いたします。
 2009年5月の裁判員制度の導入に伴い、選挙権のある市民は、誰もが裁判員として裁判に関わることになりました。ところが、内閣府の調査によれば裁判所に行ったことのある市民は、わずか13%程度に過ぎません。一方、公職選挙法も選挙権年齢の引き下げに伴い、高校生や大学1年生も有権者として投票することになりました。これらの制度が適正に運営され、その趣旨が活かされるためには、小・中・高の初等中等教育での「法教育」2)、いわば市民としてのリーガル・リテラシー教育が欠かせません。
 いま法律関係の本として異例のヒットとなっている『こども六法』(山崎聡一郎, 2019, 弘文堂)は、“法律は自分を守る武器になる。いじめ・虐待をなくすために。” をキャッチコピーに、法律という社会のルールをやさしく紹介しています。法律を学ぶことで、人生で起きるさまざまなトラブルから自分を守ったり、打破したりする力を得ることができます。そこで、今回のイベントは、子どもから大人までの誰もがより良く生きていくために、日常生活にあふれる現象を「法」の視点で捉え、自分事として考える力を身に付けられるよう企画しました。
 プログラムの企画は、石塚伸一教授(本学法学部・犯罪学研究センター長)が中心となり、龍谷大学法情報研究会3)のこれまでの法情報・法教育の理論の構築とその実践にかかる研究成果を反映したものです。当日は、日本昔ばなしやマンガ、国際結婚などをテーマにしたプログラムのほか、京都府立図書館スタッフによる図書館見学ツアーや、会場内で起きる事件を参加者全員で審議していくユニークな模擬裁判4)など、実践的なワークショップも交えて、楽しくて為になる「生きる糧としての法教育」を提案します。

【概 要】

1.内容:龍谷大学法情報研究会×京都府立図書館 「法教育フェスタ2019」
 日時:2019年12月1日(日) 10:00〜16:30(開場9:45)
 場所:京都府立図書館 3階マルチメディア室
    (〒606-8343 京都市左京区岡崎成勝寺町)
 定員:60名(HPからの予約優先。当日1セッションから参加可能) 、参加無料

プログラム:
  10:00-10:50 【第1講時】「桃太郎の大罪」
   講師:石塚 伸一(龍谷大学法学部・犯罪学研究センター長・弁護士)

  10:55-11:55 【第2講時】「法情報で身につけよう護身術」
   講師:中村 有利子(龍谷大学ローライブラリアン)・京都府立図書館スタッフ

  12:00-12:30 【オプショナルツアー】「京都府立図書館見学」
   ※京都府立図書館スタッフによる図書館案内

  12:30-13:00 【ランチトーク】「漫画で法学」
   講師:水知 せり 氏(漫画家) ※昼食付き

  13:05-13:50 【第3講時】「愉快な国際結婚のなぞなぞ」
   講師:金 美和 氏(青森中央学院大学経営法学部)

  13:55-16:15 【第4講時】「実践!THE模擬裁判」
   講師:一般社団法人リーガルパーク&日本学生法教育連合会(USLE)
   <指導:弁護士 今井 秀智 氏(NHK『昔話法廷』法律監修者)>

  16:15-16:30 【わかちあいの時間】


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2.主催:龍谷大学法情報研究会

3.共催:龍谷大学犯罪学研究センター|矯正保護・総合センター 刑事司法未来PJ|社会科学研究所 未公開刑事記録の保存と公開についての綜合的研究PJ|一般社団法人リーガルパーク|京都府立図書館

4.協賛:株式会社TKC | 第一法規株式会社

5.用語解説
1)龍谷大学 犯罪学研究センター
「犯罪学」(英:Criminology)とは、犯罪にかかわる事項を科学的に解明し、犯罪対策に資することを目的とする学問です。実証的な犯罪学研究は19世紀後半のヨーロッパで始まり、現在、欧米諸国の総合大学では「犯罪学部」として学問・研究分野が確立されており、多様な社会ニーズに応える人材を多く輩出しています。
龍谷大学 犯罪学研究センターは2016年6月に発足し、同年11月に文部科学省「私立大学研究ブランディング事業」に採択され、4年目を迎えました。建学の精神を具現化する事業として、犯罪予防と対人支援を基軸とする龍谷大学ならではの「人にやさしい犯罪学」の創生に向けた研究と社会実装活動を展開しています。

2)法教育
法教育とは、法律専門家ではない一般の人々が、法や司法制度、これらの基礎になっている価値を理解し、法的なものの考え方を身につけるための教育です。法務省では法教育に関する様々な取組を推進しています。
【法務省・法教育について】:http://www.moj.go.jp/housei/shihouhousei/index2.html

3)龍谷大学法情報研究会
2001年、龍谷大学法学部の教員が中心となって設立した研究会。現在は、犯罪学研究センターの「法教育・法情報」研究ユニットのメンバーが中心に、法情報の研究(法令・判例・文献等の情報データベースの開発・評価)と、法学教育における法情報の活用と教育効果に関する独自の研究を行っています。

4)模擬裁判
模擬裁判とは、実際に行われている裁判手続きから判決までの大まかな流れを再現するものです。教育面においても模擬裁判を経験した子ども達は、事件の意味を深く考え、洞察力や考察力、表現力が飛躍的に成長すると言われています。
龍谷大学法学部では、架空の事件をもとにしたシナリオを学生が作成し、弁護士・裁判官・原告・被告・証人などの役割を分担して再現する授業が行われています。

6.補足:
・本イベントの詳細・フライヤーは、龍谷大学 犯罪学研究センターHP上に掲載。
 https://www.ryukoku.ac.jp/nc/event/entry-4382.html



問い合わせ先 : 
 龍谷大学 犯罪学研究センター  [Tel]075-645-2184 [FAX]075-645-2240
  [E-mail] crimrc2016@ad.ryukoku.ac.jp [URL] https://crimrc.ryukoku.ac.jp/


2019年11月23日(土・祝)、大津市皇子山総合運動公園にて開催されました「JAレーク大津 第27回農業まつり」にて、龍谷エクステンションセンターと龍谷大学瀬田キャンパスで活動している「郷土野菜サークル『農友』」は、「近江かぶら」などの伝統野菜をPRしました。

「近江かぶら」は約400年の歴史を持つ古来からの白かぶで、形状は上部が扁円で下部がくぼみ、見た目は“逆ハート型”をしています。現在ではほとんど栽培されなくなったことから、龍谷大学と大津市、JAレーク大津、滋賀県などと連携し復活に向けて取り組んでいます。2018年からは「郷土野菜サークル『農友』」も本取り組みに参画し、「近江かぶら」の栽培や加工、PRなどに取り組んでいます。今回の「JAレーク大津 第27回農業まつり」での出展では、「近江かぶら」のほか、「郷土野菜サークル『農友』」が栽培している日野町の「日野菜」、彦根市の「大薮かぶら」も併せて展示し、伝統野菜のPRを実施しました。


以下、「郷土野菜サークル『農友』」代表の秦菜月さん(農学部1回生)のコメントです。
「11月23日、郷土野菜サークル『農友』はJAレーク大津農業まつりにて、「近江かぶら」のPR活動をしました。かぶらの宣伝の際「近江かぶらをご存じですか?」と質問すると「近江かぶら」を知っている方はほとんどおられません。「近江かぶら」の子孫と言われている「聖護院かぶら」はかなりの方がご存知ですが、今回の農業まつでも私達が持参した「近江かぶら」の実物を見て「何これ?」とその扁平なビジュアルの珍しさに沢山の方が足を止めてくださいました。どんな風に食べるのかという質問も多く「代表的な食べ方はお漬物ではあるけれど、農友のメンバーはシチューにしたり、ラザニアにしたり、現代の人にも親しみやすい料理にしている」と紹介しました。農業まつりでは、私たち以外にも沢山の方が出品されており、珍しい野菜や、新鮮な野菜が多く販売されており、思わず両手いっぱいに野菜を買いました。私が購入した野菜のひとつに自然薯があります。普段スーパーで見かけないけど「粘りがあってものすごく美味しい高級食材」というイメージが頭の中によぎり、食べたこともないのに、思わず手を伸ばしてしまいました。現在は生産者が少ない「近江かぶら」も、同じように消費者の「近江かぶらって美味しいらしいよ」という脳内イメージを広めていくことで、近江かぶらの需要も広がってくるのではないかと思います。12月1日には龍谷大学瀬田キャンパスにおいて「全国在来かぶらサミット2019in滋賀」が開催されます。郷土野菜サークル『農友』は主催団体として参画し「近江かぶら」のPRや漬物の試食を実施します。
郷土野菜サークル『農友』は、これからも「近江かぶら」の美味しさを多くの方々に伝えられるよう活動していきます。さらには、滋賀県内だけでなく全国の郷土野菜を栽培することにより、多くの伝統野菜を後世に残せる活動を展開します。今後の活動にもぜひご注目ください。」




 社会学部の科目「社会共生実習(伏見の食材を活かした特産品づくりと地域連携)」(担当教員:コミュニティマネジメント学科 坂本清彦准教授)では、京都市伏見区ゆかりの食材を用いた特産品の開発に取り組んでいます。

 11月15日(金)、第6回目の試作がおこなわれました。
今回ポイントとなる食材は、エディブルフラワー(食用花)です。本科目の実習先には花農家さんもいらっしゃるので、特産品を作るにあたって、どのようにコラボレーションするかもキーポイントでした。
 エディブルフラワーやレンコンなど伏見ゆかりの品を使いつつ、簡単にできる「福神漬け」に目を付けて受講生らが試作に腕を振るいました。
 「福神漬け」は、醤油ベースと白だしベースの2種類を試作し、三日間、冷蔵庫で寝かせることにしました。


エディブルフラワー


調理中の様子


余分な水分を切っています


調理中の様子


Before


After

 11月18日(月)、カレーを用意して、実習生らが実食しました。
 感想は、総合すると「おいしい!」でした。しかし、気づいた点や改善点もたくさんありました。

・醤油ベースは少し味が濃かった
・白だしベースはマイルド
・生姜がききすぎたのではないか
・具材はもう少し細かくしてはどうか
・さっぱりしていて「福神漬け」というより「浅漬け」に近い …などなど


見栄えもよい「カレーライス福神漬け添え」が完成!


実食の様子

 12月28日(土)には、試作品のお披露目会を開催する予定ですので、実習はいよいよ佳境に入ってきました。最終的にどのような特産品の案が並ぶのか、とても楽しみです。

※調理から実食までの様子をこちらの【公式Twitter】で公開しています!

社会学部「社会共生実習」について、詳しくはこちらの【専用ページ】をご覧ください。


 龍谷史学会は、2019年11月1日(金)、大宮学舎東黌101教室において2019年度大会を開催しました。
 午前の部では、大学院生など3名の特色ある研究が報告され、会場からは活発な質疑応答がありました。
 昼休みの評議会の後、午後の部では金見倫吾先生(筑紫女学園大学 非常勤講師)による特別研究発表、さらに西澤直子先生(慶應義塾福澤研究センター 教授)による学術講演があり、多くが熱心に聞き入っていました。
 大会終了後、大宮学舎清和館2階において講演者や発表者を囲んでの懇親会が開かれ、盛況のうちに終了しました。



 大学院経営学研究科修士課程で学ぶ岩島伸二さんは現在、京都エレベータ株式会社の取締役相談役を務めながら、課題研究論文を執筆されています。岩島さんの研究テーマは、「中小企業における親族外への事業承継」です。このテーマは、4人で創業した同社の事業承継の経験を踏まえてのものです。
 岩島さんの論文では、京都中小企業家同友会という経営者コミュニティにおける学びとともに、松田真一『経営継承の鎖』日本経済新聞出版社、2018年に言及されています。同書は大学院の「日本の企業システム」で2018年度にテキストとして取り上げたものであり、著者の松田さん(野村総合研究所コンサルティング事業本部上席コンサルタント)とも交流を深めてきました。
 この度、野村資産承継研究所から刊行されている『季刊 野村資産承継』Vol.18(2019秋号)に京都エレベータにおける事業承継が特集されたのは、そのようなご縁からです。記事は、岩島さんへの単独インタビュー、現在の経営陣へのインタビューなど、25頁の大型の企画となっています。
 同誌の読者は、税理士や中小企業経営者などが中心ですが、岩島さんと京都エレベータの事業承継は大きく注目されることになると思います。
 『季刊 野村資産承継』は何本かの論考を追加したうえで、『季刊 資産承継』として一般財団法人大蔵財務協会から市販されております。定期購読以外に単独で購入することも可能です。『季刊 資産承継』最新号の目次は以下でご覧いただけます。

http://www.zaikyo.or.jp/publishing/shisan-shokei/



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