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左から2番目が前廣美保さん

 2019年9月18日(水)~20日(金)にインド共和国にて開催された「第25回アジア太平洋ソーシャルワーク会議(APSWC2019)」にて、社会学研究科 博士後期課程 社会福祉学専攻の前廣美保さんがポスター発表をおこないました。内容は、平成30年7月豪雨に見舞われた岡山県総社市下原地区での聞き取り調査をもとに、今後の防災のあり方について提言するものです。
 下原地区では、近隣でのアルミニウム工場爆発、そして甚大な浸水被害があったにもかかわらず、犠牲者が一人として出ませんでした。その理由を調査するため、前廣さんは社会学部の科目「社会共生実習(The First Aid)」(現代福祉学科 栗田修司教授)の岡山県被災地視察に20182019年度の2度にわたり同行され、現地の方々へのインタビューを重ねてきました。


聞き取り調査の様子

 調査から、「下原地区の人々の日頃のつきあいの深さが避難に大きく貢献していたことが分かった」と前廣さん。隣近所の生活をお互いに知り合っていることが、非常時の迅速な行動につながるそうです。
 APSWC2019では、地域の人間関係を防災に生かすという視点が新鮮だと、何人もの方から質問を受けたとのこと。今後は、岡山県立大学と連携をとって、新たな課題を抱えた下原地区の復興に関わりたいと考えておられます。


前廣さんのポスター


発表の説明をされています


新鮮な視点が注目を集めました


会場には多くのポスターが並びました


*「社会共生実習(The First Aid)」の岡山県視察は、
 龍谷大学REC(京都)の<地域連携活動旅費サポート制度>より補助を受けました。
*「社会共生実習」について、詳しくは<こちら>をご覧ください。


       「時間かけ育てた桃に愛着をわきたいけれど虫かゆい」





9月22日(日)に、社会学部コミュニティマネジメント(CM)学科のCM実習「京都伏見まちづくりプロジェクト」(担当教員:コミュニティマネジメント学科 坂本清彦)のメンバーが、実習受け入れ先のまちづくり会社ぴあぴあ(株)が進めてきた「桃山プロジェクト」(桃プロ)のイベント「桃の木みっけ+ヨガと吟行の会」に参加しました。桃プロでは、江戸中期には「吉野の桜が伏見の桃か」とも言われるほど桃で知られた伏見桃山地区を再び桃源郷にしようと、地域の人々が2013年から約300本の桃の木を植えてきました。「桃の木みっけ」イベントでは、これまでに植えられてきた木の健康状態を確認し、プロジェクトの名前入りタグを付け替え、さらに伏見の風景をみて感じたことを題材に短歌を吟じました。
当日は朝9時に伏見区にある南部公園に集合し、準備運動を兼ねてヨガで体を温めた後、1班5人ほどの3班に分かれ桃山地区周辺に埋めた桃の木を探しに行きました。場所によっては日の当たり具合などで枯れてしまったものもあり、また木の大きさにばらつきがありましたが、生き残っている木の多くがしっかり育っているなという印象でした。


まずは桃プロメンバーが月2回開催するヨガで体をあたためました


伏見の御香宮神社で、ぴあぴあ代表の藤崎さんらと桃を確認

伏見の御香宮神社で、ぴあぴあ代表の藤崎さんらと桃を確認


タグをつけるメンバー


タグのついた桃の木

90分ほどで木の生存確認をして、ぴあぴあの運営するカフェ・コワーキングスペース「伏見寺田屋浜ピアーズンピアーズ」で、参加者全員で桃の木探しの間に感じたことを「五・七・五・七・七」の短歌に詠み、優秀作品を選びました。最優秀に選ばれたのは、実習メンバーCM学科3回生直木真奈美さんの「時間かけ育てた桃に愛着をわきたいけれど虫かゆい」です。桃プロ副代表で選者を務めた晴佐久浩司さんによる選評は「メンバーの想いを汲み取ってくれているが、何よりも蚊に刺された感覚の方が強く印象に残ったという素直すぎる歌。蚊に刺されたことを詠んだ参加者も多く、最も共感される」とのこと(当日は蒸し暑く、場所によっては蚊の襲撃に悩まされるメンバーも多かったです)。短歌を詠んだ後はみんなでたこ焼きを作っていただきました。
今回のイベントで、伏見の地を巡る中で様々な情報を現地の方から聞くことができて、非常に有意義な時間を過ごすことが出来ました。


参加者が詠んだ短歌


当日参加した実習メンバー

地域の活動に積極的に参加することで、伏見についてより多くのことを知り、その中で学ぶことはたくさんあると感じています。後期に入り、活動はさらに多くなってくるので、自分たち学生ができることを今後も地域に発信していきたいと思います。



「伏見まちづくり」プロジェクトでは、11月3~4日に開催される伏見地区の一大イベント「お城まつり」に、積極的に参加させてもらう予定です。楽しいお祭りになると思うので地域外の方も是非お越しください。


【関連リンク】
facebookでもアップしています!

https://www.facebook.com/momopro243/posts/2393040270803271
https://www.facebook.com/fushimikanten/posts/2730316327000656


学生法律相談部による無料法律相談について、2019年度後期の日程をお知らせいたします。

【日程】毎週火曜日(春・夏・冬休み及び大学休業日・定期試験前などは除く)
9月 :24日
10月:1日、8日、15日、22日、29日
11月:5日、12日、19日、26日
12月:3日、10日、17日
1月 :7日

【時間】
午後4時45分~午後6時

【申込】
当日・会場にて受付(予約不要)

【場所】
龍谷大学深草キャンパス 4号館5階

※刑事事件・税法関係・行政関係・訴訟中の事案などは、取り扱っておりません。
※相談内容に関する資料を持参していただけると幸いです。
※当学生法律相談部では、弁護士の行う法律相談同様、情報の守秘義務を遵守しております。
※荒天等により大学が休講になった場合、法律相談を中止いたします。

詳細は、添付されているPDFファイルをご確認ください。


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経済学部では、多くのゼミ(演習I/II)が学内外で様々な活動を行っています。

国際経済学科の神谷祐介ゼミでは、9月15日(日)から19日(木)まで、ラオス人民民主共和国にて、学生24名(ゼミ生22名、ほか2名)がスタディツアーを行いました。

活動の初日は、ラオスの首都ビエンチャン市郊外の農村にて、保健センターや小学校を訪問し、調査活動を行いました。その夜は、現地チームとサッカーの試合を行いましたが、惜しくも僅差で敗れました。2日目は、国際協力NGO「IV-Japan」を訪問し、木工事業やホスピタリティ・介護事業についての説明を受けた後、実地訓練の現場に移動し、訓練生によるマッサージやシャンプーなど、美理容サービスを実際に体験したり、縫製の訓練現場を視察しました。その日の夕方は、ラオスで活動をする国際協力機構(JICA)海外協力隊員の方々と交流を図りました。3日目は、JICAラオス事務所を訪問し、教育と保健医療分野の事業について話を伺いました。その後、ラオス国立大学経済経営学部に移動し、現地の大学生と交流をしました。神谷ゼミの2グループが、自らの研究活動について英語でプレゼンを行いながら親睦を深めました。4日目は、再びJICAラオス事務所を訪問し、不発弾(UXO)除去プロジェクトについて話を伺いました。

こうした忙しいスケジュールの合間を縫って、学生たちは早朝からメコン川沿いの公園でエアロビクスをしたり、ラオス料理やフランス料理に舌鼓を打ったり、プールで泳いだり、寺院に行ったり、ナイトマーケットで買い物をしたりと、市内観光も存分に楽しみました。

以下、ゼミ生を代表して2名の感想を紹介します。

上講 聖(3年生)
ラオスでの5日間の活動はとても刺激的な内容でした。私たちのグループは、大学生がどうすれば健康意識を持ち、運動習慣を定着させることができるかをテーマに研究活動をしています。ラオス農村部の保健センターへの訪問や、JICAの方々によるラオスの教育システムや公衆衛生についての話は、我々の研究内容を深めるよい機会となりました。そして、ラオスで海外協力隊として活動されている3名の大学院生の方々との交流は、日本では体験することのできない貴重な時間となりました。今後、研究内容をより発展させて、来年もまたラオスでの活動を行いたいと思います。

松尾 有紗(3年生)
ラオスでの5日間は、SDGsの17の目標の1つである「つくる責任つかう責任」について考え直す研修になりました。職業訓練を通して、女性および青年の生計向上を目指すNGO「IV-Japan」が実施している縫製の職業訓練を視察し、学生の卒業後の進路について伺いました。学生は、訓練所を卒業した後に独立して自分のブティックを開くことが多いそうです。実際に、滞在中たくさんのブティックを町で見かけました。ブティックでは、生地の仕入れ、縫製、販売までの過程が行われます。もしくはお客さんから頼まれた生地でオーダーメイドで服をつくります。ラオスのファッション業界は、生産者と消費者の距離が近く、生産過程が比較的短いという印象を持ちました。ファストファッションが人気の日本では、生産者と消費者の距離が遠くなり、生産背景を意識する機会が減っているのではないのでしょうか。私は、大量消費社会や消費者行動などのテーマに興味があります。私達は消費をやめることはできませんが、消費の方法を変えることは可能です。ラオスで見た生産者と消費者の関係をヒントに、今後は持続可能な消費について研究を進めていきたいと思います。

神谷ゼミでは、今回のスタディツアーでの経験を生かして、グループでの研究活動に励む予定です。

経済学部では、今後も、様々なゼミでの取り組みを紹介していきます。










龍谷大学と、京阪電気鉄道株式会社は、京阪電車「龍谷大前深草(りゅうこくだいまえふかくさ)」駅の誕生を記念して、10月1日(火)早朝7:00から記念式典を開催いたしました。入澤学長、京阪電気鉄道の中野社長による挨拶、門川京都市長、京都市会議長山本様による来賓挨拶の後、駅名看板と只友ゼミの学生が制作に携わった「深草・稲荷まちあるきマップ」が入った看板が除幕されました。学生も「深草・稲荷まちあるきマップ」の魅力について式典の中で力強く語ってくれました。

式典後、11時からは「龍谷マルシェ」と題した駅名変更記念イベントが行われ、大いに地域の方と学生で賑わいました。
① 農学部牧農場で収穫したメロンを、農学部 山崎英恵准教授協力の下、「Juicerbar」を運営する(株)京阪レストラン監修メロンジュースとして、無料提供
② 農学部牧農場収穫野菜の無料配布、収穫米(新米)の販売
③ 「kyo 0(ゼロ) market」の開催
④ 龍谷大学を「香り」で表現した紅茶「深草”OTOME”」の試飲会







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