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 社会学部の全学科横断科目である「社会共生実習(地域エンパワねっと)」(通称「大津エンパワねっとプログラム」)では、毎年、前期と後期に1回ずつ「大学と地域をつなぐ特別講義」を開講しています。

 主な対象者は社会学部の1年生で、今年度前期は「社会共生実習」の紹介や、社会学部が掲げている「現場主義」とはどういうものなのか、現場で成長するということはどういうことなのかについての講義がなされた上で、学生がそれぞれに思い描く成し遂げたい成長と大学での学びのつながりについて考える問いかけがなされました。

 後期にも「大学と地域をつなぐ特別講義Ⅱ」が開講されます。学生はこの二度の特別講義を経て、「社会共生実習」の履修を検討することとなります。「社会共生実習」の中でも「地域エンパワねっと」は課題発見から取り組むことから、他のプロジェクトよりも自由度が高い実習といえます。そのため、学生には問題意識の研ぎ澄ましや主体性の発揮が求められることとなりますが、それだけ成長の可能性も大きくなります。特別講義を通じて、学生とこの価値を共有していき、多くの受講生と共に地域に出ていく学びを展開できればと思っています。


第1回 特別講義Ⅰ(社会学科)の様子


第1回 特別講義Ⅰ(社会学科)の様子


第2回 特別講義Ⅰ(コミュニティマネジメント学科)の様子


第2回 特別講義Ⅰ(コミュニティマネジメント学科)の様子


第3回 特別講義Ⅰ(現代福祉学科)の様子


第3回 特別講義Ⅰ(現代福祉学科)の様子

社会学部「社会共生実習」について、詳しくはこちらの【専用ページ】をご覧ください。



The new website of ASIAN CRIMINOLOGICAL SOCIETY 12th Annual Conference(ACS2020) is launched on June 21st, 2019.

Please make use of the following page.

URL:
http://acs2020.org/

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このたび「アジア犯罪学会* 第12回年次大会」の公式サイトが開設されました。
2020年10月2日~10月5日、龍谷大学において「アジア犯罪学会 第12回年次大会」を開催します。
犯罪学研究センターは、2020年のアジア犯罪学会の成功に向けて、より一層の研究活動の発展と、国内外に向けたアピールや社会への貢献に取り組んでまいります。


【>>関連記事】
2018.07.30 NEWS: 2020年10月龍谷大学にて「アジア犯罪学会第12回年次大会」の開催が決定
2019.02.18 NEWS: 2019年6月フィリピンにて「アジア犯罪学会 第11回年次大会」の開催が決定
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*1「アジア犯罪学会(Asian Criminological Society, ACS)」:
マカオ大学のジアンホン・リュウ (Liu, Jianhong) 教授のイニシアティブによって 2009 年に結成。設立目的は、①アジア全域における犯罪学と刑事司法の研究を推進すること。②犯罪学と刑事司法の諸分野において、研究者と実務家の協力を拡大すること。③出版と会合によって、アジアと世界の犯罪学者と刑事司法実務家のコミュニケーションを奨励すること。④学術機関と刑事司法機関において、犯罪学と刑事司法に関する訓練と研究を促進することです。
http://acs002.com/


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ACS2020 Flyer


6月20日(木)に深草キャンパス中央ステージにおいて、「第30回ユニバーシアード競技大会(2019/ナポリ)」に柔道女子52kg級の日本代表として出場する武田亮子さんの壮行会を開催しました。学長、体育局局長による激励のあと、武田さんより「自身の成長した柔道を見せて優勝したい!」と力強く決意を語ってくれました。



最後には、本学の応援を先導する応援リーダー部、バトン・チアSPIRITS、吹奏楽部の学生も出演し、大学全体で盛大にエールを送りました。


引き続き、応援の程よろしくお願いいたします。


  ムハマド・ユヌス博士(ノーベル平和賞受賞)※と龍谷大学白石克孝副学長(SDGs担当)は、ユヌス博士が提唱するソーシャルビジネスに関する研究拠点「ユヌス ソーシャルビジネス リサーチセンター(以下当センター)」を龍谷大学深草キャンパス内(京都市伏見区)に2019年6月20日に設置することに合意しました。浄土真宗の精神を建学の精神とする本学では、仏教の観点で持続可能な社会を考える「仏教SDGs」を推進しており、ユヌス博士が推奨する「ソーシャルビジネス」とは共感することも多いことから、同氏と会談を行い、当センター設置の覚書締結に至りました。今回の覚書締結により、本学を含め全世界にある74のユヌスソーシャルビジネスセンターのネットワークに加わることとなり、ユヌスセンター及び他機関からの様々なサポートを活かした連携活動も展開してまいります。
  今後は「仏教SDGs」に関する研究および具現化を中心に、多岐にわたるソーシャルビジネスに関する研究や活動を連携して推進していく予定です。

【ユヌスソーシャルビジネスリサーチセンターHP】
https://ysbrc.ryukoku.ac.jp/

【設置趣旨】
  当センターでは、仏教の観点でSDGsに関する研究及び具現化の事業、ソーシャルビジネスの研究と地域実装化の学術支援事業、大学の社会貢献使命の実現に向けた事業、多世代多文化協働型の人材育成のための事業を運営することを目的としており、具体的には、本学における各研究センターの共同研究事業、地域金融機関との共同事業、学生向け教育プログラムの展開、本学が加盟する龍谷総合学園との連携事業を計画しています。

【白石克孝副学長(SDGs担当)のコメント】
  ユヌス博士、世界のユヌス・ソーシャルビジネス・センターから学んで、ソーシャルビジネス論において日本をリードし、SDGsの達成へと結びつけたいと考えています。具体的には、ソーシャルビジネスの地域実装化につながるような研究活動や社会活動を支援し、大学地域連携型の事業の発展に取り組みます。中でも、若い世代の志を活かす事業の発展に力を入れる予定です。龍谷大学は、自省(じせい)利他(りた)※を自らに問いかけつつ、「教育」「研究」「社会貢献」という大学の使命を通して、SDGsの達成に役割を果たします。本学へのYSBRCの設置により、本学が、より地域社会に軸足を置いて、地域のステークホルダーとともに、ソーシャルビジネスの未来を展望することができると考えています。      

※ムハマド・ユヌス博士とは
  バングラディッシュの経済学者・実業家であり、貧困層向けに小額融資(マイクロファイナンス)を行うグラミン銀行を1983年に設立しました。貧困削減のための新しいモデルを提示し、バングラデシュの貧困削減に貢献したことが評価され、2006年にはノーベル平和賞を受賞しました。

※自省(じせい)利他(りた)とは
  以下のURLを参照してください。
https://www.ryukoku.ac.jp/380th/message.html
 
問い合わせ先:龍谷大学REC(京都)野澤 rec-k@ad.ryukoku.ac.jp


 近年、国の私立大学への助成金が減少しているのに比して、防衛費が著しく増加しています。教育への投資が少なくなり防衛ないし軍事関連の予算が増えていることについて大学として強い懸念を覚えます。

 数年前、防衛装備庁の「安全保障技術研究推進制度」による研究テーマの公募が社会的な問題となりました。すでに本学は、理工学部を創設した1989年11月30日、当時の信楽峻麿学長が評議会において、「大学は、平和憲法体制のもとにおいて、いかなる軍関係機関、軍関係職員との直接研究上の関係を結ぶべきではない」と述べた上で、「龍谷大学としても、平和的研究と大学の独立を侵すいかなる団体との連携をも結ぶべきではない」との所信表明(「大学と社会との連携に関する原則について」〈1989年度第9回評議会にて〉)を行いました。

 本学は、改めてこの信楽元学長の所信表明を確認し、ここに継承することを宣言します。

 今、世界では、排他的感情が渦を巻き、争いやテロ行為によって「尊いいのち」や「生きる自由」が奪われ、人類が希求する平和な社会が脅威にさらされています。平和構築に向けて人類の叡智が試されていることを認識しなくてはなりません。

 また、本学には、戦前期から戦中期にかけて軍事教練、国威発揚のための儀式などの形で戦争に協力したという負の歴史があります。2011年には反省の意を込めて戦没者名簿を作成いたしました。軍事強化の空気に染まってしまった事実を直視し、深く自省せねばなりません。

 こうした現状や本学の歴史を踏まえて、ここで改めて、本学の掲げる「浄土真宗の精神」に立ち返り、すべてのいのちを尊び、大切にする利他的な生き方を培うことの大切さを感じるとともに、このことを学生の一人ひとりに対して伝え続けていくことが私たち龍谷大学の使命であると考えます。

 龍谷大学は、1639(寛永16)年、西本願寺境内に「学寮」が設けられたことから始まり、本年は創立380周年を迎えました。創立以来、「浄土真宗の精神」を建学の精神とし、今日に至っています。そして、本学は、この建学の精神に基づき、「平等」「自立」「内省」「感謝」「平和」の意味を深く理解し、人類社会が求める「時代を担う人間の育成」に努め、さらに学術文化の振興や豊かな社会づくり、世界の平和と発展に貢献する大学を目指しています。先ごろ、創立380周年の基本コンセプトとして建学の精神を踏まえた実践哲学「自省利他」を掲げたところです。

 教育を支える研究活動についても同様に、戦前・戦中期の反省を基に本学ならではの学際的かつ個性豊かで、国際的に通用する研究推進に努めています。人間存在の本質を見据える本学はそれらの研究成果を、学内における研究・教育にとどめず、地域社会と国際社会に広く公開していくことで、世界の平和と発展に貢献してまいります。

 創立380周年を迎えたことを機に、改めて龍谷大学の姿勢を提示します。
 「龍谷大学はあらゆる軍事研究に関与しない」

2019(令和元)年6月20日
龍谷大学 学長 入 澤  崇



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