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 経営学部の専攻基礎科目の一つである「現代社会と企業」では、ワークルール教育を念頭において授業を組み立てています。その一環で毎年、2回の「労働問題・労働条件に関する啓発授業」とあわせて、労働組合に関する外部講師の講演を行っています。
 11月28日に2つのクラスで、民放労連京都放送労働組合の古住公義さんにご講演いただきました。毎年、講演をお願いするのは、まず京都放送の再建において労働組合が大きな(中心的な)役割を果たしたからです。そして、構内スタッフ(非正規雇用)の労働条件の改善において全国的にみて稀有な(先進的な)取り組みを進めているからです。
 講演に先立って、科目担当者による事前学習を行いました。そのうえで実際の活動を知って、「労働組合の可能性」について講演から学んでほしいと思っての開催です。ほとんどの受講生が「労働組合」という言葉は知っているのですが、実際の活動についてはよく分からないというのが実情です。
 以下に、古住さんの講演を聞いた学生たちの感想を紹介します。

  今日、労働組合についてとKBS京都の労働組合の功績をお聞かせいただいた。今までは労働組合という名前とその意味だけしか知らず、実際の組合員の方のお話を聞いて、内部の動きやその行動によって変化があったことを知り、しっかり機能している労働組合があるのだと思った。
  労働組合として非正規雇用者やアルバイターをサポートしておられることを聞き、日本全体の企業の労働組合がこうなればいいなと思った。

  労働組合がきちんと役割を果たそうとしている企業をあまり知らなかったので、今回の講義を聞いて、労働組合のあるべき姿を知れました。やはり労働組合には求められる機能があり、その機能を果たそうとしているか否かは、とても重要なことであると知りました。これからは、労働組合という観点からも、企業のことを考えたいと思います。

   今回の講演を聞いて、京都放送労組が長年の活動を通じて培った強い意志と伝統を示しており、その重要性を再認識させられました。44年の歴史を持つ組合が、「ぶれない、あきらめない、やりとげる」という精神で、地域や社会の中で存在感を高め、要求を解決するために戦い続けている姿勢が力強く伝わりました。

 労働組合は日本国憲法と法律で保障されています。しかし、就職までに実際の姿を知る機会はほとんどありません。メディア等を通じて知る労働組合の活動は肯定的なものばかりではありませんし、実際の労働組合が問題を抱えていることも事実です。
 そのようなもとで、古住さんの講演をお聞きしたことが、学生たちの卒業後にいくらかでも役に立つことを願っています。
                 (文責 細川孝)





龍谷大学の研究者との対話を通じて研究内容を紹介するAcademic Doors~対話で開く,研究の世界~に手嶋泰伸・文学部准教授の記事を掲載しました。

日本近代史を専門とする手嶋 泰伸先生は、歴史学と法学(行政学)をつなぐユニークな研究視点で、公文書館などに眠る歴史的資料から現代社会にも通じる課題を発見してきた研究者です。

主たる研究領域では軍事官僚集団としての海軍の特徴を明らかにし、メディアからの注目も集めてきた先生ですが、今回はもう一つの研究軸に注目。公共財産や文化財保護をキーワードに、地方行政における官僚機構の課題について、歴史学と行政学の両視点から紐解いていただきます。

▼記事はこちらから▼
https://academic-doors-ryukoku.jp/interview/32


手嶋泰伸・文学部准教授

手嶋泰伸・文学部准教授


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